MKS(三ヶ島)/ALLWAYS
SHIMANO(シマノ)/PD-EF202
ROCKBROS自転車ペダル
SHIMANO(シマノ)Tiagra PD-R550
LOOK(ルック)KEOBLADE カーボン
SPEEDPLAY ウルトラライトアクション クロモリ
SHIMANO(シマノ)/PD-EH500
LOOK(ルック)/KEOCLASSIC 3
TIME(タイム)/LINK
ロードバイクのペダルとは?
ロードバイクの走行を左右する重要なパーツ
ロードバイクはレースやサイクリングで使用されている高速で長距離を走るのに最も適している自転車で、そのロードバイクのペダルは足のサイクル運動を車輪に伝える重要なパーツです。
そのためペダルが丈夫で耐久性がなければ、ロードバイクは快適な走りとパフォーマンスが得られないと言っても過言ではありません。ロードバイクがいかに高機能で優れたモデルでも、ペダルがマッチしていなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
ロードバイクの完成車にはペダルが付かない
一般的にロードバイクを購入すると完成車にペダルはついてきません。その理由はロードバイクを乗りこなすにはある程度の技術と慣れが必要で、フィジカルとスキルに個人差がありマッチするペダルが異なるためあえて付けないのです。
裏を返せば、自分にマッチするペダルを選ぶことができます。これからロードバイクペダルのタイプと特徴、選び方のポイントやおすすめのモデルを9つ選んで紹介しましょう。
ロードバイクのペダルのタイプと特徴
ロードバイクのペダルには、一般的な自転車についているようなフラットペダルと、スポーツ車特有のビンディングペダルの2種類のタイプがあります。乗り手の用途や目的によってペダルの種類を変える必要があるのがロードバイクです。ロードバイクのフラットペダルとビンディングペダルの特徴と違い、おすすめの使い方やシーンを解説します。
フラットペダル
フラットペダルとは、普通の自転車の感覚でロードバイクに乗れるおすすめのペダルです。ペダルの形状がフラットになっていて、急な停車でもすぐにペダルから足を離し転倒を防ぐことができます。ロードバイクに慣れていない方でも安心しておすすめできるペダルです。
また専用の高価なシューズを用意せずにスニーカーや普通の靴でペダルが回せ、極端なことをいえばサンダル履きでも気軽にロードバイクに乗れるペダルと言えます。
フラットペダルのメリット&デメリット
フラットペダルは街中で信号や人混みで止まることが多いシーンでも、ロードバイクを安全に走行できるのがメリットです。ただし、ペダルを回すサイクル力の効率が多少劣るので、長距離やスピードライドには足に負担がかかり、あまりおすすめできないのがデメリットです。
ビンディングペダル
ビンディングペダルはロードバイクで高速走行や長距離を走るのにおすすめのペダルです。専用のシューズをクリートという金具で固定する、ロードバイクのために開発されたシステムと言っても過言ではありません。
ロードバイクのペダルと足が固定され、踏み込みと引き上げる両方の力を無駄なく車輪のサイクル運動に伝えるので足の負担が少なく、軽快にロードバイクを乗り回したい方におすすめのペダルです。
ビンディングペダルのメリット&デメリット
スキーやスノボの靴を板にカチッと止めるビンディングのよう簡単にセットでき、横にずらせば外れる機能がメリットです。しかし足が固定されているので、急停止する場合に転倒しやすいので注意することをおすすめします。止まる少し前に外す着脱のタイミングを練習しましょう。
ロードバイクのペダルの選び方
ロードバイクは軽量で、サイクリングや街乗りでキビキビと走れるスポーツ車です。ロードバイク向けのペダルは各メーカーからさまざまなモデルと種類が豊富なので選び方に迷う方が多いのではないでしょうか。ロードバイク向けペダルの一般的な選び方のおすすめポイントを紹介します。
①目的と用途に合わせる
ロードバイク向けペダルには気軽な街乗りにおすすめのフラットペダルと、スポーツ系におすすめのビンディングペダルの2種類があります。自分がどんなスタイルでロードバイクに乗りたいのか目的と用途に合わせた選び方がおすすめです。
用途にマッチしないペダルは、体に負担がかかりストレスがたまるので快適なロードバイク走行ができません。目的と用途をはっきり決めてから選ぶことをおすすめします。
②ペダルのサイズと踏み込みやすさ
足の大きさには個人差があるので、サイズに合ったペダルを選ぶのがおすすめです。軽量でカッコいいからと面積が小さいペダルを選択すると、踏み外しが多くなり力がよく伝わらず回転サイクルの効率が悪くなります。
また体重やフィジカルも個人により違うので、体重に耐える丈夫さや逆に体重が軽く脚力が弱い場合でも踏み込みやすいことも大切です。自分の体格とスキルに合ったペダルを選ぶことをおすすめします。
③ペダルの材質とコスト
ロードバイク向けのペダルの材質は、主にプラスティック(樹脂)製やアルミ製、ステンレス製にカーボン製があり、それぞれ特性とコストが違います。
プラスティック製は低価格でバリエーションも豊富なのでコストをかけたくない方におすすめです。ただし耐久性は劣ります。アルミ製は軽量で耐久性もあり最も人気がありおすすめのモデルも多いのですが、種類が多いので選び方に迷う方が多いペダルです。
ステンレス製とカーボン製
ステンレス製は錆びにくく耐久性も高いので長く愛用したい人におすすめですが、やや重量があります。カーボン製のペダルは最も軽量で耐久性もあり、最上級の走り心地を求める人におすすめのペダルですが価格も最上級です。
おすすめフラットペダル3選(街乗り)
フラットペダルは表面が平らで気軽にロードバイクに乗りたい人におすすめのペダルです。また使うシーンも街乗りからサイクリングと汎用性が高く種類も各メーカーから豊富に発売されています。信頼性があるメーカーで機能性も高いおすすめのフラットペダルを3つ選んで紹介しましょう。
①MKS(三ヶ島)/ALLWAYS
商品名に「ALLWAYS」とあるように、オフロードから街乗りまで幅広くオールウェイの目的で使用できるペダルで、スニーカーで乗っても高いグリップ力が発揮されるスタイリッシュなおすすめのモデルです。
ペダル幅が広く踏み面に6ヶ所のスパイクピンがあり、中心に向かってわずかに凹状になっているので足位置が安定し踏み込みが楽な構造になっています。派手さはないけれど存在感のある完成度が高いおすすめのペダルです。
MKS(三ヶ島)/ALLWAYS
サイズ | 踏面 84x110mm(有効踏面L92 |
---|---|
重量 | 381g(ペア) |
材質 | アルミ |
ペダル軸サイズ | 9/16 |
カラー | シルバー、ブラック |
②SHIMANO(シマノ)/PD-EF202
ロードバイクのコンポーネントメーカーとして世界的に信頼性が厚いシマノの製品で、通勤や通学などの街乗りにおすすめのおしゃれなカラーのペダルです。
上位グレードに匹敵する耐久性に優れたペダル軸と、ワイドなボディでシューズとペダル間が安定し、さすがシマノと言える機能を備えています。カラーリングが豊富なので、おしゃれで軽快にロードバイクで街乗りをしたい人におすすめのペダルです。
SHIMANO(シマノ)/PD-EF202
サイズ | ー |
---|---|
重量 | 512g(ペア) |
材質 | アルミ |
ペダル軸サイズ | ー |
カラー | ブラック、ブルー、レッド、シルバー、ゴールド |
③ROCKBROS自転車ペダル
軽量で丈夫なナイロン繊維材料を本体のトレッド部分に採用し、靴底の滑りを徹底的に防止したおすすめのペダルです。20ヶ所ある滑り止めピンがしっかり靴底に食いつき、ビンディングペダルのような一体感が得られます。
スニーカーや普通の靴でビンディングペダル並みのペダル回しがしたい人におすすめです。また軸にルオモリブデンスチールとシールベアリングを採用することで、静かで抵抗の少ないペダリングを実現しています。
ROCKBROS自転車ペダル
サイズ | 約 125 mm x 105 mm x 20 mm |
---|---|
重量 | 約365g(ペア) |
材質 | ナイロン/ルオモリブデンスチール |
ペダル軸サイズ | 9/16 |
カラー | ブラック/レッド/オレンジ/グリーン/ブルー |
おすすめビンディングペダル3選(ロード)
ビンディングペダルはロードバイクで高速で長距離を走るのに最適な、まさにロードバイクに特化したおすすめのペダルです。ただビンディングペダルは専用のシューズが必要なのでフラットペダルより高額になるのが一般的になります。ロードレースや長距離ライド向きのおすすめのビンディングペダルを3つ選んで紹介しましょう。
①SHIMANO(シマノ)Tiagra PD-R550
ビンディングペダルにこれからトライしてみたいという方におすすめのリーズナブル価格のモデルです。信頼性の高いシマノ製なので耐久性などの機能は万全で、ロードバイクに慣れている方にもおすすめできます。
たわみが少なく摩擦に強いステンレス製プレートや、スプリングテンションの調整幅が広く設定され、ワイドベアリング機能によりペダルを踏む力を最大限に伝えるシマノ伝統の技術が生かされているおすすめのペダルです。
SHIMANO(シマノ)Tiagra PD-R550
サイズ | ー |
---|---|
重量 | 383g(ペア) |
材質 | 樹脂製 |
ビンディング | 片面(ライトアクション) |
カラー | ダークグレー |
②LOOK(ルック)KEOBLADE カーボン
世界で最初にビンディングペダルをロードバイクに採用したルック社の伝統の技術力を生かし、最も着脱しやすいおすすめのペダルです。ストップ&ゴーを繰り返すライドで機能を発揮します。
ビンディング部にブレードと呼ばれる板状バネを採用することで小さな力で着脱が可能になり、女性や体重が軽いライダーでも快適なライドができるおすすめのペダルです。信号が多い街中でも安全走行ができるのでおすすめします。
LOOK(ルック)KEOBLADE カーボン
サイズ | プラットフォーム幅 67㎜、面積700㎟、スタックハイト 14.8㎜ |
---|---|
重量 | 230g(ペア) |
材質 | ボディ:カーボン、スピンドル クロモリ ベアリング スチール |
ビンディング | 片面:テンション 8Nm(12Nmスペア付属) |
カラー | ブラック |
③SPEEDPLAY ウルトラライトアクション クロモリ
ユニークでおしゃれなカラーリング、両面にクリート固定機能があるのが最大のおすすめポイントです。ビンディング装着時に片面だと下を見て確認することが多いのですが、両面ならばわざわざ下を見ることなしにペダルを踏めば装着完了します。
さらに本体とクリートに傾斜がついていて自然に固定位置にセットできる優れものです。少ない力で確実な固定力があり外れる心配がない、ハイブリッド設計のおすすめペダルです。
SPEEDPLAY ウルトラライトアクション クロモリ
サイズ | スタックハイト(3穴時)11.5mm、スタックハイト(4穴時)8.5mm |
---|---|
重量 | クロモリシャフトペダル220g、 クリートセット(3穴時)138g |
材質 | クロモリシャフト |
ビンディング | 両面(3穴4穴対応) |
カラー | ブラック、ブルー、レッド、ピンク |
おすすめビンディングペダル3選(街乗り)
ロードバイクの街乗りと高速ロード走行でペダルだけでなくシューズも変えるのは非常に面倒です。またペダルを2つ持たなければならないので費用もかかります。そんな悩みを解決する優れもののビンディングペダルおすすめのモデルを3つ選んで紹介しましょう。
①SHIMANO(シマノ)/PD-EH500
ペダルの片面がビンディング仕様で、ひっくり返した片面がフラット仕様になっている1台で2役をするおすすめのロードバイクペダルです。
普段の街乗りはスニーカーで気軽にフラットペダルで走り、休日はビンディング専用シューズで遠乗りサイクリングと使い分けができるので非常に便利に使い分けができます。耐久性も信頼のシマノ製で、ステップイン・アウトのテンション調整が可能で、着脱が簡単なのも嬉しい機能です。
SHIMANO(シマノ)/PD-EH500
サイズ | 17 x 15 x 7 cm |
---|---|
重量 | 383g(ペア) |
材質 | ー |
ビンディング | 片面(ライトアクション)/片面フラットペダル |
カラー | ダークグレー |
付属品 | クリート SM-SH56 クリート (オプション) SM-SH51 |
②LOOK(ルック)/KEOCLASSIC 3
クリートの接地面積が大きくシンプルな構造で、安定したペダリングとパワーの伝達性能が優れたぱだるです。ソフトなスプリングテンションで、ビンディングペダル初心者や女性でもロードバイクを乗りこなしやすいおすすめのモデルと言えます。
また別売りの接地面がラバー製のKEOグリップクリートを利用すれば、街乗りでロードバイクを降りたときに気になるクリートのカチカチ音を防ぐことができるのが特徴です。
LOOK(ルック)/KEOCLASSIC 3
サイズ | 5.08 x 7.62 x 12.7 cm/プラットフォーム面積 400㎟・幅 60㎜、 スタックハイト 17.8㎜ |
---|---|
重量 | 280g(ペア) |
材質 | クロモリ アクスル 合金鋼 |
ビンディング | 片面 |
カラー | ブラック/ホワイト、ブラック/レッド |
付属品 | 別売りオプションでKEOグリップクリー |
③TIME(タイム)/LINK
ロードバイクでロードだけでなく通勤通学や街乗りにも使えるの、最新のカジュアルライドにおすすめの2WAYビンディングペダルです。
ペダルの片面がMTBライダーに適した2つ穴のビンディグペダルで、もう一面が普段履きのシューズで乗れるフラットペダルになっています。街乗り・ロード・マウンテンとさまざまなシーンでロードバイクを快適に乗りこなせるおすすめのビンディングペダルです。
TIME(タイム)/LINK
サイズ | 19.4 x 13.4 x 6.3 cm |
---|---|
重量 | 388g(ペア) |
材質 | スチールシャフト コンポジットボディ |
ビンディング | 片面(ライト片面ビンディングペダル/片面フラットペダル |
カラー | ブラック |
付属品 | ATACイージークリート(10°) |
最適のロードバイク向けペダルで快適走行!
ロードバイク向けペダルのまとめ
ロードバイクはロードでも街乗りでも快適にスピーディに走ることができる自転車で、そのパフォーマンスを引き出す重要なパーツがペダルです。
ここまでロードバイク向けフラットペダルとビンディングペダル2種類の特徴と違い、選び方のポイント、おすすめのペダルをタイプ別に紹介してきました。自分のロードバイクに乗る目的と用途を見据え、最適のペダルで快適な走行を楽しんでください。
ペダルの調整方法や使い方が気になる方はこちらをチェック!
当サイトでは自転車のべダルに関する記事をたくさん掲載しております。ロードバイクに限らず、ペダルの調整方法やおすすめの使い方などに興味がある方はぜひ参考にしてください。

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出典:unsplash.com