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トランギア・アルコールストーブの使い方!燃料調達が楽&火力調整の難しさも魅力。

普段アルコールストーブを使われていますか?アルコールストーブは使い方がよくわからずガスバーナーを使う方も少なくないようです。しかし一度アルコールストーブの使い方を知ればその魅力に手放せなくなるはず。今回はアルコールバーナーの使い方とその魅力を解説します。
2022年2月26日
佐藤3
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目次

この記事で紹介しているアイテム

アルコールストーブについて

アルコールストーブとは?

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アルコールストーブとはエチルアルコール・メチルアルコールといった燃料用のアルコールを燃焼させて、簡単に調理や湯沸かしに使うことができる登山やキャンプで使う調理道具のうちのひとつです。

アルコールストーブの仕組み

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アルコールストーブは燃料タンクともいえる本体の上部に穴が開いており、気化して吹き出した燃料ガスがその穴から噴出します。アルコール燃料に付いた火がその気化ガスに着火して、コンロの火として使用する仕組みです。

アルコールストーブのサイズ感

アルコールストーブはアルミ製のドリンク缶を加工して自作している人もいます。サイズ的にはそのくらいでも、十分にケトルに入れた水を沸騰させるくらいの熱カロリーを維持できます。

それというのも、このアルコールストーブは燃料にアルコールを使っておりコスパが非常によいため、その効果で小型のサイズで十分な火力が得られるのです。

アルコールストーブのメリット

アルコールストーブはコスパがよいといいましたが、それが具体的にどのようにキャンプや登山でのメリットになるのか、おすすめポイントのお話をしましょう。

メリット1.コンパクト

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アルコールストーブはそれほど大きくする必要はありません。たとえばご家庭で鍋をするときに使うカセットコンロだと、キッチンのガスコンロ1台分の大きさのある調理器具に、大きなスプレー缶サイズのガス缶をセットして使いますね。

これはガスの気体を缶にセットしているため小型化すると燃焼時間が不足するため、実質使用するにはこれ以上小さくできないという制限があるからです。

アルコールストーブは液体を使うのでとてもコンパクト

一方アルコールストーブは、液体を気化させてガスを発生させそれを燃やして燃料とします。そのため8センチほどの缶の中のアルコールの量で、十分長時間使用することができるのです。液体を持ち歩くという点をクリアできれば、非常にコンパクトな調理器具が実現します。

メリット2.燃料が手に入りやすい

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わかりやすさからまたカセットコンロと比較しますが、このガス缶は近年ではコンビニエンスストアでも手に入るから、手軽さではこちらの方が上なのではないか?ともいわれます。

確かにコンビニはとても手軽で、日本では各地にたくさんある便利なお店ですね。でも少し価格が高いと感じませんか?アルコールストーブの燃料は、安売りのイメージが高いドラッグストアに置かれているアルコールが使えます。こちらも手に入りやすさではガス缶にも負けていません。

メリット3.燃料が安い

すでにガス化している缶よりも、アルコールを燃やしてガスを発生させた方がコストは断然安くあがります。ここまでのトータルとなりますが、どこでも手に入りやすい燃料用アルコールを、燃やしてガスを発生させるアルコールストーブは、少ない量で長時間の熱源を維持が可能です。

そのためにコスパがよい・アウトドアへの持ち運びに便利な小型サイズが実現・結果とても値段が安く小さな道具で湯沸かしや調理ができるすぐれものとなります!


アルコールストーブといえばトランギア!

アルコールストーブは今でこそ自作したり、いろいろなメーカーから販売されていますが歴史も古く有名なブランドとしてトランギアがあります。アルコールストーブの使い方を解説する前に、このトランギア製がなぜ人気が高いのか簡単にご説明させてください。

トランギア|アルコールバーナー

トランギア アルコールバーナー

出典:Amazon

トランギアのアルコールバーナーは安い価格ながら、その製造は一部手作業が入るほどこのような小さなキャンプギアにも関わらず品質にこだわって作られているのでおすすめです。

また、アルコールストーブを使う上で、あると便利なオプション品の開発・製造にも力を入れているのが、トランギア社のアルコールバーナーとなります。

トランギアのロングセラーアルコールストーブ

トランギアのアルコールバーナーが有名なのは、その歴史の長さにも関係があります。多くの人の年齢、何ならご両親の年齢よりもトランギアのアルコールバーナーは歴史があるでしょう。

発表から50年以上たってもいまだキャンプ・登山道具の人気ギアとして君臨しているトランギアのアルコールバーナーには、長年愛されてきた安心感と実績を感じさせる商品です。

トランギア製アルコールストーブはオプションも充実

オプション1.専用ゴトク

出典: https://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/burner/tr_b25.html

先程も少しふれましたが、トランギアのアルコールバーナーにだけ用意された数々のオプション品をご覧ください。できればアルコールストーブと共に持っていると便利になるものばかりです。

最初はサイズがぴったりなアルコールバーナー用のゴトクです。ゴトクとは炎とケトルなど調理道具の底がちょうどよいように安定して置くための必需品です。サイズが合えば持ち運びもコンパクトになるだけでなく、燃焼の邪魔にもならず経済的といえます。

オプション2.トライアングルグリッド

出典: https://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/burner/tr_b25.html

ゴトクではうまく乗せられないクッカーなどの調理道具を乗せるために使用するのがトライアングルグリッドです。要は上乗せ型のゴトクとなります。

3枚の板を組み合わせることで使えるので、専用のゴトクよりもさらにコンパクトに持ち運ぶことができるでしょう。

オプション3.フューエルボトル(燃料ボトル)

アルコールストーブは燃料として可燃性の液体を使います。持ち運びには十分な配慮が必要となるのが注意点です。トランギアではこの液体燃料の持ち運び用アイテムも優秀と評判となっています。

300・500・1000mlと3つのサイズから選ぶことができ、アルコールストーブのほかランタン燃料を持ち運ぶ用としても使用できるでしょう。余ったアルコールを戻し持ち帰るのも簡単な広口型です。

オプション4.ストレージサック

出典: https://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/accessory/tr_746007.html

アルコールバーナー専用というわけではありませんが、いろいろなキャンプギアの持ち運びに便利につかえて保護もしてくれるのがこちらの巾着(サック)です。

トランギアのロゴが入った黒いデザインがおしゃれですね。入れ口には簡単な紐式を採用、小さいサイズながらもしっかりとロープストッパーが付いているので、紐戻りで中身が飛び出す心配もありません。

アルコールストーブの基本的な使い方

それではお待ちかねのアルコールストーブの使い方をご説明しましょう。アルコールストーブの使い方を難しく感じる人が多いようですが、実はそれほど難しいことはありません。


アルコールストーブの使い方1.

使い方の最初は燃料用アルコールを注ぐことです。入れる量に注意しながら、できるだけこぼさない・器具に液体を付着させないように注いでください。

ここでの使い方注意点

このとき注意したいのが、アルコールとボトル容量のバランス。多すぎる必要はなく、トランギアのタンクであれば2/3量で30分近い燃焼が可能です。不要なアルコールは戻す手間もかかりますので、入れすぎないよう注意するのが使い方のコツとなります。

アルコールストーブの使い方2.

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タンクに燃料アルコールを入れたら、マッチなどで液体に点火します。ライターを使うのもよいですが、やけどをしないように火の付く位置までの長さを調整できるスライドライターが役に立つでしょう。

ここでの使い方注意点

アルコールに着火した火は肉眼では見えにくいです。火が付いていないように見えて実は付いていてやけどということもあります。また、着火の瞬間にアルコールが飛ぶこともありますので、火を付ける時に覗き込んだりしないように注意してください。

アルコールストーブの使い方3.

気化したガスへの点火は特に何もする必要はありません。しばらく待つとアルコールに付いた火が液体を気化させ自然とその火でガスに着火するでしょう。そのあとは火力調整用のふたをかぶせて、調理にちょうどよい大きさに火力調整してください。

ここでの使い方注意点

火力調整用のふたはスライドすることで開けしめが可能です。すでに火がついているストーブのそばで乗せる外すの作業をするので、革製グローブなどで手を保護して取り扱うのが使い方のコツとなります。

アルコールストーブのいろいろな使い方

アルコールストーブの使い方が難しいのは、雪山登山などのような気温が低い場所での使い方でしょう。燃料が気化しづらく基本の使い方では火がつかないことがあるからです。アルコールストーブの特殊な状況での使い方もご覧ください。

気温が低い場所でのアルコールストーブの使い方

トランギア|TR-B25用プリヒーターTR-FV21

気温の低い場所でのアルコールストーブを使うなら、この道具が便利です。使い方はアルコールストーブの下にセットしてこちらの道具に付属するグラスウールに火を付けてアルコールを温めます。

プリヒーターの使い方は簡単!


先にグラスウールに点火するほかは、基本のアルコールストーブの使い方と同様です。状況によってはストーブ内の燃料に自然に発火しますのでもっと使い方が手軽と感じることもあるでしょう。

アルコールストーブのストーブクッカーでの使い方

アルコールストーブで調理する使い方

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アルコールストーブは小さなケトルでお湯を沸かすのにはよいけれど、料理にはサイズが小さいという方もいらっしゃいます。そんな方はストーブクッカーでの使い方がおすすめです!

使い方はストーブクッカーの中の穴にアルコールストーブを入れるだけとなります。風防としての使い方もできるでしょう。

アルコールストーブの使い方|湯沸かししてお茶を淹れる

一番多いアルコールストーブの使い方

ポピュラーで入門的なアルコールストーブの使い方にお茶やコーヒーを淹れるという使い方があります。アルコールストーブとアウトドアグッズを組み合わせ、手間をかけて淹れたお茶は、雰囲気も相まって普段飲むものと味が違って感じるでしょう。

アルコールストーブをはじめて使うという方に、まずこれから試して欲しいベーシックで究極の使い方です。

まとめ

アルコールストーブの使い方はシンプルで簡単!

出典:https://photo-ac.com/

アルコールストーブの魅力と、その使い方を解説してきましたがいかがでしたか?難しいと感じていたアルコールストーブの使い方が簡単に感じていただけたなら幸いです。

トランギア社製であれば、サイズ感ぴったりのオプション品が豊富にそろっているので、さらに使い方に迷わずいろいろなシーンに活用できるでしょう!

アルコールストーブが気になる方はこちらもチェック

暮らしーののアウトドアカテゴリには、アルコールストーブ使い方だけでなくその仕組の解説や自作方法に特化した記事も取り揃えています。もっとアルコールストーブについて知りたい方は、こちらも是非ご覧くださいね。