フタマタノキワミ
ポールエンド ロゴス
ワンポールタイプのテントについて
設営しやすいですがデッドスペースができやすい
ワンポールテントはポール一本で設営できるため、ドームテントや魚座型テントと比べると設営しやすいテントとして人気です。一本のポールで押す上げるだけの設営方法が、シンプルで分かりやすいことから初心者にも好まれています。
ただし、ワンポールテントはテント中から一本のポールで押し上げるため、必ず中央部分にポールがありじゃまになりやすいです。ソロ用ワンポールテントでも大型ワンポールテントでもデッドスペースはできます。
ツーポールシェルターでも同じ
ワンポールテントを2つ繋げたようなテント、シェルターも設営方法が似ておりテントの中からポールを使って押し上げるように設営するため両サイドにポールがありじゃまになりやすいです。中央のポールはテントを支えるための主軸となることから、所定の位置をずらすことはできず、ポールの周辺はデッドスペースとなります。
ツーポールシェルターも基本的にはワンポールテントと変わらず、所定の位置からずらして設営することはできません。
DODのフタマタノキワミを紹介
DODのワンポールテントを使いやすくするアイテム
フタマタノキワミ
前述したようにワンポールテントやツーポールシェルターは設営方法が単純ですが、中央にポールがきます。本品は二股に分かれており標準のポールからフタマタノキワミに変えることで、テント中央にポールがこなくなりポールが壁に沿うことでデッドスペースがなくなるアイテムです。
フタマタノキワミを使うことで、ワンポールテント内が制限なく広く使えるようになることからワンポールテントユーザーにおすすめのアクセサリーになります。
フタマタノキワミとフタマタノサソイ
DODが発売するフタマタノサソイはポールを二股にするためのジョイントのことです。フタマタノキワミはジョイント(フタマタノサソイ)にポールなどのアクセサリーがフルセットになったモデルがフタマタノキワミになります。2つの価格は差2022年2月現在で約1万円です。
そのためタープポールがない方はフタマタノキワミがおすすめになります。すでにDODのポールがある方はフタマタノサソイを購入してみるといいでしょう。
フタマタノサソイに使えるポールについて
フタマタノサソイにはビックタープポールなどのDODのポールを使いましょう。フタマタノサソイはポールが別売りとなっているため、フタマタノキワミはフルセットモデルのためスターターキットとしてもおすすめです。
フタマタノキワミのセット内容・仕様
材質は先端部分がスチール、ポール本体はアルミ合金製です。全体がスチール製ではないため3.5kgと軽めに仕上がっています。フタマタノキワミのセット内容は本体(フタマタノサソイ)が1つ、中継ぎポール10本、土台用のポールが2本付属するモデルです。
価格は2022年2月現在14940円となります。連結可能な本数各脚6本までとなりポールを継ぎ足すことで高さの調整ができ、二股部分は90°までまで角度調整可能です。
DODのフタマタノキワミの使い方
テントに合わせてポールを組んでいく
フタマタノキワミの使い方は簡単です。ワンポールテントの高さに応じてポールを継ぎ足していきましょう。1本で50cm高くできます。また本体(フタマタノサソイ)でも約8cm刻みで高さが4段階調整ができるようになっています。
ポールの長さ調整はきちんとしましょう。無理にテント内に入れてしまうとテントが破損する可能性があります。こまめに調整することでDOD以外のワンポールテントでも対応できるアイテムです。
頭頂部のパーツを外す
DODのフタマタノキワミはタープポールとしても活用できるようなっているためそのまま使うと生地を傷める原因になります。シェルターやテントを二股化する場合は、先端のパーツを外してから使いましょう。先端のパーツは道具を使わなくても取り外せるようになっています。
また、外さなくてもテントポールとして活用する方法もありますが、外して使うようにしましょう。
他社のアイテムと組み合わせるのもおすすめ
ポールエンド ロゴス
先端のパーツを外さない場合は、他社のアイテムと併用もおすすめです。DODのフタマタノキワミだけでも問題ありませんが、先端に付けるゴムボール等があるとテントやシェルターを傷つけなくなります。例えばロゴスから発売されているポールエンドを複数個使って、設営するという方もいます。
フタマタノキワミの直径に合うゴムキャップを使う場合もあり、工夫して設営しているユーザーもいます。
DODのフタマタノキワミの魅力
1:DOD以外のワンポールテントに対応
DODからはさまざまなサイズのワンポールテントが発売されています。そのためフタマタノキワミは、DODのワンポールテントと相性がいいアイテムです。
フタマタノキワミはポールの角度、長さを細かく調整できるようになっており、DOD以外のワンポールテントやシェルターでも使えるようになっています。例えばテンマクデザイン(WILD-1)のパンダテントTC、サーカスTCなどもフタマタノキワミで設営できるテントです。
ワンポールテント以外にも使える
さまざまな使い方ができるところもフタマタノキワミの魅力です。ワンポールテントだけではなくシェルターにも活用できます。ポールで生地を持ち上げるようになっているシェルターなら問題なく使えるでしょう。
さらに、ループが通せるパーツがフタマタノキワミの先端に付いているため、タープポールとしても活用できる汎用性高さも魅力です。二股にすることでポール1本の状態よりも安定感が増すメリットがあります。
2:ワンポールテントがシェルターに
DODのフタマタノキワミを使うとフライシートだけでも設営でき、中央にポールがないためワンポールテントのフライシートでシェルターが作れます。ワンポールテントしか持っていない方でもシェルタースタイルでのキャンプが楽しめるところが、DODのフタマタノキワミの魅力です。
3:軽量なアルミ合金製
ワンポールテントのポールはスチール製のものが多く、アルミ合金製のものは小型のワンポールテント以外では珍しくなります。DODのフタマタノキワミはポール部分がアルミ合金になっておりスチールよりも軽量です。そのため持ち運びしやすくさまざまなレイアウトができます。
スチールは鉄に炭素混ぜた合金で耐久性が期待できますが、アルミ合金製と比べると重たくなりやすく、フタマタノキワミのポールがスチール携帯性が悪くなるでしょう。
DODのフタマタノキワミの注意点
緩衝材の使用
ワンポールテントのボトムは、きちんと補強されているため標準ポールを使用している最中に穴が開くことはありません。DODのフタマタノキワミを使うと補強されていない両サイドの底面にポールが当たるようになることから、フロアの保護を兼ねて緩衝材を使用したほうがいいでしょう。
直接ポールと生地が擦れなければ大丈夫です。ハーフインナータイプやシェルターの場合はポールの位置が地面となるため緩衝材は不要になります。
設営・撤収の手間が増える
DODのフタマタノキワミは、ポールを継ぎ足したり、減らしたりしてちょうどいい長さに調整しながら設営してくアイテムです。DODのテントなら必要なポールの本数が明記されおり分かりやすいですが、DOD以外のテントでは長さを調整しながら設営する必要があります。
そのため標準ポールを使ったときよりも手間が増え設営時間がかかりやすいです。また、撤収するときもポールが増えているため、時間がかかりやすくなります。
DODのユニークなアイテムの一つ
DODのフタマタノキワミのまとめ
DODのフタマタノキワミ(フタマタノサソイ)とよく似た製品は他社からも発売されていますが、DODが発売するまでありそうでなかったユニークアイテムの一つです。
フタマタノキワミを使うことでワンポールテントの中央からポールがなくなるだけでさまざまなレイアウトが可能になり、さらにワンポールテントの使い勝手がよくなるためワンポールテントユーザーにおすすめの製品です。
ワンポールテントが気になる方はこちらもチェック
暮らし~のにはワンポールテントに関するさまざま記事があります。DODが発売するフタマタノキワミは他社のワンポールテントでも使えるため好きなテントとの組み合わせるのもおすすめです。よかったらチェックしてくださいね。
パンダテント特集!テンマクデザインの大人気ワンポールテントの魅力とは?
パンダテントはテンマクデザインが発売している大人気ワンポールテント。キャンプ人口が増える中、女性でもソロキャンプを楽しむ方が増加中。女性ひと...
ソロキャンプにおすすめのワンポールテント11選!機能・デザイン共に優秀なのはコレ!
進化が目覚ましいワンポールテントは、さまざまなアウトドアブランドから発売されています。初心者でも設営が簡単で持ち運びやすい物が多くソロキャン...
出典:amazon.co.jp