デイトナ・スリムリフレクターキット
デイトナ・スリムリフレクター
アクティブ・汎用リフレクターキット(タイプ2)
ハリケーン・ナンバーベース&リフレクターW122
リフレクターとはどんなもの?
リフレクターとは、夜や霧などの見えにくい場面でも自分の存在を示すアイテムです。特殊な素材でできていて、ミラーのように一方向だけに反射するのと違い、どこから光が当たってもその方向に戻る「再帰反射」なる性質があります。
これにより、後ろからくる車に光を効率的に返し、ドライバーにアピールすることが可能です。バイクはもちろん、自転車や自動車など幅広く用いられていますが、用途ごとにモデルが分けられているのも特徴になります。
バイクの安全にも必須のアイテム!
夜間の運転で、反射器が付いていない自転車などにひやっとされた経験がある方も多いのではないでしょうか?バイクには後部にランプが付いていますが、突然に切れることもあり、気付かずに高速走行すると非常に危険です。
そんな場合でも、リフレクターがあれば後ろからきた車の照明により、遠くからでも視認できる効果があります。特にEマークという認証を受けた製品なら、150mもの距離からしっかりと視認が可能です。
安全なツーリングのための商品もご紹介!
バイクにリフレクターがないと、自分はもちろん、周辺の車にも迷惑をかけてしまいます。以下では、装備がないことによる、安全面以外での不都合についても説明しておきました。
また、250ccを超えるバイクが、検査を通過できるリフレクターの条件について解説し、おすすめの商品もご紹介します(本記事は2022年1月30日の情報をもとにしました)。
バイクに反射板がないとこんな問題も!
リフレクターがないとバイクの車検が通らない!
ここでは、リフレクターをつけていない場合、安全面以外でどんな不都合があるのかを解説します。後部の反射器は通常、バイクの標準装備ですが、泥除け(フェンダー)を外すなどのカスタム化をした場合には、付属する反射器も一緒に外れる構造です。
法律的には、道路運送車両法の保安基準で、後ろには反射器を設置する必要があります。250㏄オーバーの二輪車の場合、定期的に車体の検査が必要になりますが、リフレクターの付いていないバイクだと通過しません。
バイクにリフレクターがないと罰金を取られる!
また、250cc以下なら車検がないので反射器がなくても大丈夫では、と思われるかもしれません。ところが、装備のない状態でバイクに乗っていると、整備不良ということで道路交通法違反で捕まります。
反則金は6000円ほどになり、違反点数は1点です。後でご紹介するリフレクターは高価なものでも3000円ほどですので、もったいない出費となります。
バイクの検査に合格するリフレクターとは!
バイクのリフレクターは光を反射するものなら何でもよいというわけではありません。こちらも道路運送車両法にて細かい記述があり、それが検査の判断基準です。以下ではバイクに適した反射器の品質や、設置の位置について解説します。
1.バイク用リフレクターの品質は?
1.サイズには下限がある!
バイク向けのリフレクターの大きさは、10平方cm以上というのがルールになります。両辺が10cm以上というのはもちろん大丈夫ですが、面積が10平方cm以上なら、例えば縦2cm×横20cmといった細長の形状でもOKです。
2.形状にも制限がある!
二輪車向けのリフレクターは、道路運送車両法で形も決められていて、文字や三角形以外というのが適合の条件になります。市販されているものでは、四角形や円形などがあるので、そのような商品を選びましょう。
なお、同法律では文字タイプのものでも、I、Oや8などの単純な文字形のリフレクターなら検査に適合するとの記述があります。
3.色にもご注意を!
また、バイク用の反射板は赤色というのが原則です。市販では白やオレンジなどさまざまな色の反射板が販売されていますが、バイクの後部用のリフレクターとしては使えません。
なお、赤色のリフレクターを装備していても、汚れや破損などで赤色が認識しにくい場合は、NGになりますので、定期的なメンテナンスが必要になります。
2.バイク用リフレクターの取り付け位置は?
バイクの後部のリフレクターは、後ろからみて車両のセンターライン上に設置するのが基本です。また、反射部の中心が、地上から1.5m以下になるように設置することという高さ制限もあります。
それ以外の注意としては、150m離れた場所でもヘッドライトの反射を確認できることが必要です。そのため、二輪車の他の部品に隠れてしまうような位置への設置は避けましょう。
バイク用のおすすめリフレクター4選!
1.デイトナ・スリムリフレクター
デイトナ・スリムリフレクター
バイクのツーリング用グッズや、カスタム用品などを販売するデイトナの商品で、サイズは100mm×13mmと面積は十分ですが、スマートな形状の反射器になります。
ヨーロッパの安全に関するECE規格(Eマーク)も取得しているので、車検の心配も不要で、さらにアメリカのSAE規格にも適合するアイテムです。両面テープと、M6ボルトで取り付けるタイプがあり、990円ほどと安いのがおすすめ点なります。
2.デイトナ・スリムリフレクターキット
デイトナ・スリムリフレクターキット
車体に取り付けのねじがない場合や、両面テープだと心配な方におすすめするのがこちらです。デイトナの反射器単体とナンバーへの取り付け金具が一体になった商品です。
上の商品サイトにはスリム型の反射器が付いていますが、ほかにも40mm四方の正方形型の反射器のタイプもあります。金物の材質はアルミ製のアルマイト仕上げで、黒とシルバーの2種類あり、50~125cc専用のねじ幅が狭いものも完備です。
3.アクティブ・汎用リフレクターキット(タイプ2)
アクティブ・汎用リフレクターキット(タイプ2)
オートバイのパーツを手掛けるアクティブからも反射器のキットが出ています。上の商品サイトではタイプ2(台形)をご紹介していますが、ほかにもタイプ1(四角形)、タイプ3(細長いタイプ)と形を選べるので、ご自分の二輪車に合わせてみてください。
取り付け金具のねじ穴は、125cc超えとそれ以下の2タイプで、色はブラックとシルバーの2種類です。値段は1600円ほどと安い価格帯になります
4.ハリケーン・ナンバーベース&リフレクターW122
ハリケーン・ナンバーベース&リフレクターW122
反射器のなかには、ナンバーを補強できるナンバーベースと一体型になったものもあります。大阪単車用品工業株式会社のブランド・ハリケーンから販売されているW122もその一つです。反射板のサイズは12.5mm×122mmとスリムで、ベースに接着するスタイルになります。
アルミ製のベースは、ブラックの重厚な感じで、ナンバー周りに高級感があり、本体が細いのでメンテナンスもしやすいと口コミでも評判です。値段は2900円ほどになります。
安全対策をしてツーリングを楽しもう!
バイクの後部リフレクターは道路運送車両法でも義務付けされていて、250ccを超えるものについては、付いていないと車検に合格できません。また、後部のランプが切れたときなど非常時には、安全に走行する必須のアイテムになります。
反射器の商品バリエーションは豊富ですが、車種によって使える種類も違うので、サイズや色などを確認した上でご購入ください。記事でも代表的な商品をご紹介しましたので、気になるものがありましたら商品サイトを覗いてみて下さい。
バイクが気になる方はこちらもチェック!
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