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【軽量性&剛性重視】モンベルのステラリッジで快適テント泊!おすすめの型もご紹介!

日本のアウトドアブランド「mont-bell」が発売する大人気登山用テントのステラリッジテントは、軽さと耐風性に加えラインナップの多さも魅力的な製品です。今回はステラリッジテント魅力やメリット、おすすめのサイズ(型)について紹介していきます。
2022年2月22日
揚げ餅
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この記事で紹介しているアイテム

登山用テントとは

軽さを最優先にしたテント

Photo bypiviso

登山用テントは、キャンプ用のテントよりも薄い生地や軽い素材を採用しており、居住性よりも軽さや携帯性を優先したテントです。また、高さを抑えて耐風性も高めているものも多く、変わりやすい山の天候に対応した構造になっています。

そのため、キャンプ用テントと比べるとファミリーキャンプにはあまり適さないテントです。まさに登山をする人にピッタリのテントと言えるでしょう。

登山用テントの特徴と違い

Photo by Iwao Kobayashi

登山用テントは軽さ以外にも違いもあります。キャンプ用テントはフライシートとインナーがセットになったものが一般的ですが、登山用テントはフライシートが別売になっているケースもあり、状況に応じて持ち運ぶことで軽量化できる仕様です。

また、テントポールがフライシートやインナーと別々に収納できるように、スタッフバッグが複数付属するものもあります。分けることでバックパックの大きさに応じた柔軟なパッキングが可能です。

ナイロン素材が多い

キャンプ用のテントはポリエステルやポリエチレンを使用したものもありますが、登山用テントはナイロン素材を使用したモデルが多くなります。ポリエステルと比べると高価になりますが、軽く、引き裂きに強い素材です。そのため登山用テントは、生地が薄くても強度があります。

ステラリッジテントが人気

mont-bellの人気製品

ステラリッジテントはmont-bellの定番の製品です。大きさはソロ用のモデルから最大で6人で利用できるものもあり、登山用テントとしては大人数でも使えます。

テントの素材はポリエステル、ボトムにはモンベル独自素材のナイロンを採用したモデルです。モンベル独自素材のバリスティックナイロンは、強度と軽量性を兼ね備え通常のナイロンの倍の強度が期待できるで素材になります。

mont-bellのステラリッジテントの基本スペック

ステラリッジテントは、フライシートが別売になっています。本体10デニール高強力ポリエステルとなり、撥水加工が施されているため水を弾くようになっていますが、高い耐水圧はありません。ボトムは30デニールのバリスティックナイロンとなり耐水圧1500mmです。

一番大きい6人向きモデルでは、少しスペックが異なりフロアは2000mmの耐水圧になっています。ですが、使用人数(型)が変わっても材質はわかりません。

ステラリッジテントの重量について

各モデルの総重量(フライやペグなどを含む)、収納サイズは以下のようになります。フレームと本体で収納サイズが2つあるため注意しましょう。

1 2 3 4 6
重量(kg) 1.34 1.43 1.75 2 4.21
収納サイズ(cm)

Φ13.5×29
Φ5×41

Φ14.5×30
Φ5×41

Φ15.5×32
Φ6×44

Φ16.5×36
Φ6×45

Φ21.5×45
Φ9×50

ステラリッジテントの旧モデルとの違い


ステラリッジテントは過去に発売されたモデルと比べると定期的にバージョンアップされており、旧モデルと比べるとフックでインナーを引っ掛ける吊り下げ式が採用され、素早く設営できるようになっています。

2022年2月時点では直近の仕様変更は2020年にあり、収納袋の口が大きくなり収納しやすくなったり、旧モデルと比べさらに軽量化されたため携帯性が高くなりました。吊り下げ式ですがスリーブ式と同等の耐風性を確保した構造になっています。

フライシートについて

ステラリッジテントのフライシートのスペック

フライシートは別売りのため雨が降りそうなときは、用意しておいたほうがいいでしょう。ただし、mont-bellのステラリッジテントのフライシートは登山用ということで軽さを優先したモデルとなり、キャンプ用テントと比べると耐水圧が低めになります。

キャンプ用のテントは耐水圧が1500mm以上のものが多いですが、ステラリッジテントは1000mmしかありません。また、フライシートの他に雪用のスノーフライもあります。

フライシートの選び方

フライシートは必ずステラリッジテント本体と合うものを選びましょう。また、古いモデルのステラリッジテントと現行のフライシートでは合いません。2型には前室を広くできるエクステンドフライシートがあるため、前室を広くしたい方は通常のフライシートではなくエクステンドがおすすめです。

エクステンドフライシートも古いモデルには使えないため注意しましょう。

ステラリッジテントのおすすめの型について

登山におすすめステラリッジテント

ステラリッジテントは型により仕様人数が異なり、登山では1型もしくは2型がおすすめです。小型テントを選ぶメリットは重量が軽く、運搬しやすいこととなり、徒歩で山を歩く登山では軽さを最優先にしたほうがいいでしょう。

1型を狭いと感じる方は、2人用の2型を1人で使うことでテント泊でもある程度快適性を維持できます。2型には前室を拡張できるエクステンドレインフライもあり前室の拡張も可能です。

ベースキャンプにおすすめのステラリッジテント

ステラリッジ 6型

登山道の前や近くに拠点を作るベースキャンプでは大きなテントもおすすめになります。ステラリッジテントは登山用のテントとしては大きい4型、6型がありベースキャンプ用としても使いやすいでしょう。日本の登山用のテントで大きなサイズがあるのは珍しいです。

また、オートキャンプでは、簡単に道具を持ち運べることから大型サイズもおすすめです。大型サイズを使うメリットとしては軽さに加え広さがあるため窮屈に感じにくくなります。

ツーリングにおすすめのステラリッジテント

ステラリッジ 3型

バイクでのソロキャンプの場合は、2型が使いやすいでしょう。1型は登山用に携帯性を最優先して作られているためキャンプ用のテントと比べると同じ1人用サイズでも狭いため2型がおすすめです。また、収納サイズが小さいため3型でもバイクなら難なく持ち運べることから3型もおすすめになります

2、3型はキャンプ用のテントと比べ収納サイズが小さく、ソロキャンプで使うなら広さもきちんとある使い勝手のよさが大きなメリットです。

ステラリッジテントの魅力

1:結露に強い


Photo bycoyot

ステラリッジテントは結露に強いです。スリーブ式だとフライシートとインナーの間に空間ができにくいため結露が発生しやすいですが、現行モデルのステラリッジテントはフックで吊り下げるためフライシートとインナーの間にきちんと空間ができるため、結露対策が自然とできるようになっています。

フライシートはダブルファスナー仕様で上からも開閉できるのでベンチレーションのように使用も可能。前室で調理しても湿気がこもりにくい作りになっています。

2:通気性の確保ができる

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ステラリッジテントには、日本の高温多湿な環境でも使いやすいようにきちんとベンチレーションが付いています。吹き流し型のベンチレーションは、気流の流れを変えることができ、雪や風で潰れることがありません。

また、ステラリッジテントの出入り口は半分だけメッシュに切り替えられるようになっており、インナー内まで換気できるようになっています。寒いときはフルクローズできる仕様なので、周囲の環境に応じ柔軟に対応できるところも大きな魅力です。

3:設営しやすい

スリーブ式から吊り下げ式に変わったことで設営しやすくなっています。スリーブ式はテント本体に縫い付けられた筒にフレームを通していく必要があり、フレームを奥に押し上げるときにスリーブに穴が空いてしまうこともあります。

吊り下げ式は近年のキャンプ用テントでは標準的な設営方法となり、筒に通さずフックで吊していくだけとなり短時間で組み立てられる構造です。設営方法が単純になるため初心者でも設営しやすいでしょう。

4:重量が軽い

Photo byMaBraS

ステラリッジテントはフライシートとインナーの二重構造のテントですが、重量が軽く携帯しやすいところも魅力です。フライシートやペグなどを含めた総重量で1型は1.34kgしかありません。本体とフレームが別々に収納でき軽いため自転車やバイクなどの車を使ったキャンプ以外でも携帯しやすくなっています。

5:ラインナップの多さ

日本の登山用テントはサイズ違いのモデルも多く、選択肢が豊富にあります。その中でもmont-bellのステラリッジテントは数が多く山頂でのテント泊からベースキャンプ用まで選択でき、さまざまなシーンで活躍してくれるモデルです。また、スノーフライにすると冬季、雪山でも使用できます。

ステラリッジテントの評判

ステラリッジテントはシーン問わず活躍

ステラリッジテントはさまざまなシーンで使えるテントとして好評です。一番軽い1型を使うとミニベロタイプの自転車でもキャンプできると評価されています。携帯性の高いというメリットは登山以外のキャンプでも活用できる製品です。

登山でのテント泊だけではなく、キャンプ用のテントとしても評判がよく紹介した口コミ以外でも評価する声が豊富にあります。

評価が高い

ステラリッジテントは登山用テントとの定番と言われているほど人気のあるテントです。登山用テントの性質上入り口が狭く熱がこもりやすい傾向はありますが、軽さ、設営しやすさや自立することを考えると非常に使いやすいと評価されている人気テントです。

フライシートだけでも設営できることからコンパクトなシェルターとしても活用できるなどキャンプでもテント泊でも使い勝手のよさが評価されています。


ステラリッジテントの注意点

フライシートとセットで運用

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確実に雨が降らない場合はテント本体だけで問題ありません。ステラリッジテントはフライシートが別売になっているため本体だけでは防水性は弱いことから必ずフライシートとセットで運用しましょう。

フライシートの耐水圧は1000mmのため大雨には弱いです。キャンプで雨に見舞われた場合はタープの中にステラリッジテントを入れたほうが安心して過ごせるでしょう。耐水圧は1500mm以上の耐水圧だと雨の日でも安心できます。

出入り口について

ステラリッジテントは短編に出入り口があるため狭い場所でも設営しやすく、複数人モデルでは出入りのたびに、同行者をまたがなくてもすみます。その反面前室が狭くなるため荷物が多い場合は注意しましょう。出入り口が低いのは風を受け流す構造のためです。そのため軽くても耐風性が期待できます。

生地について

Photo byBeesmurf

ステラリッジテント以外の登山用テントにも言えることですが、登山用テントの生地は薄手です。ステラリッジはmont-bellオリジナル素材が使われていて強度がありますが、薄いため穴開きや傷つきやすい点は注意しましょう。

さまざまなシーンで活躍する万能テント

Photo byKanenori

mont-bellの大人気登山用テントのステラリッジテントは、バージョンアップしながら軽さと剛性を追求したテントです。携帯性の高さを活かしさまざまなシーンで活躍するテントとなっており登山だけではなく自転車でのキャンプでも好まれています。

キャンプ用としては小さいためテント内で過ごすのではなく、日中はタープ下で過ごすことで快適なキャンプができるでしょう。登山で使う場合は軽いため体力の消費を抑えてくれるテントです。

登山用テントが気になる方はこちらもチェック!

登山用テントでも軽さだけではなく、快適さや前室の広さを重視して作られたモデルもあるため見比べてみるというのも大切です。暮らし~のには登山用テントに関するさまざまな記事があるため、よかったらチェックしてみてくださいね。