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ウレタンチップで車中泊用ベッドを自作!厚み選びのコツや車種別の加工事例もご紹介!

車中泊用の車にベッドがあると便利ですが、ベッドを作る場合はウレタンチップがおすすめです。今回はウレタンチップを使って車中泊用のベッドを自作する方法をご紹介します。厚みの選び方のコツや車種別に加工事例もお伝えしますので、自作の参考にしてみてください。
2022年1月13日
大石ゆう
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目次

車中泊のベッドをウレタンチップで自作

本当はキャンピングカーが欲しいけれど、購入するとなるとかなりの金額がかかります。そんなときには自作で車中泊仕様にしてしまったほうがお金もかかりませんし自由にカスタムが可能です。

車中泊の車をより快適にしたいと考えた場合、やはり一番に考えるのは寝る環境でしょう。車内の寝る環境をよくするためにはベッドが必要です。ベッドは自作することができ、その素材はさまざまあります。

ウレタンチップを使って車中泊ベッドを作ろう

Photo byEddieKphoto

車中泊には欠かせないベッドを作る場合の素材としては、クッション性のあるマットや空気を入れて使えるもの、ウレタンチップなどがあります。素材の選び方によっても寝心地は異なり、どれを選べばいいのか分からない方も多いでしょう。

今回は、その中でも車中泊用のベッドに使われることの多いウレタンチップを使ったベッドについてご紹介します。キャンピングカーがなくても、DIYで十分快適な空間は作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

ウレタンチップとはどのようなもの?

クッション性のあるウレタンチップにはスポンジの端材が使われ、接着剤を使って蒸気で押し固められています。押し固められて作られているので、通常よりもへたりにくいという特徴があるため、車中泊のベッドにはピッタリです。また、たくさんの端材が使われているので場所によって硬さやカラーが均一ではありません。

ウレタンチップだけでなくスポンジを併用する

車中泊用のベッドにおすすめなのはウレタンチップではありますが、ウレタンチップは硬めの素材なのでプラスしてスポンジを併用するのがおすすめです。

スポンジ(均一なウレタン)はふんわりと寝心地をよくしてくれるもの、ウレタンチップは床の硬さを感じず、底付き感を感じないためのものとなります。二つを合わせることでより快適に寝ることが可能です。

車中泊用ベッドのウレタンチップの選び方

では次に、車中泊用のベッドを自作する際のウレタンチップの選び方をお伝えしていきましょう。ウレタンチップは蒸気で圧縮して作るため、その圧縮の強さで硬さが変わってきます。

また、硬さの違い以外にも厚みにも違いがあるためどれを選べばいいのか分からなくなる方も多いです。ここではウレタンチップの選び方をお伝えしますので、参考にしてみてください。


車中泊のベッドの厚みについて

車中泊用のベッドですが、厚みが5cm以上あると寝心地が良くなります。ですが、この数字はウレタンチップを使った場合でなく、均一のスポンジ素材を使った場合の数字です。

ウレタンチップはもう少し密度が高く硬さがあるため、1.5cm程度でベッドを自作している方もいます。ですがその場合、寝心地は固くなるのでプラスしてスポンジを併用するようにしましょう。

車中泊ベッドのウレタンチップの選び方

次にウレタンチップの選び方についてですが、これは通常のベッドの硬さの好みによって変わってきます。人によってベッドの硬さの好みは異なるため、できれば実際に触れてみるのがおすすめです。

ホームセンターでは販売がある場所とない場所があるため、お近くの店舗にまずは確認してみるといいでしょう。通販サイトでは、サンプルなども見られるようになっているので、そういったサービスを利用するのがおすすめです。

ウレタンチップにスポンジを重ねて

ウレタンチップには硬さの違いがあるものの、やはりスポンジを重ねて使う方が気持ちよく寝ることができます。ウレタンチップに硬めのものを選んだ場合や厚みを薄くした場合は、スポンジで厚みを調節していくといいでしょう。

最終的な調整をスポンジでしていくという感じです。サンプルはありますが、やはり最終的な寝心地は実際に寝てみないと分からないため、スポンジを数枚用意しておき、寝心地の違いを確認して作っていくといいでしょう。

ウレタンチップベッドの自作は簡単

車中泊用のウレタンチップベッドですが、自作の方法は思っているよりも簡単です。実際の加工事例をお伝えする前に、実際の自作方法を簡単にご紹介していきます。自作を考えている方は作り方の参考にもなりますので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。

車中泊用ウレタンチップベッドを作るには何が必要?

車中泊用ベッドを自作する場合に必要なのは、ウレタンチップ、高弾性ウレタン、合板、フェイクレザーです。ウレタンチップの厚みは30mmで少し硬めのものを利用しています。道具にはタッカーを使っていきましょう。

車をキャンピングカー仕様にするための正規品のベッドは販売がありますが、これで作れば一万円以下でベッドを作ることが可能です。合板は自分でカットしてもいいですが、ホームセンターのカットサービスでもカットしてもらえます。


車中泊用ウレタンチップベッドの自作方法

ベッドの自作方法ですが、まずは板やマット、カバーに使うレザーを必要なサイズにカットしていきましょう。カットが終わったら、合板、ウレタンチップ、ウレタン、レザーの順で並べて、タッカーで固定していきます。

カットしてそのままタッカーで固定しようとすると、材料がずれてしまうので接着剤や両面テープなどで固定してから自作していくといいでしょう。

車種別加工事例をご紹介

では最後に、ウレタンチップを使って車中泊用のベッドを自作した例を見ていくことにしましょう。車中泊に人気のハイエースを使ってDIYした例や、ハイゼットカーゴ、MRワゴンを使った例など種類も豊富にお伝えしていきます。

ハイエースをキャンピング仕様にDIY!

こちらがハイエースにウレタンチップを使って車中泊用のベッドを自作した例です。ハイエースの広い車内に大きな車中泊用のベッドが入っており、すっきりと眠れる空間が作られています。ハイエースのベッドキットは2万円以上するものもあるので、自作の方が断然おすすめです。

ウレタンチップを使った自作方法にはこんなアイデアも

こちらもハイエースの車中泊仕様への自作実例なのですが、この方はベッドではなくセカンドシート裏のクッションにウレタンチップを利用しています。ベッドキットを利用しているようですが、シートを倒すと段差ができてしまうので、そんなときにもウレタンチップは活躍してくれるでしょう。

ハイゼットカーゴをキャンピングカー仕様に自作


この例は、ハイゼットカーゴを車中泊仕様にしています。ベッドは車の片側に配置し、下には収納が置けるようになっているためとても便利です。ウレタンチップとウレタン、合皮を利用しています。

カバーにはレザーを利用している方が多いです。やはり、高級感が出るからでしょう。フェイクレザーでも十分高級感のあるベッドは自作できるので、ぜひ自作してみてください。固定に使うタッカーは、100均でも手に入るので手軽に挑戦できるでしょう。

MRワゴンの自作ウレタンチップベッドも快適

MRワゴンの車中泊ベッドの自作実例です。軽自動車なので狭いと思われる方もいるかもしれませんが、最近ではアウトドア用の車も多いので、十分快適な空間は作れます。この方もウレタンチップにレザーを利用してベッドを自作していますが、車内の空間をたっぷり使ってすっきり眠れそうです。

まとめ

今回は、車中泊に便利なウレタンチップを使ったベッドの自作について、材料の選び方や実例を見てきましたがいかがだったでしょうか。自作でも十分心地の良いベッドは作れるので、一度サンプルを取り寄せてみることをおすすめします。

車ではベッドがなくても寝ることはできますが、やはりウレタンチップを使ったベッドがあると安眠することが可能です。より快適な車中泊をするためにも、ぜひこの機会にウレタンチップを使ったベッドを自作してみてください。

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