簡単なのに盛り上がるキャンプ飯
キャンプの楽しみはおいしいキャンプ飯
キャンプの一番の楽しみキャンプ飯。アウトドアで食べるご飯は、簡単な料理でも盛り上がることができます。家での調理と違い、ある程度の制約はありますが、調理器具や食材の用意などを工夫すれば、どんな料理でも作ることができます。キャンプ参加者みんなで盛り上がるキャンプ飯を作って存分に楽しみましょう。
大人も子どもも盛り上がるキャンプ飯をご紹介!
どんな料理でも美味しく感じるキャンプ飯ですが、盛り上がるには見た目のおしゃれさや意外性が大事です。また、あまりに凝った料理は調理時間や待ち時間が長すぎて、キャンプ飯としては適しません。
そこで今回は、簡単に調理できるのになぜかおしゃれで盛り上がるレシピのご紹介です。おしゃれなキャンプ飯を知りたい方は、ぜひチェックしてみて下さい。
盛り上がるキャンプ飯のコツはこの5つ
1.ビックサイズで盛り上がるキャンプ飯
まずやってみるキャンプ飯といえばBBQ。焼くだけで成り立つので簡単な反面、定番過ぎてありきたりな印象になってしまうこともあります。そんなときは、食材の大きさを工夫して盛り上がるキャンプ飯にしてみましょう。
お肉やお魚はもちろん、野菜も丸焼きにするだけでインパクトがあり、盛り上がるキャンプ飯になります。鶏の丸焼きや、超厚切りのステーキなどを用意して、キャンプ飯ならではのメニューを楽しみましょう。
2.鮮やかな彩りで盛り上がるキャンプ飯
鮮やかな野菜を使うなど、彩りを豊かにすると盛り上がります。キャンプにはぜひ彩り野菜を用意しましょう。冷蔵しなくてもある程度は日持ちするニンジンやパプリカ、ロッコリーなどは下ごしらえも簡単でお勧めです。定番のBBQも、野菜と合わせて串焼きにするなど見た目をちょっと変えるだけでもおしゃれなキャンプ飯になりますよ。
3.意外な食材で盛り上がるキャンプ飯
普段は焼かない食材を焼いてみるのも盛り上がります。こちらは、肉まんをダッチオーブンで挟んで焼いたものです。皮がパリッとして、蒸した肉まんとはまた違った美味しさがあります。普段は加熱しないリンゴやパイナップルなどの果物も、焼いて食べるだけでキャンプ飯らしくなります。
4.調味料や珍味で盛り上がる
少し変わった調味料や珍味を持参するのもおすすめです。多くの食材を持っていけなくても、調味料を変えるだけで飽きることがありません。そのうえ、定番の料理や食材でも盛り上がるキャンプ飯に早変わり。上級者なら、自分で調合した調味料など、味変アイテムを持参するとキャンパーの話題作りにも一役買ってくれます。
5.調理を楽しみながら盛り上がる
キャンプ飯は、食べるだけでなく調理も楽しみのひとつ。キャンプ飯の上級者も初心者もみんなで楽しめるようなお手軽レシピがおすすめです。繊細なカットや正確な計量を必要としないキャンプ飯を選んで盛り上がりましょう。
盛り上がるおつまみレシピ3選
メインのキャンプ飯は豪快で素早く完成する方が盛り上がりますが、大人のおつまみは、できあがりを待つ間に会話が弾むようなじっくり長く楽しめるものが盛り上がります。そこで、焚火を楽しみつつ、弱火でゆっくり調理するおつまみをご紹介します。
1.シンプルな手羽先も炭で焼けば盛り上がる
おつまみの定番手羽先焼きは、アレンジがしやすいメニューです。基本の味付けは塩コショウだけにしておけば、子供向けには照り焼きソース、大人向けにはスパイシーソースなど、みんなで楽しむことができます。
材料は、手羽先、塩・コショウだけ。調理方法も単純で、手羽先に塩を塗り込み、じっくり皮目から焼きます。これに、クミン&マスタード、ニンニク&コチュジャンなどを使って変化をつけるのが、飽きすに食べるコツです。
調理のポイント
- 基本の材料は手羽先と塩だけだから準備が簡単
- 調味料を変えての味の変化も楽しみ
2.アヒージョは具材の組み合わせで盛り上がる
おつまみはもちろん、具材次第で子どもも喜ぶキャンプ飯になるのがアヒージョ。おすすめ具材は出汁の出るキノコやベーコン。丸ごとカマンベールチーズとミニトマトやブロッコリーなどの彩野菜を加えるとおしゃれな一品になります。
材料は、オリーブオイル100ml、塩1~2つまみ、ニンニク、お好みの具材です。調理方法は、スキレットなどにオリーブオイル、ニンニク、塩を入れて温め、具材を入れてゆっくり火を通します。
調理のポイント
- お好みのスパイスを加えるとよりおつまみらしく
- ミニトマトやうずら卵など破裂しそうなものは加熱前に穴をあけておく
- バゲットを用意すれば、よりおしゃれに
3.なんでもチーズフォンジュで盛り上がる
おしゃれなチーズフォンジュも、意外な具材を使えば盛り上がるキャンプ飯になります。唐揚げなど、遊び心のある具材をチーズフォンジュにして盛り上がるのはいかがでしょうか?BBQで残った材料のリメイクレシピとしてもお役立ちです。
材料は、ピザ用チーズ 250g、白ワイン 120ml、水 少々、お好みの具材です。調理方法は、スキレットやクッカーに具材以外の材料を入れて火にかけ、溶けたらお好みの具材に絡めて食べます。
調理のポイント
- 盛り上がるのは意外な具材
- 定番の具材なら彩りを意識しておしゃれに
- 柚子胡椒やラー油、ブラックペッパーなどのピリ辛アイテムを足すと大人味に
アウトドアだから盛り上がる燻製レシピ2選
アウトドアの楽しみの一つが、普段は敬遠してしまう調理法に挑戦できることです。普段は煙やにおいが気になってなかなか挑戦できない燻製も、屋外なら気兼ねなく挑戦できます。市販のチップや燻製器を利用すれば、コツは要りません。大人のキャンプ飯としてぜひトライしてみてください。デイキャンプでの残りの食材を、夜にいただく時のアレンジレシピとしても燻製はおすすめです。
1.基本の燻製レシピで手軽に盛り上がる
基本の燻製は、下ごしらえなしで、いきなり燻すスタイルの燻製です。失敗知らずで、誰でも簡単に作ることができます。材料は、燻製チップとお好みの具材です。具材は、ベーコン、ソーセージ、プロセスチーズ、かまぼこ、明太子など味付けなしで食べられるものがおすすめ。
調理方法も簡単で、燻製器や中華鍋でチップを煙が出るまで熱し、網のうえで具材を燻します。薫香が付いたら完成という手軽さです。
調理のポイント
- 燻し時間は意外と短時間でOK
- 燻すときは蓋をすると薫香が付きやすい
- チーズは溶けてしまうことがあるので、慣れるまではベーコンの上で燻すなど工夫する
- 大人はマスタードなどをつけるのもおすすめ
2.自家製スモークサーモンで盛り上がる
燻製に慣れたら、サーモン、水切り豆腐、お好みの野菜、うずら卵水煮など、下ごしらえが必要なものにも挑戦してみましょう。調理の基本は味を染み込ませておくこと、水気をよく切っておくことです。まず、サーモンは塩漬けにして水分をとり、野菜類は塩ゆでします。
豆腐は水をよく切っておきましょう。これを、基本の燻製と同じように、燻製器や中華鍋でチップを煙が出るまで熱し、網のうえで具材を燻して燻香をつけます。
調理のポイント
- 塩漬けサーモンは水気をふき取ってから燻す
- 水切り豆腐を燻すとチーズのような触感に
丸焼きで盛り上がるキャンプ飯レシピ
アウトドアクッキングならではの楽しみは、丸焼き系のキャンプ飯です。鶏や魚などはインパクトがありますし、ニンジンや玉ねぎ、ジャガイモなどの野菜も丸焼きにすると、調理がラクなだけでなく盛り上がるキャンプ飯になります。大人数の時に挑戦してみましょう。
火が通りにくい根菜類は、家で軽く下茹でしておくと更に現地での調理が手軽です。匂いが気になるサンマやニンニクの丸ごと焼きもアウトドアなら気兼ねなく楽しめます。
インパクトのある鶏の丸焼きで盛り上がる
材料は丸鶏一羽、玉ねぎ、ジャガイモ、人参、キノコなどの具材をお好みで2~3種類、塩・コショウ、オリーブオイル、ローズマリー、バジル、ローリエなど香りづけのハーブ少々です。
調理方法は、まず野菜を炒めて、塩・コショウ・ハーブで味付けし、丸鶏の腹側から詰めます。つぎに、丸鶏をダッチオーブンに入れてオリーブオイルを回しかけ、塩・コショウする。これを1時間ほどじっくり火にかけ、火が通ったら完成です。
調理のポイント
- 丸鶏の中に詰める具材はお好みで
- 米や炒めたベーコンをいれてもよい
- ハーブがない場合は、玉ねぎやニンニクを多めに
盛り上がるシメのキャンプ飯レシピ2選
盛り上がるキャンプ飯お楽しみのシメの一品は、おなかに溜まって簡単なレシピがおすすめ。定番は焼きそばやですが、大人も子どもも盛り上がるのは、パエリヤやパスタなどちょっと目先を変えたものです。用意する材料が少なく、下準備が簡単なレシピをご紹介します。
1.彩り豊かなパエリアで盛り上がる!
材料は米1合、玉ねぎ、ニンニク、エビや貝などの魚介類、彩り野菜、塩・コショウ、オリーブオイル、カットトマト1/4缶、サフランで色を付けた水300mlです。
調理方法は、まず、スキレットにオリーブオイルを多めに入れて火にかけて、ニンニク・玉ねぎを塩・コショウで炒め、つぎに、米、カットトマト、水を入れ、そのうえに魚介類、スライスした野菜を彩りよく並べ、蓋をして20分炊ます。
調理のポイント
- 魚介類は有頭エビなど贅沢感のある食材を使うと盛り上がる
- パプリカやピーマン、トマトなど彩り野菜で見た目を鮮やかにするとおしゃれ
- シーフードミックスや冷凍野菜を使えば手軽にできる
- 火加減は最初は強火、沸騰したら中火にする
2.ワンポットスープパスタで手軽なキャンプ飯
大人も子どもも大好きなパスタ。おすすめは、調理が簡単でソロキャンプのキャンプ飯としても重宝するのがワンポットパスタです。麺ゆでとソース作りを一つの鍋で行うので、インスタントラーメンのような手軽さです。
材料は、パスタ200g、コンソメキューブ、ニンニク 1かけ、ツナ缶orベーコン、お好みでカット野菜です。調理方法は、パスタ以外の材料を炒め、水500mlを加えて沸騰させ、パスタを加えて蒸し煮にします。
調理のポイント
- クッカーを使う場合や鍋が小さい場合は、パスタを折ってもよい
- パスタ同士がくっつかないように時々混ぜる
- 貝やエビなどシーフードを加えると出汁がでて本格的なキャンプ飯に
簡単なのに盛り上がるデザートレシピ
デザートやおやつが楽しみなキャンパーにおすすめのスイーツキャンプ飯です。デザートのレシピは、手間のかかるものが多く、アウトドアでは割愛しがちですが、簡単で盛り上がる売スイーツもあります。特別な準備や面倒な計量は一切なしで作ることができるキャンプ飯向きのスイーツを楽しみましょう。
簡単スモアで大人も子供も盛り上がる
キャンプのデザートの定番、マシュマロロースト。串焼きにするだけでも充分ですが、ひと手間加えて盛り上がるキャンプ飯にしましょう。
材料は、マシュマロ、クラッカーやビスケット、トッピング用のフルーツやナッツです。調理方法は、スキレットの中央にマシュマロを並べ、マシュマロが溶け始めたら、クラッカーをまわりに並べます。そのうえに、お好みでフルーツやナッツをトッピングしていただきましょう。
盛り上がるキャンプ飯は工夫次第
盛り上がるキャンプ飯のコツは?
いかがでしたか?盛り上がるキャンプ飯のポイントは、ボリュームや彩り、アウトドアならではの調理法にポイントがあります。一見おしゃれで難しそうな料理も、工夫次第です。上手に手間を省いて簡単で盛り上がるキャンプ飯を作ってみましょう。記事では、キャンプ飯向けに具材や手順を絞った、お手軽レシピをたくさん紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
キャンプ飯が作りやすいアイテムが気になる方はこちらもチェック!
盛り上がるキャンプ飯のレシピを覚えたら、アウトドアクッキングならではのアイテムも気になりますね。当サイトでは、キャンプだけでなく家でも使えるアイテムやアウトドアクッキングの効率がぐっと上がるアイテムなど、キャンプで活躍間違いなしの道具も紹介しています。ぜひチェックして盛り上がるキャンプ飯の参考にしてみてください。
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