検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【連載】大型メバル回遊の条件!釣りやすいシチュエーションをまとめて解説!

回遊メバルを釣るならこんな日がおすすめ!デカメバル狙いに適したシチュエーションと、悪条件下で試しておくべき釣り方の工夫をまとめて紹介しています。遠征に行くなら要チェック!忙しくて長時間の釣りが難しいという方もぜひ参考にしてみてください!
2022年3月23日
sim0223
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

この記事で紹介しているアイテム

アピア ルアー ドーバー46スローシンキング

こんな日は回遊メバルが釣りやすい

回遊のデカメバルが釣れるシチュエーションをチェックしよう

ライター撮影

連載第103回!今週は爆風続きで釣りができる日が無かったので、積極的に釣りに行くべき日、大型の回遊が期待できるシチュエーションについてご紹介しようと思います。

仕事帰りの2時間で何とか仕留めたいという方は頑張るべき日の条件をチェック!予報が外れて悪条件となった場合に試しておきたい釣り方も紹介しているので、遠征が多い方もぜひ参考にしてみてください。

大型メバル回遊の条件:ベイト

メバルが回遊する目的は捕食活動

ライター撮影

まずはデカメバルの回遊が期待できる条件についてです。基本中の基本、ベイトの存在からチェックしていきましょう。

メバルを問わず、回遊魚が岸近くに近づく理由はほとんどのケースが産卵か捕食で、春のメバルが接岸するのも沿岸のベイトが目的。春は稚鮎にハク、アミにシラス系、バチといろいろなパターンが考えられます。

回遊があるのはいいベイトがいるからで、いいベイトが居ないと回遊が無い。岸際についている小型のメバルはこの傾向が弱めですが、やや沖からやってくる大型のメバルはこの傾向が非常に強いです!

目で見て判断できない場合も

ではどうやってベイトの有無を確認するのか。これは季節のエリアパターンを知っているから予測で済ませているという方がほとんどです。

ハクやバチ程度のサイズがあれば明るい場所で足元を見て確認できるケースがありますが、他のベイトに関しては目で見て判断するのは難しく、釣った魚がベイトを吐いたり、魚を持って帰った場合に答えが分かる程度。ボイルやアタリなど魚の反応があればベイトもいると判断しつつ、情報や経験、予測を頼りに釣りを続けることになります。

先ほどご紹介したベイトは他のフィッシュイーターも狙っているケースが多いので、アジやシーバスの釣果と合わせながらメバルを探してみましょう。メバル以外の魚であっても、よく釣れているエリアはベイトが多くメバルの回遊にも期待ができます。

大型メバル回遊の条件:風


「メバルは凪を釣れ」は本当

ライター撮影

次は天候的な条件についてです。エサ釣りしかなかった頃から言われている格言に「メバルは凪を釣れ」というのがあります。凪は風も波っけもなく、海面がシーンと静かな状態のことで、この状態がよく釣れるというのは経験則的に知っている方も多いのではないでしょうか。

風が無く波が穏やかな日はメバルが浮き気味、レンジが高く回遊状況・活性とも期待ができます。軽い仕掛けを使うライトゲーム的には釣りがしやすいというのも大きいです。

3月は風が無い日の方が少ないですが、風速が3m程度の予報であれば積極的に釣り場へ向かいましょう!

風速5m程度までは勝負可能

風速は5m程度までなら十分にライトゲーム的なアプローチが可能。フロートで小さいアタリを拾えます。風が海側から吹くと海面が荒れるので、風向きに合わせて釣り場を選べる場合は岸側から風が吹くポイントを選択してみてください。

5mを越えて風速の予報が7m、10mとなると回遊狙いのメバリングはかなり厳しいです。小さなアタリが分からないというのもありますし、自分のエリアでは岸に近づく魚自体がかなり減るように感じています。

爆風の日は避けて、風が弱い日を狙うのが回遊狙いのセオリーです。

大型メバル回遊の条件:潮

満潮絡みの潮を釣るのがセオリー

ライター撮影

最後はシーバスや回遊魚狙いでもよく話題になる潮についてです。

自分のエリアでは満潮前後のタイミングが非常に強く、潮位が低い状態は期待薄。潮位が高い状態で、潮が動くであろうタイミングを釣るのがおすすめです。大潮や中潮は期待ができますし、潮位変動が少ない日はタイミングが絞れません。

時間を選ぶなら満潮絡み、日を選ぶなら潮が大きく動く日と選んで釣りに出かけてみてください。

夕方~夜の釣りが超おすすめ

自分のエリアは潮と同じくらい日照状況の変化がメバルの回遊、活性に大きな影響を与えます。夕方から夜に向かって暗くなっていく時間帯は大チャンス。3月なら19時頃がチャンスタイムです。

この19時前後に満潮へ向かう上げ終わり、もしくは満潮からの下げ始めとなっている日が一番よく釣れます。19時に潮どまりが絡む場合は、少し遅い時間まで釣って下げ始めのタイミングをフォローしておきましょう。

夜中の潮を釣る場合も満潮絡みで潮が動いている時間が強いので、干潮を避けるような形で釣行計画を練ってみてください。干潮時はご飯休憩や移動に当てるのが効率的です!

条件が悪い日の対策について


風が強い日の対策を覚えよう

ライター撮影

張り切って遠征したら予報が外れて爆風だった、条件はよくないけど休みだから釣りをやりたい。こういうときのために、悪条件時に試しておきたいテクニックもご紹介させていただきます。

ずっと爆風でそもそも回遊が無いという場合は釣れなくても仕方なしなんですが、前後で風が弱いタイミングがあったり、夜中のひと時だけ風速が5m程度まで弱まって釣れるというケースは少なくありません。不意の爆風に備えて対策系の仕掛けを準備です!

レンジを下げる

海面が荒れるとメバルはレンジが下がる傾向があります。フロートで釣るならウキ下を長く、ジグヘッドを重くする作戦が有効。海面でフロートが落ち着かないという場合は、シンキングのフロートやジグ単へのローテーションを試してみるのもおすすめです。

自分は前日大荒れ、翌日のやや荒れを重めのジグヘッドで攻めて中層のトゥイッチ&フォールがハマったという経験があるので、2gまでのジグヘッドはいつも用意しています。

遠征時は普段は使わないだろうという重さのジグヘッドも用意しておきましょう!

動きで誘う

アピア ルアー ドーバー46スローシンキング

出典:楽天

波風の影響でフロートやラインが揺らされるとジグヘッドの動きもガタガタします。タダ巻きでジグヘッドをスーッと動かすような釣りは難しいです。

こんなときは別系統のアクションへ切り替えるとイメージして、リップ付きのミノーやワインド系のジグヘッドを試してみるのも一つの方法!しっかり水を掴むミノーは特に頼りになります。

フロート系のタックルであれば3g~5g程度のプラグも問題なく扱えるので、重めのジグヘッドと合わせてこちらも用意しておきましょう!

堤防内側・港の奥を狙う

外海が荒れると魚が中まで入ってくる、というのはシーバスや青物でもときどき起こる現象。ベイトが港内に溜まるのか一休みする魚が居るのか、メバルも外海が荒れると港の中まで入ってくることがあります。いつも外側を釣る堤防で内側を狙ったり、港内を狙う方法が有効です。

いつもは小型しか釣れない港の奥でいい魚が釣れることもあるので、荒れた日はこんなポイントもチェックしてみてください!

風が強い日はアジもチェック


ライター撮影

メバルがラフな海面状況や強い風から悪い影響を受ける一方で、やや荒れぐらいの方が活性があがって釣りやすいという魚もいます。

代表的なものはシーバスとアジで、中でもライトゲームタックルを流用しやすいアジは遠征時の逃げ道としておすすめのターゲット。軽いジグヘッドを使うので釣りにくさはありますが、いつもよりレンジがあがって食いもよかったという経験をしたことがあります。

アジを狙う場合、メバル向けのシャッドテールは効果が低い場合があるので、ピンテール系やストレート系のワームも用意しておくのがおすすめ!浅いタナまでフォローしながら狙ってみてください!

条件のいい日は積極的に出かけよう

風が無い時間はメバリング!

ライター撮影

夕方~夜へ向かって満潮絡みで無風、ここまで完璧に条件が揃う日はなかなかないのが3月ですが、風がやむ瞬間があったり、いい条件が複数重なるような日が全くないわけではありません。

回遊タイミング次第の釣りなので、いい日は短時間でもしっかり釣っておきましょう!

連載が気になる方はこちらをチェック!

連載が気になる方は下記のリンクをチェック!

今期のフロートメバリング実釣レポート、記事中でもご紹介したトゥイッチ&フォールを使ったメバリング実釣レポートをご紹介します。荒れた日の中層攻略は大型狙いでも通用するテクニック!こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!