SHOEI・グラムスター
レトロなデザインがおしゃれなヘルメット
2020年の9月に発売になったSHOEIのフルフェイス型のヘルメットで、小型で丸形のレトロな形が特徴になります。かわいいデザインは女性にも合うと人気で、現在でも売り切れが続出です。
ここではそんなSHOEI製のグラムスターついて、仕様とラインナップをご紹介し、その魅力を口コミなども参照しながらご紹介していきます。
SHOEI製グラムスターの概要
SHOEI・グラムスター
サイズやデザインの多彩なラインナップがありますが、最初にSHOEIグラムスターの共通部分のスペックなどをご説明します。
1.ロゴデザインはレトロ!
SHOEIのフルフェイスでもX-シリーズなどのレースタイプや、スポーツライディング用のZシリーズのロゴは、文字に外枠が付いたスタイリッシュな印象ですが、グラムスターのロゴは文字のみのシンプルなものです。
このSHOEI製品のデザインは、最近流行りのネオクラシックのバイクにぴったりで、コーディネートして楽しむライダーも増えています。
2.シールドは最新機能を搭載!
そんなクラシックな外観のグラムスターですが、フェイスシールドは「CPB-1V」なるSHOEIでも最新のモデルを採用しています。シールドは閉めると自動でロックされる安全な機構で、左側にあるタブを外側に倒すとロックが解除される仕組みです。
このように、開閉の軌道を偏心タイプにすることで、窓ゴムとの摩擦がしにくい構造になっています。
3.換気口の風通しは抜群!
換気口(エアインテーク)もレトロな雰囲気を出すのに一役買っています。口の両側に一つずつの横長の換気口があり、防塵用のアルミのメッシュフィルターはスタイリッシュです。
また、額のところにも少し大きめの換気口があり、グラムスター内部の通気ルートを使って首元まで空気を循環させています。
4.内装も高級感が満点!
内装にもこだわっているのがSHOEI製品の魅力になります。グラムスターでも接触の多いかぶり口の周辺にはレザー風の生地を使っているので、着け心地も抜群です。
また、光の反射が気になる目の周辺にはスエード生地を使い、映り込みにくい構造になっています。これらの素材は分解して洗濯ができる構造になっていて、メンテナンスが楽なのもメリットです。
5. 販売場所
SHOEIは世界的にも有数なヘルメットのブランドで、国内にはたくさんの正規代理店があります。ただし、上でも述べたようにメーカーの製造が追いついておらず、人気カラーや標準サイズなどは入手しにくい状態です。
正規代理店で購入する場合は、数か月の納期待ちが発生する場合があります。また、アマゾンや楽天などのオンラインショップでもSHOEI製品の取り扱いがあり、そちらから入手することも可能です。
SHOEI製グラムスターのラインナップ
ここからはグラムスターのラインナップについてのご紹介です。ほかのSHOEIシリーズ同様、シンプルなものからカラフルなものまで多彩で、大きさの種類もそろっています。また、サイズ感について分かりやすく説明するために、同じSHOEI製のスポーツタイプ・Z-7との比較をしました。
1.カラーバリエーションが豊富!
グラムスターの色は多彩で、ウェアやバイクなどとのコーディネートも楽しめます。単色では大人気のバサルトグレーをはじめとして、ホワイトやブラック、マットブラック、ラグナブルーがあり、43000円ほどです。
また、リザレクション(復活の意)というグラフィックモデルは51000円ほどで、80年代のレース仕様のヘルメットをモチーフにしています。種類はTC10(白/赤)とTC5(黒/グレー)、TC2(青/黒)の3つです。
2.小型モデルのSHOEI・Z–7より小さい!
グラムスターはS・M・L・XL・XXLまでの種類があります。下には左右や前後、高さの寸法をまとめておきました。また、かっこ内は同じLサイズで比較した、Z–7の帽体サイズになります。
特に目立つ帽体サイズの違いは高さで、比較するとグラムスターが1cmも短いのが特徴です。デザイン性だけでなく、スリムな外観も女性からも支持を受けているポイントになります。
種類 | S・M | L | XL・XXL |
前後(mm) | 329 | 333(348) | 339 |
左右(mm) | 254 | 260(258) | 266 |
高さ(mm) | 248 | 252(262) | 256 |
3.SHOEI・Z–7より100gも軽い!
SHOEIのグラムスターはサイズ感が小さいだけでなく、軽量なのも特徴の一つになります。下には単色カラーとグラフィックモデルの、それぞれのサイズごとの重量をまとめました。表からわかるように、単色で80g、グラフィックでは100gも軽いのが特徴です。
この軽さは、長時間のツーリングでも疲れにくいという、グラムスターならではのメリットにも強く関連しています。
種類 | S | M | L | XL | XXL |
単色(g) | 1216 | 1291 | 1317(1397) | 1417 | 1414 |
グラフィック(g) | 1218 | 1294 | 1308(1405) | 1419 | 1437 |
SHOEI製グラムスターの評判は?
それでは、グラムスターの実際の評判はどうなのでしょうか?ここでは口コミを参照しながら、このSHOEI製品のスペックには表れない使い勝手についても、ご紹介していきます。
1.高速では風切り音か気になる!
グラムスターにはチンカーテンというあごの部分を覆う部材が標準付属で、これを使うと下の口コミにもあるように(一般道での)風切り音はあまり気にならないレベルまで低減されます。
ところが、換気口の大きさなどのため、高速道路を走行する場合は、Z-7などのスポーツタイプと比較すると、風切り音や周囲の音がやや聞こえやすいとの評価もありました。
5千円程度で買ったジェットヘルメットより軽くて風切り音も圧倒的に少なく、安心感も相まって運転時のストレスが大幅に減りました。
2、軽い以外にも快適さのポイントが満載!
グラムスターはSHOEI製品でも扱いやすいサイズ感で軽いことは、上でもご説明しました。さらにこのSHOEI製品は、フィット感があり頭全体を適度に固定してくれるのが特徴です。そのため、一部に圧力がかかることがなく、楽にかぶれると評判になっています。
また、フェイスシールドの視界は左右・上下ともに広く、着けていないのと同じ感覚でツーリングができるとの投稿もあるほどです。
SHOEIのヘルメットは他にZ-7、J-ForceⅣ、EX-Zeroを所有していますが
フィット感は一番いいと感じました。
3.デザインで選ぶ人も多い!
SHOEIならではの性能や快適さの評判も高いですが、グラムスターのかわいい外観にひかれて購入する方も多くいます。下の口コミのようにアメリカの老舗・ベルの伝統的なヘルメットの外観が好みの方には、性能も併せ持つグラムスターがおすすめです。
また、ホンダGB350やヤマハSR400、川崎のW800などのレトロなバイクと外観の相性がよいのも魅力で、好きなカラーとのコーディネート楽しむこともできます。
BELLのbullittの見た目が好き!
加えて国産メーカーの被り心地が欲しい!
そんな欲張りな願望を満たしてくれる理想のヘルメットです。
人気のヘルメットで快適なツーリングを!
SHOEIのグラムスターについて、スペックや魅力をご紹介し、その評判についてもご紹介しました。SHOEIのスポーツタイプと比べると100gも軽いグラムスターは、多少の風切り音はあるものの、フィット感がよくロングツーリングでも疲れにくいのがメリットです。
また、オールドテーストのバイクとぴったりの外観も人気で、売り切れ続出の人気商品になっています。ヘルメットの購入をお考えなら、このような魅力的なグラムスターも候補にいれてみてください。
SHOEI製品やグラムスターが気になる方はこちらもチェック!
グラムスターを扱うSHOEIからは、ほかにも多くの製品がリリースされています。下にはSHOEIのおすすめ商品の特集のほか、グラムスターや本記事で比較したフルフェイスヘルメット(Z-7)についての記事もリンクしました。SHOEI製品選びの、ご参考にしていただければ幸いです。
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