ホタテのバーベキューは焼き方が重要!
お肉のバーベキューもよいですが、海鮮のバーベキューも食べたくなることがありますよね。海鮮系の食材で欠かせないのが、ホタテです。特に殻付きタイプは、バーベキューだからこそ美味しく食べられると人気を集めています。
バーベキューでホタテを楽しもう
バーベキューで美味しいホタテを食べるためには、焼き方のコツをチェックしておくことが大切です。焼き方を間違えると、せっかくのホタテが台無しになってしまう可能性があります。
そこで、本記事ではバーベキューをする際におすすめしたいホタテの焼き方をご紹介。美味しく仕上げるためのコツや、アレンジレシピについても解説します。絶品のホタテを焼いて、ワンランク上のバーベキューを楽しんでいきましょう。
基本的なホタテの焼き方
殻付きの場合、「どうやって焼けばよいのだろう」と戸惑ってしまうことも多いのではないでしょうか。まずは、基本的なホタテの焼き方について、ご紹介します。殻付きでも上手に焼くための参考にしてみてください。
よく洗って砂を落とす
まずは、ホタテをよく洗うようにしましょう。殻付きの場合、細かなところに砂が残っている可能性があります。砂が残ったまま焼くと、食べた時にジャリっとした不快な食感が残るため要注意です。
水道水を使って表面を洗うだけでなく、二枚貝の隙間の部分も綺麗に洗うようにしてください。満遍なく洗い、きちんと下処理をしておくことでホタテ本来の美味しさを堪能できるようになります。
砂抜きの必要はない
水で洗う処理は必須ですが、砂抜きをする必要はありません。アサリなどの貝は塩水などに浸して砂抜きをしなければ内部に砂が残ったままになりますが、ホタテに関しては内部に砂が残っていることはほとんどないので、洗ったらそのまま食べられます。
砂抜きをする手間をかけることなく使用できるバーベキュー用の貝を探している時にも、ホタテはぴったりだと言えるでしょう。
平べったい部分を下にして加熱
きちんと洗い終えたら、いよいよ焼いていきましょう。バーベキューコンロに火を起こして、殻付きのまま置きます。ここで注意しておきたいのが、上下の向きです。上下を間違えて置くと、開いた時に殻が転がってしまう可能性があります。
ホタテを横から見てみると、平べったい部分とこんもりとした部分に上下で分かれていることがわかるのではないでしょうか。バーベキューで焼く時は、平べったい部分を下にすると、殻が開いても転がるリスクはほとんどないと言われています。
白っぽくなったら食べ頃
加熱を続けていると、次第に殻が開いてきます。殻が開いたら身を外し、そのまま加熱を続けましょう。生っぽい状態から白っぽく色が変わってきたら、食べ頃です。バターや醤油など、好みの調味料を使って味付けをして完成。ぜひ、バーベキューで味わってみましょう。
バーベキューで焼くための3つのコツ
「基本のやり方で焼いているのに、なかなか上手にホタテを焼けない」と感じている方は、調理方法を見直してみましょう。バーベキューのやり方を見直すことで、絶品の味わいに仕上げられるようになります。ここでは調理のコツをご紹介するので、参考にしてください。
強めの火力で素早く火を通す
弱火で時間をかけて加熱し続けると、貝の旨味がどんどん抜けていってしまいます。水分も失われ、いつの間にかパサパサとした食感になってしまうため、注意が必要。旨味を逃さず、弾力のある食感に仕上げるためには強い火力&短時間の調理が重要なポイントです。
バーベキューコンロに乗せる際には、なるべく火力が強い場所を選ぶようにしてください。集中的に焼き上げることで、食感を損なうことなく美味しいホタテを焼けるようになります。
食べ頃になったらすぐ火から下ろす
身の全体が白っぽくなったら、食べ頃の合図です。食べ頃になったのに火から下ろさないでいると、旨味が抜け出てしまいます。食べられる状態になったら、なるべく早めに火から下ろすようにしましょう。
生食用のホタテであれば、通常よりも少し早めに火から下ろしても問題はありません。旨味を逃さないように、常に焼き具合を確認しながらバーベキューをすることが大切です。食べ頃を逃さなければ、お店で食べるような味わいを堪能できるようになります。
仕上げの調味料は少なめにする
食べ頃になったホタテは、早めにいただくのがおすすめです。ここで気をつけておきたいのが、調味料を少なめにする、ということ。ホタテにはもともと海水の塩分がついているので、たくさん味付けをする必要はありません。また、ホタテ本来の旨味もあるため、調味料をつけすぎることで味が濃くなり過ぎる可能性があります。
あえて調味料を使わずに食べるのもおすすめ
醤油を数滴、塩をひとつまみ、といったように普段の味付けよりも少なめの分量を意識してみてください。「本来の美味しさを味わいたい」という場合は、あえて調味料を使わない方法もおすすめです。工夫をして、バーベキューを楽しみましょう。
人気のアレンジレシピ2選
そのまま焼いて食べるのはもちろんのこと、アレンジを加えていろいろなバーベキュー料理に役立てられるのもホタテのよいところです。続いては、バーベキューでおすすめしたいアレンジレシピをご紹介します。ぜひ、美味しく食べてみましょう。
①:アヒージョ
たっぷりの旨味が詰まったアヒージョは、貝類を入れることでさらに美味しくなります。簡単に作れるので、バーベキュー初心者にもぴったり。バゲットを添えれば食べ応えも出るので、お腹いっぱい食べたい場合におすすめです。
オリーブオイル30ml
にんにく1/2個
プチトマト5個
マッシュルーム10個
鶏肉少し
ホタテ イカ タコ少し
塩5振り
バター好みで
レモン1個
バケット2本
簡単な作り方
スキレットの高さ2cmくらいまで、オリーブオイルを注ぎます。バターとレモン、バゲット以外の食材を全て入れて、グツグツと煮込んでください。食材に火が通ったらバターを乗せ、レモンをかけます。バゲットを添えて、できあがりです。
さらに詳しいレシピはこちら
②:炊き込みパエリア
豪華な見た目のパエリアは、バーベキューを盛り上げたい時におすすめです。ホタテを始めとした食材をたっぷり使うことで、特別感のある一品になります。フライパンで簡単に作れるので、チャレンジしてみましょう。
ジャスミン米3合
手羽元4本
玉ねぎ(粗みじん)1個
パブリカ(赤・黄)各1個
白ワイン100ml
カットトマト缶140g
にんにく(すりおろし)15g
オリーブオイル適量
塩胡椒適量
※ホタテ6個
※有頭海老(頭と尾を残して殻をむく)4尾
※万願寺とうがらし2本
※ズッキーニ(厚さ1cmの輪切り)1/2本
※なす(厚さ1cmの輪切り)1/2本
※ベーコン細切り100g
簡単な作り方
塩で下味をつけた鶏肉を焼き、色がついてきたら玉ねぎとパプリカを加えます。ニンニクと塩を加えた後、白ワインを注いでアルコール分をとばし、トマト水煮、水300mlを入れて沸騰させてください。
煮込んだ食材を取り出した後、オリーブオイルを敷き、米が透明になるまで炒めます。取り出した食材と煮汁を戻し、蓋をして弱火で12分炊きましょう。火から下ろして12分蒸らした後、別で焼いたホタテやエビなどの食材を乗せたら完成です。
さらに詳しいレシピはこちら
ホタテを焼いてバーベキュを満喫しよう
バーベキューで美味しいホタテを食べたい時は、焼き方を工夫することが重要です。しっかりと洗って砂を取り、食べ頃を逃さないようにしましょう。また、調味料を使い過ぎると味が濃くなってしまうので、素材本来の味わいを楽しむようにするのも大切なポイントです。
基本的な焼き方のノウハウを覚えておけば、いつでも美味しいホタテを食べられるようになります。今回ご紹介したコツを取り入れて、ワンランク上のバーベキューを満喫しましょう。
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ホタテ以外の食材も取り入れれば、バーベキューはさらに豪華になります。関連記事ではおすすめのバーベキュー食材をご紹介しているので、ホタテ以外の食材に悩んだ時の参考にしてみてください。
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