ランタンの芯
キャンプ道具のメンテナンスの方法を解説
道具はメンテナンスをして長く使う!
キャンプの道具は、丈夫で長持ちする上、とても実用的です。またそれ1つで、いろいろなことに活用できたり、日常でも使えるものもたくさんあります。揃え始めると、奥の深い道具であるという点が、キャンプ道具の魅力であり、道具選びもキャンプの楽しみの1つだといえるのではないでしょうか。
こうして見つけた道具の中で、特に自分と相性の良い道具は、長く使いたいものです。ということで、ここではキャンプ道具のメンテナンスについて解説します。
キャンプ道具のメンテナンスの仕方
使用後のテントは乾かすこと!
キャンプを楽しむのに、最初に揃えるのがテントです。最近のテントはとても軽量で、組み立ても簡単、しかもコンパクトに収納できるタイプのものがたくさん紹介されています。
キャンプでは、寝床となるテントですが、その役目は、雨風や露などをしのいでくれるのです。キャンプ後は自然にさらされている分、湿っているので、最低限必要なことは、風通しの良い場所に干し、汚れを拭いて収納することです。広げると大きなものなので、車の上を利用して乾かすと便利です。
カビが気になるならクリーニングを利用!
あいにくの天候が続き、雨に降られてしまい、湿ったまま持ち帰ったテントは、カビが生えてしまう場合もあります。
最近は登山用品やキャンプ用品を扱うお店で、テントのクリーニングをしてもらえるショップがあります。カビや汚れが気になるようなら、プロに任せてみるのもおすすめです。汚れ落とし、撥水加工、UV加工、乾燥などのサービスで、お気に入りのテントをよみがえらせることができます。
刃物や金物は定期的に研ぐ!
調理に使ったナイフなどの刃物や金物は、キャンプに行く前ではなく、定期的に研ぐようにしましょう。切れ味が悪くなり始めたものは、砥石で砥ぐと長持ちします。
たとえば薪割りの斧などは、切れ味がよすぎても、かえって危険な場合があります。ですから斧は、よほど気になった時に研ぐとよいともいわれます。調理用のナイフなどは、自分が使い勝手がよいように定期的に研いでおくとよいでしょう。
鉄製品はサビ対策!
キャンプ飯には欠かせないスキレットやフライパンなどの鉄製品のメンテナンスは、オイルでサビ対策をしてください。
現地では、使用後についた焦げを、たわしできれいに落とし、スキレットなどの中で湯を沸騰させて洗い流します。サビを防ぐためにも、なるべく洗剤は使わず、洗った後の仕上げに、軽くオリーブオイルや食用オイルを塗っておくので構いません。
アルミ製の調理道具はスポンジで洗う
アルミ製の調理道具は軽くて持ち運びも便利なうえ、熱伝導率が高いので、キャンプ料理には重宝に使用できます。しかし柔らかい素材なので、傷がつきやすいためお手入れする時は、スポンジを使って洗うようにしましょう。
もしひどい焦げが付いてしまった場合は、水に酢を加えて沸騰させ焦げを浮かせて取り除きます。金属のたわしなどでゴシゴシ擦らないようにしてください。長期保管する場合は、水気がのこっていると黒ずんでしまうので、しっかり水気をふき取りましょう。
焚き火台は基本は網のみをきれいに!
焚き火台のメンテナンスは、基本的には焼き網のみで構いません。食べ物をのせる網がきれいであれば問題はないのです。枠となるコンロには、調理後の油が付いている場合がありますが、油汚れは火の熱さで簡単にとれてしまいます。
灰が気になるともいわれますが、灰は払いのけることで除去でき、サビなどの要因にはなりません。最低限必要なことは、灰を払い除けることです。とくにメンテナンスの必要はありません。
ランタンはオイル類を抜いて保管
キャンプで夜の雰囲気を盛り上げてくれるランタンですが、これも気に入ったものは長く使いたいものです。オイルランタンの場合、長期保管する時はオイルを抜いておくことがポイントです。
またランタンの芯は、先端の黒い部分が長くなると、火を灯した時に炎が二股に分かれてしまいます。その場合は焦げた個所を切りそろえてください。ランタンのメンテナンスでは、芯の交換も必要です。使用中に火が消えやすくなるという症状が交換の目安です。芯は通販でも購入できます。
ホヤは煤をきれいに拭いて保管
ランタンの魅力は、ガラスのホヤの中で揺らぐ炎です。ホヤが汚れていたら魅力が半減してしまいます。ランタンの原料はオイルや灯油なので、煤でガラスが汚れてしまうのです。
ホヤが煤で汚れると、暗くなり明るさにも影響しますので、定期的に煤を拭いてあげるようにしましょう。簡単なメンテナンスですが、ランタンを楽しむ重要なメンテナンスンです。
ランタンの芯
ガスバーナーは水分を残さずに保管
キャンプ料理に欠かせないガスバーナーのメンテナンスで、最低限必要なことは、汚れを取り、水分を残さないで保管することです。水分はふき取り乾燥させて保管してください。
そのほか、ガスの吹き出すノズルのゴミを除去しておくことや、ゴトクがサビていたらきれいに掃除してから保管しましょう。いざ使うときに点火装置が作動しないということがないように、ホコリなどが付かないように収納袋に入れて保管することもおすすめです。
ガスカートレッジはガスを抜いて処分
ガスバーナーの燃料であるガスカートレッジは、使用後、残ったガスを抜いてから処分するようにしましょう。缶に穴をあけガス抜きされる方もいますが、ガスに火が引火する場合もあるため、その方法は避けてください。
カートレッジ内のガスを抜く場合は、バーナー本体に取り付け、お湯などを沸かしながらゆっくり燃焼させて使い切ることをおすすめします。中身がすべて燃焼したことを確認して破棄してください。ガスカートレッジは、最後まで使い切って捨てるのが鉄則です。
キャンプ道具の選び方のコツ
テーブルウエアは利用するサイズを重視
椅子などのテーブルウエアなどは、キャンプ時の食事や、焚き火を眺めるくつろぎタイムの必需品です。癒しタイムのアイテムは、自分の体に合うものを選ぶのが一番です。
テーブルもソロキャンプなのか、ファミリーキャンプであるかによって、適宜な大きさがあります。キャンプ用のテーブルは、軽くて丈夫で、組み立てが簡単なものが多いので、使用目的に合わせてサイズ感の合ったものを選ぶと、愛着をもって長く使えます。
使い心地のよいものを選択
テントにしても、調理器具にしても、実際に触れてみて使い心地のよいものを選ぶとよいでしょう。キャンプ道具は、自宅でも愛用できるものがほとんどです。ランタンなどは、災害時にも活躍できるとキャンパー以外の方も、購入します。
もちろん調理道具も、普段でも大いに活躍できる道具です。フライパンなどは家庭用のフライパン同様に、キャンプ道具でも持ち手が長い方が持ちやすく、調理がしやすくなります。
重ねて収納できるものは便利
キャンプではテント、調理器具、焚き火道具、テーブルウエア、クーラーボックスなど荷物がたくさんあります。
パッキングをコンパクトにするために、調理道具などは、重ねて収納できるものを選ぶと便利です。こだわりがなければ、大きくて重たいものより、キャンプでは小さくて軽いものの方がおすすめです。
キャンプ道具を上手にメンテナンスしよう
キャンプ道具は、使い込むほど味が出て、自分だけのものになっていくのも、ある意味でキャンプ道具の楽しみ方だといわれます。
基本的にキャンプ道具は、頑丈で長持ちするものが多く、メンテナンスといっても、実はそれほど難しいものではありません。日常の道具と同じよように、その道具の特徴を維持できるように最低限必要なことをしておけば、いつまでも長く使うことができます。味の出た道具でキャンプを満喫ください。
キャンプ道具についてもっと情報を知りたい方はこちらっもチェック!
当サイト「暮らしーの」では、キャンプ道具についての情報を、他にもまとめています。キャンプ道具は、日常の非常時などにも活用できる優れものがたくさんあるのです。
今、キャンプ道具は、アウトドアにお出かけにならない方からも注目されています。キャンプ道具の情報をもっと知りたい方はこちらもチェックしてみてください。
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