アイススケートは気軽なウインタースポーツ
冬のスポーツと言えばスキーやスノボと並んで人気なのがアイススケート。冬のレジャーとして人気の高いアイススケートは家族や友人、カップルで気軽にできるのがポイントです。
スキーやスノボは雪山に行かなくてはならず装備も必要。しかしアイススケート場は街中にあることが多く、動きやすい服装だけで準備完了です。郊外にある屋外型のスケートリンクでも車やバスで手軽に行くことが可能なのも人気の理由でしょう。
家屋連れでも楽しめる!
また、羽生結弦選手をはじめ、日本のフィギアスケーターの世界的な大活躍でさらに人気が高まっています。氷上を優雅に滑走すれば気分も上がり、冬の寒さも忘れてしまうのではないでしょうか。屋外なら開放感があり、子供から大人まで思い思いに楽しめるお手軽なウインタースポーツです。
(この記事は2022年1月17日現在の情報を元に作成しています。)
アイススケート場は全国に100か所以上
アイススケート場の多くは北海道や東北、関東など東日本に多くあります。その中には公益財団法人日本スケート連盟(日本のスピードスケートやフィギアスケートなどを取り仕切る組織)が行うイベントが開催されるスケートリンクも含まれます。
もちろん西日本にもアイススケート場があり、冬に人気のレジャーとなってります。
鹿児島でアイススケートを楽しむ方法
鹿児島県にはアイススケート場がないため、県内でスケートを楽しむことができません。以前は鹿児島県にも数か所のアイススケート場がありましたが、現在はどこも営業していません。
鹿児島にはアイススケート場はありませんが、プロのスケーターの妙技に触れることができるチャンスはあります。
アイススケートショーが鹿児島で開催!
鹿児島県では素晴らしいアイススケートショーを見ることができます。本格的なフィギアスケートショーのプリンスワールドが2015年に引き続き2017年に鹿児島アリーナで行われました。
「4seasons.」をテーマにしたプロフィギアスケーターによるアイスショーや荒川静香さんをはじめとするトップスケーターのアイスショーも堪能でき、鹿児島県民をはじめ九州中が盛り上がりました。
鹿児島県から行けるアイススケート場
アイススケートショーもいいですが、自分でもアイススケートを楽しみたいという人にも屋外・屋内を合わせて九州には8カ所のアイススケート場があります。その中で鹿児島から最も近い場所にあるのが「えびの高原野外アイススケート場」です。
鹿児島県と宮崎県の県境近く、霧島山のえびの高原にある屋外のスケートリンクで、鹿児島県民にも大変人気です。今回は鹿児島県からも最も行きやすいえびの高原野外アイススケート場をご紹介します。
えびの高原野外アイススケート場とは?
えびの高原は一年中楽しめるネイチャースポット!
えびの高原は、日本初の国立公園に指定された霧島錦江湾国立公園内に位置し、標高1700メートルを誇る霧島連山の最高峰・韓国岳の裾野に広がる高原です。
韓国岳や甑岳への登山口として、不動池や硫黄山、すすきが原など見どころも多く、キリシマアカマツ、ノカイドウ、ミヤマキリシマなど四季折々の美しい花々も魅力のえびの高原には、一年を通して多くの観光客が訪れています。
鹿児島民にも人気のえびの高原野外スケート場
そんな魅力いっぱいのえびの高原にあるのが、標高1200メートルの天空のアイススケート場「えびの高原野外アイススケート場」です。雄大な韓国岳を背後に、自然に囲まれた開放感抜群の屋外型スケートリンクとなっています。
えびの高原野外アイススケート場は鹿児島県から一番近い九州最南端のアイススケート場になるため、アイススケートを楽しみたいという鹿児島県民の人気スポットです。
鹿児島からのアクセス方法と駐車場
鹿児島市内からえびの高原アイススケート場までのアクセス方法をご案内しましょう。えびの高原方面へは公共交通機関がないため、車またはタクシーで行く方法のみとなります。
鹿児島駅から九州縦貫自動車道を利用で約40分、溝辺鹿児島空港ICから一般道を通って約45分でピコラナイに到着します。したがって、鹿児島市内から順調に行けば1時間30分前後で行くことができるというわけです。
駐車場について
えびの高原アイススケート場には専用の無料駐車場がないため周辺の有料駐車場を利用してください。宿泊施設の駐車場は宿泊者専用で、えびのエコミュージアムセンターそばのえびの高原第一駐車場が近くて便利です。駐車料金は500円ですが、公園内の施設の維持管理や整備に使われています。
施設情報
えびの高原屋外アイススケート場は冬季限定のアイススケート場となっており、今季の期間は2021年12月1日から2022年2月下旬までです。見学だけやシーズンパスポートのチケット販売も行っています。
大人 | 子供 | |
入場料 | 1,050円 | 中高生:840円 小学生:630円 |
見学者 | 520円 | 中高生:420円 小学生:310円 |
えびの高原アイススケート場
- 住所〒889-4302
宮崎県えびの市大字末永1489 - 電話番号0984-33-5946
- 営業時間9:00~17:00
えびの高原アイススケート場の魅力とは?
開放感のあるリンク
雄大な韓国岳がそびえる冬の風景が素晴らしく、冬晴れの日には青空に映える森や雪化粧をした山々に囲まれた最高のシチュエーションで滑走する爽快感はえびの高原ならではです。週末は特に混雑しますが、リンクは大変広く開放感があります。
施設が充実している
スケート場内には手ぶらで訪れても充実した施設が整っています。有料の貸し靴はもちろんのこと、子供にはヘルメットやプロテクターなどのレンタル、荷物を預けるコインロッカー、トイレ、唐揚げやポテト、うどんなどの軽い食事ができる売店やフードコートもあるので、体を動かした後の休憩に最適です。
レンタル用品 | 貸し靴:650円 貸しソリ(30分):600円 ヘルメット・プロテクター(1日):400円 ロッカー:200円 |
アイススケート教室の開催
例年は土・日・祝日と冬休みの午前と午後の2回、アイススケート教室(無料)が開催されます。スケートが初めての子供のいる家族連れや、アクティブデートを楽しむカップルにもおすすめです。無料なので気軽に参加できて、基本的なテクニックを習得する絶好のチャンスになるのではないでしょうか。
併設の立ち寄り温泉でリフレッシュ!
一日アイススケートを楽しんだ後は、近くにある温泉で癒されてみてはいかがでしょうか?えびの高原屋外アイススケート場は「ホテル ピコ ラナイ えびの高原」の敷地内にあり、ホテル内にある立ち寄り温泉が利用可能です。
開放的な露天風呂と大浴場、サウナなど充実した施設で冷えた体と疲れた筋肉をゆっくり癒せます。温泉に浸かってしっかり温まってから鹿児島に帰りましょう。
利用時間 | 11時から16時(受付は15時まで) |
利用料 | 大人:1,200円・子供800円 (タオル(大・小)、歯ブラシ、クシ込み) 宿泊者は無料 |
鹿児島からアイススケートに行こう!
鹿児島県から行けるアイススケート場「えびの高原アイススケート場」をご紹介しました。鹿児島県にはアイススケート場はないものの、アイススケートショーでプロのすご技をを堪能したり、車で行ける風光明媚なえびの高原でアイススケートができるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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