ストリートファイターバイクは人気が高い
日本ではストリートファイターバイクの人気が高いです。中型から大型までのエンジンを搭載したモデルが各メーカーから用意されています。中型や大型のエンジンを搭載しているモデルによって排気量(cc)や価格が違うのが特徴です。
ストリートファイターバイクは他のバイクに比べて攻撃的なデザインから、若い年代の人に人気が高いバイクとなっています。「当記事は2020年3月8日時点の情報をもとに作成されております。」
海外でも人気が非常に高い
ストリートファイターバイクは日本以外でも人気が高いネイキッドバイクです。ストリートファイターバイクの起源はヨーロッパとも言われており、世界的に人気のあるネイキッドバイクになります。
現在ではトライアンフ、ドゥカティ、KTM、BMWなどのメーカーがストリートファイターバイクを扱っています。さらに、有名なアクション映画「ミッションインポッシブル」や「ジョン・ウィック」など多くの映画に登場していました。
ストリートファイターバイクとは?
スポーツバイクと同じエンジンを搭載し、ネイキッドより前傾姿勢仕様のバイクです。ヨーロッパの若者がスポーツバイクのカウルを取り除いてカスタムしたことが、ストリートファイターバイクの起源と言われています。
攻撃的でエッジの効いたかっこいいデザインが多く、車体が大きいのが特徴です。ストリートファイターバイクは、公道でも気軽にスポーツ走行できるように、スポーツバイクとは違った仕様となっていることがあります。
ストリートファイターバイクの排気量はさまざま
各国のバイクメーカーは、どの排気量でもストリートファイターバイクを楽しんでもらえるように、豊富なラインナップを用意しています。手軽さや価格を抑え、コストパフォーマンスを求めるなら中型、力強いフィーリングやスポーツ走行を楽しみたいのなら大型がおすすめです。
また、海外メーカーのストリートファイターバイクは大型が多いので、購入を検討しているストリートファイターバイクの排気量を事前に確認しておきましょう。
大型ストリートファイターバイク3選
おすすめの大型ストリートファイターバイクを3つ紹介いたします。中型よりもストリートファイターのラインナップが多く、かっこいいバイクばかりです。
中型に比べて価格は高くなりますが、各メーカーによってエンジン性能の仕様やフィーリング、豪華な電子制御などを搭載していることが増えてきました。好みのストリートファイターバイクを探すのに最適なクラスとなっています。
1.Yamaha MT09/MT09SP
日本で販売している車体で唯一3気筒のエンジンを積んだストリートファイターバイクです。力強いトルクに加え、車体の軽量化により、全体的にインパクトのあるネイキッドバイクが完成しました。
また、2021年からは新設計のエンジンを搭載して非常に運転がしやすく、ライダーの好みで3つの走行モードに変更できます。エンジンサウンドは心地のいい乾いた音で、走行時のテンションが上がるでしょう。
2.Suzuki GSR750
コンパクトサイズで公道を気軽に楽しめるストリートファイターバイクとなっています。2013年から2015年の間に販売されたネイキッドバイクで、高い加速性能と扱いやすさが魅力です。
GSR750は公道での走りやすさを追求した仕様になっており、高い燃焼効率により大型バイクでは珍しい30km/L越えの低燃費をたたき出しました。排気量は750ccで、公道でも気軽に楽しめるストリートファイターバイクです。
3.Ducati Street Fighter V4
ストリートファイターバイクの頂点と言われるほどの高性能なバイクです。攻撃的なデザインでイタリアをモチーフとしたカラーが採用されており、ミラノの国際モーターショーでは最も美しいバイクとして2019年に賞を受賞しました。
鼓動感のあるV4エンジンを搭載し、レースで優勝するための最新電子制御が装備されている仕様となっています。価格が243万円からと高額ですが、高いスポーツ性能を感じるのには最適な1台です。
中型ストリートファイターバイク3選
おすすめの中型ストリートファイターバイクを3つ紹介いたします。大型に比べてラインナップは少ないですが、公道で扱うには十分なパワーがあり、購入しやすい価格帯のものが多いです。
また、ストリートバイターバイクのフィーリングを確かめるのにも丁度いい排気量なため、初めてネイキッドバイクに乗る人にもおすすめなクラスといえます。
1.Yamaha MT25/MT03
YamahaのMTシリーズは扱いやすく、人気があるストリートファイターバイクです。旧モデルはストリートファイターバイクの中でも優しい顔だちですが、モデルチェンジ後はキリっとした目つきになりました。
また、楽な乗車姿勢で走れるようにバーハンドルの位置が高く、シート高も780mmとそれほど高くありません。MT25は250ccでMT03は320ccの排気量があるので、使用用途に合わせて選択できます。
2.Suzuki グラディウス400
グラディウス400は、鼓動感が特徴的なVツインエンジンを搭載しているストリートファイターバイクです。グラディウス400は400ccでは感じられないほどトルクが大きく、純正のマフラーでも心地のいいサウンドが楽しめます。
中古価格は平均55万円ほどで、初めてバイクを購入する人でも手が出しやすい価格です。一度Vツインの魅力にはまってしまうと、なかなか抜け出せないという人がとても多いバイクとなっています。
3.KTM 390デューク
中型ストリートファイターバイクの中でも派手なデザインで、パンチのあるエンジンフィーリングを楽しめるバイクです。390ccの単気筒エンジンが使われており、とてもパワフルな走りが楽しめる味付けとなっています。
単気筒を採用しているおかげで車両重量が153kgと非常に軽く、他のバイクよりも軽快なハンドリングを味わえるでしょう。刺激的な乗り心地を味わいたい人に向いているストリートファイターバイクです。
バイクをストリートファイター化するには?
現在所有していているバイクをストリートファイターバイクにするにはカスタムが必要です。他にも細かくカスタムする方法はありますが、大きく分けると3つのカスタム方法があります。現在所有しているバイクをストリートファイター化してみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
カスタム方法
- カウルを取り外す
- ハンドルを交換する
- ヘッドライトを小型化
カスタム①カウルを外してネイキッドバイクに変更する
バイクのアンダーカウルを取り外して、ストリートファイターバイクにしましょう。アンダーカウルを取り外すことでエキゾーストが見えるようになり、ネイキッド感が増します。
アンダーカウルはスポーツバイクについていることが多く、取り外し方が複雑なものがあるので注意しましょう。事前に同じ車種をネイキッド仕様にしている情報を見つけておくと、ストリートファイターバイク化のイメージがつきやすいのでおすすめです。
カスタム②ヘッドライトを小型化してメリハリをつける
今ついているヘッドライトを小型化すると車体とのメリハリがついて、ストリートファイターバイクに近づけられます。現行車種のストリートファイターバイクは小さなヘッドライトが多く、車体が大きく見える特徴があります。
ヘッドライトの交換は少し難易度が高いので、事前に動画やネットで学習しておく必要があります。もし、自分でカスタムをするのが心配な方は、カスタムショップなどにお願いするといいでしょう。
カスタム③ハンドルをネイキッドバイクと同じものに交換する
ハンドルをネイキッドバイクと同じバーハンドルに交換しましょう。ストリートファイターバイクは脇が開いたような乗車姿勢のバイクです。スポーツバイクのようなハンドルのままだと脇が締まってしまい、ワイルドさに欠けてしまいます。
ネイキッドバイクに使われるバーハンドルは乗車姿勢も楽で、長時間の運転にも最適です。カスタムをする前にどういったバイクにしたいかイメージを用意しておくと交換がスムーズになります。
新モデルのストリートファイターバイクも登場
新モデルのストリートファイターバイクはこれからも沢山登場します。マイナーチェンジやフルモデルチェンジ車両など、各メーカーがストリートファイターバイクに力を入れている証拠です。新モデルで注目されているストリートファイターバイクもあるので、一部を紹介いたします。
1.Suzuki GSX-S1000
マッスル感とシャープさを兼ね備えた大型ストリートファイターバイクです。以前のモデルは大きなヘッドライトが特徴的で、全体的にマッスル感が強い印象のバイクでした。
モデルチェンジを発表してからはLEDヘッドライトが小型化された影響で、シャープとマッスルのメリハリ度がわかりやすいです。さらに、ライダーの気分によって走行モードを3段階に変更できるようになり、ライディングの幅が広がりました。
2.Kawasaki Z1000
Z1000は2022年に新しいカラーを揃えて登場します。エンジンや走行性能の仕様に変更はありませんが、新たに3種類のカラーバリエーションが追加されました。Z1000は「Sugomi」というスタイルを採用しており、誰もが見とれてしまうようなデザインが特徴です。
さらに1000ccと大排気量の4気筒エンジンは、力強いフィーリングとふけ上りを体感できるストリートファイターバイクとなっています。
3.Ducati StreetFighter V2
2022年の第1四半期に発売予定の最新ストリートファイターバイクです。DucatiのパニガーレV2をストリートファイターバイク化したモデルで、兄弟車種にStreet FighterV4が存在します。
シャープなデザインが特徴的で、Street FighterV4と同じようなデザインが魅力です。パニガーレV2とエンジン性能は一緒の仕様ですが、スポーツと快適性を重視した乗り味となっています。
ストリートファイターバイクを楽しもう!
好みのストリートファイターバイクを見つけて楽しみましょう。ストリートファイターバイクの種類は排気量ごとに分かれており、搭載しているエンジンや仕様の違いがとても多いです。
各メーカーが力を入れているジャンルですので、気軽に街乗りやスポーツ走行できます。今までのモデルや新モデルなどラインナップがとても多いので、お気に入りの1台を見つけて乗り味を体験してみましょう。
他のジャンルのバイクが気になる方は下の記事をチェック
他のジャンルのバイクが気になる方は下の記事を参考にしてみてください。ストリートファイターバイク以外にも日本ではかっこいいバイクのジャンルが沢山あります。搭載されているエンジンや排気量(cc)などで価格も異なるので、どれにしようか迷う人も少なくありません。
ジャンルの好みは人それぞれ違うので、自分の目で確かめて好きなメーカーのバイクを選んでください。
カフェレーサーが熱い!人気ジャンルのおすすめとカスタムの魅力に迫る!
オールドルックスタイルながら、バイク本来の速さを追求したカスタム手法であるカフェレーサーが人気です。バイクメーカーが作るカフェレーサーのおす...
ネイキッドバイクの人気おすすめ11選!大型・中型の定番〜最新までご紹介!
エンジンがむき出しで無骨でかっこいいデザインが印象的なネイキッドバイクは、乗りやすくおすすめのバイクです。種類も多く人気がありますが、種類が...
【2023】400ccのフルカウルバイクおすすめ14選!カッコ良くて速いのはコレ!
400ccのフルカウルスポーツは適度な動力性能と街乗りでの扱いやすさがおすすめポイント。現行モデルだけではなく、安い中古車も検討したいですね...