GENTOS CP-195DB
Energizer ヴィジョンHDD323
Cocoda ヘッドライトHL05-C
OLIGHT Perun Mini
PETZL ティキナE091DA
milestone ウォームMS-H2
ヘッドライトは登山の必需品!
登山の装備品としては、見落とされがちなヘッドライトですが、薄暗い早朝に出発し未舗装の登山道を進むことも多い登山では、両手をふさぐことなく視界を照らすヘッドライトは危険回避上、プロ登山家なら必ず装備する重要なアイテムです。
また、山間部は平地に比べ暗くなるのが早いもの。薄暗い中でのテント設営や食事の支度といった作業も、ヘッドライトがあればぐっとはかどります。「明りはランタンやたき火があれば十分」と思わず、初心者もヘッドライトを必ず装備しましょう。
登山用ヘッドライトの選び方ポイント
選び方①明るさ|ルーメンと照射距離
明るさはルーメンという単位で表されます。数十メートル先まで照らせる一般的な懐中電灯で約100~200ルーメンの性能があるので、登山用ヘッドライトもまずは最低100ルーメン以上から選ぶのが目安です。
ただしヘッドライトには複数の照射モードがあり、見かけの明るさやルーメン値はモードによって変わります。明るさ比較では、最大でどれだけ先まで照らせるかを示す照射距離も合わせて確認しましょう。
【ルーメン(lm)とは?】 LEDの明るさの単位ルーメンを解説!
最近よく目にするようになったルーメンという単位。主にLED電球を選ぶ時に書かれているのを見かける人も多いでしょう。ルーメンとはいったいどのよ...
選び方②電源|乾電池式と充電式
乾電池式は市販の乾電池を使います。電池をセットするだけで使える手軽さがメリットですが、電池切れのたびに電池を買う必要があるため、電池代コストがかかる点はややデメリットです。
充電式は専用バッテリーを使います。毎回充電する手間はありますが、電池購入のコストがない点はメリットです。機種によっては乾電池を併用できるタイプもあるので比較検討してみてもよいでしょう。
選び方③装着感|ベルトと重量
装着ベルトは、フィット感がよく、ずれも防止できる少し太めのハチマキ型がおすすめです。頭頂部にもベルトを回すタイプは着脱に少し手間がかかる場合もあるので注意しましょう。
また、長時間使用による頭部への負担を小さくするため、登山用ヘッドライトは軽量なものが適しています。重さの確認では本体と電池など込みの重さで比較することが肝心です。
選び方④その他の性能|防水と点灯時間
登山に限らず屋外使用が多いヘッドライトはIPコードという規格で防水レベルが表示されます。登山用ヘッドライトとしては、IPX4~IPX8までの防水性能があれば雨天時でもほぼ問題なく使用できます。
また電池寿命、つまり連続点灯時間も比較して選びましょう。思わぬ電池切れでライトが点かないというトラブルを避けるため、電池交換や充電なしで使える、おおまかな時間の長さも選ぶ際のポイントです。
登山用ヘッドライト|乾電池タイプ2選
GENTOS CP-195DB
GENTOS CP-195DB
明るさ(最大) | 120ルーメン |
---|---|
重量 | 69g(電池含む) |
電源 | 単3形アルカリ電池×1本 |
防水 | IPX4 |
最大照射距離 | 63m |
点灯時間 | 7.5時間(Highモード時) |
単3形アルカリ乾電池1本で最大120ルーメンのパワーがある、エコロジーなヘッドライトです。LEDの周りに反射板を効率的に配置し、きれいな広範囲照射から最大63mの長距離照射まで可能で、登山用ヘッドライトとしても十分な性能があります。
本体の照明部分は水平から真下まで90度の範囲で稼働し、照射方向の細かい調節も自由自在。軽量で小型ながら使い勝手がよく、プロユースはもちろん、登山用にヘッドライトを初めて買うという方にも最適です。
CP-195DBのおすすめポイント
CP-195DBはメインのLEDとは別に、目に優しい赤色のサブLEDを搭載しています。暗所で早く眼を慣らしたい(暗順応したい)ときや、夜の登山中に手元の地図や資料を確認したいときなどに最適です。
Energizer ヴィジョンHDD323
Energizer ヴィジョンHDD323
明るさ(最大) | 400ルーメン |
---|---|
重量 | 86g(電池含む) |
電源 | 単4形アルカリ電池×3本 |
防水 | IPX4 |
最大照射距離 | 85m |
点灯時間 | 約6時間(フルハイモード時) |
明るさ400ルーメン、最大照射距離85mのパワーがあるヘッドライトです。照射範囲の調節にデジタルフォーカス技術を採用しており、変更がワンタッチでできるので操作性は抜群。登山でもプロユースから初心者まで最適なモデルです。
また通常のハイ、ロー、赤色LEDだけでなく、広範囲用の「フル拡散」とピンポイント照射の「フルスポット」のモードがある点も注目。プロから初心者まで、登山で遭遇するさまざまなシーンで活用できる汎用性の高いヘッドライトです。
HDD323のおすすめポイント
電源を切ったときのモードを内部的に記憶するメモリ機能を搭載しています。次に使うときにあらためてモード設定をする必要がなく、操作の手間が減るので登山ではとても便利なヘッドライトです。
登山用ヘッドライト|充電タイプ2選
Cocoda ヘッドライトHL05-C
Cocoda ヘッドライトHL05-C
明るさ(最大) | 200ルーメン |
---|---|
重量 | 50g |
電源 | 内蔵バッテリー(USB充電) |
防水 | IPX4 |
最大照射距離 | 100m |
点灯時間 | 5時間(ハイモード時) |
頭部への負担を極限まで抑えた、重量わずか40gの最軽量モデルです。伸縮性のあるベルトはヘルメットやキャップタイプの帽子の上からでもフィットするので、プロや登山初心者を問わず、大人から子供まで快適な装着感で使用できます。
明るさ100ルーメン・照射距離50mのミドルモードだと連続点灯時間が8時間と比較的長く、登山で長時間使用ができるのもポイント。バッテリーのフル充電が約2時間と比較的短時間なので、使用前の準備も素早くできるヘッドライトです。
HL05-Cのおすすめポイント
HL05-Cも赤色LEDを搭載していますが、通常の連続点灯のほかに、SOS信号として使える赤色LED点滅モードがあります。登山での緊急時の助けになるだけでなく、防災用のヘッドライトとしても最適です。
OLIGHT Perun Mini
OLIGHT Perun Mini
明るさ(最大) | 1000ルーメン |
---|---|
重量 | 52g(ベルト・クリップ除く) |
電源 | 内蔵バッテリー(USB充電) |
防水 | IPX8 |
最大照射距離 | 100m |
点灯時間 | 6時間(Mediumモード時) |
プレート状のベースに円柱型のライトが載った一癖あるデザインが特徴です。アルミ合金製の本体は防水性や耐摩耗性に優れ、登山用ヘッドライトとしても最適。重量も本体とバッテリー込みで52gとかなり軽量な点も魅力です。
照射モードは全部で6段階あり最大のTurboモードは1000ルーメンのパワフルさがあります。フル充電までは約1.2時間(目安)と急速充電も可能で、低光量のMoonlightモードなら最大4.5日という長時間を充電なしで使えるのも便利です。
Perun Miniのおすすめポイント
Perun Miniは、ポケットにクリップ装着したりハンディLEDライトにしたりとアイデア次第でさまざまな使い方もできます。ユニークな商品で、登山をはじめアウトドア全般で使える楽しいアイテムです。
登山用ヘッドライト|電源併用タイプ2選
PETZL ティキナE091DA
PETZL ティキナE091DA
明るさ(最大) | 250ルーメン |
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重量 | 81g |
電源 | 専用バッテリー(USB充電)/単4形アルカリ電池×3本 |
防水 | IPX4 |
最大照射距離 | 60m |
点灯時間 | 9時間(中レベル時) |
ベーシックな外見のヘッドランプで、照射レベルも弱・中・強の3段階のみとシンプルです。主に近距離での使用に向いたタイプですが、最大250ルーメンの明るさとワイドビームで前方と足元を照らしてくれるので、登山用のヘッドライトにも最適です。
スイッチは本体上部に一か所のみで、ボタン一つで電源投入から照射レベルの切り替えまで素早く操作が可能。電源は充電バッテリーと乾電池のどちらも使えるタイプなので、登山日程や使用環境に合わせて電源を準備できる点でも便利です。
ティキナE091DAのおすすめポイント
ヘッドライトは暗色系の商品が多い中、ティキナ E091DAは鮮やかな赤や青のカラーバリエーションがあります。登山ウェアと合わせたコーディネートもできるので、おしゃれに気を配りたい方にも最適です。
milestone ウォームMS-H2
milestone ウォームMS-H2
明るさ(最大) | 420ルーメン |
---|---|
重量 | 65g |
電源 | 専用バッテリー(USB充電)/単4形アルカリ電池×3本 |
防水 | IPX4 |
最大照射距離 | 140m |
点灯時間 | 12時間(メインスポット5%時) |
LED光源では珍しい電球色に似た暖かい好色が特徴のヘッドライトです。最大420ルーメンの光量と、集光レンズの効果で約140mの遠距離スポット照射ができます。足元を確実に照らすサブLEDのワイド照射も備え、登山用として最適なスペックです。
アルカリ乾電池使用の場合、最大160時間の長時間使用(ワイド5%使用時)できる点も大きな魅力。また、登山ザックでの収納・運搬時の誤動作による電池消耗を防ぐ、スイッチロック機構も搭載しており、便利な機能がたくさん詰まっています。
ウォームMS-H2のおすすめポイント
通常はモード切り替えで使い分ける、遠方スポット照射と近距離ワイド照射を同時に照射するミックスビーム機能があります。登山時に、暗所での安全確保が場面に応じてより確実にできるヘッドライトです。
ヘッドライトで登山を快適に!
登山におけるヘッドライトの一番の役割は、道中を照らしてケガや危険のリスクを減らすこと。しかしプロ登山家や初心者を問わず、暗い中で手軽に手元を照らしてくれるヘッドライトの活躍の場はたくさんあります。
まだヘッドライトを使ったことがない方は、商品をじっくり比較検討して、ぜひ装備品に加えてみてください。ヘッドライトの明りが一つ増えるだけで、登山の楽しさや快適さがぐっとアップするでしょう。初心者のあなたもプロ登山家に一歩近づけますよ。
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