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【連載】今週のサワラはダーティンZで!マズメ過ぎの粘りにはジャーキング!

連載第48回!今週も冬の堤防サワラゲーム、今回はダイワ「ダーティンZ」でサワラをゲットした釣行レポートです。届けば陸っぱりでもジャーキングが効く!ミノー、鉄板バイブにプラスするルアーとして検討中の方は、ぜひ参考ンしてみてください!
2021年1月25日
sim0223
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目次

まだまだ狙える陸っぱりサワラ釣行レポート!

サワラはまだまだシーズン中!

サワラ

今週も強風に負けずにサワラゲーム!今回は流行中のジャーキングでサワラをゲットした釣行レポートです。自分の釣り場ではちょっと飛距離が物足りないルアータイプではありますが、冬の強風を味方につければ狙い目の流れも十分射程圏内に入ります。

堤防が閑散とする時間帯の選択肢として、陸っぱりでも非常に効果的なルアーなので、ローテーションに幅を出したい方は要チェック!シーバスはもちろん、オフショアのサワラキャスティングで実績抜群のルアータイプです!

イワシは出たり入ったり

いい日悪い日はベイト次第!

イワシ

ワラサやブリとはちょっと毛色が違うサワラですが、回遊でフィッシュイーター、という部分は青物達と共通するポイント。時期に時間に潮とさまざまな要素がある中で、接岸する最も大きな要素はベイトの有無になります。ベイトが居なければ極端に釣れにくくなるのに、ベイトがいれば必ず居るというわけでもないのが難しいところです。

先週サワラが釣れて以降、このベイトの気配が少しずつ薄れていくような傾向があり、自分たちを含め堤防全体を見ても釣果は振るいませんでしたが、今回の釣行当日はイワシの気配が復活!風が吹いて気温が下がって、また冬らしい海に戻ってきました。なんだか今年はコノシロ、ブリの気配が全然ありませんが、イワシがいれば期待しながら釣りができます!

当日は岸壁沿いにカタクチイワシ!

堤防の岸壁沿いにキラキラ輝くイワシの群れ。留まることはなく護岸に沿って泳ぎ続けていますが、数が多く群れが途切れることはありません。朝マズメのいい時間が終わるとどこかへ消えるこのベイトの群れが、サワラをキャスティングの射程距離内に寄せてくれます。

暗くてチラっとしか見えませんが、状況の好転には十分に期待が持てる状況!シーズンインの頃よりもちょっと早くなった日の入り、遠くが明るくなる薄明の時間を待って、今日もサワラ狙いでスタートです!


朝マズメ前はミノーから!

フラッシングの時間まではミノー!

ミノー

この日は明るさと爆風を考慮して「セットアッパー 145SDR」からスタート。ウェイトが39gあって飛行中の姿勢もいい感じ、風が吹いていても投げようと思えるミノーです。このルアーの潜行レンジは2m程度で、サワラ狙いとしては少し潜らせて探るようなレンジからチェックを始めました。

振動を感じる程度の早巻き、軽くジャークしてアピール、ティップ位置を変えてみたりスピードを落としてみたり、あの手この手でいろいろやってからバイブレーションにローテーションする作戦です!

ついに起きたリーダーカット

空はまだ暗い時間、セットアッパーをやや早巻きとしているとモゾモゾっとしたアタリのような違和感。アワセを入れてみましたが乗らず、急いで回収してもう一度キャストを…とハンドルを巻くと抵抗感がありません。巻きでのバイトだったんですが、ついにラインを切られてしまいました。

この時はリーダーの結び目より上から切れてしまっていて、なす術もなく敗北。タチウオやサワラをやるならある程度仕方なしな部分があります。セットアッパーの在庫や値段のことを考えながら、大急ぎでリーダーを結び直しです!

粘りのジャーキングでサワラ!

状況がよさそうなら粘るのもアリ!

サワラ

一番よいと感じている時間帯、朝になる前が終わってしまって、周りのアングラーが帰り支度を始めた7:30頃。いつもなら自分たちも釣りを終わる時間帯ですが、イワシはまだまだ見えるし、悪いところからよくなって今日は状況がいい気がする、と友人と話して、いつもより粘ってみることにしました。

完全に日中になってバイブレーションでは居ても騙せないように感じたので、スピード感の変化が効くジャークベイトを投入。ほとんど沈めず、表層直下をスローなテンポで探ります。

何度かジャークしていたところで、ジャーキングを止めるガツっとしたアタリ!走らず素直に寄ってきて別の魚かと思いましたが、狙いのサワラをなんとか手にできました。サイズは本当にギリギリ80cm、粘って手にしたうれしい一匹です!

80cmが境界線?


サワラ

先ほど画像が80cmのサワラで、この画像が先週釣った95cmのサワラ。釣って写真を撮っている時から感じていましたが、上のサワラは長さのわりに細く重さもありません。顔つきもなんだか違う印象だし、掛けた直後の走りも明らかに違いがありました。

食事事情なんかにもよると思いますが、こういう魚はある程度のところまでは長くなって、一定を超えると長さよりも高さや厚みが出てくる成長の仕方をするように感じます。ブリなんかは特には顕著で、大きいものはラグビーボールみたいな体形です。

メバルは25cmぐらいがそのラインだなと感じていたんですが、サワラの場合は80cmぐらいからなのでしょうか、大きい方は魚体の高さが1.5倍ぐらいあるように見えます。釣るサイズは選べませんが、もっと幅のあるやつを釣れるようにまた挑戦です!

今週の主役はダーティンZ!

ダーティンZを3つに分けてご紹介!

ダーティンZ

今週活躍したルアー、ダイワ「ダーティンZ」をピックアップしてご紹介!形もスペックも「ブローウィン140S」にかなり近いルアーですが、ダート後のステイはブローウィンよりもちょっと沈みます。

サワラ、シーバス、青物にタチウオといろいろ遊べるルアーなので、プラグ向けのロッドをお持ちの方は、陸っぱりでもぜひ検討してみてください!

①「ダーティンZ」の基本スペック!

まずは基本的なスペックをご紹介します。サイズは140mmでウェイトは24.5g。そもそもの自重、そしてこのタイプのルアーの特性としてあまり飛びません。沈降はテンションが掛かっている状態で1m5カウント程度でしょうか、沈めずに使うと1mより上ぐらいのレンジを泳いでくる印象です。

ジャーキングを強く意識した構成なので、タダ巻き時は少しローリングが入る程度。アクションはダート専用とイメージしておけばOKです!

②「ダーティンZ」の簡易インプレ!

自分の釣り場では追い風を使わないと飛距離が不足気味、混雑していると流されたり糸フケが出たりが気になるルアーですが、アクションはしっかり横を向くダートで正に専用設計な仕上がり。

沈めるには時間が掛かりすぎるものの、表層をダートさせてサワラを反応させたい、というニーズにはしっかり答えてくれました。動かしやすさの部分も問題ナシ。明るい時間に動きを見ながら練習しておけば、初心者の方でもすぐに遊べる簡単さです!

③「ダーティンZ」の使い方!


着水後にティップを下げて、ややスローなピッチのシャクリでダートアクション。ロッドを下げた状態でジグを動かすような操作をすると、ルアーが左右に跳びます。ショートに、ゆっくりロングに、いろいろなアクションに対応可能。

自分が使っている「コヨーテS:100MH」の場合は、ティップがグッと入る程度に入力して、シャクった後にティップを少しだけ戻す、ラインスラックを出すような瞬間を入れるといい感じのアクションが出ます。引き切ったところで止めると動きがイマイチ。ティップがある程度入るロッド、長すぎず重すぎない、ライトなロッドがあると使いやすいです!

来週以降もサワラを継続!

冬もライトショアジギングが面白い!

サワラ

秋の青物から始まって、ヒラメにマゴチ、サワラといろいろ遊べるライトショアジギング。サワラ狙いなら横の動きを重視してルアーはミノーやバイブレーションが中心になりますが、釣り場選びや道具など、多くのものを流用して遊べます。

まだまだ寒い日が続きますが、冬もライトショアジギングが面白い!去年から釣りを始めたという方も、防寒対策を整えて、ぜひ冬の堤防に出かけてみてください!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!冬の陸っぱりサワラゲーム、鉄板バイブが活躍した釣りの釣行記事をご紹介します。

寒くなってからサワラばかりになってしまっていますが、他に釣りモノが無く、行けるときは毎回サワラ状態なので今後もしばらくサワラの予定です。青物がもう少し釣れるといいんですが、今年はブリが全然入ってきません。シーズンは例年通りであれば2月中旬頃まで、メーター目指してまだまだ通います!