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【DIY】折りたたみ式のキャンプ用まな板を自作!包丁が収納できて便利すぎる!

キャンプに使うまな板はコンパクトに折りたたみできると使い勝手がよく、いろいろなアウトドア料理に挑戦できます。買うと高い折りたたみカッティングボードを木材で自作しましょう。キャンプで使える折りたたみまな板の自作方法をご紹介します。
2021年12月24日
佐藤3
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目次

包丁がセットできるまな板を自作する

キャンプ用のまな板は折りたたみできると便利!

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アウトドア用として市販されているまな板(カッティングボード)の中で、折りたたみできて中に包丁が収納できるタイプのものが、便利でキャンプ向けだと注目を集めています。

料理を作るのがお好きな方もそうでない方も、アウトドアでも大きめで使いやすいまな板があると調理も捗るものです。キャンプには折りたたみできて包丁も収納できる人気のまな板を持ってでかけませんか?

折りたたみまな板の自作を丁寧に解説!まな板に適した木の種類も

家庭用だとまな板にもいろいろな材質がありますが、アウトドアで使う・自作することを考えるとDIYしやすい木を材料とするものがおすすめです!今回はこの木を材料として、キャンプにちょうどよいサイズ感のまな板を自作していく方法を解説します。

DIYするにあたり、まな板に適した木の種類も合わせて解説していきますので、こちらも要チェックです!

キャンプ用の折りたたみまな板とは

キャンプ場の環境を考えてまな板を持参する

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アウトドアでおこなうキャンプにもその人・そのグループによって楽しみ方は変わってきます。

サバイバルに近く日常とはまったくちがった自然に近い生活を目的とする場合・生活は日常にできるだけ近いが、レクリエーションだけを楽しみに森や海、川にでかける場合では、180度方向性が変わっても両方ともキャンプです。

サバイバル系のキャンプにはまな板は必要

後述のキャンプではテントは使用しなくてコテージやグランピングでおこなう傾向が高いため、キャンプギアはもちろん食料すら何も持たず手ぶらでOKなキャンプ場もあります!

しかし自分で石でかまどをつくり、水を汲み火をおこして調理するようなサバイバル系のキャンプなら、食材をカットするまな板は必須アイテムです。

キャンプ場とキャンプの形式に合わせて、まな板を持参するか持っていく必要がないかを判断しましょう。

キャンプに適したまな板(カッティングボード)を考えよう

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それではキャンプに向いているまな板とはどのようなものでしょうか。通常キャンプはリュックなどの背負えるバッグに、生活に必要な最低限のキャンプギアを詰め込んで出かけます。

ファミリーキャンプやグループキャンプなどの場合は車に荷物を詰め込んででかけますが、それでも持っていく道具数・量は限られてくるのです。

アウトドアで使うアイテムは折りたたみや組み立てが人気!

普段使っているアイテムをそのままキャンプに持っていこうとすると、引っ越し荷物のような量になってしますます。小さなコンロ・折りたたみのチェアなどコンパクトにできているのがキャンプギアの特徴です。

調理に使うまな板もキャンプ用なら折りたたみ式で小さく持参して使う時に大きく使えるものが理想的となっています。さらに必ず一緒に使う包丁もセットにすると忘れ物を防げて一石二鳥です!


キャンプ用まな板は木での自作も可能!

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アウトドアブランドでも折りたたみのまな板がありますが、けっこうよいお値段がします。欲しいけれどこの値段はつらいという場合は、キャンプ用のまな板を自作しましょう!特別な工具がなくても加工しやすい木製まな板(カッティングボード)ならば、誰でも作ることが可能です。

キャンプ用自作まな板の作り方

キャンプ用まな板の自作1.

まずは包丁の長さよりも縦横サイズに十分な余裕があり、厚みもよい木を同サイズで2枚用意します。折りたたんでぴったりと収まるようにしたいので、必ず同寸法である必要があるのです。

またまな板が滑らないようなゴム足・ぱちんと止まる留め金または折りたたんだものを固定できるゴムのベルト・2枚の板を接続する蝶番も用意します。

同じ包丁でもまな板の材質によって切れ方が変わる!

動画ではできるだけ硬い木ということでサクラ材をチョイスしていますが、硬すぎて加工に苦労しています。このようなまな板の自作には使用する木の種類は非常に重要視される要素です。

使う木によって同じ包丁でも切れ味がまったく違って感じるため、まな板用の木はできるだけ厳選するのがおすすめとなっています。

キャンプ用まな板の自作2.

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最初に自作加工するのは木のくり抜きです。この部分は包丁をまな板の中に収納するためのへこみを作る作業となっています。

包丁の刃を上に向けてまな板に置き鉛筆などで周りに線を引いて掘るラインをはっきりさせてください。対になるもう1枚の板の方は持ち手部分が埋まるだけの彫りの自作が必要となります。

キャンプ用まな板の自作3.

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蝶番で2枚の板がぴったりと折りたためるようにつなげます。蝶番は使用する面と反対側に付けるのがポイントです。

お好みによって塗装をしたいという方もいらっしゃるでしょうが、まな板には基本的に塗装は不要で木材そのもののワックス(油分)効果の方を重要とする傾向があります。

どうしても塗装したいという方は、食品に染み出したり削れて口に入っても安心できる材料を選んでください。

ゴム足を付けて完成!

自作まな板の裏側(蝶番と同じ面)の4隅にゴム足を付けて自作まな板の安定性をUPさせましょう。このときゴム足の位置が折りたたんだときにずれるようにするのがコツです。

厚みがあるのでゴム足が当たる部分の木にもへこみを彫って余分な隙間ができないことが、安全に包丁を収納することにつながります。ゴムバンドや留め金で固定できるようにして完成です!

自作まな板に適した木の材質は?


自作まな板におすすめの木の種類1.

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自作まな板のメイン材料となる木の種類にはこだわります。というのもこの木の種類によって包丁の切れ味も左右されるだけでなく、種類によっては抗菌作用が期待できるからです。

まな板の木として人気なのはヒバとヒノキで、メリットとしてこれらの木に含まれるヒノキチオールが抗菌防臭効果にすぐれていることがあげられます。

風呂桶にも使われるくらい防水(木から出る油分による)効果もあり、メンテナンスが楽なのも見逃せません。

自作まな板におすすめの木の種類2.

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次に材料としてよく見かけるものにイチョウ・カヤがあります。木にはそれぞれ独特な香りがするものも少なくありません。たとえば先程のヒノキはよいにおいがするという人も多いですね。

これはどちらもにおいに特徴のある木で、イチョウはぎんなん臭いですしカヤはやわらかなよい香りがします。

しかしイチョウは油分がでやすく水弾きがよいのがメリットで、どちらも包丁あたりがやわらかく気持ちよく切れるのも特徴です。

自作まな板におすすめの木の種類3.

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ヤナギは弾力性の高い木材でまな板の材料としてはプロも使っている高級素材とされている種類です。それというのも木のまな板というのは使っていくうちに削れてへこんできます。

ヤナギの柔軟性のある木質は復元力が強くへこんだところも少しだけ戻り、またその弾力のおかげで包丁あたりもよいので、まな板自作に最良の素材ともいわれるのです。

自作まな板におすすめの木の種類4.

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できるだけ軽い自作まな板用木材をとお考えならばサワラはいかがでしょうか。見た目はヒノキとそっくりなのでとてもきれいな木材です。しかしヒノキかな?と思って手に取るとびっくりするくらいその重さに差があります。

やわらかな木材であるため自作まな板の素材としては、包丁の経年使用による削れがやや早いのがデメリットとなるでしょう。

自作まな板におすすめの木の種類5.

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最近の自作にも使えるキャンプまな板用の木の材料といえばオリーブがあります。オリーブの木の材質は硬めで、トントンと大きめのよい音がするので気持ちいいのが特徴です。

包丁を使う時の音にもこだわりたいという方におすすめのまな板自作用木材となっています。

キャンプ用まな板を長く安全に使う注意点

自作折りたたみまな板の固定はしっかりと

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キャンプに持ち歩くまな板で中に包丁が収納できるものですので、開いて刃物が飛び出しているととても危険です。自作するときも2枚の折りたたんだまな板が簡単には外れないようにしっかりと固定できるような仕組みにするよう注意します。

自作まな板も切りにくくなってきたら削り直す

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キャンプに限らずまな板を使っていて切れにくくなった時、包丁が原因と考え研ぎを自分で行う方は多いです。しかし意外とやる方が少ないのがまな板の削り直しとなっています。

何度も触れてきましたが木製まな板は適度な柔軟性があるため、刃あたりがよく切れやすいのが特徴です。しかしこの刃あたりもフラットな状態があればこそのもの。

刃が何度もあたれば削れてきます。汚れが目立つ・中央に水がたまりはじめた時が削り直しポイントです。

長くキャンプで使うためにしっかりとメンテナンスをする

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自作まな板の削り直しといった半年や年単位でおこなうメンテナンスも大切ですが、重要なのは使うたびごとのお手入れです。木材ですので水がついた状態で放置すると黒カビが発生します。

健康上の理由からも自作まな板の黒カビの発生は避けたいものですね。使用したらしっかりと洗剤で洗ったあと、立てて水を切りそのまま乾燥させることが簡単にできるので、必ずやってほしいメンテナンス作業となっています。

まとめ

キャンプ用のまな板自作は木の選び方がポイント!

出典:https://pixabay.com

今回は訪中も収納できるキャンプに持っていくのにとても便利な折りたたみ式の自作まな板DIYを解説してきました。作り方は簡単ですが木によってはくり抜きが困難になってくる場合もあります。

抗菌作用・水弾き・刃あたり(重さ)とトータルで考えて自分の目的にあい、かつキャンプ向きな木材を選ぶのが自作のコツです!

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暮らしーのではこのほかにもたくさんのキャンプ道具の自作ヒント・DIYのコツを解説・ご紹介しています。キャンプギアも手作りにこだわりたいという方のお役にたつ記事ですので、合わせてごらんくださいね!