ソトネノキワミ
キャンプはマットが重要に
マットは縁の下の力持ち
キャンプ道具を集めているときにテントや寝袋は重視しやすいアイテムでしょう。確かに寝袋とテントは快適なキャンプにするための重要な要素となりますが、マットも同じように非常に重要な要素になります。
マットがない寝床はクッション性がなく、地面の硬さが直接伝わるので腰や肩を傷めやすく快適な寝床が作れません。さらにマットがないと地面からの冷気が直接伝わることから、冬では底冷えします。
マットはキャンプ以外でも使える
マットは車中泊でも活躍します。マットの厚みが8~10cmもあると座席シートの段差を感じることなく快適に過ごせるようになります。車中泊をするなら積んでおくと非常に役立つでしょう。また、家庭でも来客用に寝具に活用するという使い道もあります。
DODのソトネノキワミを紹介
DODの厚手のマット
ソトネノキワミ
ソトネノキワミは大阪に本社を置く日本のアウトドアブランドのDODから発売されている厚手のマットです。DODの主な販売方法は通販となっており、リーズナブルなアイテムが人気のブランドです。
本品は「アウトドアにプレミアムな寝心地を。」をコンセプトに作られており、キャンピングマットとしては珍しく専用のカバーが付属。家庭用寝具のように取り外してカバーの洗濯できます。
DODのソトネノキワミのスペック
DODのソトネノキワミのサイズバリエーションは3つあり、1人用のSサイズでも幅80×長さ208cmのゆったりサイズ。S、M、Lサイズ共に長さは208cmになりますが、横幅がMサイズで115cm、Lサイズで138cmと大きくなります。
厚みも全サイズ10cmもあるので段差ができやすい車中泊でも快適に過ごせます。どのサイズも長さが変わらないため、サイズ違いでも組み合わせしやすく、さまざまなテントや車で使えるでしょう。
重量と収納サイズ
DODのソトネノキワミは厚手のウレタンマットが入っており、快適な寝心地が得られます。その反面、発泡樹脂を使用したクローズドセルマットと比べると同じサイズでも重量があります。
Sサイズで4.6kg、Mサイズで6.3kg、Lサイズは7.5kgとなるためオートキャンプ以外では持ち運びにくいでしょう。また、収納サイズもSサイズで91×23×高さ23cmあることからやはり車を使わないと持ち運びにくいサイズです。
DODのソトネノキワミの価格
DODのアイテムは全て広告費を抑えたり、過剰なスペックにならないように抑えリーズナブルな価格帯になるようにしています。そのためソトネノキワミもスペックに対し価格が抑えられた商品です。
ソトネノキワミの価格はSサイズで19650円、一番大きいLサイズは25940円になります。
DODのソトネノキワミの魅力
1:手入れがしやすい
DODのソトネノキワミには、カバー(シーツ)が付属します。カバーの素材はポリエステル80%、綿20%のポリコットン製です。ポリコットン生地は、手触りがよく綿による吸湿性と化繊ならではの速乾性も兼ね備える機能的な素材となっており、テントの生地としても人気です。
カバーは家庭用の洗濯機で丸洗いできる生地のため、クリーニングに出す必要がありません。いつでも清潔にできるところが本品の大きな魅力です。
2:枕付き
キャンプで快適な睡眠を取るには、枕も重要です。DODのソトネノキワミには標準で高さが調整できる枕(ソトネノマクラ)が付属します。枕もソトネノキワミと同じようにバルブを開くだけの自動膨張式になっており、風船のように空気を入れる手間があまりかかりません。
また、付属する枕にもきちんと専用のキャリーバッグ、カバーが付いており、持ち運びしやすくカバーの汚れや臭いが気になったら家庭で洗濯できます。
枕には空気入れの機能がある
DODのソトネノキワミに付属する枕は空気入れとしても活用できます。枕を空気入れとして使うことでソトネノキワミのクッション性を最大限まで活かせます。そのため枕を利用しない場合でもセットで持ち運びましょう。
3:軽量化されている
発泡樹脂を使ったクローズドセルマットと比べると重たいですが、DODのソトネノキワミの中に入っているウレタンマットは肉抜きが施されており軽量化されています。収納サイズの関係で持ち運びには車が必要になりますが、女性でもテントの中に運ぶのは簡単です。
厚手のウレタンマットのため肉抜きされていても沈み込むことはなく、家庭用の寝具のような寝心地が得られるようになっています。
4:水濡れに強い
DODのソトネノキワミは縫わずに圧着式接合で仕上げられています。そのため、糸がほつれることもなく縫い目から水が染み込みません。カバーもあるため水をこぼしても中まで染み込む可能性は低いです。
また、DODのソトネノキワミと枕にはTPUコーティングが施されています。TPUコーティングとはゴムのような素材で表面をコーティングして汚れや、浸水に強くする方法です。
ソトネノキワミの使い方
バルブを開けるだけの自動膨張式
DODのソトネノキワミは空気を注入して使います。大きいマットのため空気入れを使うと労力がかかりますが、ソトネノキワミは自動膨張式になっておりほったらかしにしていても大丈夫です。
完全に膨らむには時間が少しかかるため、暗くなる前には設置しておくといいでしょう。また、初めて使ったり、長年使わず保管した場合は膨らみにくくなるためマットを使用する数時間前には設置して1~2時間ほど様子を見ながら使いましょう。
空気の入れ方
ソトネノキワミを膨らませる具体的な手順は次の通りです。スタッフバッグからマットを取り出し、広げてバルブ内部の円形パーツを回転させると自動的に膨らんでいきます。
ある程度膨らんだ後は、枕兼空気入れを使って空気を入れていきましょう。枕にも同じバルブが付いているので吸気モードにしてから枕の排気口とマット本体のバルブを繋ぐと空気を注入できます。
空気の排出方法
収納するときはバルブを回転させ、排気モードにしてからバルブの反対方向からマットに体重かけながら巻いていきましょう。きちんと空気が排出されるとマットが薄くなっていきます。巻き終えたらソトネノキワミに付いているベルトで、広がらないように固定してスタッフバッグに入れれば完成です。
DODのソトネノキワミはバルブを回転させるだけで排気、吸気モードが簡単に変えられるようになっており初心者でも扱いやすくなっています。
ソトネノキワミのサイズ感
ファミリーキャンプには2枚程度必要
ソトネノキワミはゆったりサイズのマットです。しかしSサイズはあくまでもソロ用のため、ファミリーキャンプで使うにはLやMが必要になります。例えばDODのトンネル型2ルームテントのカマボコテントM(インナーサイズ:280×220×高さ170cm)で使うには、Lが2枚必要です。
またDODのソトネノキワミはサイズ違いがありMサイズ一枚、Sサイズ2枚でもカマボコテントに合います。パズルのように組み合わせて使いましょう。
車中泊で使う場合について
車中泊で使う場合はサイズ感に注意しましょう。DODのソトネノキワミはゆったりサイズのためSサイズでも横幅があり、Sサイズを2枚並べられない可能性が高いです。後部座席全体にマットを敷きたい方は、大きなMやLサイズを一枚だけ敷いたほうがいいでしょう。
テントと同じようにサイズバリエーションを活かし車の幅に合うか事前に調べてからの購入がおすすめです。
コットで使う場合は
DODのコットは幅が広くゆったりサイズになっておりソトネノキワミと合わせやすいです。しかし、他社のコットは横幅が60~70cm程度のものが多く、ソトネノキワミを使うとコットから大きくはみ出します。そのため本品は、コットと組み合わせて使うには少し大きく、コットの横幅に注意する必要があります。
収納サイズについて
DODのソトネノキワミはマットとしては大型の部類です。DODから発売されているワンポールテント(ヤドカリテント)と同等の収納サイズになると評価されているため、小さな車でのLサイズの運搬は注意しましょう。テントやタープ、冬用の化繊寝袋など使う道具次第では積載しづらくなります。
ソトネノキワミの評価・レビュー
寝心地に関するレビュー
DODのソトネノキワミはコンセプトどおりアウトドアでも快適な睡眠が取れると評価されています。ソトネノキワミは厚みがあり、クッション性が高く、家庭用のマットと変わらない寝心地が得られますよ。
また、DODのマットはさまざまなサイズバリエーションがあり選択肢が多く、ソロキャンプからファミリーキャンプでも使いやすい部分も人気です。収納サイズが大きくなる点は注意しましょう。
設置に関する評価
DODのソトネノキワミは、バルブを操作するだけで自動的に膨らむインフレータブルタイプのため取り扱いが非常に簡単です。初回だけ時間がかかりますが、設置まで楽なところが評価されています。ソトネノキワミだけではなく付属する枕も同じバルブを使用しているため簡単に設置できますよ。
電動ポンプなどを使わなくても簡単に膨らませられるところもレビューで評価されています。また、耐久性も好評です。
キャンプで使い、その後日常使いしてますが、全くへたりません。
使い初めは膨らむのに時間がかかりましたが、空気入れ(付属の枕)で空気を送り込んだらすぐイイ感じになりました。
その後は一度たたんで広げると、あっという間に膨らむようになりました。
マットを使用するときの注意点
カバーはきちんと乾かす
DODのソトネノキワミ、枕のカバーは高機能なポリコットン製です。化繊だけ使用したカバーと比べると少し乾きにくくなっており、天然繊維の綿を含んでいるため生乾きだとカビが生えやすい素材です。きちんと乾かしてから保存しましょう。
また、キャンプで使った後は汗や水分を吸うため使用した後はできるだけ洗濯して保管しましょう。放置してしまうとやはりカビが発生する原因になります。
完全には膨らまない
DODのソトネノキワミは自動膨張式のマットですが、自動では完全に膨らみません。ソトネノキワミのスペックどおりにするには付属の枕兼空気入れを使ってきちんと膨らませましょう。DODからは電動エアーポンプなどは発売されていないため、基本的には枕とセットで運用してください。
もちろんDOD以外のメーカーから発売されている電動ポンプなどを利用して膨らませたり、空気を抜くことも可能です。
快適な寝床はマットから
DODのソトネノキワミのまとめ
DODが発売するソトネノキワミは、厚みがありクッション性の高いアウトドア用のマットです。簡単に設置でき、さまざまなサイズバリエーションがありソトネノキワミは使い勝手も使い心地もいいとレビューで評判になっています。
DODからは電動ポンプが発売されていませんが、本品は自動膨張式になっており自分で膨らませなくても大丈夫です。枕も付属しサイズ感に注意して選ぶと車中泊などにも使えおすすめです。
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出典:rakuten.co.jp