パタゴニア ナノエア ジャケット
MOUNTAIN HARDWEAR ハイロフトジャケット
パタゴニア マイクロ パフ フーディ
ニュークリアイ SV パーカ
化繊インサレーションの防寒ウェアを紹介!
登山などのアウトドアシーンで必要になるのがインサレーションです。そしてインサレーションと言えばダウンか化学繊維かで選ばれてきましたが、化学繊維のウェアが今、どんどん進化しており、快適になっています。
今回はそんな化学繊維を使った化繊インサレーションの防寒ウェアを6着厳選いたしました。ウェアの特徴・メリットなども解説しましたので、参考にしてみて下さい。
化繊インサレーションの防寒ウェアとは?
化繊インサレーションとは?
インサレーションとは、冬のアウトドアシーンでは欠かせない「中間着」を指します。中間着とは、アウターの下に来て保温性を高めるために使う中綿のウェアのことで、ミドルレイヤーの名称でお馴染みです。
そんなインサレーションには、中綿にダウンを使ったものと化学繊維を使ったものの二種類がありますが、今回は化学繊維を使った化繊インサレーションについてご紹介していきます。
化繊インサレーションとダウンの違い
ダウンの中綿の方が化学繊維よりもよいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、それぞれによい特徴があります。ダウンのメリットは、軽量で保温性が高いことで、化学繊維の中綿のメリットは通気性や撥水性に優れている点です。
ですが現在、化学繊維は各アウトドアブランドによってどんどん改良・開発されており、より軽量でより保温性が高まっている状況にあります。これからも化繊インサレーションはよりよくなっていくでしょう。
化繊インサレーションの耐久性は?
化学繊維のもう一つのメリットが、耐久性に優れていることです。ダウンは保温性に優れた良質な素材ではありますが、濡れてしまうと一気に機能が下がってしまうデメリットがあります。
化学繊維の方が濡れても機能を維持する力が高いので、悪天候時によりメリットを発揮できるでしょう。素材そのものの耐久性も高いので、ハードなシーンでは化学繊維の耐久性に軍配が上がります。
化繊インサレーション防寒ウェアの選び方
化繊インサレーションの選び方1:行動着・保温着
選び方で最も重要なのが、「どのようなシーン・季節で使用するのか」です。暖かい季節の休憩時にだけ使うのなら行動着が快適でおすすめになります。行動着とは通気性が高いインサレーションのことで、暖かくも蒸れにくいウェアです。
対して、寒い季節におすすめなのが保温着になります。保温着とはダウンと同じ保温用途で使うインサレーションで、より軽量で保温性のあるものほどよい製品です。
化繊インサレーションの選び方2:機能
機能も選び方の重要ポイントです。軽量性や撥水・防水性、通気性やフードの有無、収納時のコンパクトさなどの違いがありますので、どの点を重視するかもイメージしておきましょう。
中間着としてレイヤリングしやすいものを探しているなら、フードがなく軽量のものが使いやすいです。
化繊インサレーションの選び方3:価格
快適さ以上に重要な選び方ポイントが、価格かもしれません。重たくて厚いものほど高いイメージがあるかもしれませんが、超軽量かつ機能を保った製品などは高級で、価格が高いものもあるのです。
安くて快適なものもあれば、高級ブランドとしての魅力が楽しめるものもありますので、価格も気にしながら選んでみて下さい。
化繊インサレーション行動着ウェア2選
行動着化繊インサレーション1:Nano-Air Jacket
パタゴニア ナノエア ジャケット
ブランド・メーカー | パタゴニア |
---|---|
サイズ | XS~XL |
人気アウトドアブランド「Patagonia」のNano-Air Jacketは、行動着に最適です。こちらは保温性も備えながら、伸縮性と通気性を備えているため、アクティブに動いていても余分な熱を逃がしてくれます。
また、止まっている時は保温性を発揮してくれますので、万能な化繊インサレーションをお探しの方におすすめです。
この化繊インサレーションウェアのポイントは?
こちらは行動着タイプですので、アクティブに動く際に着る中綿ジャケットが欲しい方におすすめです。保温性ももちろんありますが、保温着に特化したものよりは保温性が劣りますので注意して下さい。
少し暖かい時はアウターにもできて、寒い時は中間着に使えますので万能なものが欲しい方はぜひ検討してみて下さい。ダウンと比べて洗濯などもしやすく、扱いが楽です。
行動着化繊インサレーション2:ハイロフトジャケット
MOUNTAIN HARDWEAR ハイロフトジャケット
ブランド・メーカー | MOUNTAIN HARDWEAR |
---|---|
重量 | 380g(Mサイズ) |
カラー | Golden Brown、Black、Black Sage、Zinc |
素材 | POLARTEC HIGT LOFTリサイクルフリース |
大人気アウトドアブランド「マウンテンハードウェア」の行動着ならハイロフトジャケットです。こちらは「Monkey Man/2 Jacket」という商品名が変わったもので、非常に人気のある商品になります。
柔らかな着心地で快適に着られるフリースジャケットとなっており、軽量ですのでストレスがありません。軽いですが暖かさが保たれ、しかし通気性はしっかりしているいいジャケットです。
この化繊インサレーションウェアのポイントは?
こちらのジャケットはPolartecという素材が使われています。従来の化学繊維より2倍も通気性がよく、濡れた時の乾きやすさも1.5倍。保温着ですと蒸れて困ってしまうシーンでもハイロフトジャケットなら安心です。
また、袖口やサイド部分などの擦れやすい部分は、起毛を抑えて毛玉をできにくくしたパワーストレッチ素材が使われています。形は少しタイトめですので、サイズ選びにだけ注意してください。
化繊インサレーション保温着ウェア2選
保温着化繊インサレーション1:Micro Puff Hoody
パタゴニア マイクロ パフ フーディ
ブランド・メーカー | パタゴニア |
---|---|
サイズ | XS~XXL |
Patagoniaの「Micro Puff Hoody」は、保温着の中で最も軽量で機能が高い製品です。サイズ・重量に対しての保温性が非常に高いので、羽のように軽い中綿なのに快適に過ごせます。
また、耐久性・耐水性も高い作りとなっていますので、ハードな環境でも安心です。また、左ポケットに収納できるようになっていますので、コンパクトさもポイントとなっています。
この化繊インサレーションウェアのポイントは?
行動着としては熱くなるのでおすすめではありませんが、保温着ならとにかくおすすめのジャケットです。価格も3~4万円ほどとなっていますので、機能に対してのコスパは悪くありません。
サイズはXS~XXLまでありますので、女性の方でも大柄な方でも着られます。軽量保温着をお探しの方はぜひ検討してみて下さい。
保温着化繊インサレーション2:MATA JACKET
スタティックのMATA JACKETはエアーフレイクという化学繊維を使用しています。エアーフレイクとは天然ダウンを模した人口羽毛で、730ものフィルパワーがあり、これを中綿にして作った暖かい化繊インサレーションがMATA JACKETです。
エアーフレイクはペットボトルリサイクルの素材ですので時代にも即しており、アウトドア環境を大切に考えている方にもおすすめのジャケットとなります。
この化繊インサレーションウェアのポイントは?
こちらは重量がSサイズで325gと、かなり軽量な化繊インサレーションです。暖かさに対してコンパクトであり、デザインも硬派でおすすめです。繊維作りからジャケットの製造まで全て日本で行われており、日本ブランドにこだわりのある方にも適しています。
高級化繊インサレーション防寒ウェア2選
高級化繊インサレーション1:ニュークリアイ SV パーカ
ニュークリアイ SV パーカ
ブランド・メーカー | アークテリクス |
---|---|
サイズ | XS~XXL |
重量 | 600g |
高級アウトドアブランド「アークテリクス」からは、2021年発売で大人気となっている「ニュークリアイSVパーカ」がおすすめです。ニュークリアイSVパーカとは最高の保温性素材を使用したインサレーテッドビレイパーカで、抜群の熱性能を備えています。
とにかく軽くて耐久性と保温性があるジャケットを探している方は検討してみて下さい。サイズはXS~XXLとなっていますので、女性から大柄な方まで着られます。
この化繊インサレーションウェアのポイントは?
こちらは透湿性もありますが、風を通さない防風素材が採用されており、保温性が重視されています。かなりシビアな環境や悪天候でも耐えられる耐久性となっていますので、ハードなシーンで使う予定がある方におすすめです。
ポケットは外側に3つ、内側に2つあり、必要なアイテムを整理して収納しておけますので便利です。
高級化繊インサレーション2:Expedition Trango Parka
大人気アウトドアブランド「THE NORTH FACE」なら「Expedition Trango Parka」がおすすめです。こちらはかなり厚手な保温着で、濡れにも強く、耐久性に優れています。
価格帯は高いのですが、それに見合うよいジャケットとなっていますので検討してみて下さい。
この化繊インサレーションウェアのポイントは?
こちらは本格的な冬登山での使用に適した化繊インサレーションです。高い防風性を持つ「GORE-TEX membrane WINDSTOPPER®インサレーション」が採用されており、冷たい風が入ってきません。
また、肩まわりなどは「スペクトラ補強素材」で岩などの摩擦に耐えられるようになっており、中綿は高い保温性と撥水性を持つプリマロフト®が入っています。本格的なものが欲しい方におすすめです。
まとめ:化繊インサレーションで快適に!
化繊インサレーション防寒ウェアはおすすめ
化繊インサレーションの防寒ウェアを6選してご紹介させて頂きました。コンパクトで軽量なものから、寒い季節でも快適に使える保温重視のものなど、化繊インサレーションにもいろいろなものがあります。
選び方によって適するウェアは変わってきますので、どのようなシーンで使用するかイメージして選んでみて下さい。
化繊インサレーションウェアが気になる方はこちらもチェック!
今回は化繊インサレーションの防寒ウェアについてご紹介させて頂きましたが、暮らしーのでは他にも防寒ウェア・ダウンについての記事が多数あります。防寒ウェア・ダウンが気になる方はぜひ、下記記事も見てみて下さい。
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