キャンプの水タンクをおしゃれにDIY
ウォータージャグとは
ウォータージャグとはウォータータンク、ジャグなどとも呼ばれる水を入れておきコックをひねることで必要な量だけ水を出すことができる、いわばキャンプの給水器といった道具です。
似たものにウォーターサーバーがありますが、ウォータージャグは直訳すると水差しで、簡単に持ち運べるという移動しやすさがあるものを差すします。
ウォータージャグの特徴と仕組み
ウォータージャグの形はとても簡単で単純です。タンクやバケツの形をした水の入れ物があり、そこに水を貯めておき蛇口をひねることで水が出てきます。
一般的にアウトドア用としては運びやすくコストもかからない、蓋などを取り付けて外側からゴミや雨水が入らないように密封できるポリタンクを素材として使用しているものが多いです。
テントの近くに水タンクがあると便利!
ウォータージャグはテントの特にコンロまわりに置くことで便利になる道具です。料理をする前に手を洗うにも、料理に使う水をキャンプ場の炊事場まで汲みに行かなくて済みます。
またキッチンシンクやバケツの中で食後の調理器具や食器などを仮洗いすることもできますので、片付けにも役立つでしょう。
おしゃれな自作ウォータージャグでキャンプをより楽しく!
ウォータージャグ用の箱兼台を作りました(^^) pic.twitter.com/EFsJWtXg0Z
— KOMUGI CRAFT(peco_san79) (@San79Peco) December 28, 2019
ウォータージャグがあるとテント周りがとても使いやすくなります。それだけでなくおしゃれなフォルムがキャンプを楽しくしてくれるでしょう。まずはウォータージャグを作ってみて、手持ちの棚などと組み合わせ使いやすいよう台なども自作していくとアウトドア生活も充実しますよ!
自作ウォータージャグの準備
自作する場合はこの部分をバケツやステンレスタンクなどに変更しておしゃれなウォータージャグを自作DIYしている方もいらっしゃいます。ここではウォータージャグ作りの準備として必要なものをご紹介しましょう。
自作ウォータージャグの材料1.
まず必要となるのが水を入れておくタンク部分です。今回ご紹介するウォータージャグの作り方ではステンレスの5リットル容器を使用しています。
水を入れて密封しておけることができる入れ物で、大きさも自分が欲しい水の量(ただし大きくなると水を入れるのも移動させるのも大変)もお好みのものを使って同様に作ることができます。
折りたたみ式のバケツなどを使えば持ち運び時もコンパクトに収納でき、設置や片付けも簡単です。
自作ウォータージャグの材料2.
ウォータージャグに必要なものといえば蛇口があります。物によっては上につけてウォータージャグを持ち上げて水を注ぐという使い方をする商品もありますが、自作では下でひねるだけで水がでるウォータージャグの蛇口を目指して自作していきます。
蛇口はホームセンターや通販で購入することが可能です。一度に出したい水量によって蛇口サイズはお選びください。付け方はどれも一緒です。
パッキンや留め付け金具も用意
タンクから水漏れしないよう蛇口の差込口はパッキンとそれを押さえる金具を外と内2セット使います。それを押さえるためのナットも必要です。蛇口とセットになっていない場合はサイズを合わせてこちらも2セット用意してください。
自作ウォータージャグの材料3.
ウォータージャグはステンレスやポリタンクの色そのままでもよいですが、お好みによっては塗装してアウトドアブランドのステッカーを貼り飾ることもできます。
好きな色や飾りを付けるのは自作の醍醐味ですね。塗装の前にはミッチャクロンという塗装下地を塗ってからおこないましょう!ウォータージャグの自作をもっとオリジナリティを出して楽しみたいという方は塗装もおすすめです!
自作ウォータージャグづくりにあると便利な道具類
ウォータージャグの自作といっても必要な道具はシンプルです。穴を開けるための工具(ドリルとドリルビット)と切り口をなめらかにバリ取りするやすりの類、ナットを締め付けるスパナもあると便利です。自分の作り回ウォータージャグの規模に合わせて使う工具もご用意ください。
ウォータージャグの作り方手順
それでは早速簡単につくれるウォータージャグのDIY方法を解説していきます。作り方は穴を開けて蛇口を取り付けるだけと至極単純ですが、コツやポイントを知っておくとさらに自作が簡単になりますよ!
ウォータージャグの自作手順1.
ウォータージャグを自作するには用意した容器に穴を開けるところからはじめます。穴あけ位置は購入した蛇口とパッキンと押さえ金具の大きさによります。小さな水容器なら下めに取り付けた方が最後まで水が使えて便利です。
しかしウォータージャグの底部分からパッキンや金具が飛び出てしまうと外側は何とかなっても内側に取り付けるのは難しくなります。そのあたりを考慮し、容器に蛇口が通る穴を開けてください。
ウォータージャグの自作手順2.
蛇口取付け用の穴は通るギリギリのきつめの方が水漏れが少ないです。少し広げて差し込んでみてを繰り返しましょう。さらにちょうどよいくらいの穴になったら、金属のバリを取っておきます。
まずないとは思いますが、このような金属の細かい破片が水に混入すると嫌ですよね!自作するにはこのような使う時の事も考えて細かな作業も必要となります。
ウォータージャグの自作手順3.
いよいよウォータージャグ本体に蛇口を取り付ける自作作業です。まずはウォータージャグの外側(見える部分)を通して内側を留める形になります。蛇口を差し込む前に留め金具・パッキンの順で通しておいてからさきほど開けた穴に差し込みます。
今度は内側は逆でパッキン・金具の順になり最後にナットを締め付けていきましょう。よりしっかりと仕上げたい場合はスパナなどで硬く締めてください。
ウォータージャグの自作手順4.
ウォータージャグの自作は3まででも使うことができます。ここは好みのウォータージャグを自作するやり方となりますが、塗装やステッカー装飾をしていくことです。
ステンレスでもポリでも塗装の前にはサンドペーパーなどで表面を荒らしておいてからミッチャクロンという下地剤を使います。こうすることで塗料ののりがよくなり、色ムラや塗装剥げを防ぐことができるからです。これで完成しました!
まとめ
ウォータージャグを簡単に自作しよう
必要な材料や道具も少なくてすみ、簡単に作ることができるウォータージャグを自作するやり方を解説しててきましたがいかがでしたか?
キャンプのテントまわりにひとつはあると便利になるウォータージャグは、市販品ももちろん簡単に使えてよいですが、自作することで自分のニーズにあったものを安く手に入れられるのでおすすめです!
折りたたみバケツなど材料を変えると見た目も変わる!
今回はステンレスの5リットル容器に蛇口を取り付けてウォータージャグを自作する方法でしたが、容器や蛇口デザインなどはお好みでどのようにも変更可能です。
材料を変えることやミリタリー調・サビ塗装・ステッカーで飾り付けなど好みのデザインに変更できます。作り方は簡単なのでこのようなアレンジに力を入れてみるのも楽しいですよ!
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出典:https://photo-ac.com/