ナンガ テントシューズ
テントシューズとは
テントや寝袋の中で履く靴
テントシューズとはテントの中ではく靴のこと。言わばルームシューズのキャンプ版となるアイテムとなります。化繊やダウンの中綿を使い冷えやすい足元を保温してくれるため冬キャンプや夏でも冷えることがある登山で役立ちやすいです。
ルームシューズと比べると登山で携帯することも考えられていてコンパクトに折り畳めるようになっていたり、水が浸透しないように撥水加工がほどこされていたりと屋外で使いやすいアイテムです。
ルームシューズとの違い
ルームシューズでテントシューズは代用できます。そのためオートキャンプのように荷物の持ち運びに困らない場合は家にあるルームシューズでも大丈夫です。しかし、ルームシューズとテントシューズでは、中綿の素材が異なります。
ルームシューズは。フリースや中綿が化繊のものが多く羽毛(ダウン)のものは少ないです。テントシューズは屋外で使うアイテムのため、化繊よりも保温性の高い羽毛が使われていて保温性が高くなっています。
テントシューズのメリット
1:足元が暖かい
ルームシューズで代用せず、テントシューズを用意することで暖かく過ごせます。冬キャンプや標高の高い山では冷えは地面から伝わってきます。テントシューズは脚にジャケットを装着するようなものなので保温性が高いです。底もきちんと保温できるようになっています。また、滑らないように滑り止め加工が施されているもあり扱いやすいです。
2:携帯性
テントシューズは、キャンプ道具として開発されているため携帯性の高いものが多いです。コンパクトに折りたたみできたり、スタッフバッグが標準で付属しているため持ち運びやすくなっています。また、軽量なものが多く少しでも荷物を軽くしたい登山でも使いやすいです。特に羽毛を使用したタイプは空気を抜くと非常にコンパクトになります。
3:オプションで屋外でも使える
テントシューズは屋外では使えませんが、オプションのカバーを使うことで屋外でも使えるようになります。出入りのたびに靴を履き替えなくてもいいため便利です。保温性のある靴になるため、テントの外でも暖かく足元からの冷えを防いでくれます。
カバーは汚れの防止だけではなく防風性もあり、風が中に入りづらい素材できているものが多いです。
ナンガのテントシューズの基本情報
中綿に羽毛を使った人気アイテム
ナンガ テントシューズ
ナンガのテントシューズはホワイトダック(アヒル)の羽毛を60g使用したテントシューズです。羽毛の保温性、ふわふわしたかさの高さを表すフィルパワーは650FP。650FPは高級ダウンに分類されジャケットでも使われるような質の高いダウンです。そのため、ナンガの靴は保温性が高くなっています。
使われている羽毛の種類はアヒルです。アヒルよりもガチョウの方が高価になりますが、アヒルでもきちんと保温性があります。
ナンガのテントシューズの表地について
羽毛は空気を溜め込むためふわふわとして温かいですが、水に濡れるとしぼむようになり空気の層がなくなり保温性が下がります。そのため、ナンガのテントシューズの表地には、オーロラテックスと呼ばれている多孔質ポリウレタンで防水コーティングしたナイロン素材が使われていて水濡れしない特殊な仕様です。
多孔質のため水の分子よりも小さい湿気は外に排出でき水に濡れることも、蒸れることも少ないテントシューズに仕上がっています。
サイズ感
テントシューズはフリーサイズになっているものも多く、ナンガのテントシューズも男女兼用で22.0~29.0cmに対応する作りです。小さな子どもには対応しませんが中高生だと使えるサイズ感にもなっていてファミリーキャンプにもおすすめできます。
また、靴の形状もブーツや長靴のように高さのあるロングタイプとなっていてスリッポンのようなタイプよりもしっかり保温してくれるため、寒さに弱い方にもおすすめできるアイテムです。
重量と収納サイズ
中綿が60g、総重量約170gとなり軽いです。収納サイズは、一組(左右一足ずつ)で直径12×14cmと小さくまとまるためバックパックに入れても携帯しやすいです。
ナンガのテントシューズの魅力
1:携帯しやすい
フィルパワーが高い高品質な羽毛は、空気を溜め込めるので少量の中綿でも温かいです。中綿が少なくなることでテントシューズ自体も軽くなり、羽毛は空気を抜くと化繊よりもコンパクトになる性質があるため使わないときは小さくできます。
ナンガのテントシューズには専用のスタッフバッグが付属し、前述したようにブーツや長靴のように高さのあるロングタイプのテントシューズが一組で直径12×14cmに収まるところが大きな魅力です。
2:防水性と通気性
表地に使われているオーロラテックスはナンガの独自素材です。オーロラテックスは、2層構造の生地になります。耐水圧は20000mmとなり、透湿性は24時間で1㎡あたり6000gの湿気を排出する構造になっています。
スキーウェアの耐水圧が10000mmとなることから、ナンガのテントシューズは非常に防水性が高いです。また、蒸れにくいウェアの目安は5000g程度となるため、ナンガのテントシューズは透湿性も高めになります。
3:カラーバリエーションが豊富
テントシューズ自体はさまざまなメーカーから発売されていて、家庭用のルームシューズでも代用できますが、カラーバリエーションが少なめになります。しかし、ナンガのテントシューズは非常に色違いが多いです。
上部と下部で色が異なるツートンカラーになっていて6色以上あります。色違いが多くコーデしやすい模様入りもあり、女性も使用しやすいおしゃれなデザインになっていておすすめです。
4:使い方が豊富
使い方が豊富なところもナンガのテントシューズの魅力です。ブーツのようなロングタイプですが織り込むことで、履きやすいショートタイプにできます。また、フリーサイズ仕様のため靴下を履いた状態でも履きやすくサイズを間違えることもすくないでしょう。
テントシューズは靴を履いたまま寝袋の中に入ることもあるため、締め付けないゆとりのあるサイズ感のほうが楽という場合あります。
テントシューズに含まれるナンガの魅力
メイドインジャパンで高品質
ナンガとは日本のダウン、羽毛を使ったアイテムを製造している専門メーカーです。ナンガの羽毛は全て国内でクリーニングされた高品質な羽毛を採用し、メイドインジャパンの信頼性の高いアイテムを製造しています。そのためキャンパーや登山家からも絶大な信頼性を得ていてナンガの寝袋は憧れる方も多いのです。
国内でクリーニングされた高品質な羽毛を使っているメーカーは非常に少なく、テントシューズの中綿はナンガの大きな魅力になります。
全て自社工場
製造からメンテナンスまで全てナンガの自社工場で行っているところもポイントです。タウンジャケットやダウンシュラフ(寝袋)だけではなく、小物やアクセサリーとなるテントシューズもきちんと日本製の自社工場で製造されている人気アイテムです。
テントシューズの口コミ
車中泊でも人気
数年振りの朝マック(笑)
— 越君 (@koshi2501) December 24, 2020
しか、何だかんだでしっかりしたジムニーシエラでの車中泊じゃった。
サーマレスト Zライトソル、毛布敷き、オーロラ450DX。
寝間着でファイントラックL1(靴下も)、バーグハウス(ベースレイア)、L3(上アクト、下2UL)、ナンガ テントシューズ。
無敵だったw pic.twitter.com/o4ggpupEHl
ナンガのテントシューズは、12月の車中泊でも保温性が確保できると評価されている人気アイテムです。寒くなりやすい車の中でもきちんと使え、コンパクトに収納できるため車の中に乗せておけます。ショートにしたり、靴下を追加してさらに保温性を増したりとさまざまな使い方ができる便利な仕様です。
魅力的な保温性
ナンガのテントシューズは屋内でも使えると評価されていてデスクワークで使うと足が冷えにくいと好評です。ルームシューズの代用品としてナンガのテントシューズは使えると評価する声もあります。
会社で足元が冷えるため使用しています。
数回使用しましたが椅子に座り履いていると結構足元が暖まります。
ナンガの靴は足元を冷えから守ってくれる
ナンガはダウンを中綿に使った防寒着や寝袋で定評のあるブランドです。非常に暖かく過ごしやすい寝袋が多くキャンパーから支持されている人気メーカーです。そのナンガから発売されているテントシューズは軽く、コンパクトに収納でき独自素材を表地に使うことで防水性を確保しながら蒸れにくいテントシューズになっています。
テントシューズがあると冬キャンプでは足元から冷えを防げ、寝るときも暖かく快適に過ごせるようになるためおすすめです。
ナンガのアイテムが気になる方はこちらもチェック!
冬キャンプではテントシューズよりも暖かいシュラフも重要になります。くらし~のには、ナンガのダウンシュラフに関する記事がたくさんあるのでよかったらチェックしてくださいね。
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出典:rakuten.co.jp