シマノ ディアルーナ 21 BS S610M
ダイワ ヴァデル Y J60MLS
パームス ラークシューター LSGS-610ML+
シマノ 21 グラップラー BB タイプC S70L
ダイワ セブンハーフ 76MHS
サワラ用のロッドをゲットしよう!
大人気のサワラをボートゲームで!
昨年から大流行が続いているオフショアのサワラゲーム。それほど沖へ出ることなく楽しめて、満足感のある魚体と抜群の食味を楽しめるターゲットとして、近年は、各地で冬の船釣りの定番となりました。
オフショア初心者の方には、特に人気のあるターゲットで、関連する釣り具の急激な需要増加と品薄続きを呼んだ釣りでもあり、今年も同じく関連製品の品薄が予想されます。
今回はサワラシーズン本番に向けて、サワラ用ロッドが手に入らないときにチェックしたい代用ロッドや、ロッド選びのコツをご紹介!
手持ちのロッドで遊んでみたいという方も、ぜひロッド選びの参考にしてみてください。
ロッドを選ぶ前に知っておきたいオフショアサワラのアレコレ
人気があるのはサワラキャスティング!
ロッド購入の前にまず知っておきたいのが、オフショアのサワラは複数の釣り方で狙えるターゲットである点です。
釣り方に合わせてルアー、ロッドなどが変わっていくので、まずは、どのスタイルでサワラを狙うのかハッキリさせておかないと、自分にピッタリのロッドは見つけられません。
東京湾近辺で人気がある釣り方は、ミノーをメインにシーバス系のルアーで狙うサワラキャスティング。関西や九州では、ブレード系のルアーを使うブレードジギングが流行っています。
この2つの釣りは、同じロッドでも遊べますが、ジグとプラグ、使用するルアーの性質が異なるので、ベストなロッドには若干の違いがあります。
まずは、どちらのスタイルで遊ぶのか、遊漁船やチャーターボートの情報をチェックしながら、イメージを膨らませておきましょう。
サワラジギングはジギングロッドで!
先ほどご紹介したキャスティング、ブレードジギングの2つの釣り方は、40g程度までのルアーを使う浅場狙いのサワラゲームです。
もっと深いポイントを狙うときは、120g前後のメタルジグを使う、サワラジギングという釣り方で狙います。
この釣り方で使うロッドは、そのものズバリのジギングロッドで、キャスティング、ブレードジギングで使うロッドとは、大きく異なる特性を持っている点をチェックしておきましょう。
ボートシーバスと同じ大型のトップ、ビッグベイトで狙うサワラゲームもありますが、こちらはどちらかというとランカーシーバス狙いがメイン。
サワラをメインに釣る、という場合は、どうしても小型のルアーで飛距離が欲しいシチュエーションが出てくるので、まずは、キャスティング、ブレードジギング、ジギングの3種類から検討してみてください。
サワラゲームにはこんなロッドがおすすめ!
キャスティングロッドは操作性・飛距離とパワーのバランスが重要!
サワラキャスティングのロッドは、長さ7f~8fでシーバスルアーがしっかり扱えるもの、20g~30g前後のルアーで飛距離を確保できるものが適しています。
パワーは、ランカー対応のシーバスロッド程度、PEライン1.5号前後が適正となっているものでOKです。
青物的な特性を持ち、1mオーバーも登場するサワラですが、横方向に走ることや持久力がないことなどから、ブリやヒラマサを釣るようなロッドを用意する必要はありません。
ドラグを出しながらファイトしていれば、シーバスロッドのパワーでも十分キャッチすることができます。
重視すべきは、軽量ルアーの飛距離や操作性で、25g前後のミノーをしっかり飛ばせてジャークできる操作性の方が重要!
代用ロッド、専用ロッドどちらを使うときも、PE1.5号程度のファイトに耐えられるパワーを確保しつつ、シーバスルアーをしっかり扱えるという点を重視するのがおすすめです。
ブレードジギングはちょっと硬めのロッドで!
ブレードジギングは釣り方が特殊で、30g~80g程度のメタルジグを、スピニングリールの回転力で超高速巻きするという操作をします。
ロッドは、プラグを使うキャスティングゲームよりも、ややハリがあって硬いロッドの方が高速巻きに適しており、メタルジグのウェイトにも対応しやすいです。
40g程度までのルアーであれば、代用ロッドの定番シーバスロッドで扱えますが、60gから場合によっては100gというケースでは、対応ルアーウェイトが物足りないです。必要なジグのウェイトは、船が回るポイント次第なので、事前に船宿の情報を確認してから、ロッドを選ぶようにしましょう!
サワラ専用ロッドが手に入らないときは
専用・代用ともに新作をチェック
専用ロッド、代用ロッドどちらを検討する場合も、新製品から検討するのがおすすめ!発売前~発売1年程度のモデルは流通本数が多く、追加生産による入荷も期待できます。発売前のモデルの情報を手に入れていれば、予約で対応することも可能です。
サワラキャスティング、ブレードジギングともに今後も流行が続くであろう、ということで、各メーカーから新作展開が続いているので、なるべく専用ロッドがいいという方は、ぜひ新製品情報を探してみてください。
特にブレードジギングは、関東でも流行の兆しがあり、新作ロッドのリリースを予定しているメーカーも多いです!
釣り方を変えて対応できるかも
ご紹介してきたように、船のサワラ釣りには複数の釣り方があります。どの釣り方が主流なのかは、地域性が強く、釣具店の品ぞろえも場所によってさまざまです。
オフショアである以上、船宿を使わなければできない釣りなので、対応している船宿が遊びに行ける範囲にある、というのが大前提ではありますが、釣り方を変えることで、代用ロッドを確保できたり、手持ちのロッドで代用できるケースがあります。
ロッド探しに悩む場合は、一度情報を整理して検討してみてください。ブレードジギングは、関東でも釣果が評価されてきているので、今後キャスティングと並行したり、ブレードジギングをメインに出船する船宿が出てきそうです!
オフショアサワラゲームに使える代用ロッドのおすすめ5選!
代用ロッドのおすすめを5本ご紹介!
ここからは、代用ロッドのおすすめ5本をご紹介!どんなジャンルのロッド、どんなモデルが使えるのかを紹介しつつ、入手しやすいおすすめのアイテムについてもご紹介します。
専用ロッドの入手が難しいときは、代用ロッドをチェック!サワラ専用ロッドは、まだまだ数が少ないので、船上でも代用ロッドを使っている方が多く、長さや対応ルアーウェイトのレギュレーションさえ守っていれば、特に問題はおきません!
①シマノ「ディアルーナ 21 BS S610M」
シマノ ディアルーナ 21 BS S610M
まずはサワラキャスティングの超本命!代用ロッドとして多くのアングラーが選択しているボートシーバスロッドです。
サワラキャスティングで使用するルアーは、ほとんどがシーバス向けのものなので、適正ルアーウェイトや飛距離といった部分のマッチング度は抜群。
パワーはやや強め、MやM+といったモデルを選択しておけば、PE1.5号前後のセッティングで問題なくファイトができます。サワラキャスティング専用ロッドは、まだまだ数が少ないので、現在はボートシーバスロッドから選択するのがスタンダードです。
入門向けの安価なモデルは品薄が続いていますが、新作~準新作でミドルクラス以上のロッドは、通販でも在庫を十分見つけることができます。
②シマノ「グラップラー BB タイプC S70L」
シマノ 21 グラップラー BB タイプC S70L
ボートシーバスロッドに続く、代用サワラキャスティングロッドのもう一つの選択肢は、青物やシイラ向けのキャスティングロッドです。
小型向けのL、MLといったモデルであれば、ヘビーシンキングミノーで飛距離を稼げる1本として活躍できます。シーバスロッドよりもパワーがあるので、ブリが混ざりやすい釣りにおすすめです。
キャスティングロッドを、サワラキャスティングの代用ロッドとして検討するときのポイントは、ティップが柔らかいものを選ぶことと、硬すぎずパワーを持て余さないモデルを選ぶこと。
硬すぎると軽いルアーが投げにくかったり、船べりでのファイトで魚のコントロールが難しかったりします。ルアーウェイトにはかなり余裕があるので、ブレードジギング兼用として検討したい方にもおすすめです!
③ダイワ 「セブンハーフ 76MHS」
ダイワ セブンハーフ 76MHS
代用サワラキャスティングロッド3つめの選択肢は、陸っぱり向けのシーバスロッドやバスロッドです。
長さとパワー、両方がマッチするロッドはそれほど多くありませんが、ダイワの「セブンハーフ」や、シマノの「スコーピオン」、「ワールドシャウラ」といったマルチゲーム系のアイテムであれば、長すぎず十分なパワーのある1本を見つけられます。
「ルドラ130」や「X-80SW」といった軽めのプラグで安定した飛距離を出したい場合は、ボートシーバスロッドのライトモデルと並んで有力な選択肢になります。
バスロッドは、ベイトモデルからもちょうどいいスペックのモデルを見つけることができますが、PE1.5号前後のセッティングで、ドラグを使いながら釣る釣りなので、スピニングモデルから選択するのがベターです!
④ダイワ「ヴァデル J60MLS」
ダイワ ヴァデル Y J60MLS
ブレードジギング向けのロッドもアイテムの種類が揃うのは、まだまだこれからで、現在は代用ロッドを使っている方も多いです。
メタルジグ向けのスペックを持つライトジギングロッドは、最も有力な選択肢で、価格帯からモデルまで選択肢が多いのがおすすめのポイント。大型のスピニングリールで高速巻きをする必要があるので、必ずスピニングモデルを選択してください。
ブリやカンパチを狙ったライトジギングロッドは、かなりパワーがあるので、サワラ向けに検討するなら、MLクラスの比較的ライトなクラスを選ぶのがベスト。
中型青物を狙ったモデルであっても、サワラ相手ならパワーは十分で、ルアーウェイトも40g~100gオーバーまで、1本で幅広く対応できます!
⑤パームス「ラークシューター LSGS-610ML+」
パームス ラークシューター LSGS-610ML+
ブレードジギングゲームの中でも、明らかに浅い場所で、軽いジグしか使わないと絞り込めている場合は、スーパーライトジギングロッドのMクラスやボートロックフィッシュロッドでも代用できます。
ティップ~全体のカーブは、ボートロックフィッシュロッドの方がハリがあって硬いので、ジグの飛距離やガツンとアタったときのフッキング性能を重視するならこちらがおすすめです。
スーパーライトジギングロッドは、ロックフィッシュ向けと比較すると柔らかく、高速巻き時に曲がりが大きすぎたり、大物が掛かった際に苦労したりといった弱点がありますが、サワラシーズンが終わっても、人気のスーパーライトジギングやタイジギングに、そのまま使えるメリットがあります!
サワラキャスティングで美味しいサワラをゲット!
タックルを揃えて挑戦しよう!
今年も人気間違いナシのオフショアサワラゲーム。昨年ほどの品薄はまだ起きていませんが、シーズン中は、欲しいものがすぐには手に入らないということが起きる可能性があります。代用ロッドまでしっかりチェックして、納得できる1本をゲットしましょう。
近場で気軽に遊べて、メータークラスの魚が釣れるのが、ボートサワラゲームのいいところ!ロッドにリール、ラインと準備を整えて、冬のオフショアゲームに出かけましょう!
サワラが気になる方はこちらもチェック!
オフショアのサワラゲームが気になる方は、下記のリンクをチェック!サワラキャスティング入門記事とブレードジギング入門記事をご紹介します。
イマイチ食わなかったり、ラインを切られてルアーをロストしたりといったこともある釣りですが、海上をサワラが跳ねている日は、初心者の方でも超大物をキャッチできるチャンスがある釣りです。味もいい魚なので、お土産を目当てにオフショアに挑戦したい方は、ぜひ検討してみてください!
流行中のサワラキャスティング!オフショア向けのタックルとルアーをまとめて紹介!
サワラキャスティングの入門情報まとめ!釣りの概要、必要な道具と基本的な釣り方をまとめて紹介しています。大きなサイズが掛かる釣りですが、意外に...
サワラにブレードジグ!今年は陸っぱりでも流行するかも?
サワラ狙いにブレードジギング!サワラキャスティングに続いて流行の気配を見せる、ブレードジグを使ったサワラ釣りをご紹介します。オフショアの釣り...