Esbit(エスビット) アルコールバーナー
エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ
ALOCS アルコールストーブ CS-B02
アルコールストーブの自作って?結構簡単な材料で作れてしまう?
外で時間を過ごす、ということが昔よりも注目を浴びている現代ですが、皆さんはどのように外での時間を楽しんでいらっしゃるのでしょうか。
中には、これまではそれほど楽しんでいる、ということはなかったけれど、アウトドアも含めて外での楽しみ方の幅を広げていきたい!とお考えになっていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アウトドアをしようと思ったけれど、一つひとつのアイテムをそろえていくと出費がバカにならないなぁ・・と思って腰が引けてしまうこともあるかもしれません。
そんな時には手短な材料でも自作して楽しむことのできるアイテムを使うことから初めてみてはいかがでしょうか。
見た目もなんだかかっこよい、いかにも生活を楽しんでいる!!という感じもたまらない”アルコールストーブ”ですが、実はこれ、自作することができるのです。
どうやって?!と思うかもしれませんが、実際ネットで調べてみると、たくさんの本当に素人の方々がいとも簡単に制作していらっしゃるのです。
自宅での卓上コンロのようなものとしても使うことができますから、アウトドアだけではなく、いろいろな使い道がありますね。 危険な場所でなければ海水浴の時、花火大会の時、花見の時などでも活躍することができます。
色々なつくり方があるのですが、いくつかご紹介していきたいと思います。
Part1:空き缶を使ってアルコールストーブを自作する方法!(基礎編)
①まずは空き缶を”さかさま”において、トップホールをどのくらいの大きさにするかマーカーで書いていきます。 このとき、トップホールがあまり大きいものは燃焼時間が短くなったり、炎が大きくなりすぎて使いづらいということもあるようですから、ほどほどのサイズが良いでしょう。
②次に、描いたラインにそって、ニッパーなどで穴をあけていきます。刃の薄いものが使いやすいそうですよ。そして、切り取った後の穴の部分はやすりできれいに処理をしておきます。
③ピンなどを使い、アルミ缶にジェット孔をあけていきます。どのくらいの等間隔で開けるかは自由です。
そしてあけたジェット孔をドリルなどで大きくしていきます。このとき、ジェット孔の大きさが小さいと炎の勢いは強くなり、ジェット孔が大きいと安定した炎になるのだそうです。
どのように使いたいのか考えて合わせておきましょう。
④そして空き缶を3つのパーツに切り分けます。まずはトップホールを開けた部分、缶の口の部分、円筒の部分に分けますが、カッターなどでも十分にカットできるのだそうですよ。
アルコールの容量を多くしたい場合には円筒の部分を長めにとっておくのだそうです。 切り口は紙やすりなどできれいにしておくと怪我を防ぐことができますね。
⑤円筒の部分を内筒として制作するのですが、この部分は容量によっても作り方が異なるので、ウィキペディアなどで調べていただくことをお勧めいたします。
⑥処理ができたら実際に組み立てて、アルコールを入れて点火するだけです!もしも炎が大きくなりすぎた場合には、水を少しアルコールに追加してやることで調整できるのだそうです。
Part2:五徳つきアルコールストーブをコーヒーのボトル缶で作ろう!
①まずはボトル缶をカットする、穴をあける目安とするためラインを書きこんでいきましょう! 下から35mm、38mm、48mm、71mm、76mmのところでラインをひき、38mmと76mmのところでカッターナイフなどを使いカットします。
そして71mmのところには穴をあけるための準備として16等分の位置に穴をあけられるように位置をマーキングしておきましょう。
②実際にカットをしていくのですが、38mmと76mmの部分ですので間違えないようにしてください。
カッターナイフなどでぐるっと何週かさせるときれいにカットすることができますので、焦らずに頑張ってください。 切れ目をいれたら、その部分を指で優しく押していくと切れ目が広がり、ぱかっときれいにカットすることができるのだそうですよ。
71mmのところで穴をあける際には、事前にピンなどでへこみでよいので目安を付けておき、そのうえからドリルを使って穴をあけると失敗しにくいのだそうです。 一度1.5mmのドリルを使い、3mmのドリルで再度穴を広げるようなイメージで焦らずに作業をしましょう。
③それが終わればクリース(折り目)を入れる作業になります。穴をあけた部分にそって折り目を付けていくようなイメージで、クリースの下部に短い切り目をいれ短冊状に(穴をあけたのと反対側の端から1つ上のラインまでに切り込みを入れる)した部分を、アルコールランプの下部パーツの形状に合わせて内側に折り込みます。
④下部パーツにクリース、上部パーツをセットしたら、上の部分を内側に折りこみ、怪我防止と強度アップの対策を施しておきましょう。
⑤そして100円ショップなどで販売されている大きなクリップで五徳の部分を作っていきます。
コの字の形に成型し、16等分にあけた穴のうちの4つをさらに広げて設置したら完了です! アルコールを入れて着火してみましょう!
Part3: 火力の強い空き缶アルコールストーブの作り方!
基本的にはVOL1でご紹介したアルコールランプと同じなのですが、こちらはさらに簡単になって女性でも簡単に短時間で作業ができます。
【大事なのは、アルコールストーブを作成する時の穴の大きさ】 【空き缶にあける穴を開ける数】 VOL1ではトップホールをあける①の手順で、”しっかり穴をあける”という処理をしていましたが、ここでは<<ドリルで穴をあけて穴を大きくする>>というだけで火力を大幅に強くできます、その分アルコールの消費はもちろん早くなるので、ご注意くださいね。
また、個人的なオススメはアルコールストーブの穴の数を増やす方です。 ””実は鍋などは火力を増やしても、全体に火力が行き渡らないことの方が多いので こちらは、穴を増やしてあげる方が料理をするときには効果的です!”” 後の処理はVOL1の②以降の手順を行うだけなので参照してみてください。
穴をあけるだけで簡単作業でできる分、プレヒートは必要になりますが、これだけ簡単なら思いつきでも気軽に作業でできていいですね!
Part4:ものすごく簡単な空き缶のアルコールストーブのつくり方とは?!
ここまでいくつかご紹介しましたが、これ以上簡単な方法はないのでは?!と思える作り方です。 空き缶一つ、ナイフとはさみ(なくてもできます)、ペンチにアルコールがあれば慣れてしまえば数分で作れてしまいますから、キャンプ中、「もう一つコンロがあれば・・・」なんていうときにも便利です。
まずは缶を3つに切り分けます。使うのは上部と下部のパーツのみですが、ナイフで切り目を付けたらはさみでカットします。 もちろんはさみを使わずに、ナイフで切り目を付けたところをご自身の指で押して切り離す、という方法でもできます。
そして上部のパーツにはペンチでひだを付けていきます。 ひだを付けたら上部パーツを下部パーツにはめてアルコールを入れて出来上がり!というとてもシンプルで簡単なつくり方です。 押し込みすぎたり、また気化したアルコールがでていく口となるひだがきちんとあることも確認してくださいね。
Part5:小さな空き缶でもアルコールストーブは作れる!!
最近では、ウコンの力やレッドブルなどのような小さな空き缶でも作れるので、アルコールストーブの制作方法をご紹介します。 半分くらいになるようにまずは缶をカットします。
飲み口の部分に1mm程度の三角形の切り込みを2つ、左右対称になるように入れましょう。 そして飲み口が下部パーツの底にしっかりとくっつくまで入れ込んでおきます。
そして上部から18mm(底がないほうが上になります)の位置に炎がでる穴をあけていきましょう。 そこまでできたらアルコールをいれて着火してみましょう!
簡単にできる分よりワクワクしてしまいますね!! これがあれば、キッチンのない部屋でも急にコーヒーが飲みたい!紅茶が飲みたい!なんていうとき、すぐに湯を沸かしてほっと一息つくことができます。
このやり方でアルコールストーブを作ってみたのですが、実は火力はそれほど変わらないと思います。 先述した通り、穴の大きさと穴の数によって火力が決まるので、それで考えてやってみると良いと思います。
ただ、小さいものは非常に倒れやすいので、風対策などをしっかりするようにしてください。
Part6:アウトドアだと風で火が!そんな時には風防だって手作りできます!!
アウトドアで自作したアルコールストーブを使おう!と思うと風が強くて安定した調理ができない!! そんなときもあるのではないでしょうか。 そんなときのために、炎を安定させるための風防(風除け)を作っておくと安心です。
これも空き缶を使って簡単に作ることができますよ!
1. 空き缶の上下を切り取って、横の面の所のみにします。 2. 丸くなった1週分縦に切れ目を入れて、ちょうど半分になった場所を丸くなる逆側に折り曲げます 3. 同じのをもう1つ作りその両端をホッチキスで止めるとダイヤ型の風防ができます。
Part7:もっとしっかりた風防を作りたい!と思ったら・・・
Part6ではとっても簡単に作れる風防のつくり方をご紹介しました。 ですが外で使う、という前提の下ではもっとしっかりした風防がほしい!!ということもあるかもしれません。
そんな時にはアルミ板と針金を用意して、手作りしましょう。 手作りというほど手順もないのですが、使いやすい大きさのアルミ板を、アルコールストーブの周りをぐるっと囲えるように用意します。
もちろんつなげて使用しても良いですし、横に長いものを用意して折り曲げる、でもよいでしょう。 大きなものを作る分、手元が作業しやすいように、1周ぐるっと囲ってしまうのではなく、一面だけあけておくと便利です。
下が土などの部分で使用するなら、安全性をUPさせるために、足を付けて土や砂利に差し込むようなものを作っても良いかもしれませんね!
また、そのアルミ板の下部に穴を開けてそこに針金を通して地面に変更にさしてあげると安定性がましてまず倒せれないです! アルミ板も比較的重いものを用意した方がよろしいかと思います。
Part8:アルコールストーブにあったしっかりとした五徳がほしい!と思ったら・・・
せっかくアルコールストーブを作ったし、しっかりした風防も用意できた!となるとより安定感のある調理を楽しもうと思うと、「ごとく」がほしいですよね。
鍋などもうまく乗せればそのままで使うことはできるかもしれませんが、それだけではなんだか心もとない・・・という方もいらっしゃると思います。
そんな時には、こんな方法で五徳を作って、いろいろなアルコールストーブに対応できるようにしておくのもおすすめです。 100円均一などでも見つけることができる太くて長さのあるの針金を使います。
これをアルコールストーブよりも大きな囲みになるようにまげて加工します。 形はコの字でも良いですし、三角形になるような囲みにしても良いでしょう。
Part9:こんな五徳を作れば風防にもなるので便利です!
五徳と風防をどちらも準備するのは面倒だな・・という面倒くさがりのあなたのために、こんな風防にもなる五徳もおすすめです。 用意するのは<<アルミ板>>です。 アルミ板をカットして3つのパーツを用意し、それを三角形に組み合わせる、というものになります。 使用したいアルコールストーブよりも3,4センチくらい高い高さの板を三枚用意します。
これを、アルコールランプの周辺を囲えるような長さ(三角形に囲みます)に用意したら、それぞれをはめ込むための切り目を入れ、鍋やフライパンを支えることができるような作りになるように、好みに合わせて形を作っていきましょう。 どのくらいの大きさの調理器具を使うのか、ということにもよるのでしっかり確認しましょう。
Part10:簡単にできる 五徳 兼 風防 の作り方もご紹介します!
もっと簡単にできて、しっかりとした風防と五徳を兼ねたものはないのか・・・という方にこんな方法もご紹介します。 100円均一などでも売られている調理後の油をこして、保管しておくためのアルミ製の入れ物はご存知ですか? これをそのまま使ってしまいましょう!
その代わり、これを使うにはできるだけ大きな入れ物を探すこと、それと、中で使用するアルコールストーブの大きさを考えておくことが必要になります。
また、まったく加工しないで使うならアルコールストーブの高さもある程度必要になりますが、下に何かをひいて高さを上げて調整する、もしくは容器のほうをカットして高さを低くしておくということで対策できます。
やっぱり作るのではなくかっこよいアルコールストーブを手に入れよう・・と思ってしまったあなたにおすすめ!
アルコールバーナー ESAB300BR0
通販サイトでもお値段2000円足らず、そして登山など荷物をできるだけ軽量化しておきたい!というときでもアルコールをペットボトルに詰めてこれを一つ持っていくだけでよい、という手軽さが人気になっているアイテムです。
見た目もシンプルながらセンスが感じられるアイテムで、見た目にも機能にもこだわりたいあなたにもお勧めです。 重さはたったの92gということですから、これを一つ持っていくくらいでは重さが変わったことにも気づかないでしょう。
Esbit(エスビット) アルコールバーナー
チタン製アルコールストーブ EBY254
EVERNEW(エバニューー)のこのアイテムは通販サイトで見てみるとお値段は3199円とお手頃価格ですが、重さはたったの34グラム、それでもタンク容量は70mlとたっぷりと使うことができます。 どんなシーンでも使うことができ、持ち運びにはこれ以上ないほど便利なサイズ感がうれしいアイテムですね。
エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ
アルコールストーブ バーナー CS-B02
こちらはアルコールストーブだけではなく、五徳もセットになっているうれしいアイテムです。 それでもお値段は通販サイトでは1089円とかなりお得なアイテムです。
実際に利用される方も、他のアルコールランプからこちらに乗り換えて満足している、という方もいらっしゃるなど、使い勝手には定評もありますから、初心者の方でも安心して楽しんでいただくことができます。
ALOCS アルコールストーブ CS-B02
まとめ〜アルコールストーブでは様々な場面での楽しみ方があります〜
せっかく手軽に持ち歩くことができるアルコールストーブを手に入れたのなら、アウトドアシーンではもちろんですが、いろいろなシーンで楽しんでみてはいかがでしょうか。 例えば、どこか大きな公園などでピクニックを楽しんだときでも、ホットドリンクで一息つきたい時があると思います。
でも、自宅から持って行ったホットコーヒーなどはやっぱり少し冷めていて物足りない気分になることもありますよね。 そんな時にもこのアルコールストーブさえあれば、すぐにその場でホットドリンクを作って楽しむことができます。
ただし火を使うものですから、十分に安全面には留意して、後処理もきちんと行いたいですね。 火をすぐに消すためには、他の缶で火消し用の蓋を用意していく、という方もいらっしゃいます。
アルコールを入れる際にも、それほど長時間使用するわけではないのですから、あまりたくさんのアルコールを最初から注入してしまうと後処理が大変になるだけですから気を付けてください。
そして、ホットドリンクをたのしむだけではありませんよ。 コンビニなどでも購入できる鍋焼きうどんや鍋料理なども調理してその場で楽しむことができますから、ちょっと寒い夜のお花見などでも気軽に暖かい料理をその場で楽しむことができる、というのもなんだか贅沢な気分になれそうですね。
燃料はアルコールのみ。簡単に持ち運びができる、後始末も簡単なアルコールストーブを使用すれば、あなたのオフタイムはこれからもっと色鮮やかな思い出がたくさん紡がれていくことでしょう!
本格的な装備をそろえていくほど本格的なアウトドアを楽しもう、とは思っていない方でも、これなら自分で作ったアイテムで気軽にアウトドアムード満点の時間を過ごすこともできますから、お勧め度はかなり高めのアイテムです。
材料も空き缶で十分、ですから、使用後のものを持ち帰るのが嫌になったら、きちんと燃料の処理だけはして、ごみ箱に捨てて帰ることもできてしまうのもうれしいですね。