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栃木県・日光市の穴場川遊びスポット「床滑」を紹介!家族連れも安心の魅力も解説!

山や渓谷と大自然に囲まれた日光には、川遊びを楽しめるスポットがたくさんあります。中には家族連れが安心して川遊びができるスポットもあり、海とは違う魅力が人気です。暑い季節におすすめ、東京から気軽に行ける日光の、川遊びスポットと楽しみ方をご紹介しましょう。
2022年6月21日
こなみん504
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目次

日光市に流れる霧降川

Photo byMAGICBOIRO

日光市内には霧降川、田母沢川、鬼怒川など大小さまざまな川が流れています。中でも霧降高原を源流に流れる霧降川と、下流途中にある落差75メートルの大きな霧降の滝は、観光スポットとしても有名です。

日光市の川遊びで人気の床滑は、霧降の滝の下方にある大きな一枚岩の上を流れる、自然が作りだした美しい川床になります。そして床滑にも上流と中流、下流があり、いろいろな川遊びを楽しめる穴場として人気です。

こちらでは、暑い季節に涼しい木陰で水遊びができる床滑と、床滑の周辺にあるおすすめスポットをご紹介しましょう。

川遊びスポットの穴場「床滑」

川遊びにおすすめ「床滑」とは

Photo bydayamay

栃木県日光市北西部にある夏でも涼しい霧降高原。霧降高原から小百川、やがて鬼怒川に合流するのが霧降川になります。

霧降川は長年の水の寝食によって、滝のある上流や流れの早い中流、川底が平らでなだらかな下流と、さまざまな流れのある川です。

その中で、霧降の滝から小百川に流れ込む3㎞ほどを床滑「とこなめ」といいます。床滑はさらに上流、中流、下流にわかれ、それぞれで違った遊びが楽しめる川遊びの穴場スポットです。

床滑で楽しく川遊び

床滑は上流、中流、下流によって流れの早さや川の深さが異なり、いろいろな川遊びを楽しむことができます。水深2mくらいの滝頭の滝近くの上流、足首くらいまでの浅い下流。段差がある場所や、なだらかな一枚岩の上にある場所とさまざまです。

深さのある場所では飛び込みやスライダー遊びを、浅い場所は川に入ってじゃぶじゃぶ遊びを楽しむこともできます。涼しい木陰の天然プールで、子どもからおとなまで楽しめるスポットです。

スリル満点天然の「スライダー」

床滑には流れの途中、川底に段差のある場所があります。さほど急ではありませんが、小学校高学年以上の子どもなら、ツルツル滑る岩肌の天然プールで、スライダー気分を楽しむことができます。

川底の段差が緩やかな場所もありますので、初めての人はまずそちらから始めてみましょう。本格的な川下りではありませんが、一応救命胴衣は着用してください。自然の中でのウォータースライダーは、子どもにとって貴重な体験になります。

小さい子どもでも楽しめる浅瀬の水遊び

小さい子ども連れの家族におすすめするのが、流れが緩やかになる床滑の下流の川遊びです。小さい子どもは水遊びが大好き。大人の膝下くらいの深さなら、じゃぶじゃぶと水を掛け合ったり、葉っぱを流したりする川遊びなら安心ですね。

水遊びのおもちゃがなくても、周囲の木々から降って来る葉や木漏れ日が、子どもの好奇心をそそります。海や公園の水場とは違った、大自然に囲まれた涼しい場所で水遊びを体験させてあげましょう。

水しぶきが最高「飛び込み」

Photo bySeaq68

床滑で一番深い場所は、水深が2mほどになります。岩場の上から透明の水の中に、思い切り飛び込むのは大人でも楽しいものです。普段プールやお風呂では禁止されている飛び込みが、床滑なら思い切り楽しめます。

深さは場所によって違うので、自分で飛び込みやすい場所を見つけて、思い切りジャンプしてみて下さい。こちらも安全のため、小さい子どもは救命胴衣を着けて遊ぶことをおすすめします。


床滑の詳細

床滑

  • 住所
    〒321-1264
    栃木県日光市瀬尾
  • アクセス
    車:東京から2時間6分 121号線から7㎞
  • 電話番号
  • 公式サイトURL
    http://www.nikko-kankou.org/spot/120/
床滑の情報はこちら
日光市観光協会「日光水のある風景百選」

床滑周辺の見どころと温泉

川遊びと大自然を満喫

日光市では、東照宮や華厳の滝などの観光地が有名です。しかし混雑した場所を避け、家族や仲間と楽しみたい人もいることでしょう。床滑はそんな人におすすめの穴場スポットになります。

霧降高原から流れる霧降川の下流、緑に囲まれた静かできれいな天然の川床で水遊び。そして床滑周辺にも、宝山等泉寺、小百石見の棚田、霧降の滝や温泉と、たくさんの見どころがあります。

川遊びに疲れたら、ぜひ周辺の観光も楽しんでください。

霧降の滝

霧降川上流には霧降高原があり、高原から流れ出るのが霧降川です。霧降川には玉簾の滝や丁字滝などいくつかの滝がありますが、その中でも人気が高いのが霧降の滝になります。

霧降の滝は森の中に現れる美しい滝で、春から夏にかけては新緑に、秋は紅葉に彩られた風景の中、水が落ちる雄大な風景を楽しむことができます。床滑の川遊びに疲れたら、滝の景色を眺めて癒されてみてはいかがでしょう。

「霧降の滝」の詳細

霧降の滝

  • 住所
    〒321-1421
    栃木県日光市所野
  • 電話番号
  • アクセス
    車:東北自動車道日光ICから県道169号線10分
  • 公式サイトURL
    http://www.nikko-kankou.org/spot/120/
霧降の滝の情報はこちら
日光市観光協会公式 日光旅ナビ「霧降の滝」

小百石見の棚田

霧降川が小百川と合流する周辺にあるのが、小百石見棚田です。日光女峰山の正面に広がる石積みの棚田は、旅行サイトなどでも知られていない地元の人だけが知る、穴場の棚田になります。

桜の季節にはすぐ近くの小百川桜公園の桜花の色と、棚田の緑、そしてその後ろにそびえる女峰山の風景が一つの美しい風景を作りだします。川遊びには少し早い季節に訪れた人は、ぜひこちらの風景を堪能してはいかがでしょう。

小百石見棚田の詳細

小百石見棚田

  • 住所
    〒321-1265
    栃木県日光市小百
  • 電話番号
  • アクセス
    車:東北自動車道今市ICから245号線10分
  • 公式サイトURL

床滑周辺おすすめ鬼怒川温泉


Photo by amika_san

床滑は日光市内かと鬼怒川にはさまれた場所に位置し、床滑から一番近い温泉は日光温泉、そして鬼怒川温泉になります。床滑からは、日光温泉まで車で14分、鬼怒川温泉まで車で15分です。

床滑のキャンプ場に宿泊する人は日光市内の日帰り温泉もいいですが、少し足をのばしても大丈夫、宿泊も兼ねてゆっくりするなら、鬼怒川温泉の旅館を利用してはいかがでしょう。鬼怒川温泉の湯につかり、川遊びの疲れを癒すのもおすすめです。

床滑周辺人気の「鬼怒川温泉」の詳細

鬼怒川温泉観光協会

  • 住所
    〒321-2522
    栃木県日光市鬼怒川温泉大原
  • 電話番号
    0288-22-1525
  • アクセス
    東武鬼怒川温泉駅下車
鬼怒川温泉の情報はこちら
鬼怒川温泉のおすすめの施設

床滑へのアクセスと駐車場

東京から車でのアクセス

Photo by hans-johnson

日光市の霧降川下流床滑は、東京から東北自動車道を利用して2時間、新幹線を使った公共交通で4時間弱です。宇都宮まで東北自動車道を利用、その後日光宇都宮道路に入ります。

今市インターから、栗山今市線に入って12分ほどで床滑下流に到着します。栗山今市線からは道がわかりにくいようです。電波が届きにくくナビでは出ない道もあるようなので、あらかじめグーグルマップなどで調べておきましょう。

床滑周辺の駐車場

Photo byBrahmsee

床滑の下流は「日光まなかの森キャンプ&スパリゾート」があります。こちらはログハウスやオートキャンプ場などがある私設キャンプ場です。利用者はこちらに駐車して遊びましょう。

利用者以外は、床滑周辺の森林に駐車をしていることがありますが、近年人気の川遊びスポットにり、混雑していることもあるようなので注意してください。

床滑まで徒歩15分の、245号線沿い小百川桜公園の駐車場を利用することもできます。

床滑周辺のトイレ事情

Photo by shibainu

自然の中の遊び場のため、トイレ事情も気になりますね。周辺にはコンビニなどもないため、公園の公衆トイレを利用してください。駐車場のある小百川桜公園にも公衆トイレはあります。

また、川の対面側にある高畑運動公園にも公衆トイレがあるので、こちらを利用することも可能です。一番近いコンビニまで徒歩では40分以上かかりますので、この2か所の公園トイレを利用してください。

日光にある床滑以外の川遊びスポット

県営都市公園「日光だいや川公園」

日光市内に近く、JRの今市駅と東武日光駅の中間にある川遊びスポットが、県営日光だいや公園です。
こちらは床滑とは違い、しっかりと管理されたオートキャンプ場や休憩所、駐車場も完備された県営都市公園になります。

自然体験はしたいけれど、トイレや管理施設などいろいろな設備がないと不安、という方におすすめの公園です。床滑から車で10分と近いので、床滑に飽きたら移動し両方を楽しむのもいいかもしれません。

日光だいや川公園の詳細


日光だいや川公園

  • 住所
    栃木県日光市瀬川844
  • 電話番号
    0288-23-0111
  • アクセス
    日光宇都宮道路「今市IC」より6分
  • 公式サイトURL
    http://www.nikko-kankou.org/spot/120/
日光だいや川公園の情報はこちら
日光だいや川公園の詳細情報

浅瀬が多く安心「小百川桜公園」

車で床滑を目指すと、霧降川が小百川と合流する地点にあるのが小百川桜公園です。こちらは桜の季節はもちろん、夏は公園内にある小百川で川遊びができるため、子ども連れに人気の水遊びスポットになります。

駐車場やトイレ、バーベキュースペースもあり、浅瀬で遊ぶことができるため、小さい子ども連れの方も安心して遊ぶことができます。床滑まで徒歩で移動もできますので、どちらも楽しみたいという人にもおすすめです。

小百川桜公園の詳細

小百川桜公園

  • 住所
    〒321-1265
    栃木県日光市小百1839-2
  • 電話番号
    0288-22-9466
  • アクセス
    車:東北自動車道→日光宇都宮道路→今市ICから11分
  • 公式サイトURL
    http://www.nikko-kankou.org/spot/120/
小百川桜公園の情報はこちら
小百川桜公園の詳細情報

日光の川「床滑」で暑い夏を楽しもう

暑い季節に子どもを連れて遊びに行く場所に迷ったら、日光の穴場スポット霧降川の下流にある床滑に行ってみて下さい。暑い海や緑豊かな山もいいですが、涼しい木陰に作られた川遊びスポットは、日焼けが気になる人にもおすすめです。

栃木県の床滑は東京からも手軽に行ける、子ども連れの川遊びにおすすめ。暑い日の避暑地にもおすすめ、家族で川遊びを楽しみましょう。

東京都内&近郊の川遊びが気になる方はこちらもチェック

Photo by Travel-Picture

東京から気軽に行くことができる関東各地には、子ども連れでも安心な川遊びスポットがたくさんあります。日帰りで行くことができる場所もあるようです。

そこで、栃木県日光の川遊びや、床滑のほかにも川遊びスポットが気になる方は、こちらもチェックしてみましょう。