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サワラにブレードジグ!今年は陸っぱりでも流行するかも?

サワラ狙いにブレードジギング!サワラキャスティングに続いて流行の気配を見せる、ブレードジグを使ったサワラ釣りをご紹介します。オフショアの釣りですが、岸釣りでも使えるかも!ミノー、ジギング以外も試してみたい方は要チェックの新スタイルです!
2021年11月12日
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この記事で紹介しているアイテム

NTスイベル 2リング付ベアリング ニッケル #0

コーモラン コロラド ブレード #1 ハンマード ブラス

ヴァンフック ブレードチューンアシスト コロラド #2/0

ハヤブサ ジャックアイ マキマキ サゴシスペシャル 40g

ブレードジグでサワラ攻略!

岩国発の早巻きスタイルでサワラを狙おう!

今年も人気爆発中!遊漁船、そして陸っぱりからも人気のターゲット、サワラ狙いで抜群の釣果を誇る「ブレードジグ」についてご紹介します。ブレードジグも近年陸っぱりで注目度の高いルアージャンルで、シーバス、サーフ、青物といろいろな釣りで活躍中。万能なんでもルアーとして、そしてサワラ狙いへの流用も気軽に楽しめるルアーです。

ブレードチューンも非常に手軽なので、手持ちのジグから試してみたい方も要チェック!タックルやアクションについても紹介しています!

ブレードジグとは

ブレードの輝きで魚にアピール!

「ブレードジグ」は、巻き系のメタルジグにブレードをプラスしたジグ全般を指す言葉です。シーバス向けのスピンテールとして展開されているものよりもシルエットが細く、ジグ本体はあまり泳がないタイプのものが相性◎。バイブレーションのようなシルエットではなく、棒のような形状のものは、ブレードジグ的なアクションを持っていると言えます。

泳ぎがストレート気味なもの、スタンダードな形状のジグにブレードを付ければ、それはもうブレードジグ!サワラキャスティングの人気から専用製品が活発に展開されていますが、リアにブレードを付ければ気軽に楽しめるルアーです!

小型のコロラドブレードを付けるのがスタンダード!

ブレードには丸型で抵抗の大きいコロラドブレードと、細身で抵抗の小さいウィローリーフブレードがあります。サワラ狙いで活躍しているブレードはコロラドブレードの方で、高速巻きに対応できるように小ぶりなものを組み合わせるのが人気のスタイルです。

ブレードの抵抗がジグのアクションを抑えて、真っすぐ高速で逃げるイワシの泳ぎをトレース!ブレードが発する振動も、小魚の波動を演出します。アピールの強いブレードへのバイトが多くなるので、リアへのフッキング、つまりラインが歯に当たらない位置で掛けやすいのも、ブレードジグの大きな特徴です!

ブレードジグ向けのサワラタックル

キャスティング~バーチカルまで

ブレードジグを使ったブレードジギングは、キャスティング~バーチカルまで対応可能。重いジグに大きなブレードを付けると高速巻き時に受ける負荷も大きくなるので、浅場で60g前後を使うような釣りに適しています。

タックルは使用するジグを使えるものであればなんでもOK!ロッドが曲がりすぎると巻きにくいので、ライトジギング用のスピニングタックルを流用するのがおすすめです。ラインは釣り場に合うもの、PE1号~1.5号程度を組み合わせましょう。高速巻き~超高速巻きまでの釣りなので、リールはHG~XG、右ハンドルへの換装も検討してみてください!

陸っぱりでも遊べそう!

ブレードジグでのサワラ狙いはオフショアの釣りですが、もちろん陸っぱりで釣れるサワラに対しても有効です。タックルはこちらも高速巻きに適したライトショアジギング向けのものを流用するのがおすすめ。強すぎるタックルはミノーへのローテーション、サワラの口切れなどに対応しにくくなるので、MAX50g前後のロッドにPEの1.5号程度を合わせて、サワラ釣りにちょうどいいパワーセッティングを目指しましょう。

オフショアの釣りと違って落とし直しができないので、投げて巻いてと忙しくなってしまう釣りですが、ミノーは届かない、バイブレーションやメタルジグは食わない、というときに頼りになります!


ブレードジグの接続はローリングスイベルがおすすめ

回転対策でトラブルレス!

NTスイベル 2リング付ベアリング ニッケル #0

出典:楽天
出典:Amazon

回転するブレードを高速巻きすることから、ジグ本体が回転する頻度も高くなるのがブレードジギング。回転しにくい形状の専用ルアーであっても、ルアー自体の回転は避けられません。糸ヨレなどのトラブル対策として、スイベルをプラスした接続パターンをチェックしておきましょう!

接続方法はリーダー~スイベル~スプリットリング~ジグとするだけなので、溶接リングを使ってジグを接続している方ならほとんどいつも通りの内容!スナップ接続をしていた方は、ぜひこの機会にリング接続を導入してみてください。スイベル付きのスナップを使うときは、強度に注意です!

フックはリアのみでOK!

フックはアシストフック、リアフックどちらを使う場合も、リアのみのセッティングでOK。高速巻きしたブレードに後ろからバイト、という掛け方になるので、フロントのフックは特別必要ありません。他魚種のフォロー、フォールやストップをアクションに組み込む場合は、フロントアシストフックセッティングを検討してみましょう。

リアのフックはシングル、トレブルどちらも使えますが、大型のサワラを狙う場合は、信頼度の高いシングルフックを使うのがセオリーです。

ブレードジグの重さ選び

底が取れるウェイトを選ぼう!

ウェイトは通常のジギング同様、底が取れるウェイトを基準としつつ、高速巻きと手返しを考慮に入れたやや重めが扱いやすい重さになります。浅場は巻きやすい40g~60g前後を使用するケースが多い釣りですが、流れが速かったり、深い場所を狙う場合は100gクラスが必要になる場面も。船宿推奨を確認しつつ、2タックルあれば間違いナシです。

陸っぱりで選ぶ場合も同様で、底が確認できて、必要な飛距離を稼げるウェイトならOK!高速巻きする関係上、軽すぎるジグはすぐに浮き上がってしまうので、40g前後で調整するのがおすすめです!

ブレードジグのアクションパターン

着底~高速巻きの繰り返し!

ブレードジギングの釣り方は簡単!ブレードジグを着底させて、高速巻きで表層付近まで巻きあげる、この繰り返しが基本のアクションパターンです。ロッドワークはナシ、1秒2回転程度のスピードをキープしたまま、巻き上げて落とすを繰り返します。

サワラを狙う場合は底ではなく中層~で食わせるイメージで、とにかくスピードを出すのがこの釣りのポイント。青物なども混じりますが、大型のサワラだけがついてこれるようなスピードとイメージして巻くスタイルが釣果をあげています。オフショアならアンダーハンドで軽く投げて、陸っぱりなら遠投して、底から表層に高速で逃げるイワシを演出しましょう!

巻きアワセのイメージでフッキング

フッキングはロッドで行うよりも、巻きアワセのイメージでとにかく巻き続けるのがおすすめ。かなりスピードを出しているので、乗るようなイメージでフッキングします。ロッドでアワセようとして巻く手が止まると、フッキングミスに繋がりやすい点をチェックしておきましょう。

スピードの変化やフォールでも誘いたくなりますが、フッキング動作同様、一定のリズムが崩れると、リーダーへのバイトやミスバイトが増えます。まずは一定速度で高速巻き、巻きスピードの変化は再キャスト後というところから始めてみてください!

ブレードジグの人気アイテムをご紹介!

サワラ向けブレードジグを3つご紹介!


ブレードフック標準装備、高速巻きに適したジグから選ぶならコレ!サワラ狙いで定番のブレードジグ3アイテムもチェックしておきましょう!オフショア向けであっても比較的軽いウェイトを使う釣りなので、船、陸っぱりを問わず遊びやすいアイテムが揃っています。

切られるリスクがあるのでタングステンはコスパがイマイチですが、シルエットは小ぶりなものメインで検討してみてください!

①ブリーデン「メタルマル 40」

なんでも釣れるブレードルアーの代表「メタルマル」は、サワラ狙いのブレードジギングでも抜群の効果を発揮します。メガバス「マキッパ」と並んで人気があるルアーなので、どれにしようか悩んだ場合はこのアイテムをチェック。岸釣り向けのライトなものから展開されましたが、ヘビーウェイトの40gも選べます。

岸釣りでもいろいろ釣れるルアーなので、サワラにこだわらず1つ持っておきたいという方にもおすすめ!シーバス、青物、ヒラメ、根魚となんでも釣れます!

②シャウト「ブレードショーテル」

シャウト! ブレードショーテル 40g

出典:Amazon
出典:楽天

ブレードジギング専用として開発された、シャウトのブレードジグです。シルエットを小さく、高速巻き時の安定したアクションを生み出す太いボディがこのジグの特徴。ブレードは小粒なコロラド、シングルフックセッティングと標準でサワラブレードジギングに必要な要素がすべて揃います。

30g~80gとウェイトも使うところをしっかりラインナップ!陸っぱりで試してみたい方からオフショア用に重めが欲しい方まで、広くおすすめできます!

③ハヤブサ「ジャックアイ マキマキ」

ハヤブサ ジャックアイ マキマキ サゴシスペシャル 40g

出典:楽天
出典:Amazon

こだわりのブレードフック搭載!トレブルフックを使いたい方におすすめのハヤブサ「ジャックアイ マキマキ」もご紹介します。ショアキャスティング向け、青物向けのジグですが、オフショアサワラゲームで使ってももちろんOK。後方重心でやや泳ぎが出るアクションなので、スローにも使えます。

サゴシ、タチウオ向けにフロントワイヤーアシストを搭載した「サゴシSP」もラインナップ!陸っぱりでいろいろ釣るならこちらも要チェックです!

ブレードチューン向けのフックをチェック!

自作&完成フックを3つに分けてご紹介!

ここからは、手持ちのルアーをブレードチューンしたい方向けのフックを紹介!オフショア向けなら「TG ベイト」や「ソルティガ CVジグ」、陸っぱりなら「ジグパラ セミロング」や「ドラッグメタル」など、巻きに強いタイプのジグをチューニング可能です。

ご紹介したジグは派生モデルとしてブレード付きが展開されていますが、自宅に眠っているジグからでも挑戦可能!フックを準備して、ブレードチューンを試してみてください!

①チューンパーツ:コロラドブレード

コーモラン コロラド ブレード #1 ハンマード ブラス

出典:Amazon

ブレードはコロラドで、#1程度のサイズのものがおすすめ。トレブルフックに付けようとすると専用製品だったり加工だったり工夫が要りますが、シングルフックなら準備は非常に簡単です。

ゴールド、シルバー、表面加工の有無といろいろなパターンがあるので、気に入るものを準備してみてください。

②チューンパーツ:カン付き針

フックは青物~真鯛向けのカン付き針がおすすめ。カン付きのカンはいわゆるラインアイのことで、スプリットリングを使ってブレード&フック、スイベル(単体)と繋げば、ブレードチューン用のフックシステムが完成します。サイズは15号前後でOKです。

ブレードめがけてのバイトが増えるので、アシストフック的な長さは必要ナシ!ジグ本体に近い方がサワラの歯で切断されるリスクが少なくなります。

③セット製品で手軽にチューン!

ヴァンフック ブレードチューンアシスト コロラド #2/0

出典:Amazon
出典:Amazon

サワラブレードチューン向けの専用フックも展開中!まずは少量、手軽な製品から試してみたいという場合は、このタイプのアイテムも検討してみましょう。リングとサルカン、ブレードとフックの接続方法はメーカーによってさまざまです。

オフショアで使う場合も、陸っぱりで使う場合も、サワラ狙いならフックサイズは#2/0~#3/0程度あれば十分です。

ブレードジグでサワラを狙ってみよう!

意外と簡単!ブレードジギング!

オフショアでキャスティングする場合はちょっと硬めのロッド、ライトジギングタックルが欲しくなる釣りではありますが、気軽に試せて難しくないのがこの釣りのいいところ!今年は関東でもブレードジギングと銘打った出船が増えるかもしれません。

ナブラを探してミノーで、という釣りが難しい状況には、ボトム~中層を狙えるブレードジギング!陸っぱりでもハマるシチュエーションはありそうなので、岸釣り派の方もぜひチャレンジしてみてください!

サワラが気になる方はこちらもチェック!

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