検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【連載】2021年最後はライトゲーム!新作ルアーインプレッションも紹介!

今週はライトゲーム実釣レポート&ダイワ新作ルアーの簡易インプレッションです。釣果はイマイチでしたが、「メタルファシャッド」と「SLSZ バーティスR」の使用感を紹介しています。困ったときのライトゲーム釣法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
2021年12月29日
sim0223
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

今年最後の釣りはライトゲーム!

年末連休前に釣り納め

雪ダルマ
Photo bySandra_M_H

連載第連載94回!今週は年末年始の混雑を前に釣り納め、ライトゲームでカサゴとメバルを釣ってきました。早朝の青物ゲームにも出かけてみましたが、こちらは引き続き絶不調で誰も釣らない状態、根魚で何とか魚釣りという内容です。

残念ながら青物は釣れませんでしたが、新しく導入した新作ルアー、「メタルファシャッド」と「SLSZ バーティスR」のインプレッションについても紹介しています。年末年始のセール期間に向けて新しいルアーを検討中の方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

爆風の夜はバーチカルにライトゲーム

大型船と岸壁の間を縦の釣りで

カサゴ

出典:ライター撮影

年末の連休、そして年始が迫る12月末。釣り場が混む前に何か魚を釣っておきたいところでしたが、今週も引き続きアテがありません。メバルかカサゴか、根魚を何とか釣ろうと考えましたが、寒波&風速15mでポイント選びにも制限がつきそうです。

キャスティングはかなり難しそうなので、今回は大型漁港の風裏側、岸壁狙いで釣りになる奥側のポイントを選んでみました。車からすぐ降りて釣りができるポイントなので、寒くなったら車内で一休みというプランも取れます。防寒をしっかり着こんで、夜の海に出発です!

ハク絨毯の下にカサゴ!

狙っていた常夜灯周りは魚の気配は無し、だったんですが、常夜灯から少し外れた大型船と岸壁の間にハク(ボラの幼魚)が溜まっていました。本当に一面ハク、という状態でぎゅうぎゅう詰め。風に押されたのか流れを避けているのか、大型船の船首、船尾側では数が少なく、側面と岸壁の間に群れが溜まっていました。

船下、常夜灯が作る明暗にカマスやシーバスでもついていれば…というシチュエーションですが、いい魚の気配はナシ。とはいえ小型のベイトではあるので、他をやるよりいいだろうということでジグヘッドを岸壁側に落とし込みます。

落ち込むラインがいつもより早めに止まったところでアワセてカサゴ!メバル!と少し釣れましたが、どちらも15cmに満たない小型サイズ。寒波の影響かそれほど食いがいいというわけでもなく、ポツポツ釣ってこの日の夜釣りは終了となりました。早めに切り上げて青物ゲームの場所取りに行きます!

真下に落として釣るカサゴとメバル

キャスティングではなく真下に落として釣るライトゲームは、釣り方にちょっとしたコツがあります。カサゴ釣りと言えばボトムべったり、ジグヘッドを底につけて釣るようなイメージがありますが、ちょっと浮いている魚までフォローすることで少し数を伸ばせるんです。冬季は特におすすめ。

やることはセットするジグヘッドを少し軽めにするだけ。0.8g、1.2gといったウェイトで、ラインを見ながら岸壁際にタイトに落としてみてください。ライトゲームタックルの細糸なら、このぐらいのウェイトでもラインはスーッと落ちていきます。糸が止まったら着底、少し待って、軽く誘ってから回収という流れでOKです。

3gぐらいのジグヘッドでドスンと落とした方が分かりやすいんですが、この釣り方だとやや浮き気味の魚に対してはフォールスピードが速すぎる場合があります。夜釣りで投げて巻くのと同じか少し速いぐらいのフォールを見せて、中層にいるメバルやカサゴをフォローしましょう!

青物ゲームはまたまた不発!

風速15mの中で頑張ってみるものの

ダツ

出典:ライター撮影

昨年好調だったサワラは未だに姿を見せず、今年の青物ゲームは不発が続いています。この日は小型のヒイラギを確認、噂によると小ぶりなコノシロもという状況でしたが、残念ながら上がってきたのはダツのみ。ダツもベイトが居ないとどこかへ行ってしまうので何も釣れないよりいいんですが、いい魚はまだ入ってきていないようです。

風速15mで気分は磯のヒラスズキ釣り、いろいろルアーを投げてみますが飛距離・コントロールとも非常に難しく、この日も堤防全体で沈黙が続きました。次は年明けでしょうか、沖から魚を釣れてくるカタクチイワシに期待です!

新作ルアーインプレッション:ダイワ「モアザン メタルファシャッド 100S」

コノシロパターン用の大型メタルバイブ

メタルファシャッド

出典:ライター撮影

こんな使い方で釣れた!とご紹介できるのがベストなんですが、残念ながら青物が絶不調。今回は新作ルアーインプレッション簡易版、使用感やセッティングについてご紹介したいと思います。まずはダイワの「モアザン メタルファシャッド 100S」です。

スペックは100mm&幅のあるビッグシルエットボディに45gのヘビーウェイト。#4フック搭載で大型魚対応という内容です。見た目の通り明らかにコノシロパターンを狙ったバイブレーションですが、小型のヒイラギやサッパの中で目立たせたいとか、大きめのヒイラギに魚がついているとか、そんなシチュエーションでも強みのアピール力を発揮できそうです。

引き抵抗の軽さがグッド

昔デカくて重いメタルバイブが欲しくて、ダイワ「SWバイブジグR」の60gを試したことがあったんですが、このルアーは長時間使うのが難しいと感じるような強烈な引き抵抗がありました。

「モアザン メタルファシャッド 100S」はこの部分が大きく改善されていて、センターのアイなら速巻きも可能、フロントアイなら高速巻きも全く問題ナシ。青物狙いに適性があります。リアポジションはアクションがかなりダイナミックで、大きな動きでアピールしたいシチュエーションによさそうです。

大型メタルバイブレーションにありがちな引き抵抗の重さがかなり軽減されていて、ビッグシルエットでありながら青物狙いに必要な高速巻きができるというのがこのルアーの強みです!

真ん中のフックは外すのがおすすめ

弱点も明確で、幅が広いボディは空中での空気抵抗がかなり大きいです。水中では姿勢が制御されてスーッと落ちていくんですが、風が吹くと空中で回転します。静止状態から投げるのがおすすめ。また、エビったときの引き抵抗が強烈で、掛かり方が悪いとイナダが釣れてるんじゃないかというぐらい竿がガクガク曲がります。ちょっと恥ずかしいです。

真ん中のフックを外したらトラブルの頻度はかなり下がったので、陸っぱりやキャスティングで使うときは2フックにするのがおすすめ。フォールメイン、小型のシーバスやタチウオをフォローしたいというときは標準の3フックもアリかもしれませんが、#4フックはフロントとリアのみでも十分に大きなボディへのバイトをフォローしていると感じました!

新作ルアーインプレッション:ダイワ「SLSZ バーティスR 140S」

新型ボディのぶっ飛びミノー

SRSZバーティスR

出典:ライター撮影

新作ルアーをもう1本!次は「SLSZ バーティスR 140S」です。スペックは140mmでシンキングモデルのウェイトが28.5g。ウェイト位置がセンターに戻ってもかなりスローな沈降です。レンジは50cmから140cm、#4フックを3本搭載しています。

このルアーの素晴らしいところはセールスポイントでもある飛距離の部分。空中での姿勢制御が素晴らしく、ラフに投げても一定の姿勢で矢のように飛んでいきます。爆風時はそれほど飛距離が出ませんでしたが、ミノーを投げるのが苦手な方にもおすすめできるとびっぷりでした。楽に投げられて安定した飛距離が期待できます。

タダ巻きはかなり大人しい!

アクションはコンセプト通りかなり大人しいです。シーバスルアーとして見ても、リップ付きとしては大人しくタイトなアクション。「サイレントアサシン」よりもワンランク大人しいルアー的なイメージで検討するのがいいと思います。スローリトリーブは動きがイマイチで、普通のリトリーブスピードでスローリトリーブのアクションが出る感じです。ナイトゲーム、タフったヒラメ釣りにおすすめ。

自分は青物も暗い時間はタイトでスローなアクションがいいときがあると感じているので、日の出前をメインに使用しています。暗い時間のローテーション先はゆっくり巻きの「セットアッパー 145」、明るくなったら早巻きの「セットアッパー 125」です。

 

青物&サワラ狙いならジャーキングがおすすめ

青物&サワラ狙いで鋭い動きが欲しいと思ったときは、早巻き&ジャーク的なジャーキングがおすすめです。左右へのふり幅は控えめですが、アクションが大人しいのでキレのある動きが出ます。

「セットアッパー」のグリグリっと進んでフワっと止まるジャーキングアクションとは明らかに異なるので、青物釣りにはよく飛ぶ高速巻き&ジャーキングのミノーとして検討してみてください。「ダーティンZ」はもちろん、「セットアッパー」より飛びます!

困ったときのライトゲームで釣り納め

年明けの青物に期待!

正月
フリー写真素材ぱくたそ

12月初週からいつ来るかと待ち構えていた青物ですが、結局本格化することなく今年は終了。年明けからの復調に期待しつつ、今年はライトゲームで釣り納めとなりました。天候がよければサーフに遊びに行こうと考えていますが、予報を見る限りでは風が強く難しそうです。

縦に落とすライトゲームは風が強くても何とかなる釣りなので、年末年始の釣りモノに困ったら、港の奥側で試してみてください!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は下記のリンクをチェック!

話題の防寒グッズ、電熱ベストのインプレッションと青物狙いのミノーゲーム実釣レポートをご紹介します。ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください!