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雲取山のテント泊登山ガイド!混雑時期や、温泉付の山小屋を通るルート情報も!

雲取山は危険な箇所が少ないという理由から初心者のテント泊にも向いていると言われています。もしも雲取山でのテント泊が安全なら、ぜひ一度はチャレンジしてみたい。そんな方のために今回は、雲取山やテント泊情報を紹介しますので、参考にしてください。
2022年3月22日
syunsyun
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目次

雲取山ってどんな場所?

雲取山は三峰山の最高峰

Photo bySimon

雲取山は三峰山の最高峰です。三峰山は丹沢の東端に位置しており、クリスマスのイルミネーションで有名な宮ヶ瀬ダムのちょうど南に位置します。三峰山はその名の通り山頂が3つの峰からなる山ですが、山頂付近の登山では緊張感が味わえることでも人気のスポットです。

特に道が狭い上に年に数人は滑落する砂地や、山頂付近には岩場やぬかるみもあります。山頂へ行くルート以外にも複数の分岐ルートがあり道にも迷いやすいので気を付けましょう。

雲取山は3つの都県にまたがる

Photo bydanfador

雲取山は東京都、山梨県、埼玉県にまたがる東京都内では最も高度が高い山です。都内から電車でアクセスできる距離にありながらその標高は2,000メートル超え。後述する登山口はどのルートも最寄り駅からはそれなりの時間がかかるため、ほとんどの人がテント泊を選択しています。

初心者の登山は注意が必要

雲取山での登山は慎重さが重要です。そこまで高くない標高から1日での登山を目指す人も多いのですが、無謀な登頂計画は思わぬアクシデントを引き起こす要因にもなりかねません。実際、雲取山の各山小屋でのホームページでも、無理な登山は避けて一泊するように呼び掛けています。

特に初めてテント泊をする方は無理ない計画で登山に臨むのがいいでしょう。場合によっては小屋泊を選択するのも一つの手です。

雲取山の混雑時期

雲取山の登山者は1年を通して膨大な数いるわけではないようです。特に冬場は雪道ということもあり、登山者が一気に減る傾向があります。夏場も暑い中重い荷物を背負って登山するのは辛いため、比較的登山者は現行傾向にあります。

混雑する時期として最も多いのは春先と秋の紅葉の季節。綺麗な景色を求めてやって来る人が増えます。特にゴールデンウイーク、シルバーウイークでは学生の登山者も増えます。

雲取山でテント泊はできる?

まず結論から申しますと、雲取山でテント泊はできます。ただし、雲取山のどこでもテント泊ができるわけではなく、山小屋が展開されているので、その敷地内でしかテント泊はできません。また、テント泊をする場合には事前に予約の電話を入れておくことも忘れないでください。

テント泊ができる雲取山の山小屋①雲取山荘


Photo bybhossfeld

雲取山では山小屋であればテント泊が可能だと紹介しましたが、実際にどんな山小屋があるのか紹介していきましょう。口コミ情報などでよく目にするのが雲取山荘。テント泊をするには事前予約が必要です。

ゴールデンウイーク期間などは特に混雑する時期なので、早めに予約するのがいいでしょう。また、食堂は小さ目なので、早めに済ませないと周りの人に迷惑がかかるかもしれません。

雲取山荘

  • 住所
    〒368-0033
    埼玉県秩父市野坂町2丁目13−34
  • 公式サイトURL
    http://kumotorisansou.com/

テント泊ができる雲取山の山小屋②七ツ石小屋

Photo by akiraasakura367

七ツ石小屋は雲取山の中腹にある山小屋です。登山ルートにもよりますが、無理のない登山を目指す方は七ツ石小屋で一泊するのがベスト。同じルートを通って往復するコースを選択するならば、小屋に重い荷物を預けて登山するのがいいでしょう。テント泊小屋泊関わらず予約が必要です。

七ツ石小屋

  • 住所
    〒409-0300
    山梨県北都留郡丹波山村 5427
  • 公式サイトURL
    https://nanatsuishigoya.com/

テント泊ができる雲取山の山小屋③三条の湯

Photo by ume-y

雲取山へ登山する時に温泉に入りたい場合には、三条の湯がおすすめです。日帰り温泉としても親しまれています。夏場の登山では汗をかいても温泉でその汗を流せますし、冬場の登山では冷えた体を温めてくれます。

思わぬ事故に遭わないためにも三条の湯で一休みするといいでしょう。テント泊、小屋泊関わらず予約が必要です。

山小屋三条の湯

  • 住所
    〒409-0300
    山梨県北都留郡丹波山村2079
  • 公式サイトURL
    https://www.taba-kan.co.jp/blank-9
  • 電話番号
    0428-88-0616​
  • FacebookページURL
    https://ja-jp.facebook.com/pages/category/Travel-Company/%E4%B8%89%E6%9D%A1%E3%81%AE%E6%B9%AF-582126...
  • アクセス
    圏央道日の出ICまたは青梅ICより車で約1時間10分。または、中央道勝沼ICより車で約1時間【電車およびバス】JR青梅線奥多摩駅下車、西東京バス丹波行き「お祭」下車、徒歩約3時間​
  • 営業時間
    通年営業
  • 予約
    あり
    0428-88-0616​

雲取山山頂には避難小屋もある

Photo byflyupmike

雲取山の山頂付近には避難小屋もあります。前述した雲取山荘の近くではありますが、この避難小屋からの景色が一番綺麗という声も多く上がっています。ただし、あくまでも避難小屋なので管理人などはいないため、緊急時以外のテント泊はおすすめできません。

雲取山の登山ルートは?

雲取山の公式情報では、11の登山口があります。代表的なのは、JR奥多摩駅からバスを使う鴨沢口、同じ最寄りなのに違った場所には東日原口があります。基本的には自分の体力に合わせたりその日の天候で登山口や登山ルートを変えていきます。ここでは、先ほど紹介した山小屋へのおすすめルートを紹介していきます。

①雲取山荘を通るおすすめルート


Photo byjplenio

雲取山荘は山頂付近にある山小屋なので、基本的にはどのルートでも向かうことができます。おすすめのルートは鴨沢登山口から登るルートでしょう。夏場や冬場といった季節の影響を受けない利点があるので、時期を問わずに登れるので、登山初心者の方でも比較的登りやすいルートです。

また、途中に七ツ石小屋があるので、体力的に辛くなった時には七ツ石小屋で休憩することも可能です。

②七ツ石小屋を通るおすすめルート

七ツ石小屋へのおすすめルートは、公式ホームページで紹介されているルートがベストでしょう。初日は鴨沢登山口から登り、七ツ石小屋に早めについてのんびりし、翌日に重い荷物を小屋に預けたまま山頂へ向かって再度七ツ石小屋へ戻る。そのまま荷物を引き取って下山するというルートです。

七ツ石小屋を使うほとんどの方がこのコースを利用するということで、体力的にもテント泊初心者には特におすすめのルートとなっています。

③避難小屋を通るおすすめルート

避難小屋を経由するおすすめルートは秩父側から登るルートです。西武秩父駅からバスで三峯神社バス停へ向かいます。ここからおよそ5時間かけて山頂まで登るイメージなので午前中に登山口へ向かい昼過ぎに登りきるイメージです。

避難小屋を通過して雲取山荘で一泊するのがベストでしょう。このコースの魅力は、午前中に出発すれば、避難小屋に夕方前に着くので明るい時間帯に綺麗な景色が見れる点です。

温泉付の山小屋を通るルート情報

温泉に入ることも目的とした三条の湯を使ったおすすめのルートは、お祭り登山口から登るルートです。最寄り駅の奥多摩駅からお祭り登山口へ向かうバスは1日に4便しかないのでバスを利用する場合には時間に注意してください。

車も利用できますが、道幅が狭いやガードレールがないことを考慮すると歩いた方が安全でしょう。このルートの特徴としては、比較的平たんで道路もしっかりと舗装されている箇所が多いので歩きやすい点です。

三条の湯を通るおすすめのルート

Photo by khf_fjs

それでは三条の湯を通るおすすめのルートを詳しく見ていきましょう。前述したように使う登山口はお祭り口。登山口からは林道となっていて道幅も狭い上に車も通るので、気を付けながら道なりに進みます。

林道が終わると、青岩谷橋という橋があります。ここから登山道になっており、三条の湯まで一本です。整備された平坦な道なので比較的登りやすいでしょう。

斜面には注意

三条の湯までの登山ルートは、平坦な一本道な上に整備されていて歩きやすいのですが、斜面を横断するいわゆるトラバース道を歩く上に谷側が着れ落ちているので、足元の警戒は怠らないようにしましょう。また、こういったことから、実際の高度よりも高く感じることもあります。

雲取山の周辺情報紹介3選

①日原鍾乳洞

Photo byPexels

雲取山へアクセスしやすい立地ですので、登山のついでに寄ることも可能です。雲取山からの距離はそう離れていませんが、雲取山の登頂を考えている人で日原鍾乳洞も一緒に見たいならば最低でも一泊の日程を組みましょう。


②グランデックス奥多摩ベース

Photo byFedMed

電車でのアクセスよりも車でのアクセスがしやすいのがグランデックス奥多摩ベースです。ラフティングやキャニオニングといったアクティビティが楽しめるスポットで、スタッフの人がみんな丁寧なので初心者でも楽しめます。

アウトドア初心者の方は、ここでテントの使い方などを学ぶこともできます。グランデックス奥多摩ベースを利用して雲取山への登山を考えているならば、七ツ石小屋で一泊するのがおすすめです。

グランデックス奥多摩ベース

  • 住所
    〒198-0102
    東京都西多摩郡奥多摩町川井156-1
  • 電話番号
    0428-74-9061
  • アクセス
    青梅IC・日の出ICより約50分

③もえぎの湯

奥多摩駅の近くにはもえぎの湯という温泉施設もあります。奥多摩駅から徒歩10分という距離も時間もアクセスしやすい場所なので、雲取山の帰りに向かうのがおすすめです。疲れを忘れてゆっくり温泉に浸かり癒されてから帰宅するのもよし、お酒を飲んで周辺宿泊施設に泊まるのもありでしょう。

奥多摩温泉もえぎの湯

  • 住所
    〒198-0212
    東京都西多摩郡 奥多摩町氷川119-1
  • 電話番号
    0428-82-7770
  • 営業時間
    10:00~20:00(月曜定休、月曜が祝日なら翌日休業)
  • 公式サイトURL
    https://www.okutamas.co.jp/moegi/

雲取山のテント泊情報を知ろう!

Photo byFabricioMacedoPhotos

今回は雲取山でのテント泊情報や雲取山の登山ルート、周辺スポットなどを紹介してきました。雲取山でのテント泊は、決められた場所であれば可能であることが分かりました。また、テント泊をする場合には事前に予約が必要なので忘れないようにしましょう。今回の記事を参考に雲取山でのテント泊を楽しんでください。

テント泊について気になる方はこちらをチェック!

当サイトでは、雲取山でのテント泊情報以外にも、テント泊をする上での注意点や必要装備などについても紹介しています。雲取山でのテント泊を考えている方は、こちらの記事も参考にしてテント泊についての知識を深めましょう。