手作りアイテムで暑さ対策をしよう
スカーフ型のネッククーラーが人気
暑い夏の対策に首に付けるタイプの冷感グッズはどれも人気があります。なぜなら、首には太いリンパが通っているため、この部分を冷やしたり温めたりすることで効率よく体温調整できるからです。
首を冷やすネッククーラーもその一つ。ネッククーラーには市販品もありますが、手ぬぐい1枚とソフトタイプの保冷剤があれば、スカーフタイプのネッククーラーが簡単に作れます。
ネッククーラーのハンドメイド方法をご紹介
100均の手ぬぐいや細長いあまり布・手芸店で安く買える端切れを使った、首に巻くスカーフタイプの冷感グッズを作ってみましょう。涼感タオルで作れば、保冷剤が溶け切った後でも首元が暑く感じずさらりとした感覚のものが完成します。
涼感素材タオルも100均で手に入りますので、それらを利用するのもおすすめです。いろいろな素材で作れる、基本的なネッククーラーの作り方と印刷用の型紙サイトをご紹介いたします。
ネッククーラー作りにおすすめの布
手ぬぐいや涼感タオル
手ぬぐいは細長くネッククーラー作りに適したサイズの布としておすすめです。さらし・ポリエステル・涼感素材・ダブルガーゼと、いろいろな素材が揃っているので、肌触りや吸水性などお好みで選ぶことができるところもポイントが高いです。
市販の布・家にある端切れ
以前手作りして余った端切れや、手芸店で見つけた小さなサイズの素敵なカットクロスなども、ネッククーラー用の布として使えます。
気にならないという方は、長さが足りなくても中央でうまく接ぎ合わせることで短い布も使えるでしょう。平織りの布・ワッフル生地・タオル生地・ダブルガーゼといった、吸水性のよい布がおすすめです。
一般的なネッククーラーの作り方
大人や学生さんに!汎用性の高いネッククーラーの作り方
100均で買える手ぬぐいを使ったり、手持ちの使っていない手ぬぐいがあるという方には、こちらの作り方が手軽でおすすめです。手ぬぐいがないという方でも、横長のはぎれ程度で作れるため、余り布で洗い替え用にまとめて作ることもできます。
スカーフの端は結ばず広幅のループに通すだけと、簡単装着ができるタイプですので、子供さんや手が不自由な方でも苦労せず付けることが可能です。
材料
市販の手ぬぐい(100均のもの) 30cmx90cm
縫い糸
一般的なネッククーラーの作り方手順
1.手ぬぐいのカット
市販の手ぬぐいの短い辺が3等分になるように、3枚の布にカットしてください。2枚が裏地・1枚が表地になります。布端はループに通しやすいように、端から6cmまでゆるやかなアーチを描くリボン型にカットします。
ループに通しやすい形であればよいので、アーチにこだわる必要はありません。これをもっと簡略化したい人は三角に切ってもよいでしょう。ただし端から6cmまで細くすることは守ってください。使いにくくなってしまいます。
2.布通し用幅広ループを作る
裏地用の布は中心から10cmのところでカットし、余った布でループを作ります。布通しループは6cm幅に2枚カットするだけです。ループ用布は中表に合わせて、長い辺2本をミシンがけしてください。
表に返して端ミシンで押さえれば、布通しの幅広ループは完成です。本体表地の端から13cmを目安に、表と裏を縫い合わせる時に間に挟んで縫うので、その位置にまち針で留めておいてください。
3.保冷剤ポケットを作り完成まで
保冷剤ポケットは裏地用の2枚の布の重なり部分です。中心から10cmを取っているので20cmになります。裏地用の布端がほつれて来ないように、表に出る方の裏布だけ、端を三つ折りしてミシンステッチしておくと仕上がりが綺麗です。
表布・ループ・裏布2枚を中表でセットして、返し口を残して、端をぐるりとミシンで縫います。表に返して、端ミシン・裏布のポケット入れの場所に1本ステッチを入れて完成です。
子供用のネッククーラーの作り方
小さな子供サイズのネッククーラーの作り方
子供用の小さなネッククーラーは、手ぬぐいでは長すぎるので布をカットして作るようにします。布をカットするので、表地と裏地を変えて、より使いやすく心地よく、おしゃれになるように、アレンジしてみてはいかがでしょうか。
子供のデリケートな首を冷やしすぎないように、少し厚手のワッフル生地やタオル生地で作るのがおすすめです。子供用のネッククーラーは、小型の保冷剤が2個入るポケット付きとなります。
材料
表布 67cmx8cm
裏布 35.5cmx8cmを2枚
縫い糸
子供用ネッククーラーの作り方手順
1.布端を三つ折りにして処理する
裏地用の布の布端を三つ折りにして、ミシンステッチをかけておきます。縫い代は2cm付いていますので、1cm幅に三つ折りにしてちょうどよいです。
ワッフル生地やタオル地は厚くて扱いにくいと感じる場合は、あらかじめアイロンでしっかり折り目を付けると、多少やりやすくなります。2枚とも入れ口になる、片側だけ三つ折りにすればOKです。
2.端を三角にしてミシンステッチ
ネッククーラーを扱いやすく結びやすくするために、子供用は端から8cmのところに印を付け、角にななめに線を書いておきます。
表地裏地を中表に重ねたら、このラインで返し口を残して、周りをぐるりとミシンステッチを掛けてから、裏返してアイロンで整えてください。返し口は中央にポケット口があるため、どちらか片方に寄せて7cmほど開けます。
3.保冷剤ポケットを作る
保冷剤ポケットの部分は、中央から10cmのところにミシンステッチをして作ります。これは大人用でも子供用でも変わりません。使いたい保冷剤が特殊な長さの場合は、それに合わせた深さに印を付け、そこにステッチをすれば、奥に保冷剤が入り込まないので便利です。
ネッククーラーの型紙無料配布サイト
信頼度の高いミシンメーカーの作り方レシピが便利
市販のタオルで作れるので、型紙がなくても作れます。しかしはじめて作るという方やプレゼントに使いたいという方は、型紙があった方がうれしいですね。
型紙が必要という方におすすめなのが、信頼できるサイトで配布されているネッククーラーの型紙です。
型紙の印刷の仕方
年に10回くらいしか使わへん #プリンター て、しょっちゅう反抗する。少ぉしお金はかかるけど、高性能プリンターが #コンビニ で使えるのん、めっさありがたし♪ pic.twitter.com/A2Zv5gqCcM
— Kei_JJ_flash (@Kei_JJ_flash) April 25, 2022
型紙は寸法表示から自分で書くこともできます。しかし上記サイトではPDFファイルがダウンロードできるようになっているため、それを利用するのが、簡単に紙の型紙が手に入れられる方法としておすすめです。
簡単なネットプリント手順
印刷は自宅にプリンターがなくても、コンビニのネットプリントサービスで利用できます。
携帯やパソコンにダウンロードし、各社サイトのコンビニネットプリントに登録(登録の仕方はコンビニサイトのやり方に準じます。ほとんどのサイトがアップロードするだけと簡単です)、番号をメモしたり記憶したりして、コンビニでプリント(印刷は有料)してください。
手作りアイテムで夏を涼しく快適に
今回は手ぬぐいや涼感タオル、そして家にある端切れでも作れる、お手軽なネッククーラーの作り方を、大人サイズ・子供サイズと分けてご紹介してまいりました。いかがでしたでしょうか。
基本的に直線にカットして、保冷剤が入るポケット部分を裏布を利用して作れば完成という、裁縫初心者の方でも可能な、簡単な作り方なのが特徴です。暑い夏をエコで快適に過ごせるネッククーラーを、自分や家族のために手作りしてみてはいかがでしょうか。
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