手作りアクセサリーの魅力とは
手作りで可愛いアクセサリー
キーホルダー、ストラップなど身近なところで使うアクセサリーからペンダントやピアスなどの本格的なジュエリーも実は手作りできるアクセサリーです。既成品では見かけないような可愛いデザインや個性溢れるデザインも手作りすることができ上手い人はハンドメイド作家としてデビューしたり人気作のレシピ集を発売したりします。ハンドメイド作品ならではの魅力はやはり手作り感のある温かみや作家の個性が光る作品を身につけることができることと自作できた時の楽しさが魅力的です。
初心者でも簡単!手作りアクセサリーにチャレンジ
初心者でも簡単な作り方
ハンドメイド雑貨やハンドメイドジュエリー、アクセサリーは気軽に作った物を商品としてインターネットで販売できるようになり一気に人気でてきました。材料もピンからキリまでありますが、最近は身近なお店で手に入るようになりハンドメイド作家のように売ることが目的出ない限り100均ショップで売られているもので可愛いデザインのアクセサリーを作ることができます。
複雑なレシピは不要
ビーズで作るアクセサリーはレシピが必要で複雑なもの多いので今回はレシピをあまり必要としない初心者でも分かりやすく、パーツや材料が身近に手に入りやすいものを紹介します。4種類紹介しますがレシピを使って作って行くというよりどちら言うと図画工作や絵を描いていく感じなのですが可愛いデザインや本格的なジュエリーになるハンドメイドアクセサリーが作ることができます。
手作りアクセサリーで使う金具などについて
レシピは不要ですが覚えることがある
難しいレシピなどを必要としないので初心者でも気軽にチャレンジできますが、加工する時に使う金具などはハンドメイドの基本になるので覚えないと綺麗に作れません。特にジュエリーの類は金具の使い方が大切です。簡単にですが今回紹介する4種類のアクセサリー、ジュエリーを作る時に必要な金具の使い方を紹介します。
丸カン・Cカン
一番よく使われるパーツです。どちらも開いて使うのですが開き方は左右に開くのではなく手前と奥に開きます。ペンチ2本を使って手前と奥に開くか指カンを使うと簡単です。
Tピン・9ピン①
Tピン、9ピンを直角に折り曲げ余ったところを8ミリ残して切ります。そしてTピン、9ピンの先をペンチなどで掴んだまま一気に手首を返すようにして丸めます。この時使用するペンチはミニラジオペンチなど先が細いものが丸くしやすいです。両端のどちらか片方が釘みたいになっている方がTピン、丸くなってのが9ピンです。
Aカン・バチカン
これはシンプルに開いて閉じるだけです。
手作りアクセサリーの素材:レジンとは
液状の透明樹脂を固めるハンドメイドアクセサリー
透明な液状の樹脂を型や枠に流し込んで固めることで透明感あるハンドメイドアクセサリー、ジュエリーを作ることができます。レジンには大きく分けると2種類あり、1つ目はUVレジンと言われ紫外線をレジンに当てることで硬化します。2つ目は2液性のレジンで2つの液を混合し時間が立つと硬化するタイプです。どちらも透明感があり人気ですが2液性のレジンは通販使わないとなかなか身近なお店は取り扱っていません。
レシピ不要で人気
ハンドメイドでレジンが人気の理由は難しいレシピが不要で小学生の頃の図画工作の授業のように自分の感性や趣味を簡単に表現できます。特にUVレジンは良し悪しはありますが大手100均ショップ3社でも発売されていて材料、パーツを手に入れやすいので初心者でも簡単に始めることができます。可愛いデザインが作れなくても使う材料、パーツを工夫すると初心者でも大丈夫です。人気があるのでハンドメイドアクセサリー、ジュエリーを扱っているお店で既成品を買うこともできます。
UVレジンの硬化に必要なもの
UVレジンは簡単に手に入るので初心者から上級者も使っています。UVレジンを硬化させるには紫外線が必要なので太陽光に当ててるやり方とブラックライト、UVライトというネイル用のライトを使うことで短時間で硬化させることができます。近年レジンは人気のハンドメイドなので手芸店いくとブラックライト、UVライトも置いていることが多いです。価格は高くても4000円台で買えます。
レジンを使う時の注意点
初心者でも簡単に作れるのですが必ず守らないといけない注意点があります。 レジンは未硬化(液状の時、完全に硬化できていない時)に素手で触るとレジンアレルギーを発症する可能性があります。作業をする時は必ずゴム手袋、指サックをするようにします。また硬化中は換気を必ず行うようにしてください。
手作りアクセサリーの作り方:レジン編
レジンのハンドメイドアクセサリー完成までの大まかな手順
枠や型に薄くレジンを垂らして枠や型全体に広げて硬化します。次にレジンの中に封入したい材料、パーツを入れて再びレジンを垂らして広げ硬化して完成です。出来上がったレジンをチャームとしてアクセサリーやジュエリーに加工していき、前述した金具などを使いピアスなどにしていきます。
必要な材料・パーツ
レジンを作る時に必要なもの レジン液、空枠や型、封入したいパーツや材料、爪楊枝、ピンセット、着色料(画材、マニキュア)、あればUVライトとエンボスヒーター アクセサリーに加工する時に必要なもの Cカン、チェーンなどの金具、ペンチ、ニッパーなど
レジンでアクセサリーの作り方①
枠を使う場合大抵の枠は底がないのでそのままレジン液を垂らしても意味がないのでまず底を作ります。マスキングテープは100均で買うことができますが、幅の短いものや柄付きの物が多く少し使いにくいです。ホームセンターなどにある幅が広く無地のマスキングテープをおすすめします。マスキングテープが貼れたら少量のレジン液を流し込み爪楊枝で枠全体に広げUVライトなどで硬化して底の部分が完成です。
レジンでアクセサリーの作り方②
枠の底ができたらあとは好きな材料、パーツをいれて再びレジン液を垂らしてレジン部分は完成です。レジンに使える材料、パーツは基本的にはネイル用のものが使えるので紹介します。 乱切りホログラム、六角ホログラム、ブリオン、シェルフレーク、ネイルジュエリー、メタルパーツなど使えます。ユニークなデザインや可愛いデザインが作りたい時はネイルシール、シールなども使用できます。ネイルジュエリーを使うと一気に華やかかつ可愛くなります。
ワンポイントアドバイス
一気にパーツを入れるよりミルフィーユのようにレジン液、材料やパーツを何層かにわけてその都度硬化させることで奥行きのあるデザインができます。
手作りアクセサリーの参考例:レジン編
ヘアピン
雲が綺麗なヘアピンです。写真のような雲を作るには練り消しゴムを使って作ることが多いです。レジン部分は半球のモールド(型)で作ったように思えます。
懐中時計のネックレス
懐中時計の枠に宇宙がモチーフの材料やパーツを入れアジャスターが付いているチェーンに通すことでネックレスになります。
手作りアクセサリーの材料:プラバンとは
薄いプラスチックの板
プラバンは薄いプラスチックの板で熱を加えることで縮厚さが増します。子どものにプラバンをしたことある人結構いるように小さな子どもでも簡単できますがチープな印象で可愛いデザインや綺麗なアクセサリーには向かないように思えますが、最近は着色方法などハンドメイド作家により研究されて人気のハンドメイドになりました。初心者でも作りやすくレジンのようにアレルギーにならないので気軽に挑戦可できます。
プラバンの種類と人気の理由
大きく分けて透明のプラバン、白色のプラバンの2種類があり透明のプラバンは裏から色や線を描くことで立体のように見えたりデザインを写す時に簡単に写せます。白いプラバンは発色がよく鮮やかです。プラバンが人気の理由はレシピを必要としない手軽なところです。絵を描く感覚で作れるので初心者でも問題なく気をつけることは角を作らない事とトースターで熱を加える時に火傷しないようにするだけです。
手作りアクセサリーの作り方:プラバン編
レジンのハンドメイドアクセサリー完成までの大まかな手順
プラバンにデザインや絵を描きます。次にプラバンをトースターで加熱して縮み終わるとすばやく出して分厚い本などで挟むみ歪みを直して完成です。
必要な材料・パーツ
使える画材は油性ペン、水彩ペン、色鉛筆、パステル、マニキュア、アクリル絵の具などがありますが、そのままプラバンに使えるのはプラスチックでも描ける画材に限らてきます。 紙ヤスリでプラバンを削り細かな傷をつけることで色鉛筆やパステルなどでも着色できるようになります。 アクセサリーに加工するために1穴のパンチがあると簡単に穴をあけれます。
プラバンの作り方①
プラバンに任意の方法で着色していきます。最近は100均ショップでも印刷できるプラバンがあるのでプリントも可能です。色ムラがあると仕上がりがチープになるので油性マジックは使わない方が大人可愛いアクセサリーにできます。 着色の仕方としては加熱後に色を塗りレジン、トップコートで表面を保護する方法もあります。マスキングテープを使用する場合もおなじように加熱後に貼っていきます。
プラバンの作り方②
デザインができたらハサミで余分な部分を切り金具が通せるようにあらかじめ穴をあけておきます。1穴パンチで簡単です。この時にの注意点は角に気をつけることで、加熱前は薄いプラスチックの板なので角に当たっても痛くありませんが加熱後は3.5ミリとか厚くなるので危ないです。余分な部分が切れたらトースターに入れて加熱します。プラバンのパッケージをよく読み加熱する時間を超えないよう気をつけましょう。
プラバンの作り方③
加熱後は平らなもので挟み焼き縮みや歪みを直して完成です。パンチであけた穴にCカンなどをつけてアクセサリーの金具などにつないでいきます。ジュエリーのような輝きはプラバンでは出せませんが綺麗なアクセサリーが初心者でも作りやすいです。
ワンポイントアドバイス
色付けはかなり薄くしないと加熱後かなり濃くなります。印刷する場合も同様に薄く印刷することが大切です。熱いうちに形を作ることもできます。
手作りアクセサリーの参考例:プラバン編
プラバン×レジン
主線は表に描き裏に着色するすることで立体に見えています。また表面はレジンで綺麗な光沢があります。
花のピアス
レジンで葉面に光沢があり綺麗な花のピアスです。プラバンにCカンをつけた後にビーズやピアスの金具をつけいます。
手作りアクセサリーの材料:樹脂粘土とは
スイーツデコなどでお馴染み
樹脂粘土はプラスチックの粘土である「おゆまる」とは良くていますが違います。開封した時は柔らかく普通の粘土のように使えますが乾燥することでプラスチックのような質感になる粘土です。主にフェイクフードのアクセサリーやデコスイーツなどで使われることが多いです。粘土なので複雑なレシピを使用しないので初心者でも可愛いものが作りやすく100均ショップでも入手できます。樹脂粘土を使う人の中ではフィギュアも作る人がいるぐらい自由度があります。
樹脂粘土の種類と人気の理由
通常市販されている樹脂粘土の色は着色されてない物が多いのですが100均ショップの樹脂粘土はカラーが豊富です。使い方も普通の粘土同じように型抜きしたり手で造形して作っていきます。また樹脂粘土とは違いますがジュエリーをはめ込んで土台に使う粘土もあります。人気の理由は主にフェイクフードを作るのに向いているのですが着色や造形をうまくするとマルチに使えので材料が少なくても可愛いアクセサリーが作れます。
手作りアクセサリーの作り方:樹脂粘土編
樹脂粘土のハンドメイドアクセサリー完成までの大まかな手順
初心者でも簡単に作る方はレジンの時使った底のない空枠の中に入れて土台と使うことです。枠に白い樹脂粘土を敷き詰めジュエリーを配置し乾燥させてピアスやイヤリングなどに加工していきます。最近は100均ショップでスワロフスキーのラインストーンを取り扱っている場合があるので有効利用できます。スワロフスキーはオーストリアのクリスタル、ガラス製品を製造している有名な会社でラインストーンなのに本物のダイヤのような輝きがあります。
樹脂粘土の作り方①
樹脂粘土を使ったアクセサリーで一番難しいレシピは色をつけることです。今回は型にはめ込むだけの簡単なアクセサリー作ります。樹脂粘土は乾くと硬くなるで乾く前に作業をすることが大切です。まず作りたい型に丸くまとめた樹脂粘土を入れヘラなどで枠に合った綺麗な形を整えていきます。
樹脂粘土の作り方②
綺麗に枠に合えば中心にスワロフスキーを埋め込み周りにビーズなどを埋め込んでいきます。レジンもそうですが大小のパーツを使うことで単調にならず綺麗なアクセサリーができます。埋め込み終わると形が崩れているのでまた枠に合うように形を整えて乾燥させて最後にアクセサリーにするために接着剤で各種金具をつけて完成です。補強を兼ねて枠と樹脂粘土も接着剤で固定したほうが抜けにくくなります。
ワンポイントアドバイス
着色する場合はあとから絵の具を塗ることもできますが白い樹脂粘土に絵の具を混ぜて(練り込んで)着色することもできます。
手作りアクセサリーの参考例:樹脂粘土編
枠に入れて作った例
紹介した時と同じように枠に入れて作った例です。スワロフスキーの代わりにドライフラワーが入っています。
薔薇の樹脂粘土アクセサリー
薄く伸ばした樹脂粘土を幾重にも重ねていくと薔薇も作れたりします。
手作りアクセサリーの材料:シルバークレイとは
シルバーアクセサリーが制作できる
シルバーリングなど本格的なアクセサリーがハンドメイドで作れます。シルバーアクセサリーと聞いただけでも難しそうだし材料、パーツが高そうに思えるかもしれませんがレシピも簡単です。シルバークレイのクレイとは粘土をさし樹脂粘土同様に型抜きなどでも成形できます。また当然自宅で焼成できるので特別なバーナーなどは必要ありません。購入できる場所は手芸店なら置いていると思います。価格は20グラム(リング1個分ぐらい)で3500円前後です。
シルバークレイとはどんな粘土なのか
マイクロサイズまで微粒化した銀と水を混合した粘土状の素材で銀の融点より低い温度で焼成可能で粘土細工を造形する要領で手軽に銀製アクセサリーを作ることができるものです。シルバークレイが安い理由は銀を含む製品をリサイクルして作られているので語弊がある言い方になりますが本物銀より安くなります。シルバークレイの銀も含有量は商品によって異なりますがこちらもリサイクルで集められたといえ本物の銀です。
手作りアクセサリーの作り方:シルバークレイ編
樹脂粘土のハンドメイドアクセサリー完成までの大まかな手順
樹脂粘土や普通の粘土と同じように好きなデザインや形をつくります。あまり薄いと割れたりするので厚みには気をつけます。デザインができたらしっかりと乾燥させて焼成して完成です。焼成前に耐熱性のジュエリー(合成石)を埋め込むことで綺麗なデザインにすることもできます。
シルバークレイの作り方①
厚さが均一になるように気をつけながらシルバークレイを伸ばします。指に水をつけたりして粘土に水を含ませながら作りたいデザインや型にしていきます。模様の場合は型に押し当ててると簡単です。型が出来上がるとしっかり乾燥させると石膏のようになるので削ったりまたシルバークレイを足しながらデザインを修正していきます。
シルバークレイの作り方②
乾燥、修正が終わるとスポンジ研磨剤で表面をなめらかになるように削ります。なめらかになると焼成開始です。焼成は後述しますが家庭のガスコンロでき、商品によって異なりますが8分前後ほど焼きます。焼き終わると20分ほど放置し水を入れたボウルに焼成したシルバークレイを入れて完全に冷やし金属でできたブラシで擦り研磨剤で磨き上げて完成です。
スターターキットについて
初心者の方はスターターキットを使用するようにします。製品によって内容物は異なりますが基本的に必要なものは一通り揃っています。例えばガスコンロで焼成する時は網がないとシルバークレイが置けないし、温度にばらつきが出やすく割れやすくなります。
焼成のポイント
上手に焼成するには慣れることが必要ですがいくつかのポイントもあります。 網を使って空焼きをして網が一番赤くなった所にシルバークレイを置く。 強化力のほうのコンロを使う。 時間をきっちり守る。シルバークレイは綺麗に焼成できると一回りほど縮みます。
手作りアクセサリーの参考例:シルバークレイ編
シルバーリング
シルバーアクセサリーで多いのがリングです。
桜のペンダント
シルバーアクセサリーだけだと冷たい印象になりますがビーズなどあれば可愛い雰囲気も出ます。
手作りアクセサリーのまとめ
可愛いアクセサリーがレシピ不要で作れる
今回紹介した方法はレシピが無くても図画工作の気分で作れる種類です。最後のシルバークレイだけは少し特殊ですが粘土なので型を使うと造形は簡単です。スターターキット(セット)ではレシピも付いてきますし作りやすいと思います。ビーズアクセサリーも綺麗なのですがレシピはないと作るのが難しい、難しそうなのでそういった意味ではシルバークレイも初心者向けなと思います。
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