老舗自転車メーカー・ビアンキのペダルを紹介!
チェレステカラーが特徴的なメーカー「ビアンキ」からは、MTBやクロスバイク、ミニベロなどさまざまな自転車が発売されています。チェレステカラーとは、このビアンキ自転車に使われる緑がかった水色のことで、「天空」という意味があります。
今回はそんな有名老舗自転車メーカー・ビアンキのペダルについて詳しくご紹介していきますので、ビアンキ好きな方はぜひ参考にしてみて下さい。中でも最新ペダルの性能には注目です。(記載内容は2022年2月7日時点での内容です)
Bianchi(ビアンキ)はどんなメーカー?
イタリア生まれの自転車メーカー・ビアンキ
Bianchiの生まれは1885年、イタリアはミラノのニローネ通りから始まりました。最初は小さなサイクルショップでしたが、技術力を高めながら徐々に拡大していき、1895年には当時のイタリア女王に自転車を造るほどに成長します。
女王のために作った自転車は女性用の車両だったので、ビアンキは女性用自転車を造った初めてのメーカーとなったのです。そして、ビアンキの特徴であるチェレステカラーは、当時のマルゲリータ女王の瞳の色だという説もあります。
サイクルロード界への進出
小さなサイクルショップだったメーカーですが、女王に贈ったというバックグラウンドもあり、どんどん成長していきます。サイクルロードレースにも参加するようになり、数々の有名選手がビアンキの自転車に乗って実績を積み上げました。
元々は街中で乗るための自転車を作っていたメーカーなのですが、現在ではロード・クロスバイク、MTBなどのスポーツ系や、ミニベロなど幅広く作っています。
スニーカー用ビアンキ「フラットペダルA」
ビアンキ ペダル クロモ チェレステ
ブランド・メーカー | Bianchi(ビアンキ) |
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サイズ | 縦6×横10×高さ2(cm) |
重量 | 232g |
素材 | アルミニウム |
色・カラー | チェレステ |
まず1つ目にご紹介したいのが、クロスバイクなどにも合う「スニーカー専用のペダル」です。スニーカーで乗りますので、街乗りなどでMTBやクロスバイク、ミニベロを楽しまれている方におすすめです。
カラーはブランドを象徴するチェレステカラーが左右に、中心はシルバーで、ブランドネームが描かれています。価格は約4000円ほどとなりますので、手を出しやすい価格帯であることも魅力です。
ビアンキ・フラットぺダルAの使い心地
こちらは重量が約230gと軽量ですが、剛性が高くて安心感があるペダルです。また、フィッティングもよいので、交換後には前のペダルが少し野暮ったいと感じる方も沢山おられます。
また、ベアリングもスムーズに回転するので、ペダリングも軽いのがポイント。グリップ部・回転部ともに高評価であり、デザインもシンプルで人気があります。
ペダルが小さめな点に注意!
グリップ、回転と共に評価のいいペダルではありますが、唯一注意しなければならないポイントがペダルのサイズ感です。他のペダルと比べると小さく、男性でスニーカーサイズが27~28㎝ほどある方であれば尚更小さく感じるでしょう。
足が半分くらいしか乗らないような感覚になるかもしれませんので、足の小さい方におすすめです。また、MTBなどのゴツゴツとした自転車だと、小さくて逆に浮いてしまうと感じる方もおられます。
ビアンキ・フラットぺダルAの交換道具は?
こちらのペダル以外でも同様ですが、ビアンキのペダルは15㎜のペダルレンチやスパナ、モンキースパナなどの道具で簡単に交換出来ます。ショップの方にお願いしてももちろん大丈夫ですが、ご自身でもできますので、通販で買っても問題ありません。
軽量ビアンキ「CNCフラットペダルA」
CNCフラットペダル A
ブランド・メーカー | Bianchi(ビアンキ) |
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サイズ | 85mm×70mm×17mm |
重量 | 260g |
素材 | アルミニウム |
カラー | ブラック |
ビアンキで一番売れていたペダルが、MTB用の「CNCフラットペダルA」です。こちらは先述のものよりも価格が倍ほど高くなりますが、1ピース構造の削りだしで、綺麗な仕上がりとなっているのがポイントになります。
また、メインカラーがブラックで、ピンにチェレステカラーを採用しているのもシンプルで人気です。チェレステカラーを外したい方は、スペアで付いてくるシルバーピンに交換することもできます。
満足感のあるおすすめビアンキペダル!
こちらはベアリングに「シールドベアリング」を採用しているため、とても滑らかな回転が特徴です。価格は少し高めではありますが、スポーツサイクルショップに行くと見かける安価なペダルとは全然違う踏み心地が楽しめます。
ビアンキのMTBやロードバイクに乗っている方にはぜひ検討して頂きたいペダルです。
ペダルサイズは大きい?小さい?
先述のフラットペダルはかなり小さいモデルでしたが、こちらは大きくもなく小さくもなくで、サイズ的な問題はありません。MTB用となってはいますが、クロスでもロードでも楽しめます。
男性の方で、スニーカーで普段乗られている方でも問題ありませんので検討してみて下さい。
新作軽量ビアンキ「フラットペダルC006」
ビアンキ フラットペダル C006
メーカー・ブランド | Bianchi(ビアンキ) |
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重量 | 105g |
カラー | アナダイズドチェレステ |
ビアンキのペダルの購入を検討している方に注目して頂きたいのが、新作のフラットペダル「C006」です。こちらもCNCの削りだしペダルになっており、綺麗なチェレステカラーが目を引きます。
中心にはビアンキのロゴがシルバーの文字で入っており、価格は約7000~8000円ほどと抑えられていますが、高級感がある仕上がりです。
新作ビアンキペダルは何がすごい?
この新作ペダルの凄さは、圧倒的な軽量性です。他の軽量ペダルでも200gを超えているのに対し、こちらのペダルはなんと、カタログ値で105gしかありません。10%ほど上下するとしても、他ペダルの半分の重量しかないのです。
これは実は中空加工になっているためなのですが、幅もしっかりありますので安定して踏み込めるようになっており、発売してすぐ人気になりました。売り切れで再入荷待ちのお店も多い状態です。
ペダル中央のビアンキロゴを消さないためには?
他ペダルでも同様ですが、乗っているとどうしてもビアンキのロゴが摩擦で消えていきます。よく乗っている証でもありますが、もし消えてしまうのが嫌な方は、何かしらの透明シートを貼ってみることをおすすめします。
保護しておけば、シートがある間はロゴも消えませんので試してみて下さい。
売り切れの場合は公式オンラインストアでも購入可能!
新作の「フラットペダルC006」はネットショップ最大手のAmazonでも売り切れることがあります。他ネットショップでも取り扱いがありますが、ビアンキ直営のオンラインストアもありますので、そちらもぜひチェックしてみて下さい。
直営オンラインストアは税込11,000円以上の購入で送料無料となっています。
まとめ:ビアンキのペダルに注目!
ビアンキのペダルがおすすめ
今回は老舗自転車メーカー・ビアンキのペダルについてご紹介させて頂きました。現行で販売されているのは3種類で、それぞれに特徴がありますので、使い方に合ったものを選んでみて下さい。
ミニベロなどであれば「フラットペダルA」、MTBやロードなどなら「CNCフラットペダル A」、軽量性を求める方には「C006」がおすすめです。
ビアンキのペダルが気になる方はこちらもチェック!
今回はビアンキのペダルについて解説させていただきましたが、暮らしーのでは他にもビアンキについての記事が多数あります。ビアンキが気になる方は、ぜひ下記リンクの記事も見てみて下さい。

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