エリッゼステーク 28
エリッゼステーク ステンレス 28cm
鍛造ペグは丈夫で使いやすい
鍛造ペグとは
テントやタープポールを固定するときに使うペグは素材により使い勝手や質感が大きく異なります。鍛造ペグは金属製ペグの一種で圧力を加え形成するため密度が高く非常に強度が高いペグです。小石が混ざっていても砕きながら打ち込めるほど強度が高く、アルミペグのように曲がることは滅多にありません。
強度が高い反面、鉄を叩いて形成するためアルミペグと比べると重たくなります。少しでも荷物を軽くしたい場合は注意しましょう。
エリッゼステークについて
エリッゼステークの基本情報
エリッゼステーク 28
エリッゼステークは、株式会社山谷産業が展開する村の鍛冶屋が発売している鍛造ペグ。 素材の鋼材を1100℃になるまで熱し、柔らかいうちに一気に断面を楕円形に潰した鍛造ペグとなり強度が高く、小石などを気にせず打ち込めるペグです。
金属加工で有名な新潟県燕市で作られている国産品ということもあり、非常に人気のあるペグの一つです。エリッゼステークは各種通販サイトなどで購入できます。
エリッゼステークの種類
エリッゼステーク ステンレス 28cm
エリッゼステークには通常モデルとなるエリッゼステークと、強度がさらに高く究極を意味するエリッゼステークアルティメットの二種類のモデルがあります。
また、エリッゼステークは長さのバリエーションが豊富にあります。小型テントには18cmの短いものがおすすめとなり、28、38cmモデルは大型タープ、テントでも使いやすいバランスのよさが魅力的なモデルです。一番長い48cmのモデルは深く打ち込めるため保持力が高くなります。
特殊モデルについて
エリッゼステークは鉄の鍛造ペグとして人気ですが、鉄と同じように強度が高く鉄よりも軽量で錆に強いステンレスモデルもあります。素材がステンレスに変わっていますが、製造方法は変わらず高温まで熱し一気に形を整えているため強度が高いです。
本品も楕円形をしており地面の中で回転することなく、テントやポールを保持してくれます。さらにステンレスと同じように錆に強く、ステンレスよりも軽量なチタンモデルもあります。
エリッゼステークの魅力
1:豊富な色
エリッゼステークは鍛造ペグとしては非常に珍しい多彩なカラーバリエーションが魅力的です。本品には定番の黒の他にホワイトやレッド、ブルーなどの色があります。
通常販売の他に数量限定で特別なカラーのモデルも発売されており人気です。また、エリッゼステークアルティメットにはゴールド、ブロンズメッキなどの色もあり他社のペグと比べても非常に色違いが多く選択肢のお多さも魅力と言えるでしょう。
目立ちやすい
ペグが鮮やかでさまざまな色があるため非常に目立ちやすいです。ペグが目立ちやすいと言うのは非常に魅力的な要素となります。例えば撤収するときにペグが目立つと回収し忘れることが少なくなり、回収し忘れても目立つので次の人がテントを設営するときに気づきやすいでしょう。
また、目立つことから足を引っ掛けるという事故も防ぎやすくなるなどエリッゼステークの豊富な色は使いやすさにつながっています。
2:値段や価格帯
価格帯もエリッゼステークの魅力の一つ。安価なプラスチック、アルミと比べると鍛造ペグはどうしても高価になってきます。本品もプラスチックペグ(プラペグ)やアルミ、スチールペグと比べると高価になりますが、他社の鍛造と比べると少し安くなるためコスパのよさも人気です。
ただしエリッゼステークならではの注意点として色合いや塗装方法、メッキ加工の有無などで値段が変わってくる点は注意しましょう。
3:使いやすい
エリッゼステークは長く地中の奥深くまで打ち込めます。また、携帯しやすい短いものでも楕円形のため接触面積が大きく回りにくいため使い勝手のいいペグとして人気です。抜けにくいですが、簡単に抜けるようにペグ抜き用の穴があり扱いやすい構造になっています。
腐食に強いステンレスやチタンモデルがある点も扱いやすい部分と言えるでしょう。チタンモデルは少し形状が異なりますが断面は楕円形となり抜きやすさは変わりません。
エリッゼステークの使い方
錆とバリに注意
鍛造ペグでも使い方はプラペグやアルミ(ジュラルミン)などのペグと変わりません。ただし、アルミと比べると鉄は錆びやすい素材です。鉄の表面に錆ができると表面がガタガタになりロープを傷める原因になります。錆が発生していないかきちんと確認し、錆があった場合はきれいに落として使うようにしましょう。
また、バリがあるとロープを傷める原因になるため、錆と同じようにきちんと確認してから使うようにしましょう。
抜き取り方
エリッゼステークは真円ではなく、楕円のため抜けにくくなっています。そのためハンマーなどについているペグ抜きを使って抜きましょう。ペグ抜きを通して、エリッゼステークを90度ほど回転させると深く打ち込んでいても簡単に抜けます。
ペグ抜きがない場合でも、ペグ抜きを通す穴に別のペグを通し、通したペグをハンドルにして両手で90度ほど回転させると抜きやすいです。
手入れについて
仕様後は汚れと水気を拭き取りましょう。金属のペグは汚れや水分が付着したままだと錆びやすくなります。錆は前述したようにロープが切れる原因になることもあるのできちんとメンテナンスしてから保管するようにしましょう。
村の鍛冶屋が定めているエリッゼステークの期待寿命は10年となっており、きちんとメンテナンスして使うと長く使えるペグです。
エリッゼステークの口コミを紹介
色使いに関する評価
エリッゼステークの限定色めっちゃいい色やん…
— よしひろ (@yosHiHiro_xx) November 17, 2018
目立つからペグ忘れの心配もなさそうw pic.twitter.com/3vZpyGCeXb
エリッゼステークは豊富なカラーバリエーション、キャンプ場などで目立ちやすい色使いになっているペグです。そのためカラーバリエーションのよさを評価する声も多く、目立つことから回収し忘れることがなさそうと言われています。
強度に関する評価
砂利や小石だらけの地面に思いっきりブチ込んで酷使されたエリステの姿がこちらです。
— ☢️静にゃん𝕏・ポーター・ブリッジズ💉V (@sei_0w0) September 1, 2019
仮に曲がってもハンマーで直せばいいし、折れ朽ちるまでずっと使えそうである。#エリッゼステーク pic.twitter.com/Pufwi1YKyD
鍛造ペグは非常に頑丈なペグです。長く使用でき、曲がったとしてもハンマーを使って矯正できます。そのためアルミ(ジュラルミン)と比べると非常に製品寿命が長いです。口コミでも強度の高さがきちんと評価されており、小石混じりのキャンプサイトでもちゅうちょすることなく使用できると好評です。
ソリッドステークとの違い
ソリッドステークとは
ソリッドステークはスノーピークが販売する鍛造ペグです。ソリッドステークも日本製の鍛造ペグということで人気があり、エリッゼステークと共におすすめのペグとして名前が挙がります。同じ鍛造ペグということで外見が少し似ていますが、違いもあります。
色・見つけやすさ
エリッゼステークは標準的な黒色もありますが、非常にカラーバリエーションが多く明るい色から光沢のある高級感があふれる色をしています。一方ソリッドステークは黒色だけとなりキャンプ中での視認性が大きく異なります。
価格差
スノーピークのソリッドステークは2022年4月現在30cm6本で2948円です。一方村の鍛冶屋のエリッゼステークはエリッゼステーク28cm5本セット1850円となり一本あたりで考えると100円以上の価格差が生まれます。そのため値段の違いもあるといえるでしょう。
ただし全てのエリッゼステークが安いというわけではありません。素材や塗装によってエリッゼステークのほうが高価になります。
エリッゼステークはおすすめのペグ
村の鍛冶屋が発売するエリッゼステークは抜けにくい、頑丈、よく目立つ、選択肢が多いなど魅力がたくさんあるペグです。日本製のため信頼性も高く、価格帯も他社の鍛造ペグよりも少し安いため初めての鍛造ペグとしてもおすすめできます。エリッゼステークは種類が多いため、長さや素材、色に注意しながら選ぶといいでしょう。
ペグが気になる方はこちらもチェック
ペグはキャンプの重要なアイテムの一つです。テントを押さえたり、ロープを張るにはペグが必須になります。ペグには種類が多く形状や素材で特性が変わってきますよ。当サイトにはペグに関するさまざまな記事があるのでよかったらチェックしてみてくださいね。
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