キャンプは自作ピザ窯があると盛り上がる!
キャンプの楽しみの1つと言えば、ご飯ですよね。いろいろなキャンプご飯がある中でも、作ると盛り上がるのがピザです。キャンプでピザを焼く方法はいろいろありますが、美味しく作りたい時は窯を自作してみましょう。
ピザ窯をDIYしてキャンプを楽しもう
「窯を自作するのは難しいのでは?」と思いがちですが、実はキャンプ場でも簡単に作れます。また、キャンプ場はもちろんのこと自宅で自作してみるのもおすすめです。必要な道具を揃えて、窯作りにチャレンジしてみませんか?
本記事では、簡単なピザ窯作りの方法についてご紹介します。自作のポイントをチェックしながら窯を作って、家族に喜んでもらいましょう。
DIYならでは!窯の魅力
「窯で焼くとピザが美味しくなると聞くけれど、どういったところに魅力があるのだろう」と不思議に感じている方も多いのではないでしょうか。まずは、自作ならではの窯の魅力についてご紹介します。キャンプを楽しむための参考にしてください。
短時間でこんがり焼ける
高温で一気に焼き上げることこそ、窯の魅力です。鍋を使ってピザを焼く方法もありますが、これだと理想の高温まで至らないことがほとんど。窯を作っておけば短時間で高温の状態になり、満遍なく生地を加熱できます。
このように高温で焼き上げると、生地の表面はこんがり、中はもっちりとした食感に仕上げられるのがポイントです。口に入れた時にカリッと&もちもちの食感を楽しめます。まるでお店で食べるようなピザをキャンプで味わいたい時におすすめです。
生焼けも防げる
やってしまいがちな失敗として挙げられるのが、ピザ生地の生焼けです。しっかり加熱したつもりでも、火力が足りないと生焼け状態のまま食べてしまうことになります。窯を使って高温で加熱しておけば、生焼けの心配もありません。簡単にピザを作るため、ぜひ窯を自作してみてください。
焼き立ての時に盛り上がる
焼き立て熱々の状態で家族や友人の前に出せるのも、自作窯の魅力です。焼き立てのピザを見れば、キャンプの参加者はみんな盛り上がってくれるのではないでしょうか。
こうした盛り上がりは、やはりデリバリーピザでは楽しめないものです。「やっぱり窯で焼いた方が美味しいね!」とキャンプ仲間たちと美味しさを分かち合えるのも嬉しいポイントです。窯から出した時の歓声を楽しみに、自作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
冷めてもモチモチ食感をキープ
高温で焼き上げた生地は、内側の水分を維持しているので、冷めてももっちりとした食感を保てます。キャンプ中に他の作業に集中したり、食べきれずに残したりしてピザが冷めてしまったとしても、美味しく食べることが可能。最後まで美味しく食べられるキャンプご飯を作りたい時にぴったりです。
身近なものでDIY!キャンプでの自作方法
いろいろな魅力が詰まったピザ窯は、キャンプで自作してみるのがおすすめです。ここからは、簡単にできる自作方法をご紹介します。キャンプ中でも手軽に自作できる方法をチェックして、絶品ピザを堪能しましょう。
必要な道具
最初に、必要な道具を用意しましょう。ダンボール・網・針金・千枚通し・アルミホイル・アルミ製のトレイを準備してください。いずれもホームセンターや100円均一ショップなどで手に入るものばかりなので、コストをかけずに自作を楽しめます。
①:ダンボールを開いてアルミホイルを貼る
まずは、ダンボールを開きます。後で元の形に戻すので、カッターを使って丁寧に開くようにしてください。開いたら、内側にアルミホイルを貼ります。このアルミホイルは耐熱の役割を担っているので、隙間ができないようにぴっちりと貼るのがポイントです。
②:網を設置する
開いたダンボールを元の形に戻し、ガムテープなどで留めます。次に、網を設置する場所に針金を通すため、千枚通しで穴を開けてください。開けた穴に針金を通した後、網を乗せます。
一番下にアルミトレイを設置し、加熱した炭を入れたら準備は完了。ピザ生地を入れて蓋を閉め、10分ほど加熱したらピザのできあがりです。
③:好みでアレンジを楽しんで
オリジナリティを出すため、窯にアレンジを加えるのもおすすめ。高さのあるダンボールであれば、網を二枚設置して二段式にデザインできます。
また、小さな子供がいる場合はダンボールの外側にお気に入りのシールを貼ってデコレーションをするのも楽しいですね。アレンジをしながら、自作を楽しんでいきましょう。
簡易バージョンも美味しく焼ける!
ダンボールを使った基本の自作方法の他に、簡易バージョンの窯も要チェック。「もっと簡単に作りたい」と思った時におすすめの自作方法をご紹介します。キャンプで手軽に窯の状態を作るための参考にしてみてください。
ドーム状の蓋&ピザ用の焼き皿を準備
必要となるのは、ドーム状の蓋とピザ焼き用のお皿です。ドーム状の蓋は、お好み焼きを焼くための蓋で代用可能。ホームセンターなどで手に入れられます。この蓋が窯のような役割を果たすのが美味しく仕上げるポイントです。
バーベキューコンロの上で焼くだけ
ピザ生地を乗せたお皿をバーベキューコンロの上に乗せたら、蓋をかぶせましょう。蓋の中が一気に高温になり、まるで窯と同じような状態になります。焼き加減を見ながら5分ほど加熱して完成です。手軽にピザを作りたい時に、自作してはいかがでしょうか。
実践してみよう!おすすめのピザの作り方
窯が自作できたら、生地も手作りしてみませんか?基本のレシピを押さえておけば意外と簡単に作れるので、料理初心者にもおすすめです。ここでは、基本的なピザの作り方をご紹介するので、ぜひ役立ててみてください。
基本のピザ生地レシピ
ピザ生地を美味しく作るポイントは、しっかりこねることです。こねが足りないと食感が損なわれてしまうので、こねることに時間をかけましょう。また、使用する粉もよいものを使うと美味しくなるので、こだわってみてください。
強力粉200g
薄力粉50g
※強力粉+薄力粉の代わりに準強力粉で作るのもお薦めリスドォル 250g
砂糖20g
塩3g
ドライイースト5g
水145~150g
オリーブオイル20g
おすすめの作り方
全ての材料をボウルの中に入れて、まとまるまで混ぜ合わせます。粉っぽさがなくなったら台の上に乗せて、表面が滑らかになるまでこねてください。3等分して丸め、閉じ目を下にした状態で10分ほど置いたら完成です。
この状態までキャンプ前日に作っておき、当日に生地を伸ばすのがおすすめ。事前に準備しておけば、当日慌てることなくピザを焼けるようになります。
さらに詳しいレシピはこちら
お好みでトッピングで焼こう
あとは、お好みのトッピングでピザを楽しんでください。トマトソースのピザやチーズだけのピザ、マヨコーンなど、トッピングによって全く違った味わいを楽しめます。キャンプを盛り上げるために、いろいろなトッピングを準備しましょう。
窯を自作してキャンプピザを堪能しよう!
一見すると難しそうに見える窯作りですが、必要な材料さえ揃えておけばキャンプ中でも簡単に自作できます。自作のポイントは、隙間ができないようにダンボールにアルミホイルを貼ること。あとは焼き網を設置するだけで、あっという間に自作の窯ができあがります。
自作した窯でピザを焼けば、キャンプ仲間はきっと喜んでくれるはずです。また、キャンプだけでなく自宅で自作するのも楽しそうですね。自作した窯で絶品ピザを焼きましょう。
キャンプ用のピザ窯自作が気になる方はこちらもチェック!
キャンプでピザを楽しむためには、窯を作る以外にもさまざまな方法があります。関連記事でもキャンプでピザを作る方法をご紹介しているので、窯作りの次にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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