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インディアンに250ccバイクはある?人気車種やハーレーとの違いについても解説!

近年人気となっている250ccバイク。人気のモーターサイクルメーカー、インディアンにも250ccバイクはあるのでしょうか。今回の記事ではインディアンでの250ccバイクの取り扱いの有無や人気車種の紹介、ハーレーとの違いについて解説します。
2022年4月2日
tambakouta
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インディアンに250ccバイクはある?

インディアンモーターサイクルは1901年に創業した老舗のバイクブランドです。古き良きアメリカンスピリッツを踏襲したヴィンテージスタイルのモデルが人気で、高馬力のVツインエンジンやカスタムのかっこよさも相まって、根強いファンが多いことでも知られています。

今回はインディアンに250ccバイクはあるのか、また、インディアンの歴史やハーレーダビットソンとの比較についてもご紹介します。

残念ながらインディアンに250ccバイクはない

最初から結論となってしまいますが、インディアンモーターサイクルには250ccのバイクが存在しません。過去の歴史上でも250cc以下のバイクを販売した経歴がないのです。インディアンのバイクの中で過去最小排気量だったのは、1920年に発売されたスカウトのV型で、それでも600ccあります。

2011年に復活してからのインディアンも1000cc以上の大型バイクが主流で、現在最も小さいモデルは999ccです。

これから250ccバイクを発売する可能性は?

2011年からスタートした新生インディアンは目覚ましい革新を続けており、黄金時代に並ぶ勢いです。現在は主力である大型バイクに特化していますが、再スタートしてからの歴史が浅いので、今後のライダーの需要によっては250ccなどの中型バイクにも勢力を広げる可能性は大いにあります。

インディアンは、過去に原付バイクを販売していた時期もあるため、250ccのような小さめのバイクに目をつける日もくるかもしれません。

インディアンはアメリカ発祥のメーカー

1901年に創業したアメリカのメーカー

インディアンはジョージ・M・ヘンディーとオスカー・ヘドストロームによって1901年に共同創設されたアメリカのモーターサイクルメーカーです。その後、半世紀にわたってオートバイの生産と革新を続け、アメリカのモーターサイクルメーカーでリーダー的な立ち位置を獲得しました。

1903年には時速56マイルという世界速度記録を達成し、1930年代から1950年代にかけては数々のレースで記録を打ち立てています。

1950年代からの50年間は激動の時代に

1953年、インディアンは操業を停止し、全てのモデルの生産を中止する状態に陥ります。その後、1960年、1970年、1998年と立て直しをはかりますが、上手くいかず、再度の創業停止となってしまいました。

その後、ノースカロライナ州のキングスマウンテンにてインディアンの製造施設を設立し、2011年からはようやく経営が上向きとなります。

かつての栄光を取り戻した2010年代

2010年代はかつてのパイオニアたちが築き上げた歴史に学び、高性能の技術革新、信頼関係の構築、そして、正真正銘のシンプルなバイクを発表するようになりました。その結果、2011年からの10年間でめまぐるしい成長を遂げています。

この10年間に成し遂げた偉業は、2017年、2018年に連続チャンピオンシップを獲得、XGamesで3度の金メダル獲得、高難度のジャンプスタントに成功など華々しい結果です。


インディアンの人気車種は?

インディアンの人気車種①:スカウトシリーズ

インディアンのスカウトシリーズは70年以上の歴史を誇るパワーとバランスを兼ね備えたバイクで、新体制になってからも最新技術を用いた進化を重ねています。低重心で軽量化された車体によって、ビギナーからベテランまでどんな人でも安心して乗りこなすことが可能です。

インディアンバイク・スカウトのラインナップは4種類

インディアンのバイク、スカウトシリーズには4種類の車種が展開されています。代表的なScoutを始めとして、ScoutBobber、ScoutBobberTwenty、ScoutRogueというラインナップです。

いずれも排気量250ccをはるかに超える1000cc超級のパワーを誇ります。

インディアンの人気車種②:FTRシリーズ

2017年にレース専用に開発されたFTR750がフラットトラックレースのデビュー戦で衝撃的な勝利を収めたことでも有名なインディアンのレース向けバイクシリーズです。

インディアンバイク・FTRは5つのファミリーがある

インディアンバイクFTRファミリーには5つの車種があります。スタンダードなFTRに始まり、FTRS、FTRRally、FTRChampionshipEdition、FTRRCarbonです。

スタンダードモデルのFTRでも排気量が1200cc以上のため、250ccとは比較にならないほどの馬力を発揮してくれます。

インディアンの人気車種③:クルーザーシリーズ

インディアンのクルーザーシリーズはアメリカンクルーザーの新旧モデルの完璧な融合体としてカスタムされて登場しました。ThunderstrokeVツインエンジンによって、非常に高いパワーを生み出すことが可能です。

3つの車種があるインディアンバイク・クルーザー

インディアンのクルーザーシリーズも3つの車種が展開されています。ChiefDarkHorse、ChiefBobberDarkHorse、SuperChiefLimitedです。

どのモデルの排気量も1890ccに設定されており、250ccバイクの7倍以上です。

インディアンの高級モデルも人気


インディアンの高級モデル①:バガーシリーズ

20世紀初頭に軍事上の必要性から開発されたインディアンバイク・バガーシリーズ。それから時を経て、インディアンを代表するアイコン的存在となり、レガシーへと進化しました。

多種多様な車種があるバガーシリーズ

インディアンバイク・バガーシリーズには数多くのモデルが存在します。いずれも華麗でおしゃれな装飾に富んでいる上に、排気量は250ccをはるかに上回る1890ccです。

大きく分けてIndianSpringfield、Chieftain、IndianChallengerの3種類があり、それぞれに派生モデルが数種類用意されています。

インディアンの高級モデル②:ツアラーシリーズ

インディアンのツアラーシリーズは長距離走行に非常に適したモデルで、高いパワーやバランスのよさ、充実の装備によって、快適な走りをライダーに提供してくれます。高い性能を備えているだけあって、新車価格では一番安いモデルでも400万円近くします。

全部で4種類あるツアラーシリーズ

インディアンバイク・ツアラーシリーズは大きく分けてRoadmasterとIndianPursuitの2種類があり、それぞれに派生モデルが1つずつ設けられているので、全部で4車種の展開です。

いずれも1700cc以上の超大型バイクですが、パワーを求めるライダーからは非常に高い評判を受けています。

インディアンの高級モデル③:ダークホースシリーズ

ダークホースシリーズは黒塗りエンジンやつや消しブラックを使用した高級感あるデザインが評判です。上記で紹介したバイクの中で、このデザインを施したものをシリーズとして集めています。

最もお手頃なChiefDarkHorseは新車価格で240万円前後、その他のモデルは新車価格300万から400万ほどと非常に高級なラインナップです。排気量も1700cc以上と、250ccとは比較にならないほどのパワーを持っています。

インディアンとハーレーの比較

インディアンとハーレーは外見がよく似ている

ハーレーダビットソンはインディアンとほぼ同時期の1903年に創業した世界有数のバイクメーカーです。どちらもアメリカンバイクという車種に分類され、大型のVツインエンジンを古くから採用しているので、外見が非常に似ています。

日本ではハーレーの方が圧倒的に知名度がありますが、アメリカでは高級モデルについてはインディアンも非常に人気です。専門のカスタム会社が存在し、自分流にアレンジできる点が支持されています。


250ccの中型バイクも展開していたハーレー

インディアンには250ccのバイクが存在せず、最低でも999cc以上の排気量を持つモデルばかりです。一方で、ハーレーには250ccや350ccなどの中型モデルを展開していた時期があります。有名なのはアエルマッキ社を傘下にしたことで誕生した250ccバイク、SX-250です。

現在では250ccのハーレーは存在しませんが、実は近い将来、電動バイクの250ccモデルを発表するのではないかと予想されています。

操作環境が全く逆のインディアンとハーレー

インディアンとハーレーの最も大きな違いとして注目されるのは、操作をする各パーツが全く逆に設置されていることです。アクセルやシフトレバー、クラッチペダルなどの配置箇所を比較すると、全く反転した形になっています。

また、もう一つ大きな違いを挙げるとすれば、故障した場合やカスタムしたい場合にパーツを集めやすいのがハーレー、集めにくいのがインディアンです。やはり、この点では世に浸透しているハーレーに軍配が上がります。

インディアンは250ccをはるかに上回る

現在のところ、インディアンの魅力は1000cc超の排気量を誇る馬力や重厚感あふれるデザインとなっています。

インディアン好きのライダーは高いパワーや重量感のある見た目を求めているので、なかなか250ccバイクの開発に手を出す機会がないのかもしれません。しかし、これから電動バイクなどの需要が増え、手頃な新車価格のマシンを世間が求めるようになれば、250cc市場にインディアンが参戦する日が訪れるでしょう。

250ccバイクが気になる方は以下の記事をチェック!

どうしても250ccバイクが欲しいという方はインディアン以外から探すしか方法がありません。以下におすすめの250ccバイクを紹介している記事を載せますので、興味のある方はぜひご覧ください。