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【連載】4月の遠征釣行記!手堅いメバル狙いでタフコンを打破!

今週も遠征釣行!4月前半の伊豆でシーバス・メバルを狙ってきました。前日の雨から濁り・うねりが残るタフコンディションもポイント選びとメバリングで釣果はそれなり!ベイトの動向についても紹介しているので、お出かけになる方はぜひ参考にしてみてください!
更新: 2022年4月6日
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強風を避けて伊豆半島へ

今週も伊豆に遠征!

ライター撮影

連載第105回!今週も地元は強風を避けることができず、2週続けての遠征釣行となりました。地元のメバルは3月のパターンが終わってしまったし、遠征すればメバルのアテはあるし、ということで先週はコケてしまいましたが懲りずにチャレンジです。

4月の伊豆はメバル・シーバスの夜釣りをメインに組み立てるのが自分のスタイルで、今回も稚鮎の動向を気にしながらいろんなところやってみるという作戦!

メバルとシーバスが混ざって釣れるので、ちょっと強めのセッティングでチャレンジしました!

まずは河川のシーバスをチェック

前日の雨で海が激荒れ

ライター撮影

夕方着で夕マズメの釣りからスタートできる今回の釣行。明るい時間に東側の海をチェックするも、前日の雨から濁りとうねりがかなり強く残っていることが分かりました。風や荒れは港内のヒラにはいい条件ですが、堤防に波がかぶってるぞという状況では近づけません。

まずは荒れを避ける意味で南~西側に進路をとって、河川のシーバスからスタートすることに決めました。前日の増水で遡上する稚鮎がいるかもしれないし、ハクならどこの川でもいるだろうという算段。

伊豆は河川が多くどの川も短いので、濁りや増水はあっという間に抜けてしまいます!

稚鮎の幻影を追いかけて入水

とりあえず知っている場所をいくつか回って、ベイトの気配を感じたポイントをチョイス。川幅があるポイントなので、車に積んできたウェーダーを履いて稚鮎の幻影を追いかけます。先週港内にいたからそろそろ河口~ちょい上だろうという安直な読みです。

この時期の河川は桜の花びらが流れてきてなんだか風流ですが、ルアーが拾ってしまうのですごく釣りづらい。

結果は満潮まであと2時間というタイミングからスタートしてローライトから夜へ、うろうろしながらやってみましたがボイルが起きず、
稚鮎がルアーに引っかかってくるようなことも起きず、ウェーダーまで持ち出しておいてこのポイントはノーバイトで移動することになってしまいました。残念!

流れが止まったタイミングで口を使うも

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出典:楽天
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小規模河川に移動して橋脚明暗の小場所撃ちに作戦を変更!川を変えてみました。特別ベイトっ気があったりボイルがあったりということはありませんが、2gジグヘッド+ワームで粘ります。

満潮を迎え流れが止まったタイミングでバイトがあり、同じコースを通すとまたも魚の気配!ようやくこの日のチャンスタイムが訪れて、プラグに変えていいサイズが水面まで出て、ここまではいい流れだったんですが、アワせがぬるく即フックアウトしてしまいました。

手堅い釣りだと思ってセレクトしたので、ミスで捕れなかったのはショック。気を取り直す意味でも海釣りに変更です。

稚鮎は結構遡上してるかも

翌日の朝、港内奥にステイしている稚鮎の数が先週に比べてかなり減少していることが判明。大潮、大雨、やはり増水は稚鮎の移動を促すきっかけになるようです。

今回自分がシーバスを狙ったポイントは海から車で20分ほどの地点で、アジやメッキがあがってくる汽水のポイント。港~今回のポイントまで稚鮎の群れは薄かったので、先週いた稚鮎のグループはすでに通過していてもっと上まであがっていったかもしれません。

ちょっと早いような気もしますが、今週お出かけになる方はいわゆる河川中流域もチェックしてみるのがおすすめです!

潮が動けばメバルは安定!

荒れを避けて静かな常夜灯メバルポイントへ!

ライター撮影

気を取り直して海釣り!常夜灯のあるポイントでメバル狙いです。今回は外側の海が激荒れ、なんですが、伊豆は半島で東西を行き来てきるので波風はかなり避けられます。地形的に奥というところも多く、波風の向きがあっていればここは釣りができるというポイントも少なくありません。

いくつか常夜灯ポイントを回ってみて、今回のケースでも一部静かなポイントを発見!選択肢は多くないので、今回はこのポイントで朝まで釣ります!

ジグ単のフォールパターンでヒット

潮が動きだして朝へ向かうタイミングでメバリングスタート!ジグ単タダ巻きで明るい場所、左右の暗い場所を移動しながら釣っていきます。流れを釣るという感じのポイントではないので、ガンガン移動して明暗やストラクチャーについているメバルを釣る作戦です。

一か所で粘らず投げて歩いてと繰り返して、タダ巻きではノーヒット。今度は表層付近の縦釣りで折り返して釣り直します。キャストして5カウントほど、軽くトゥイッチしてテンションフォール、アクションの流れはアジングと一緒です。

スーッと落としてトゥイッチのところで重みが乗ってヒット!25cmないぐらいでしょうか、まぁまぁサイズのメバルをキャッチすることができました。一安心。

このパターンは再現性があったようで、ポツポツながら同じパターンで釣れ続きます。

常夜灯ポイントは朝が激弱

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出典:楽天

常夜灯ポイントでいくつかメバルを釣って、アジも釣れないかなと遠投リグで探りを入れている間に朝マズメ前が終了。明るくなって朝マズメになりました。自分は春の伊豆で朝マズメのメバルが強かったという経験が無くて、今回も明るくなってからは魚の気配がほとんどなし!ハクしか見えません。

磯に行けば違うのかもしれませんが、やはりメバルは夜が強く、常夜灯ポイントは朝に弱いです。アジは朝でも釣れるように感じますが、釣れる場所は常夜灯ポイントとはちょっと違うような気がします。

自分のエリアの傾向かもしれませんが、今の時期伊豆でライトゲームをするなら夜釣りがおすすめ!明るくなってからはエサでアオリイカやメジナをやりましょう!

今週のベイトパターンについて

メバルもシーバスもハクがメインベイト?

ライター撮影

今回の釣行はシーバスバラシ、メバルが少しという内容で終了!デカメバルは出なかったものの、海が荒れている状況でそれなりに釣れたので十分満足できる内容でした。せっかくなので、今回感じた早春伊豆のベイトパターンについてもご紹介しておこうと思います。

4月に入って港湾のメインベイトとなっている魚はハクと稚鮎で、今回は稚鮎がちょっと抜け気味?数が少なかったです。どちらにしてもマイクロベイト、静かに泳ぐ系の魚なので、シーバスをされる方は小型ルアーの準備を忘れずに。ワーム、シンペン、リップレスミノー、それも80mm程度までがおすすめです。

メバルもハクを追っているケースが十分に考えられるので、堤防まわりで釣るなら表層タダ巻きでちょっと速めの巻きがイイかなと思います!

バチ抜け疑惑

ライター撮影

途中壁際に落として釣れたカサゴが小型の多毛類を吐きました。そういえばこの時期に港の中で泳いでいるバチを見たことがあるような気がします。強烈に傾倒するこは少ないように感じますが、細長いシンペンやストレートワームを試してみるのもアリです。

伊豆は磯とサーフが混じっていて、バチがいるのはサーフ。河川が近いと◎という感じです。引き出しを増やしておきたい方はこの手のルアーも準備しておきましょう!

まだまだ楽しめるメバル釣り!

5月頃までは楽しく釣れる!

ライター撮影

4月序盤はアオリイカ・アジにはまだちょっと早いかなというタイミング。もう少し海水温が低い日が続くので、多少寒くても手堅く遊べるメバルやシーバスはおすすめのターゲットです。5月頃まではどの地域でも手軽に釣れる魚なので、これから道具を揃えての入門にもおすすめ。

まだまだ三寒四温といった気候で日中は暑く夜は寒いです。まだ防寒が必要なので、しっかり準備して釣りに出かけましょう!

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