ダイワ ダーティンZ 140S
ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR
ジャッカル ビッグバッカー107H.W
フィッシングファイターズ 鉄腕スーパーSUSスナップ #1
堤防サワラゲームのススメ
シーズンイン直前のサワラゲームを紹介!
シーズン本番!オフショアでは既に開幕している魅力抜群のターゲット、サワラの堤防ゲームをご紹介します。サワラ釣りのポイントやタックルセッティング、揃えるルアーが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
関西~関東と本州はもちろん、東北や九州でも陸っぱりで狙えるターゲットです。ルアーに対する反応は比較的よいので、初心者の方でも通えば十分手にできるチャンスがあります!
堤防サワラゲームのおすすめポイント
シーバス&青物的に遊べる釣り味
まずは堤防サワラゲームのおすすめポイントからご紹介します。
堤防から狙う場合のこの魚の特徴は、レンジが高いことと動くルアーが好きなこと。ルアーのカラーも派手なものが好きです。ジグオンリーという展開にはなりにくく、ライトなシーバスルアーからヘビー級のトップまで、いろいろなルアーで狙える魚です。
青物のような爆発力と満足度抜群のサイズ感、ルアーローテーションによるレンジやアクションパターンの変化が釣果を分ける、シーバスゲーム的な面白さを併せ持っているのがこの釣りの魅力と言えます。
食べても美味しい寒鰆!
サワラは味がいいことでも有名な魚で、脂が乗った冬のサワラ「寒鰆」は非常に価値が高いです。クセが無くマグロの中トロのような脂の乗り方で、柔らかく溶けるような口当たり。大型ほど味がよく、生でも焼いても美味しいです。
釣った魚を食べることをきっかけに釣りを始めた方や、お土産を楽しみに堤防に向かう方には超おすすめ!釣れれば魚体は大きく、堤防から釣れる魚の中ではトップクラスに美味しい魚なので、ぜひチャンレジしてみてください。
堤防サワラゲームはココに注意
混ざる魚もヘビー級
堤防サワラゲームの注意点についてもチェックしておきましょう。1点目は混ざる魚と釣り場の混雑についてです。
味がよく釣るのも面白いとかなりいい条件が揃った魚なので、釣り場は混雑しやすい傾向があります。場所取りが必要という釣り場も少なくありません。また、この時期に混ざる魚はランカーシーバス、ワラサ~ブリと大型魚がメインです。
混雑した釣り場の中でブリが掛かった場合、やりとりには釣りに対する慣れや他の釣り人とのコミュニケーションが必要になります。
サワラ自体は瞬発力と最大スピード、というタイプの魚で、ブリのように永遠走り続けることはほとんどないので、ドラグを出しながら巻ける時に巻いていればキャッチはそれほど難しくありません。長くネットに入りにくい魚なので、ギャフを用意して挑みましょう!
鋭い歯によるラインカット
サワラは歯が鋭く、ラインが歯に当たって切られることがあります。対策方法は太いリーダーを使うこと、長いルアーを使うこと、フォールではなく巻きで食わせることの3つです。長いルアーのリアフックに掛かれば、歯がスナップより上に来ることはほとんどありません。
オフショアでは魚影が濃く、ミスバイトでリーダーを切られることが多い魚ですが、陸っぱりでそこまで魚影が濃くなることはまれです。自分は昨年3ヵ月ほど釣って、道糸を一回切られただけでした。ただし可能性はゼロにはできないので、根掛かり以外でルアーロストのリスクがある釣り、という点は事前にチェックしておきましょう。
堤防サワラゲーム向けのタックルを解説!
PE1.5号クラスのタックルでOK!
ラインとリールは1.5号200m+4000XGの組み合わせがおすすめです。もっとヘビーな構成でも楽しめる釣りですが、軽いルアーの飛距離と操作性を確保しておくというのが堤防サワラゲームで釣果を伸ばすポイントになります。
ロッドは強めのシーバスロッド、ヒラスズキロッド、青物向けロッドのプラグモデルがおすすめ!適正ルアーウェイトのアンダーが30g程度、25gクラスのミノーをキャストできるとバッチリです。サワラとのファイトであれば、極端にヘビーなロッドでなくても十分に対応できます。
リーダー&スナップ
フィッシングファイターズ 鉄腕スーパーSUSスナップ #1
リーダーは30lb~40lbがおすすめです。メインラインの強度を十分に発揮できて、サワラの鋭い歯の対策にもなります。1m~1.5m程度結んでおきましょう。
接続は溶接リング、スナップを選べますが、シーバスルアーやメタルバイブレーションとの相性を考えると大型のスナップを使うのが便利です。青物向けのものであれば強度は十分なので、普段このサイズは使わないという方もぜひこの機会に導入してみてください。
堤防サワラゲームのルアーを解説!
おすすめルアーを3タイプご紹介!
最後はおすすめのルアーを3タイプご紹介します。
メタルジグでも釣ったことがあるんですが、本格的に狙い始めてからはプラグやメタルバイブレーションが主体になって、ジグの出番はどんどん減っていきました。今でも少し持っていきますが、これからご紹介するルアーのローテーションでほとんどのケースに対応できています。
サワラは薄暗い時間もチャンスの魚なので、ルアーカラーはチャートやパール系+フラッシング系の2パターン構成をおすすめします!
①ジャーキングミノー
ダイワ ダーティンZ 140S
去年自分が一番サワラを釣ったルアーは、ジャーキング系のミノーです。グリグリっと直進してフワっと止まるもの、左右に鋭くダートするもの、どちらにもチャンスがあります。「ブローウィン!140J」、「ダーティンZ」、「ワンテンマックスLBO SW」に「ルドラ」となんでもOKです。
このタイプのルアーの弱点は、自重が軽く風に弱いこと。アクションは素晴らしいんですが、風が強い日やベイトの気配が沖側の日は出番があまりありません。それでもハマる日があるルアーなので、他のルアーと組み合わせながらうまく釣りに取り入れていきましょう。よく釣れます!
②ミノー&ビッグミノー
ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR
超定番「セットアッパー」や「SLSZ バーティスR」、「サイレントアサシン」など、優秀な移動重心システムを持っているスタンダードタイプのミノーも必ず用意しておきたいルアータイプの1つ。ジャーキング系のミノーで飛距離が足りない日は非常に頼りになります。タダ巻きでも釣れますが、サワラに対してはジャーキングで使うのがおすすめです。
サイズはカタクチイワシに対しては120mm前後、コノシロに対しては140mm以上が欲しいので、スタンダードサイズと大型サイズの2パターンを用意しておきましょう。「セットアッパー 145S-DR」は太さがあって、コノシロにも十分対応できるサイズ感です!
③メタルバイブレーション
ジャッカル ビッグバッカー107H.W
ミノーで飛距離が足りない日、爆風の日、そしてミノーよりも下のレンジを探りたいときはメタルバイブレーションがおすすめです。表層高速巻き~中層ストップ&ゴーまで、各レンジを1つでカバーできます。ウェイトはミノーとの役割分担を考えて40g程度のものとするのがおすすめです。
おすすめの形状は長さがあって、鉄板が厚く大型のフックに対応できるもの!サワラの歯をボディで受け止めつつ、ブリとのファイトに太軸のフックで対応できるものがおすすめです。「鉄板バイブストロング」、「ビッグバッカー」のヘビーウェイトやブリカスタムをチェックしてみてください!
堤防サワラゲームで寒鰆をゲットしよう
地元はシーズンインまであと少し
関西ではすでに陸っぱりでも釣果があがっているようですが、自分がいつも釣行しているエリアはシーズンインまであと少しといったタイミング。カタクチイワシが入ってこないとサワラも接岸しません。今は例年のパターン通り、遠州灘西側が盛り上がって東側は何にもなしという日が続いています。
例年通りなら12月に入ったあたり、今年の季節の進行具合を考えると少し遅れる可能性もありますが、その時期からは堤防サワラ釣行オンリー!釣って楽しく食べて美味しいおすすめのターゲットなので、釣りモノを探している方はぜひチャレンジしてみてください。
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昨年のシーズンに釣行した、堤防サワラゲームの実釣レポートをご紹介します。ルアーは今回ご紹介した内容をローテーション、朝マズメの釣行です。サワラは通えば初心者の方でも釣れるターゲット!しっかり準備を整えて、シーズン本番を楽しみましょう!
【連載】今週のサワラはダーティンZで!マズメ過ぎの粘りにはジャーキング!
連載第48回!今週も冬の堤防サワラゲーム、今回はダイワ「ダーティンZ」でサワラをゲットした釣行レポートです。届けば陸っぱりでもジャーキングが...
【連載】シーズン2本目も95!サワラゲーム実釣レポート&タックル・釣り方紹介!
今年の釣りはサワラゲームからスタート!岸から狙うライトショアゲーム、サワラの釣行レポートと、使用タックルやルアーについて紹介しています。おす...
出典:ライター撮影