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ウェットスーツの着方・脱ぎ方!今までの着脱ストレスとこれでおさらば!

サーフィンなどマリンスポーツで絶対必要なウェットスーツですが、もしかして着る時も脱ぐ時も、グダグダと時間をかけている方いませんか?あのストレスまみれのウェットスーツ着替えタイムですが、実はスムーズに時間短縮で脱着できる方法があるのです。
2020年8月27日
はぐれ猫
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ウェットスーツの種類

ウェットスーツには幾つかの種類があります。ダイビングでもサーフィンでも、マリンスポーツの季節や水温、スタイルに合わせたウェットスーツを選び出すのが基本です。

スプリング

春から秋の季節まで、長期間に渡って使える、手足がショートのウェットスーツ。真夏でも朝夕の時間帯は水温が下がっているので、これを着用します。着替える方法の難易度は、比較的に低めなほうです。

タッパー(ラッシュガード)

上半身のみ着用する、長袖ウェットスーツ。夏の季節でも水温が低い日や、夏のダイビングで岩場の多い場所で着用することにより、怪我の防止にもなります。長袖と半袖があり、上半身だけのために、着る方法は容易なほうです。

ショートジョン

主に真夏に着用する、タンクトップ型のウェットスーツ。腕の部分がカットされているので開放感があり、脚もショートなので着替える難易度はかなり低めです。女性用では、水着タイプのものが人気です。

ロングジョン

こちらも真夏の時期に着るウェットスーツで、タンクトップなデザインながら、脚はロングで覆い隠すタイプ。これはマリンスポーツのときに、脚を守る効果に優れています。着替え難易度は、脚を覆う分だけ中程度です。

ロングスリーブスプリング

春から秋にかけて、水温が高くて気温が低めな日に着用するウェットスーツ。脚はショートになっていますが、長袖なので脱着難易度は中程度です。

シーガル

水温が低い春から秋のシーズンに着用するウェットスーツ。腕は半袖になっているものの、脚はロングなので着替え時のストレスや、難易度も比較的に高いほうです。

フルスーツ

真冬や水温が低い海域で着用するウェットスーツで、足から腕まで全身にフィットするタイプ。ダイビングや冬のサーフィンでは必須です。そのため全てのウェットスーツの中で、着るときも脱ぐ時も難易度マックス状態、快適性が得られる代わりに、脱着のストレスが気になる代物です。

ウェットスーツ選びの注意点

体型に合うサイズを選ぶ

オーダーメイドではないウェットスーツは、サイズが最初から決まっています。自分に合いそうなサイズと思い込んで購入しても、キツすぎて挫折し、大きすぎてダイビングで浸水したなんていう失敗は誰でもありがち。だから絶対に体型に合うものを見つけ出す必要があるのです。
 

ショップ側に体のサイズを伝える

サーフィンやダイビングで、より正確に自分にぴったりなウェットスーツを使うならば、ショップに自分の体のサイズを伝えてください。身長、スリーサイズ、股下などを伝えると、一番合うものを選び出してくれます。これは店頭販売でもネット通販でも同様です。


オーダーメイドで

完璧に体型にフィットしたものを追求するなら、ウェットスーツのオーダーメイド販売の方法がおすすめです。細かいところまで体のサイズを合わせてくれるので、高額を支払って購入したのに合わなかったみたいな悲劇は、回避されることでしょう。

季節や水温に対応するタイプを選ぶ

真冬に夏用のウェットスーツを身に着けてしまっては、寒さに凍えて長時間のサーフィンやダイビングができません。逆に真夏にフルスーツなど着用しても、暑すぎて不快となって、長時間のマリンスポーツが不可能になります。季節や水温に対応できるウェットスーツを、選ばなければいけません。

ウェットスーツの着方①

裏返して着る

ウェットスーツの裏返しは、若干硬めなウェットスーツを着る時の基本となります。特にロングジョン、シーガル、フルスーツなど脚がロングのウェットスーツの場合は必須で、裏返すことによって着る方法を容易いものにできます。半ズボンタイプの場合でも、裏返す方法が使えます。

ウェットスーツがファスナー式でも、ネックエントリー式でも、最初に裏返して着やすくするという行動は、あっていいことです。

裏返す時のコツ

ウェットスーツの背のジッパーを開き、足の入口部分が一番上に来るようにします。ウェットスーツの胴体部を裏返すのはスムーズにできます。手足の部分については裏返す必要はありません。

ウェットスーツの着方②

足から着る

フルスーツなど脚がロングタイプの場合は、まず最初の難関になるのが、足を入れる動作です。ここではフルスーツの足を入れる場面を想定しています。裏返した状態のウェットスーツの片側から足を入れますが、この時は左右どちらからでも構いません。

足を入れるコツ

足のつま先まではすんなりと入りますが、かかとの部位でウェットスーツはいったん引っ掛かります。スーツのかかと部分を上に引っ張り上げることで、足全体を一気に表に出すようにします。

上がりにくいなら裏返しつつ

足が入ったとしても、無理に引っ張り上げてもヒザ以上に上がらない、そんなウェットスーツもあります。その場合はスネの部位までウェットスーツを裏返して、フィットするように徐々に上げていくことで、素早く履けるようになります。

ヒザまで来たらもう片方も入れる

ウェットスーツは片側の脚の太ももまで上げてしまうと、もう片方が入らなくなります。だから片脚がヒザのあたりまで上がったら、もう片方の脚も突っ込むようにします。ここからは両脚とも根気よく徐々に上げていくのみです。

ビニール袋の裏技

足にビニール袋を被せる裏技があります。ウェットスーツ内部と足との摩擦を減らすことによって、足を入れる時間を大幅に短縮でき、着替えストレスもなくなります。足が完全に入ったらビニール袋を引き抜けばいいだけです。

ウェットスーツの着方③

背後に手を回し引っ張り上げる


ウェットスーツが股のほうまである程度上がってきたら、内部のファスナーを表に出し、下半身全体を一気に上げる作戦に出ます。背後に手を回して、おしりあたりのファスナーの付け根のを掴んで、一気に持ち上げていきます。

引っ張り上げるコツ

物によっては、腕の力で引っ張り上げるだけでは上手くあがらず、腕の筋トレになるばかりです。ジャンプしてみたり、足を曲げたり、腰をくねらせながら、ウェットスーツが下半身全体にフィットするようにします。

ウェットスーツの着方④

手を入れる

ショートジョンやロングジョンについては、ウェットスーツに手を入れる行動は、難しいところはありません。しかし特に長袖のフルスーツの場合は、手を入れることに手こずることがあります。ここではフルスーツを想定して、着方を説明します。

手を入れる時のコツ

ウェットスーツの腕部分には、できるだけ一気に突っ込むようにします。肩の部分を引っ張り上げたりしますが、最も効果的なのは手を入れてから、腕全体を天高く突き上げることです。手を袖から出す時には、もう片方の手の指で袖を抑え、腕を上げることで簡単に表側に出てきます。

手の場合もビニール袋の裏技

手で引っ掛かるようなら、足を突っ込む時と同じように、ビニール袋の方法が使えます。ビニール袋を手にかぶせた状態で入れていくと、ウェットスーツとの摩擦抵抗が少なくなって、かなりすんなりと着られるようになります。手が出たら、あとはビニール袋を引き抜くだけです。

ウェットスーツの着方⑤

ファスナーを上げる

背中にファスナーやマジックテープが付いているタイプの場合です。両腕まで入ったら、あとはファスナーのヒモを引っ張り上げて、マジックテープを止めるのみです。ただこの時、髪の毛の長いかたは、注意する必要があります。

髪の毛を巻き込まないように

ファスナーに髪の毛を巻き込むと、外れなくなって、最悪切断する羽目になってしまいます。着用する前には髪の毛はひとつ結びにしておくなどで、絡まない対策をおこなったほうが良いです。

ネックエントリー式の場合

ファスナーの付いていないネックエントリー式の場合は、首の部分を内側に一回折り込むことで完了します。外側に折るのではないので、間違わないでください。

ウェットスーツの脱ぎ方①

片腕を抜く準備

今度はウェットスーツの脱ぎ方です。ファスナー式の場合は、ファスナーを下まで降ろすところから、脱ぎ方が始まります。ネックエントリー式の場合は、ウェットスーツの中に空気を溜め込むところからで、内部に空気を入れるほど脱ぎやすさが向上します。

片腕を抜く

ウェットスーツの脇を片腕で抑えながら、腕を内側に引き抜きます。片側が抜けたらもう片側も引き抜いて、上半身が完全に出るようにしてください。

ウェットスーツの脱ぎ方②

下まで丸めて脱ぐ


ウェットスーツを脱ぐ時には、ずりおろしていると時間をかけるばかりです。だから腕を抜いて胸まで脱げたあとには、下までぐるぐると巻きながら脱ぐことにより、全く着替えに時間を掛けることがなくなります。

丸めて脱ぐときのコツ

お腹の辺りからウェットスーツを下に丸め込んで行きますが、この動作は脚の膝の下の方まで続けます。立ったままの状態では脱ぎにくいですが、壁や車に体重をかけて脱ぐと安定します。サーフィンなどの現地には折りたたみ椅子を持参すると、転ぶリスクを避けられます。

お湯を使う裏技的な脱ぎ方

ウェットスーツの中を濡らしても構わないなら、お湯を使った脱ぎ方の裏技もあります。この方法が脱ぎ方としては最短であり、脱げない時特有のストレスも感じる暇すらありません。

お湯を持参する

サーフィンやダイビングにお出かけする時には、ウェットスーツと一緒にお湯を持参します。真冬ならば魔法瓶か、あるいはペットボトルに詰めてクーラーボックスで運びます。真夏ならペットボトルを地面や車に放置するだけで、ペットボトルの水はお湯に変わっているでしょう。

お湯の温度を確認する

あまり高温のお湯だとやけどしてしまうので、イタズラでも熱いお湯を使ってはだめです。逆に冷たい水だと心臓に負担をかけますので、これも避けるべきです。適度な温度のお湯を使うことが望ましいです。

お湯を首から注ぎ込む

首からお湯を注ぎ込むのがこの方法の基本です。この時ウェットスーツの足の近くを内側に折り込むことで、内部にお湯を溜めて脱ぎやすさを一段高めます。お湯は胴回り、腕回り、足のほうにまで隅々まで浸透させることにより、ウェットスーツと体がフィットしている状態から開放します。

丸め込みながら脱ぐ

お湯が入っているので、ウェットスーツの抵抗がなくなり、腕はぬるっと抜けてしまいます。お腹まで脱げたら、あとはくるくる丸め込みつつ足まで脱ぎますが、全ての動作は短時間で完了しています。

タオルを持参しておく

お湯で全身が塗れているので、着替えする時は水気をタオルで拭き取ることが、風邪をひかないためには大切です。お湯と一緒にタオルを持参するのを、忘れないでください。

素早い着方と脱ぎ方を覚えて

ダイビングにサーフィンに、必要不可欠なウェットスーツは、素早い着がえが出来てこそ楽しさがぐっと向上します。ビニール袋やお湯の裏技など、脱ぎ方を駆使したら、脱着の苦労やストレスはもうおさらばです。ストレスフリーなマリンスポーツを追求してください。

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