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【連載】コノシロ回遊中!引っ掛け釣りで大物にチャレンジ!

ついにコノシロが登場!今回は釣り場で見つけたコノシロを引っかけて泳がせる「コノシロ引っ掛け釣り」の実釣レポートです。使う仕掛けやタックル、引っ掛け方も紹介しています。手軽に楽しめる泳がせ釣りなので、ルアー派の方にもおすすめです!
2022年1月19日
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コノシロの引っ掛け釣りを実釣レポート!

コノシロめがけてルアーをキャスト!

バイブレーション

出典:ライター撮影

連載96回!今週はコノシロを引っかけて泳がせる「コノシロ引っ掛け釣り」の実釣レポートです。いつもの釣り場はようやくチャンスの気配、冬を代表するベイトであるコノシロがやってきました。カタクチイワシはまだ確認できていませんが、あっちがよかった、こっちで釣れたという話も耳にするようになってきて、青物・サワラの気配も高まってきています。

ただ、残念ながらいい魚はまだまだ薄いようで、ルアーではあまり釣果がでていない状態。釣果は泳がせに集中している状況なので、今回は自分もコノシロを引っかけて泳がせ釣りで大物を釣ってやろうと考えました。泳がせ釣りの中ではかなり手軽にできる釣り方なので、堤防でコノシロを見かけたらぜひ試してみてください!

コノシロ引っ掛け釣りはエサの確保が簡単

コノシロは現地で簡単に確保可能

コノシロ

出典:ライター撮影

泳がせ釣りで一番ネックになるポイントは、活きエサの確保です。自分を含めルアー派の人間はなかなか磯竿を用意してサビキで、というのが難しく、あまり縁がありません。ですが、今回登場する冬のコノシロは確保が非常に簡単なんです。ココがこの釣り最大のおすすめポイント。ライトショアジギング系のタックルがあればいつもの道具だけでも遊べます。

コノシロ確保の方法は、メタルバイブレーションやトレブルフックを付けたメタルジグで引っかけるのが定番!冬のコノシロは大きいので、群れがいれば海面が黒くなるし、ラインやルアーが群れの中を通過するとゴンゴンと感覚が伝わってきます。群れ自体は堤防沿いを泳ぐものの結構移動するので、コノシロが欲しい場合は海面や周りの釣果をしっかり確認しておきましょう!

当日のコノシロサイズは25cmオーバー!

画像のルアーはコノシロパターン向けに展開されている、ダイワの「メタルファシャッド」。メタルバイブレーションとしてはかなり幅があってシルエットが大きいんですが、引っ掛けたコノシロの半分もありません。入ってきたコノシロが大きいと、ルアーでジャストサイズを表現するのは難しいです。

メガバス「コノシラスシャッド」なんかも投げてみましたが、引っ掛け放置で釣れる=ボトム傾向が強いと感じてすぐにローテーションしてしまいました。「ディープトレーサー」系で沈めるという手もありますが、こういう状況ではコノシロを引かっけて沈めるのが一番簡単です!

引っかけ方は早巻きがおすすめ

コノシロの位置が何となく把握できたら、引っ掛けるステップに進みます。一番簡単に引っかけられるルアーは、トレブルフックが3つ付いたメタルバイブレーションです。

海面が黒くなってコノシロの群れが確認できるときは、水面から1m程度を意識してテンションフォール。居なければボトム付近までテンションフォールで沈めます。ゴンゴンと感覚が手元に伝わってきたら、ティップを下げつつ高速巻き!他の魚なら驚いて逃げるケースがほとんどですが、大型のコノシロはそのまま引っかかってきます。抵抗が大きいのでゆっくり回収して、泳がせ釣りのエサの確保は完了です!

コノシロ引っ掛け釣りの仕掛けとタックルについて

丸のみ前提の簡易仕掛け

仕掛け

出典:ライター撮影

今回は専用の仕掛けは用意せず、持っていたものを組み合わせて仕掛けを用意しました。両側から開くスナップにトレブルフックとアシストフックをセット。オモリはリーダーを通しているだけなのでフリーリグ状態です。中通しオモリ+スナップ+大型のトレブルフックでもOK。ワイヤーを組み合わせるとサワラが来ても安心です。掛かる魚が大きいのでパーツは全て高い強度が求められますが、丸のみ前提のシンプルな仕掛けで楽しめます。

今回はコノシロのサイズが25cm~30cmという状況だったので、エサの固定用にアシストフック+掛け針的にトレブルフックとしてみました。オモリは8号、オモリを付けないと弱って潜らなかったり、堤防と並行に泳いでオマツリというトラブルが起きるので、ある程度の重さが必要です!

引っかけてそのまま泳がせてもOK!

仕掛けを用意せず、ルアーに引っかかった状態でそのまま泳がせるという方法もあります。当日はほとんどの人がコノシロを引っかけて泳がせていましたが、半数が簡易な泳がせ仕掛け、半数がルアーそのままといった感じでした。メタルバイブレーションやメタルジグがくっついた大型のコノシロをルアーごと食うのか、という風に感じますが、青物やサワラにスイッチが入っていれば問題ないようです。

ルアーそのままを選ぶ利点は、コノシロを引っかけた地点から泳がせ釣りが始められること!コノシロが超重い+爆風という状況だったので、沖側を攻めたい場合は引っ掛けてそのまま泳がせるしか方法がありません。このパターンはコノシロの掛かり具合が分からず外れる可能性もあるので、エサの確保が簡単なタイミングで試してみてください!

タックルはそのままでOK!

タックルはブリやサワラが釣れる内容であればなんでもOK!ルアーと違って繊細に操作する必要が無いので、ルアーで引っかける工程に問題が起きなければ超ヘビーな内容でも問題ありません。

一点注意したいポイントとして、エサのコノシロがかなり重いということだけチェックしておきましょう。25cmで150gぐらいでしょうか、オモリやルアーもプラスされるのでかなり重いです。ティップの破損に注意しつつ、振りかぶらずアンダー気味にキャストしてください。もちろんぜんぜん飛ばないんですが、コノシロが堤防近くにいるときは青物やサワラも近くに寄ってくるので問題ナシです!

貴重なワンチャンスはすっぽ抜け!

アタリはラインが走る!

コノシロ

出典:ライター撮影

釣行当日はメタルバイブレーションの早巻きでコノシロを確保。群れが自分の前に来るまではメタルバイブレーションで普通の釣りをして、見えたら高速巻きでエサを確保します。仕掛けを組み替えて、5m先にコノシロを投入!後はベールをあげて、指でラインを抑えながらアタリを待つのみです。

コノシロの群れを探したり鳥の動きを見たりして待っていると、ブルっとコノシロが走った後スーッとラインが沖へ走り出しました。ルアーと違ってテンションが掛かっていない状態でヒットするので、アタリはラインにしか出ません。このでっかいコノシロはどのぐらいのませればいいのか、ドキドキしながらアワセどころを待ちます!

40秒待ってアワセるもすっぽ抜け!

40秒ほど待って、軽くきいてからラインのたるみを一気に回収してアワセ!たんですが、一瞬グッと重みが乗ってスポっと抜けてしまいました。フッキングせずにエサが外れてしまったようです。残念。次はもっと待つのか、思い切って早めにアワセるか悩みます。

ヒットした魚の正体も分からず仕舞いでした。青物だったらもっと走ってもいいような気もします。ヒラスズキやウミヘビ、ヒラメなんかも釣れていて、ブリならルアーごと丸のみで比較的早い段階でハリが口の中に入っているんじゃないか、というのが友人の見立てでした。

残念ながらこの日のアタリはこれっきりで、コノシロも弱ってきたし釣り終了!久しぶりのチャンスをモノにできませんでしたが、いい魚が入ってきているという気配は感じることができました!

コノシロが見えたら泳がせがおすすめ!

準備が簡単で遊びやすい!

海

出典:ライター撮影

コノシロ引っ掛け釣りはとにかく準備が簡単で、釣り方自体もそれほど難しくありません。アワセまでどの程度待つか、掛かった後スムーズに寄せて取り込めるかどうか、この2点がクリアできれば、キャストや操作が苦手な方でも十分にチャンスがあります。

ルアーにコノシロが引っかかったときは、少しだけそのまま放置してみてください。コノシロの群れを追っている大型魚がすぐそばにいて、群れから離れておかしな動きをしている魚を狙うかもしれません!

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冬の堤防サワラゲームの入門記事とジャーキングでワラサをゲットした釣行レポートをご紹介します。イワシが入ればミノーの出番なんですが、今はルアーが不調&コノシロが大きすぎて表現が難しい!引っ掛け泳がせもやりつつ、ルアーで釣れそうなタイミングを見計らってサワラに挑戦し続けます!