EMPT EVA バーテープ
SHIMANO PRO スポーツコントロール
SUPACAZ スーパースティッキー クッシュ
Lizard Skins DSP2.5
GUEE SL DUAL
Fizik スーパーライト タッキー
ロードバイクのグリップバーテープを紹介!
ロードバイクに欠かせないアイテムの一つが、グリップに巻く「バーテープ」です。グリップに巻くことで衝撃を和らげ、滑りにくくしてくれる重要なものですが、ブランドや種類によって大きな違いがありますので、自分に合ったものを選ばなければいけません。
今回はそんな、ロードバイクのグリップに巻くバーテープを6選してご紹介していきます。また、初心者向けの巻き方・取り付け方法も後半で解説していますので参考にしてみてください。
ロードバイクのグリップ・バーテープとは?
ロードバイクはグリップにバーテープを巻く
ロードバイクはグリップにバーテープが巻いてあり、人によってデザインが全然違うのが目を引くところです。このバーテープは単にデザイン性で選ばれている訳ではなく、素材、触り心地、グリップ感などで選びます。
価格は安いもので1000円、高いもので5000円ほどまで幅がありますが、初心者の方であれば、まずは安価なものから検討してみてください。
グリップ・バーテープの選び方は?
選び方のポイントとなるのは、衝撃吸収性、デザイン、手触りです。ロードバイク初心者の方であれば、お店で直接触ってみるのがベスト。触り心地が好きなものを選びたいところです。
また、愛車とデザインが合っているかも重要なポイントになります。デザインがチグハグだとカッコ悪くなってしまいますので、デザインもよく検討して下さい。
バーテープの厚みもポイント
衝撃吸収性を変えるのが「厚み」です。2.5㎜以下は薄く、3㎜以上は厚いといったイメージになります。長時間乗る場合は厚みがあるものがおすすめで、路面の振動が減り、楽に乗り続けられます。
しかし、グリップ感がダイレクトに感じられる必要があるレースに出るような場合であれば薄手の方がよいでしょう。気軽に乗りたいロードバイク初心者の方であれば、厚手を検討してください。
ロードバイクのバーテープの交換時期は?
どれぐらいで交換すればよいかも大事なポイントです。これは耐久性にもよりますが、一般的には「5000㎞」ほど走ったら交換と言われます。また、5000㎞を走る前に耐久性に限界が来ている場合も交換すべきです。
耐久性としては問題はなくとも、汚れが目立ってきたら交換するというのも一つの基準になります。
バーテープを巻いたグリップの握り方
初心者の方で、初めてドロップハンドルなどのロードバイクのハンドルを握る場合、握り方に困るかもしれません。普通の自転車のように平行の部分を持つのが「上ハンドル」、ブレーキに近い部分を握るのが「ブラケット」、前傾姿勢を取るためにハンドルを下部を握るのが「下ハンドル」です。
街乗りはブレーキをよくかけるので、ブラケットの握り方がおすすめになり、リラックスして乗りたい時は上ハンドル、スピードを出したい時は下ハンドルの握り方がおすすめになります。
ロードバイクのグリップ・バーテープの種類
グリップ・バーテープの種類1:コルク
素材の1つ目が「コルク」です。コルクと言えばワインに使われている素材ですが、触り心地もよく、衝撃吸収性もあって使われています。少し破れやすい面や、雨に弱い点がありますが、人気の素材の一つです。
グリップ・バーテープの種類2:ポリウレタン
ポリウレタンもよく使われています。ポリウレタンは手触りがしっとりとしていて柔らかいのが特徴。薄手でも耐久性が高めで、ロードバイク初心者で不慣れな方でも安心して巻ける素材です。
グリップ・バーテープの種類3:EVA
EVAは最もよく使われている種類の一つです。軽量かつ柔軟性があり、さらに丈夫という凄い合成樹脂で、まさにグリップに使うのにうってつけの素材と言えます。靴底などにもよく使われていますので、実は普段から使用している方も多い素材です。
グリップ・バーテープの種類4:DSP
グリップ・バーテープに求められるポイントの一つ、「グリップ力」ならDSPが特化しています。これは「デュラソフトポリマー」という種類で、滑りにくく、濡れてもグリップ力が保たれるのが特徴です。
ロードバイクを楽しまれている方々からの評価が非常に高い素材であり、初心者の方にもおすすめの種類となります。
グリップ・バーテープの種類5:レザー
革製品が好きな方なら、素材もレザーを検討してみましょう。高級感があり、非常におしゃれな外観となります。本革も合成皮革もありますので、値段やデザインで選んでみてください。
安価なロードバイクバーテープ2選
1:EMPT EVA
EMPT EVA バーテープ
ブランド・メーカー | EMPT |
---|---|
素材 | EVA |
色・カラー・デザイン | 全78色 |
このロードバイク・バーテープの特徴は?
ロードバイク初心者の方で、まずは安価なものを購入してみたいと考えている方におすすめなのが、EMPTのバーテープです。こちらはシンプルなデザインと豊富なカラーラインナップ、そして他ブランドよりも圧倒的な安価であることが特徴になります。
厚みがあるタイプですので振動吸収性が高く、長距離に向きです。また、コストが安いので交換しやすいのが嬉しいところです。
2:スポーツコントロール
SHIMANO PRO スポーツコントロール
ブランド・メーカー | SHIMANO PRO |
---|---|
素材 | EVA |
色・カラー・デザイン | ブラック・ホワイト・レッド |
このロードバイク・バーテープの特徴は?
有名ロードバイクブランドのシマノプロから販売されている人気製品が「スポーツコントロール」です。こちらは厚みが2.5㎜のEVA素材を使用しており、スタンダードで安定感のある製品になります。
価格も安価で、デザインもシンプル。握り心地や振動吸収性も問題なく、巻き直しもしやすい、ロードバイク初心者にもおすすめの定番バーテープです。
中堅ロードバイクバーテープ2選
1:スーパースティッキー クッシュ
SUPACAZ スーパースティッキー クッシュ
ブランド・メーカー | SUPACAZ |
---|---|
素材 | ポリウレタン |
色・カラー・デザイン | 全6色 |
このロードバイク・バーテープの特徴は?
人気のロードバイクパーツブランド「スパカズ」の定番製品が「スーパースティッキークッシュ」です。こちらは高グリップであることが特徴で、とにかくグリップ力を重視したい方におすすめになります。
デザインも含めて人気があり、男女共に指示されるブランド製品ですが、初心者の方は交換が難しく感じるかもしれませんので、慣れてない場合はショップの方にお任せすることをおすすめします。
2:DSP2.5
Lizard Skins DSP2.5
ブランド・メーカー | Lizard Skins |
---|---|
素材 | DSP |
色・カラー・デザイン | 全15色 |
このロードバイク・バーテープの特徴は?
ロードバイクのみならず、さまざまなスポーツ用品のグリップを作っているブランドのバーテープです。こちらもグリップ力が高いことで支持されており、価格は高めですが人気があります。
快適さも損なわないように作られていますが、どちらかと言えばレース向きであり、UCIプロチームのステージレースにも使用されているプロ向け製品です。
高級ロードバイクバーテープ2選
1:SL DUAL
GUEE SL DUAL
ブランド・メーカー | GUEE |
---|---|
素材 | ポリウレタン |
色・カラー・デザイン | 全6色 |
このロードバイク・バーテープの特徴は?
可愛い、ポップなデザインで人気があるのがグイーの製品です。グリップに巻くと、場所によってデザインがグラデーションのように変わる特徴があり、非常に映えるデザインとなっています。
価格帯は少し高めではありますが、乗り心地だけではなく、見た目でも楽しみたい方におすすめです。
2:スーパーライト タッキー
Fizik スーパーライト タッキー
ブランド・メーカー | Fizik |
---|---|
素材 | タッキー |
色・カラー・デザイン | 4色 |
このロードバイク・バーテープの特徴は?
ハイエンドブランド「フィジーク」の製品は、価格は高いですがおすすめです。フィジークでは3種類の厚みのラインナップがありますが、こちらは激薄の2㎜で、ダイレクトなコントロール性が特徴になります。
また、タッキーはグリップの表面仕上げを表しており、グリップ性能が高い素材を使用したモデルです。とにかく機能にこだわりたい、最高級のものを使いたい方は検討してみてください。
ロードバイクグリップのバーテープの巻き方
初心者向け交換方法・巻き方1:使用道具
巻き方を覚える前に、交換・取り付けに必要な道具を用意してください。必要なものは3つあり、交換するバーテープ、端を留めるビニールテープ、ハサミです。ビニールテープもハサミも安いもので構いません。
初めて交換する方は、無地のものですと柄を気にしなくていいので楽です。
初心者向け交換方法・巻き方2:剥がす
用意が完了したら、ロードバイクに巻かれているテープを剥がします。この時、ハサミは使わずに素手で剥がして下さい。怪我をする可能性がある他、ロードバイクに傷をつける可能性もあります。
上部の端から剥がして、ブレーキのカバーもひっくり返し、全て剥がして完了です。
初心者向け交換方法・巻き方3:巻く
メインの取り付けですが、ハンドルバーの下端から巻き始めます。内側に巻くように、テープの幅の1/3程度を重ねて巻いていきましょう。ブレーキレバーの部分は巻き終えてからゴムカバーを戻します。
最後まで巻くと、まだテープの長さが残っている状態になっているはずです。
初心者向け交換方法・巻き方4:留める
最後に、長さをハサミで調整して、ビニールテープを巻いて留めます。ビニールテープの長さですが、適当な長さで大丈夫です。テープを巻き終わったら、下端面にバーエンドキャップをはめて完成になります。
お店に交換をお願いすると1000円ほどかかることが多いのですが、巻き方に慣れれば自分でもできる作業ですので、ぜひやってみて下さい。
まとめ:ロードバイクのグリップは重要要素
ロードバイクグリップ・バーテープにこだわろう!
今回はロードバイクのグリップに使えるおすすめバーテープと交換・取り付け方法をご紹介させて頂きました。ロードバイクのバーテープはさまざまなブランドから発売されており、人によって選ぶべきテープが変わります。
デザインも製品によって違いますので、ぜひいろいろ使ってみて、こだわりのものを見つけてみて下さい。
ロードバイクグリップが気になる方はこちらもチェック!
今回はロードバイクのグリップ・バーテープについてご紹介しましたが、暮らしーのでは他にもクロス・ロードバイクのグリップについての記事が多数あります。クロス・ロードバイクのグリップが気になる方は下記リンクの記事も参考にしてみて下さい。

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出典:https://www.photo-ac.com/