冬のバーベキューには牡蠣が美味しい
冬バーベキューに牡蠣がおすすめの理由
牡蠣にもいろいろな種類がありますが、値段が安く多く流通している養殖の真牡蠣は食べごろの時期を冬から春にむかえます。この食べごろとは真牡蠣が繁殖に控えて栄養を蓄える時期といいかえることができるのです。
またその時期を過ぎると海水温度が上昇してノロウィルス・腸炎ビブリオなどの病原菌が繁殖しやす危険性がUPします。そのためにも冬バーベキューの方が牡蠣はおすすめの食材です。
牡蠣の食べごろ月の覚え方
海外では牡蠣はrの付く月に食べろ(それ以外は食べるな)と食べごろの時期を覚えます。月を英語に訳した場合、rの付く月とは9-4月です。日本においても養殖牡蠣の旬の時期は10-4月といわれているため、このrの付く月というのは、海外だけでなく日本でも通用する覚え方といえますね!
バーベキューにするなら生食用牡蠣がおすすめ
加熱して食べる焼き牡蠣料理ですが、加熱時間になれないうちは生食用の殻付き牡蠣を準備してそちらを使うことをおすすめします。加熱用の殻付き牡蠣の場合は、しっかりと火を通すためにアルミホイルなどで上面からも蒸し焼き状態にする焼き方がおすすめです。
バーベキューで牡蠣を上手に焼こう!
牡蠣フライや酢牡蠣と牡蠣の食べ方もいろいろありますが、焼き牡蠣もとても美味です。加熱食用の新鮮な牡蠣が手に入ったら、冬バーベキューは牡蠣を焼いて食べませんか?
焼き牡蠣を美味しく食べる焼き方のコツやその注意点を解説します。また牡蠣をバーベキューにするときの注意点にも目を通し、安全に美味しく牡蠣で冬バーベキューをいたしましょう!
バーベキューでの牡蠣の食べ方
それでは早速牡蠣をバーベキューで焼いて食べる方法を解説していきます。まずは牡蠣を焼く時の準備です。一般的なバーベキューで使う道具で足りますが、殻付き牡蠣から身を剥がす道具とコツが必要となるでしょう。
牡蠣をバーベキューで食べる準備
牡蠣はごつごつとした殻に包まれています。バーベキューでの焼き方も殻付きが扱いやすく、貝類から出る美味しい汁までいただけておすすめです。殻から身をはがす時に使用する小型のナイフ類を準備してください。
また貝を扱う場合には怪我には注意したいので、軍手も必須となっています。このほか上手に美味しく焼くための、トングやアルミホイルも用意しましょう。
殻付き牡蠣はよく洗ってから料理する
準備する道具だけでなく、牡蠣の下準備も必要です。ゴツゴツとしているだけでなく、よくみると牡蠣の貝殻は何層にも重なってできています。そのため輸送の間に殻と殻がぶつかり欠けている場合も多々あるので、食べる場合には注意が必要です。
殻は食べないにしても、口につけて旨味汁を飲んだりするので貝殻もゴム手袋などをして怪我に注意しつつ、きれいに洗ってかけらを取っておきましょう。
バーベキューでの牡蠣の焼き方1.
牡蠣は殻付きで焼くのがおすすめです。牡蠣殻には平らな面とふっくらした面があり、片面しか焼かない方もいますが身を固くせずによく火を通すという点ではひっくり返して両面焼くのがよいでしょう。
火の通りに注意するため、牡蠣殻同士が重ならないようにきれいに並べてください。場所によって火力の強い弱いがあってもひっくり返す時に位置を変えていけばOKです。
バーベキューでの牡蠣の焼き方2.
牡蠣をバーベキュー網に並べたら是非やって欲しいのがアルミホイルをふたにする行程です。加熱された牡蠣は殻が破裂したり中の汁が飛んだりと周りに影響します。
それを防ぐためと両面から加熱するという意味の両方で、アルミホイルを上に掛けるのは有効な手段です。
バーベキューでの牡蠣の焼き方3.
牡蠣の焼き時間は平らな面で3分・ふっくら面を長めに5分が目安です。生食用の牡蠣の場合は、もっと時間が短くてもかまいませんが、加熱食用の牡蠣であれば固くならない程度しっかりと火を通してください。
バーベキューでできる!絶品牡蠣料理
バーベキュー網の上に乗せてそのまま焼く食べ方をご紹介しましたが、牡蠣にはそのほかにもキャンプやバーベキューで試せる美味しい牡蠣料理レシピがあります。簡単で焼き牡蠣とはまた違った味付けでいただける、美味しいレシピを2つご紹介しましょう。
スキレットで作る牡蠣のアヒージョ
牡蠣150~200g程
オリーブオイル100cc
にんにく1~2かけ
鷹の爪適量
作り方のコツ
殻付きの牡蠣が手に入らなかった場合には、こちらのバーベキューでの食べ方もいかがでしょうか。キャンプなどで人気のスキレットという鉄製の鍋を使った牡蠣のアヒージョです。
にんにくをたっぷり入れたオリーブオイルで熱して食べるスペインの伝統的家庭料理の牡蠣バージョンとなります。オリーブオイルには味付けがしづらいので、下ごしらえとして牡蠣にはしっかり塩コショウをして揉み込みましょう。
牡蠣のアヒージョのアレンジ方法
アヒージョはにんにく風味のオリーブオイル煮のことで、具材はそのときに手に入る野菜や魚介類など種類を選ばない料理です。
動画ではにんにくと鷹の爪に牡蠣の身だけですが、ここにブロッコリーやきのこ類などを入れても簡単にアレンジメニューが試せます。バーベキューで残っている野菜を入れて作ってもよいですね!
牡蠣のがんがん焼き
かんかん焼き用の牡蠣 1缶
水 300cc
作り方のコツ
がんがん焼きまたはかんかん焼きと呼ばれる調理方法は、バーベキューの網の上に缶に入れた殻付き牡蠣と少量の水を入れるだけで誰でも簡単に作れる料理です。蒸し焼きとなりますのでふっくら仕上がります。
かんかん焼き用のセットで洗った殻付き牡蠣と缶・軍手やナイフなどそろったものも売られていますのでそちらを利用すると簡単です。自分で用意するときはしっかりと殻を洗って、たいらな面を上向きにして缶にセットしてくださいね。
味付けのアレンジ方法
そのままでもほのかな塩分で美味しい殻付き牡蠣ですが、お好みでポン酢を掛けたり薬味ネギを刻んだものをトッピングすると風味が変わります。
まずは新鮮な殻付き牡蠣の風味を楽しんでいただきたいのですが、味変としてポン酢やもみじおろしなどもご用意して、それぞれの味の違いを感じるられるのも自分で調理するバーベキューの醍醐味です。普段はなかなか食べられないとっておきの蒸し焼き牡蠣を満喫しましょう!
まとめ
バーベキューで牡蠣を簡単に美味しく食べよう!
今回は冬のバーベキューの主役になる殻付き牡蠣の美味しい焼き方や準備方法を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。牡蠣は生食用のものを購入すれば新鮮ですが、加熱用とされているものは十分に火を通しつつも火を入れすぎないようにするのが美味しく食べるコツです。
もし殻付き生牡蠣が手に入らない場合は、スキレットを使ったアヒージョなどのアレンジ料理レシピも試してみてくださいね!
殻付き牡蠣のバーベキューは準備も大切!
大きな貝柱が付いている貝ですので、蓋が開かない場合もあります。貝をこじ開けるために細身のナイフ類も必ずご用意ください。また刃物の取り扱いとゴツゴツした貝で怪我をしないよう軍手も必ず準備していきましょう!
バーベキューレシピが気になる方はこちらもチェック
今回は牡蠣をバーベキューで焼いて食べる方法やアレンジレシピをご紹介しました。暮らしーのではこのほかにもたくさんのバーベキュー食材の焼き方や食べ方・アレンジ方法を解説しています。バーベキュー食材に悩んだらこちらも参考になりますよ!
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