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ダイビングライセンスの取得費用、相場は?コース料金に含まれないものを要チェック!

スキューバーダイビングといえば、非日常的な体験ができる魅力的なウォータースポーツです。しかしダイビングを楽しむにはライセンスの取得が必要で、ダイビングライセンスの費用はそれほど安くはありません。そこでここではダイビングライセンスの費用の相場について解説します。
2022年7月4日
ティンカー・ベル
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ダイビングライセンス費用について

ダイビングするにはライセンスの取得が必要

Photo by jennifrog

ウォータースポーツの中でも人気のスキューバーダイビングは、免許を持っていないと、自由に潜ることはできず、ダイビングショップなどの施設主催のツアーに参加するなど、ダイバーのサポートを受けながら潜るのが通常です。また経験があっても、その都度レッスンを受けなければなりません。

しかし免許を取得しているダイバーであれば、海域のルールに従って自由に潜ることができます。また免許があれば、潜れる深さにも幅が広がり、水中にも長くいることが可能です。

指導団体認定の資格・その費用は最低5万円

出典:https://o-dan.net/ja/

ダイビングの免許はCカードと呼ばれるライセンスで、ダイビングスクールなどの施設がそれぞれ所属する、民間の指導団体から発行される資格です。このCカードを取得するためは、ダイビングスクールなどの施設で行われる講習を受講して試験を受けます。

初級のライセンスを取得するための講習費用は、世界に通用するメジャーな指導団体のライセンスであれば最低でも5万円かかるのが一般的です。

Cカードを発行する団体は多数ある

出典:https://o-dan.net/ja/

Cカードは、講習を受け試験合格後、講習を受けた施設が所属する団体より発行されます。ただ資格を発行している団体は1つではありません。現在日本および海外で、ダイビングの資格を発行している団体は数十か所あります。

中でもPADI、NAUI、SSIといった団体は有名です。ダイビングライセンスの発行もととなる団体は、それぞれ指針やコースの内容は少し異なります。ただ初級クラスのライセンス取得の講習金額は、メジャーな団体では、最低5万円は切りません。

リゾート地では費用が安いが注意が必要!

Photo by skuds

マリンスポーツが盛んなリゾート地などに行くと、3万円程度で免許の取得が可能な場所もあります。ただしPADIやNAUIなど、メジャーな団体が提示する最低講習費用の5万円より安い費用の講習で取得した免許では、潜れない海域がある場合があります。

先に解説したようにCカードを発行する団体は多数ありが、さまざまな海で通用するライセンスを望むのなら、費用の安さではなく、メジャーな団体が発行する免許の取得を目指すことをおすすめです。


総額は最低費用プラス諸経費の合算金額

合計費用の相場はおよそお6~7万円

出典:https://o-dan.net/ja/

メジャーな団体が発行するダイビングライセンス・Cカード取得の費用は、講習費に5万円くらいかかるのが一般的です。これは最低必要な費用であり、その他の経費を加えると、ダイビングライセンスにかかる費用の相場の金額はおよそ6~7万円です。

マリンスポーツの中でもダイビングは特殊な機材が必要になります。初級のライセンスを取得するレッスンでは、道具をレンタルされる方がほとんどですが、最初から道具を一式自分で揃えると、さらい道具代金がプラスされます。

コース料となる講習費の詳細

出典:https://o-dan.net/ja/

講習費用というのは、ライセンス取得に最低必要な費用です。先に解説したようにその金額は5万円は下らず、受講する施設により微妙にその金額は変わりますが、講習費用には大きな差はありません。

講習費に含まれているものは、ダイビングの知識を習得するための学科講習代および学科で使用するテキスト代、プールでの実技練習代、海洋実地講習費代、そして講習修了時に発行されるダイビングライセンスの発行申請料が含まれています。

コース料に含まれていないもの!

実施費用について

実施費用というのは、プール講習で使用する施設料、空気タンク代、海洋実習でのダイビングスポットの管理費や、ダイビングエリアまで行くまでのボート代、器材をレンタルする場合はそのレンタル代などです。施設により異なりますが、その費用は5000~1.2万円位です。

通常海洋講習では、無料のダイビングエリアを利用しますが、特定の海洋エリアを使用して講習する施設もあり、入海料が実施費用としてかかりることもあります。この費用はコース費に含まれていません。

その他の諸経費

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ダイビングライセンスの取得でコース料に含まれていない諸経費には、海洋実習時の交通費や昼食代、プールや海洋講習の器材のレンタル代が必要です。器材のレンタル代金は、施設によって講習費の中に含まれていることもあります。

器材をレンタルせずに、個人で揃えるならその費用も加算しなければなりません。ダイビングの器材は特殊器材なので金額も安くはありませんが、たとえばシューズは1500~3000円程で購入できるので、自分のサイズのものを揃える方もいます。


器材をレンタルする場合の費用は!?

コース料に含まれいない場合1~1.2万円

出典:https://o-dan.net/ja/

ダイビングをするには特殊な器材が必要となります。ただ初級ライセンスの講習では、受講する施設でレンタルするので十分です。ほとんどん場合は講習費の中に器材レンタル料が含まれていますが、リゾート地などでは、フルセット別途料金で1~1.2万円くらい費用がかかります。

たとえば通常メガネやコンタクトを着用している方は、講習でも個人で度付きマスクを購入する方もいます。通常のマスクは5000円前後ですが、度付きマスクは1~1.5万円程です。

器材一式の総費用は15~60万円

Photo byulleo

水中という特殊な場所が舞台となるダイビングでは、これまでの解説の中で話したように、特殊な器材が必要です。器材を購入する場合は機材購入費がかかります。命を守るために精巧に作られているので、安い価格では価格ではありません。ただ価格に幅はあります。

たとえばマウスやフィンは2~5万円、ウェットスーツは4~6万円、レギュレーターなどの重器材となると10万円くらい、高いものだと50万円するものもあります。道具を揃えるなら、その分の費用が必要です。

ダイビングライセンス取得時はレンタルで!

Photo byMariakray

初級のライセンスの講習では、器材の購入は必ず必要というわけでありません。レンタル器材で十分です。ダイビングの器材の金額は、それほど安い物ではありません。レンタルと併用しながら徐々に揃えていくとよいでしょう。

ちなみにダイバーデビューした後も、空気タンクはもちろん、ウエイトなどは現地でレンタルすることがほとんどです。現地の施設にもよりますが、レンタル費用は1日1万円くらいです。

Cカードは段階がある

潜る回数を重ね上のクラスへ!

Photo by miamism

ダイビングの資格を初めて取得する方は、初級クラスのCカードの講座を受講します。初級クラスのライセンスを取得して経験を積むと、中級クラスの免許の取得も目指ざせるのです。

中級クラスはそれぞれの団体によってランクの内容が違い、中級に値するクラスのダイビングライセンスの費用も違います。中級ダイバーを目指す場合は、所属する団体の中級のランク付けや費用を確認してください。


PADIの場合の中級のランクと費用

Photo by jeff~

たとえばダイビングライセンスで、日本でもメジャーなPADIの場合、初級以上になると、4段階のランクがあります。各段階を踏まえた上で、さらにより深く水深できる技術を学ぶ、上のクラスの免許の申請が可能となります。

費用は各クラス約5万円以上で、最高のランクは約15万円以上です。上のクラスに進む場合は年齢制限もあるので、その点は受講する前にご確認ください。

ダイビングライセンス費用を知り取得に挑戦

Photo by12019

マリンスポーツの中でも、ひときわ非現実な体験ができると人気のダイビングですが、本格的にその非現実的な海中の世界を体験するには、ライセンスが必要です。

リゾート地などで、費用を安く提示して、ライセンスを発行している施設もありますが、メジャーな団体から発行されたライセンスでなければ、潜れない海もあることを知り、費用を抑えず講習を受講して、ライセンスの取得を目指してください。

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