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【連載】ルアーロッドでパン鯉!食パンを使ったのにキビレも登場!

今週はパン鯉!コンビニの食パンで狙う河川のパン鯉実釣レポートです。本命はコイでしたが、キビレも食パンにヒット。意外な釣りが楽しめました。ライトゲームタックルでも遊べる釣りなので、日中にできる身近な釣りを覚えておきたいという方はぜひチェックしてみてください!
更新: 2022年5月19日
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今週はパン鯉実釣レポート!

日中はこんな釣りもおすすめ!

ライター撮影

連載第110回!今週は雨続きの中遊べる釣りを探して、日中のパン鯉を遊んできました。普段はあまりやらないタイプの釣りですが、こんな釣りもアリということで釣行の様子や釣り方をご紹介したいと思います。

パン鯉は手軽に大きい魚が釣れるというのが最大の魅力ですが、かなり警戒心が強いので食わせに至るまでの過程を楽しめるのがおすすめのポイント!サイトで魚がどんな反応をするのか見ながら遊べるので、ルアー派の方にも意外におすすめな釣りです!

食パンでコイを狙う

雨の日が続いています

ライター撮影

自分のエリアは先週からずっと不安定な予報&雨風が続いています。とにかく予報があてにならないので海で釣りができるのかできないのか、直前まで判断が難しい。当日も釣り場に困って先週シーバスが釣れた河口に行ってみましたが、夜のいい時間は増水で釣りが難しいという状況でした。

友人と途方に暮れながら車内で雨が止むのを待ちましたが結局日が出るまで釣りはできず、外で活動できるようになったのは朝マズメを過ぎたあたり。せっかく外出したのだから勿体ない、ということで釣り場の情報集めがてら河口周辺を見て回ることになりました。

別の川でコイ&キビレを発見

Googlemapを見ながら川沿いを走って釣りができそうな場所をチェック。支流に入って、透明度が高く流れのある川でコイとキビレを発見しました。海までほとんど距離が無いような場所ですが、コイが大きくて数もかなり多い。ナイトシーバスにも期待ができそうなポイントです。

友人とアレコレ話してせっかくだからパン鯉をやろう!という流れになって、手持ちの道具で見えているコイを釣ろうとなったのが今回の釣行のきっかけです。パン鯉はエサがパンなので、コンビニですぐ買ってスタートできるというのがいいところ!さっそく食パンを買ってきてパン鯉スタートです!

パンにジグヘッドを埋めて流すだけ!

まずは食パンをちぎって様子見から

ライター撮影

パン鯉は釣り場作りと状況チェックから!まずは食パンの耳をちぎって川に流します。どのように流れるか、魚はどんな反応をするのか見るところからスタートです。

今回は事前のチェックで川幅に対して流れが強く、コイはパンが沈むと興味を示すということが分かりました。水の中の様子が見えなくなるような位置まで流すと浮いているパンに反応する魚が居て、手前よりも流した先に魚がたくさんいるような印象です!

パンの耳は撒き餌にするのがおすすめ

食パンをエサにするときは、真ん中の白い部分を付けエサにするのがおすすめ。練りエサのような感じで硬さを調整できて、魚を集めるにおい?や食い込みもいいように感じます。

まずはパンの耳をちぎって撒き餌にして、白い部分も少し流しながら魚の反応をチェックしてみましょう!

ジグヘッドを食パンに埋めて流し込み!

この手の釣りはいかにエサを自然に流すかというのがキモ、細いハリスとノーシンカーのパンというのがセオリーですが、この日は急に始めたのでジグヘッドしかない!0.4gをパンの浮力でごまかせば何とかなるはず、ということでライトゲーム用のジグヘッドを結んでいます。

食パンを握ってスローシンキングにして、撒き餌に付けエサを混ぜて流し込みます!

 

キビレもパンが好き?

沖側でキビレがヒット

ライター撮影

撒いたパンを表層でモヤモヤっと追いかけていたのはキビレだったようで、30mほど流したところでハリ付きのエサにバイト。いわゆる何でも食べちゃう系の魚なのがクロダイ・キビレ、パンにも反応するタイミングがあるようです。コイを狙っての釣行でしたが、釣れるキビレがいるということが分かってラッキーでした。

パンは流し続けると流れにまかれたり水を含んだりで沈んでいきますが、ラインの放出を抑えると抵抗が掛かって浮き上がります。仕掛け位置の確認にも使えるので、浮かせたり沈めたりと切り替えたいときはスプールをおさえてラインを止めてみてください!

注目度の高い釣りではあるものの

ダイワの新作リール・ロッドなど、製品展開が活発で注目度の高いチニング。すでに多くの方が楽しんでいる釣りではありますが、まだまだポイント開拓の余地は残されているように感じます。近年は釣り場が混雑しやすいので、空いている場所で釣りをしたいという方はぜひ検討してみてください。

河川+ナイトゲームで混雑回避、シーバスよりもチヌ系という釣り場が見つかれば気軽に遊べる釣りが増えますし、反応するルアーの種類が多いので自分がやりたいスタイルで遊べます!

コイは意外に食わない

本命のコイはというと個体によって反応がさまざま。目の前を通っても無視するヤツ、頭を向ける程度の反応はすれども口は使わないヤツ、撒き餌を含め意外に食いません。こういうときはエサを探しているヤツを見つけるのが一番簡単!ポイントを移動してフラフラしているコイを探すことにしました。

スイッチが入っていない状態でもエサを撒き続けると食事モードに入ることがありますが、大きいコイは賢いヤツが多いです。離れて上流からエサを流して少し時間を空けてから狙うなど、釣り方の部分で工夫をしてみてください!

本命のコイがヒット!

エサを食べそうなコイを発見

ライター撮影

キビレを釣ったポイントから移動して、橋脚のそばでウロウロ泳いでいるコイを発見!2匹で泳いでいて、撒き餌も少し気になっているようなそぶりを見せています。影を落とさないようにそっと近づいて目の前にパンを通過させること3回目、口元をかすめるように流れたパンにコイが食いつきました!

2匹の距離が近かったのがよかったのか、目の前ギリギリを通過するパンは我慢ならなかったようで、80cm近いコイをキャッチできました。かなりのサイトゲーム、エサは使いますが魚へのアプローチはバッチリ楽しめます!

何度かパンを見せてみよう

大型のコイは警戒心が強く、エサが不自然な動きをすると食いません。流れと逆方向に引っ張ったり、風でラインが引っ張られるような立ち位置はNG。撒き餌は今からエサが来ますという雰囲気作りのためにも必要です。

アプローチ自体は何度か挑戦してもOKで、撒き餌が通過するような形でパンを見せ続けるのは問題ありません。ハリやラインの存在がバレると食いませんが、パンがうまく流せなかったときは一度回収して流し直しましょう!

ライトゲームタックルでも寄せられる

当日使用したタックルはライトゲーム系のルアーロッドで、メインラインはPE0.6号。リーダーは8lbです。ガチンコファイトは無理ですが、ドラグを出しながらゆっくり寄せてもいいという釣り場であれば、このぐらいの内容でもネットインまでコイを寄せられます。

ルアータックルで遊んでみたいという方でも大丈夫!太糸とのべ竿でファイトも面白いですが、釣り場の状況確認と自分が立つ位置を考えてスタートすれば、手持ちのルアーロッドで遊べる釣りです!

アテが無いときはこんな釣りもアリ!

釣り場探しで意外な発見があるかも?

ライター撮影

余った食パンを食べながら釣った魚をそっとリリースして、この日のパン鯉は終了。撒いたパンを食べていたキビレはある程度数が居たように感じたので、チニング的なアプローチを試してみるのも面白そうです。流れが結構あるのでどう釣ったものか、ルアーを並べながら検討してみようと思います。

やりたい釣りができない日は釣り場探し&状況チェックがおすすめ!ベイトや狙える魚の存在など、いつもはいかないあの釣り場で意外な発見があるかもしれません。悪天候はまだまだ続きそうですが、狙える魚を探しながら日々の釣りを楽しみましょう!

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