がまかつ 宵姫 コブラ
がまかつ 宵姫トレモロAJ 2in
尺メバルをついにキャッチ!
今回も伊豆メバリング実釣をレポート!
連載第13回!今回も伊豆メバル釣行、通ってようやくチャンスを手にした、尺メバル釣行についてです。例年いいサイズのメバルが出ていたポイントなのでいつかは、と釣りを続けていましたが、自分が向かったタイミングなのか、季節進行の関係なのか、今年はいつもより少し遅れての釣果となりました。気候は風が吹いて暖かい日が混じる春の気配、メバルをやるにはいい時期になってきています!
今週の伊豆
小鯖が入って春の気配
今週はインプレ記事の締め切りもありどうしても釣らねば、という事で少し早めの時間からエントリー。明るい時間は小鯖が目立ち、気温、水温とも上昇を感じるような海になってきています。アジは時々という話も聞いたので、メバルとアジを両方遊べるようなタイミングもあるかもしれません。釣りにくい時間帯は相変わらずのセイゴ、小鯖も釣れるという感じになったので、海の中は生命感で溢れています!
ベイトはアミとバチに注目!
ベイトは小魚、アミ、バチと複数が混ざっている印象。今回の釣行で釣ったメバルはアミ系のものを捕食していた形跡がありましたが、後日友人からはバチが入っていたと聞いたので、いろいろなパターンが複合しているタイミングなのかもしれません。地域によって差がありますが、今のところは横と縦両方を試しながら、潮まわりがよければバチを意識するような組み立てで攻めるのがおすすめ。どのパターンでもベイトは小さいので、ワーム、プラグとも小さめを試してみるのがおすすめです!
エリアを変えながら風裏探し
当日は風が吹く展開
当日は風が吹き、海面がやや波立つようなコンデジション。前日からのうねりが残り、港の奥には漂流物がたまっているような状態でした。千切れた海藻が浮いてラインに干渉してくるような状況だったので、まずは風の方向を見ながら、漂流物が少ないポイントを探すところからスタート。港の奥が釣りにくい状況であっても、外向きや外側から潮が入ってくるようなポジションは漂流物が少ないケースがあるので、困った時は少し足を延ばしてチェックしてみるのがおすすめです。伊豆は先端付近までいけば、外向きと湾内、風向きと状況が異なるポイントを選びやすいのが大きな特徴です!
本命ポイントの風がやんだタイミングで勝負!
時間を使うならここと決めていたポイントは即エントリーできる状態ではなかったので、他のポイントを回ったり休憩したりして時間の経過を待ちます。前回カサゴがよく釣れた常夜灯ポイントは潮位が低く、カサゴの入りはイマイチといった状態でしたが、小型のカサゴ、ハタンポにネンブツダイ、ライズするシーバスとライトゲームらしいターゲットが遊んでくれました。遠出すると釣果を焦りますが、プレッシャーやアングラーの集中力からひたすら釣るのが正解、とならないケースがあります。ピークタイムまでは焦らず、まったり釣って過ごすのもいいですよ!
横の釣りでは反応が得られず
まずはジグ単で巻きからスタート
遊んでいたポイント、つまり風裏となっていたポイントに風が吹き、本命ポイントへ移動。風がないとまではいかないものの、来た時よりもかなり釣りやすい状況になっていました。チェックしておいた漂流物が少ないコースをイメージしながら、まずはジグ単の巻きから試してみることにしました。去年は表層直下をゆっくり巻く、というのが基本パターンだったポイントですが、今回は上をやってもレンジを入れても反応ナシ。もっとスローに、という事でプラグへローテーションします。
プラグを混ぜるも不発
「ガンシップ」や「ユーリ」を入れてスローに釣ってみますが、メバル以外の魚からも反応はナシ。小さいメバル、他の魚もあまり混ざらないポイントではあるものの、ゼロは少し不安になります。自分が釣っているポイントの大型メバルは回遊魚のような動きで、暗い時間、流れが出ている場所をキーワードに、出たり入ったりを繰り返しているような釣れ方をするのが特徴。居ても食わない時間があるのはもちろんですが、釣り方がズレているのか、海の中にいないのか、判断できないのが難しいところです。あとやってないのは縦の釣りと遠投、という事で、道具はそのまま縦の釣りにチャレンジです!
縦の釣りで連続キャッチ!
連発した縦のパターンを3つに分けてご紹介!
巻きがダメ、プラグもダメで次の手として試したのがジグ単のフォールアクション。道具もジグヘッドもそのままでしたが、ハイバランスな宵姫華「S610UL-solid」は全ての要求に答えてくれます。ミスバイト一発から25、30、32と立て続けにこのパターンでヒット!15分ほどで3匹をキャッチし、その後はパタリと反応がなくなって納竿となりました。釣れなくなった後はいろいろなパターンを試しましたが反応ナシ、魚が薄くなったというのを加味しても、フォールアクションがハマったと結論付けてよさそうです。ベイトがアミ系、というのもプラス要素、今後はこんなメバリングもガンガン試していきたいと思います!
①レンジを変えて深めを探る!
巻きの釣りがハマっていない、にしても魚がいれば何か反応はあるだろうと予測して、5カウントほど沈めたところから魚を探してみます。流れがあるとはいえ、1.5gで5カウントなので結構下を攻めているイメージです。底には付かず水面直下まではトゥイッチしても上がらない、中間的なところを攻める釣りが当日の状況にマッチました!
②リアクション的な動きも混ぜてみる
重めのジグヘッドに合わせて、アクションの幅も少し大きめに。スッと沈んでスッと上がってくる、リアクション的な動きも混ぜてみます。流れがある中での操作なのでダートというほどは動きませんが、アジングの延長で釣るよりもやや大きく動かして、レンジキープと広範囲へのアピール!当日は4バイト3キャッチ、全てこのアクションで釣っています!
③アタリは小さく違和感で伝わる
巻いて釣ると生命感のあるアタリが手元に伝わりますが、フォールで釣ると尺に迫るサイズでもアタリは非常に小さいです。コン、という感じではなく、モゾっと海藻の上に乗ったような違和感があれば全部アワセ!小さなアタリから一気に強い引き込みを見せるこの釣りも非常に釣り味がよく、メバリングらしいファイトもバッチリ楽しめます。巻きで使っているジグ単構成そのままでも遊べるので、反応が得られない時は是非縦のジグ単も試してみてください。大きい魚はポジションがやや低いのか、フォールで釣るとサイズがいいような気がします!
尺メバル釣行のタックルデータ
タックルデータを3つに分けてご紹介!
どんなタックルで釣ったのかという部分は前回の連載記事でご紹介しているので、今回はジグヘッドとワームを分けてご紹介。タックル、ラインについては簡単にまとめてご紹介します。前回のヒラスズキキャッチでもお伝えしましたが、宵姫ジグヘッドの信頼性はかなりのもの!尺とのファイトで安定性を重視する方には特におすすめです!
①ロッドとリール、ラインをチェック!
ロッドはがまかつさんからお借りしてかなり気に入っている宵姫華「S610UL-solid」、リールは定番の2000番にPE0.4号、リーダー5lbという構成。ライトゲーム向けのスナップはちょっと不安、強いスナップは大きすぎる気がする、ということで直結しています。宵姫華「S610UL-solid」はUL表記ながらかなりパワフルで、尺とのファイトもバッチリ!自分が5lbに対して設定するドラグ値だと少し余裕が残るという印象です。ドラグを出しながらでも巻くだけで尺が勝手に浮いてくる、この曲がりとパワーがお気に入りのポイント!自分が使っているロッドと比べると、ファイト時間がかなり短くできると感じています。
②ジグヘッドは宵姫コブラ!
がまかつ 宵姫 コブラ
ジグヘッドは宵姫コブラ!尺メバル+時々ヒラスズキで巻きという自分のスタイルには、#4の1.5gがマッチしています。当日はラウンドの方も用意がありましたが、フォール時に少しアクションが出る、強くリフトすれば跳ねるような動きもでる、という部分を重視してコブラでフォール。強くて巻きでも使えるお気に入りのジグヘッドです!
③ワームはトレモロAJ!
がまかつ 宵姫トレモロAJ 2in
ワームはフレーバーが入った新作の「トレモロAJ」。ノーマルからマテリアルの変更がありましたが、使い心地は変わらず快適です。フレーバーはバスワーム?のような正統派の香り!AJとなっていますが、メバルからシーバスまで、いろいろ釣れるのでバーサタイルに遊べます。色はもちろん「一撃チャート」がおすすめです!
尺メバルのシーズンはこれから!
春の釣りがスタート!
早春から追いかけてきた尺メバル、念願かなって遂にキャッチすることができました。当日は別の仕事で早めに切り上げねばならず、いい状況の中でもっと釣りたかったという気持ちが残りましたが、インプレ記事の締め切りにも間に合わせたし、結果も出たし、とりあえずホッと一息といったところです。来週、再来週は家にいようと考えているので、釣行記事はそのあとで!今後もいい魚をお見せできるように頑張りたいと思います!
連載が気になる方はこちらもチェック!
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【連載】伊豆実釣!メバル不発も宵姫華でヒラスズキ65cm!
連載第11回!今回は伊豆の釣り実釣編、今の伊豆の様子や、ライトゲーム実釣中にヒットしたヒラスズキについてご紹介したいと思います。きっかけにな...