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【連載】遠征の夜はライトゲーム!苦戦続きも何とか1本!

今週は伊豆遠征夜の部、メバルとシーバスを狙った釣行レポートです。反応イマイチで何とか一匹という内容でしたが、貴重なデカメバルをキャッチすることができました。メバルのベイトパターン解説も合わせて紹介しているので、回遊狙いを始める方はぜひ参考にしてみてください。
2022年4月21日
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遠征夜の部!大型狙いのメバリングを実釣レポート!

夜はルアーでライトゲーム!

ライター撮影

連載107回!今週は先週の伊豆遠征釣行の続き、夜のライトゲーム釣行の模様をお届けします。

日中はフカセ釣りで遊んでいましたが、夜はルアーゲームにローテーション。潮が動き出す時間を待ってからシーバス・メバル狙いでポイントを回ります。4月の夜の海の様子が気になる方はぜひ参考にしてみてください。まだまだデカメバルが狙えます!

小鯖だらけでシーバスが釣れない!

シーバス狙いで明暗を探るも

ライター撮影

まずは港の奥にあるシャロー系の明暗ポイントからスタート!水深は1mあるなしという感じの激浅ポイントですが、夜はベイトが溜まってシーバスも間違いなくいるだろうというポイントです。

先週は稚鮎がたくさん見えたしダメでもハクなら、という期待を込めてポイントに入ると全面小サバまみれ!すごい数の小鯖が溜まっていてルアーがまともに落ちていきません。これは困った。

予想外の大規模ベイトに大苦戦

サバの群れはゆっくりぐるぐると回るように一か所に溜まっていて、ときどきシーバスがボイルしているような状況。出てはいるんですがタイミングが非常に不規則で、ベイトの群れの端で出るわけでもなくど真ん中というわけでもなく、ランダムにサバに襲い掛かっているようです。

ワームも大型プラグもダメ、ミノー突撃釣りもダメで、コレがとにかく食わせるのが難しい。シーバスのポジションは足元明暗の暗い側、このぐらいしかヒントを得ることができず、アレコレ投げても食わせることはできませんでした。

後ろ髪を引かれつつシーバスは諦めることに

ライター撮影

小サバの数は小規模なシャローのポイントに入っている、ということを考えると凄い数で、稚鮎やハクよりも群れがギュッと詰まっている感じ。魚同士の距離がほとんど開いていません。食われているのに逃げるでもなく回り続ける、不思議な光景でした。一晩中これを続けているのか気になるところです。

地元では小サバというと5月中旬から夏頃というイメージがあって、4月の小サバラッシュは季節の進行が早いような印象を受けます。アオリイカは相変わらずまだもう少しという感じだし、稚鮎はほとんど見なくなってしまったし、4月はベイト探しも難しいシーズンです!

ポイント移動でメバル狙い!

気を取り直してメバリング!

ライター撮影

シーバスはもうどうにもならんということで、気を取り直してメバリング!サイズ狙いで実績の高い堤防へと移動します。このポイントはデカメバル釣りらしく回遊待ちになる場所ですが、夜中の潮や朝の潮でもチャンスアリ。堤防からいいサイズが狙える貴重なポイントです。

釣り場についてまずは釣り場を観察します。海草の成長はイマイチ、小魚の気配なし、とんでもなく澄潮、とりあえず気になったところは頭に入れておいて、1.5gのジグヘッドで流れの効いているコースをチェックです!

ジグヘッドのウェイトを1gにチェンジ

当日は小潮で流れがイマイチ。ラインにテンションが掛かるぐらいの流れを感じることができるポイントなんですが、この日はどこに投げても流れを感じません。真っすぐ沈むよりは少しでもスライドする方がいいだろうと考えて、ジグヘッドのウェイトを落として1gに結び直します。

あとは回遊を信じてアタリを待つのみ!ワームの形を変えたり色を変えたり、アクションやレンジを変えてみたり、思いつくことをいろいろ試してメバルにアプローチです。

0.3号なら1gジグ単も快適!

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大型メバル狙いの釣りで1gのジグ単となると、ラインの強度と細さのバランスが悩みどころ。ジグヘッドが軽い場合は可能な限り号数を落として細いラインを使いたいところです。

おすすめのセッティングは0.3号前後で、0.2号なら4lb、0.4号なら8lbあります。リーダーは6lb程度を使うケースが多く、この場合は0.3号なら6lbピッタリ。フロートのときは抜き上げを考えて0.4号~0.6号を使っていますが、ジグ単専用ならラインは細い方が飛距離が出ます。

ちょっと号数を落とすだけでも違いが出るので、今期ジグ単でチャレンジする方はぜひ細糸に挑戦してみてください!

粘りに粘ってデカメバルをキャッチ!

魚の気配全くナシ!

ライター撮影

地元の回遊メバルはハッキリと「夕方回遊」という傾向がありますが、このポイントのメバルは出たり入ったり、夕方から朝までポツポツ釣れます。いい日は3匹、4匹と連続して釣れることもありますが、この日は悪い日だったようで3時間ほど釣っても全く魚の気配がありません。

回遊して入ってきたばかりの魚は反応するはずと信じて1gのジグヘッドを3時間ゆっくり巻き続けました。

ラッキーヒットも単発で終了

流れによる重さを感じることもなくただただ時間が過ぎていくのみ、動かす釣りではないので流石に飽きてきたなというところでモゾっとバイト!しっかりアワセて何とかこの日一発目のメバルをキャッチできました。掛けた瞬間に伝わる重みと走り、デカメバルはこの突っ込みが最高です。

急いで同じ方向にキャストして連続ヒットを狙いますが、この後バイトはなくこの日は無念のワンバイトで終了。ラッキーな1匹のみで終わってしまいました。1匹で迷い込んできたというのはレアケースだと思うので、居るのに食わないという感じだったのかもしれません。

魚のコンディションがイマイチ

ライター撮影

エサをたくさん食べて回復したデカメバルはキンメダイみたいな形をしているんですが、この日のメバルはバッドコンディション。デカメバルらしい重厚さがありません。この日は稚鮎をイメージして狙ってみましたが、ベイトの寄りが悪かったようです。

自分は状況がいいポイントではコンディションのよい魚が釣れる、つまり今回のようにガリガリがちょっと釣れたというようなポイントはベイト状況がイマイチ、という風にイメージしています。全てのケースにあてはまるわけではありませんが、できればいい魚が釣れるポイントを探すようにしたいところです!

メバルのベイトアレコレ

本州中部のベイトパターンを紹介!

ライター撮影

メバルシーズンもそろそろ終わりが見えてきたので、振り返りの意味も込めてベイトパターンの移り変わりをご紹介しておこうと思います。本州中部で回遊のデカメバル狙い、3月~5月のベイトパターンの変化です。地域によって違いが出るポイントではありますが、ぜひ釣りの参考にしてみてください。

3月

3月は地元でデカメバルの回遊が始まるタイミング。基本的にはアミパターンですが、今年はアミが少なかったのかハクや稚鮎を捕食している印象を受けました。去年はフロートでほとんど巻かない釣りがうまくいって、今年はフロートをグリグリ巻く釣りを経験。地域によってはバチ抜けにメバルが入っていることもあるかなと思います。

デッドスローに釣るのかある程度スピードを出すのか、両方を試しておきたいシーズンです!

4月~5月前半

前半戦は稚鮎、後半戦はシラスやハクをイメージして魚を探しています。全国的にはアミパターンもありえるタイミングですが、自分の地元では河口に近いエリアを選ばないとという感じです。

ゆっくり巻く釣り、プラグをメインに攻めるのがおすすめです!

5月後半・6月

磯やゴロタにいかないとメバルが釣れなくなってくるシーズン。地元はこの時期ナミノハナというトウゴロウイワシの仲間がベイトになっていて、この魚が多い荒波系の釣り場が釣りやすくなるのかなと感じています。輝きがナミノハナそっくりのフラッシュJがおすすめ。

この時期になるとカヤックで沖のちょぼ根(岸から2km、水深10m程度)でいいサイズのメバルが釣れることがあるので、深いところへ戻ってオフシーズンという魚が増えるのかもしれません。

メバルシーズンはまだまだ続く!

雨模様が気になるところ

ライター撮影

今回の遠征釣行はこれにて終了!ちょっと物足りない感じでしたが、体力を使い切って楽しく釣りができました。デイゲームでかなり日焼けしたので、お出かけになる方は長袖帽子を忘れずにお持ちになってください。

4月後半~5月前半のゴールデンウィークシーズンは雨模様が気になるところ!晴れていればどこかへ釣りに行きたいタイミングですが、現在の予報では降ったり降らなかったりといったところです。2週間予報を見ながら春シーズン最後の釣行計画を練っておきましょう!

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今回ご紹介した遠征の昼の部、堤防フカセ釣りの実釣レポートと地元エリアのフロートメバリング釣行記事をご紹介します。大型メバルは4月、5月もチャンスアリ。ライトな釣り場ではゴールデンウィークあたりまで、磯やゴロタであれば6月に入ってもチャンスがあります。こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!