FDB206FAT-BIKE 20インチ 極太3.0タイヤ
ビーチサイクル 自転車 ビーチクルーザー
Jeepセミファットバイク
HUMMER ファットバイク 26インチ
ファットバイクとは
マウンテンバイクをさらに使いやすくした車種
ファットバイクとはMTB(マウンテンバイク)のように舗装されていない道路での走行性を高めた車種です。マウンテンバイクはシティサイクルやママチャリなどの軽快車と比べるとタイヤが太いですが、ファットバイクは更にタイヤが太く見た目だけですぐにファットバイクとわかります。
ファットバイクのタイヤはバイクのように太いため、フレームも通常の軽快車やロードバイクと比べると太めになっていて段差や泥道でも走行しやすいです。
タイヤが太い理由
ロードバイクは細いタイヤで空気抵抗を減らし、タイヤ自体も軽くなっているため舗装された場所で高速走行可能です。ファットバイクはロードバイクの真逆の性質を持ちます。
タイヤを太くすることで砂のように粒子が小さい場所でも接地面積が広いため沈み込みにくいです。また、接地面積が広いためぐらつかず、タイヤが太いと振動が伝わりにくくなります。しかし、タイヤが重たいためペダルも重たくなり高速走行は難しいです。
街乗りについて
高速走行はできませんが、街乗りについては軽快車と同じようにきちんとできます。段差に強いことからファットバイクのほうが乗りやすい面もあります。見た目が特徴的ですが、操作性などはあまり変わらずロードバイクのように特殊なハンドルではありません。
セミファットバイクのタイヤについて
ファットバイクより細身のタイヤ
セミファットバイクの定義としては、ファットバイクより細身のタイヤを履いてる車種です。細身のタイヤですが、あくまでもファットバイクと比較した場合となり、セミファットバイクでもMTBよりも太い3インチ程度のタイヤを履いています。
見た目はMTBに近く、タイヤが細身になったことで軽く少ない力で走り出せるため、オフロードでもオンロードでも使いやすいバランスのいい車種になり、通勤通学で使いやすいです。
セミファットバイクのタイヤとは
MTBのタイヤの大きさは26インチまたは29インチが多いです。セミファットバイクではペダルが漕ぎやすい27.5インチタイヤもあります。29インチから27.5インチにすることで小回りのしやすさ、漕ぎ出しやすさを確保しつつ、3インチの太さでクッション性を合わせ持つ便利な形状です。
サイズの特性について
27.5インチのタイヤはジャンプしたり、障害物を避けたりする操作性の高さが魅力的なMTBのタイヤの規格です。29インチはオフロードを走破するための走行性を合わせ持つ規格になります。そのためセミファットバイクとは、走破よりも通勤通学などで使いやすい車種です。
余談ですが27.5インチは69.85cmとなり3インチは7.26cmとなります。セミファットバイクはタイヤが7cmもあるため、注目されやすいよく目立つ車種です。
セミファットバイクのその他パーツについて
フレーム・ハンドルについて
MTBの一種にセミファットバイク、ファットバイクが含まれるようにセミファットバイクのフレームはオフロードでも安定して走行できるように強度が高く太めになっています。そのため車体はロードバイクと比べると遥かに重たいです。
ハンドルはMTBと同じようにフラットなものが一般的で、軽快車から初めてスポーツタイプの自転車に乗る方でも違和感なく乗れる形状をしています。
ブレーキの種類
セミファットバイクのコンポーネント(パーツ構成)はMTBのものが使われています。そのためブレーキはVブレーキまたはディスクブレーキを採用していることが多いです。ママチャリやシティサイクルではキャリパーブレーキが採用されていることが多くこの部分が異なります。
ディスクブレーキはタイヤ部分ではなくホイールの中心部分を挟むようにブレーキするので泥でブレーキ性能が落ちにくいです。
セミファットバイクの特徴・魅力
1:セミサイズは走行性が高い
長い道の走破性は29インチモデルと比べると落ちますが、27.5インチに3インチの太めのタイヤだと29インチに近い大きさになることから走行性もきちんとあります。また、MTBより太いタイヤになっているため空気量が多くクッション性が増すことから歩道と車道の間の段差、側溝の蓋などの振動も気になりにくいです。
タイヤ自体がサスペンションの役割をし、空気量をあえて減らしクッション性を高めることもできます。
2:オフロードもオンロードも
セミファットバイクは、オンロードに強いロードバイクとオフロードに強いMTBの間のような車体です。似た車種にグラベルロードがあります。
接地面積が大きく安定性があり、タイヤが太すぎないためファットバイクと比べると舗装された道でも走行しやすいと注目されている車種です。ロードバイクのような軽量な車体ではないのですが軽快車とあまり変わりません。
3:見た目が大きくなりすぎない
タイヤがセミサイズで見た目が目立ちすぎないところも魅力です。3インチ程度の太さは自転車としては太めになりますが、大きく目立つことはありません。3インチよりも太い4~5インチを履いた自転車は目立つと言われています。また、タイヤが太く大きいとタイヤの重量も増えてくるためセミファットバイクは、ファットバイクの中では軽量なモデルです。
4:カスタム可能
タイヤが太いですがセミファットバイクはMTBの一種ということでカスタムも可能です。泥除けやキャリアをつけることもでき他のスポーツタイプの車種と大きな差はなく街乗り、通勤通学などでも使いやすくできます。
おすすめの小径モデル2選
1:HUMMER FDB206FAT-BIKE
FDB206FAT-BIKE 20インチ 極太3.0タイヤ
セミファットバイクは27.5インチの大きいタイヤのものが多いですが、近年はミニベロ(小径車)タイプのモデルも人気です。タイヤの口径が小さいと小回りしやすく軽量になるためストップ&ゴーがしやすくなり街乗りに適したセミファットバイクになります。
本品は20インチのタイヤですが3インチの太さがあるため、同じミニベロと比較すると衝撃に強めです。タイヤのバルブは米式のため通常の空気入れに対応していない点は注意しましょう。
使いやすい構造
比較的軽量なモデルとなっていて携帯もしやすいタイプです。また、工具を使わなくても簡単に折りたため輪行もしやすくなっていて持ち運びやすいセミファットバイクになっています。ブレーキも軽快車に多いキャリパーブレーキではなくVブレーキとなっていて制動力が高い扱いやすいミニベロタイプのセミファットバイクです。
ミニベロタイプは子どもでも乗りやすく、家族でのポタリングやサイクリングにもおすすめになります。
2:ビーチクルーザー
ビーチサイクル 自転車 ビーチクルーザー
ビーチクルーザーとは砂の上を走れる自転車のことになります。粒子の小さい砂を走るには接地面積が大きくなる太いタイヤが必要です。そのためビーチクルーザーもセミファットバイクとして分類されることもあります。
本品は20×2.1インチの太めのタイヤを持ち、小さい小径自転車のため小回りが効きやすく操作しやすい自転車です。自転車のパーツメーカーの世界シェア1位のシマノ社のコンポーネントが使われている信頼できる車体になります。
女性でも使いやすいフレーム
小口径のミニベロはフレームサイズが小さくなるため女性や子どもでも使いやすいタイプの車種です。また、本品はフレーム部分をあえてデザインした作りになっていて太いタイヤを持ちますが、おしゃれでスマートなシルエットになっています。
29インチの大きさで3~4インチの車体だとかなり大きく見え女性や子どもには少し扱いにくくなりやすいです。
おすすめのセミファットバイク2選
1:ハロー MTBマウンテンバイク
Jeepセミファットバイク
26インチの大きさで3インチの太さがあるセミファットバイクです。車のJeepのように悪路をきちんと走れるJeepブランドを冠するファットバイクになっていてデザイン性の高いおしゃれなフレームが魅力になります。
標準で泥除けがついているため泥、未舗装の場所でも非常に扱いやすいです。また、標準で片スタンドもついてくるためカスタマイズしなくてもシティサイクルのように駐輪しやすくなります。
デザイン性が高い
Jeepのセミファットバイクはデザイン性が高い車種です。フレームはベタ塗りではなくザラザラとした質感の特殊な塗装が施されていて、おしゃれなオリーブ、サンド、ブラックの3色のカラーバリエーションとなっています。フレームにはJeepのロゴが入り走破性よりもデザイン性を優先したモデルです。
2:HUMMER ファットバイク 26インチ
HUMMER ファットバイク 26インチ
26インチサイズで3インチの太さがあるセミファットバイクです。ブラックとイエローで質感の異なる塗装が施されていたり、コンポーネントにシマノ製のパーツが使われていたりするおしゃれさも、本格的なライドも楽しめる仕様になります。
イエローはマットな塗装ですが、ブラックは新品ですがビンテージもののようにひび割れた質感の塗装になっていて劣化しているわけではありませんが、劣化しているような質感です。
コンポーネントがトップブランド
自転車の要となるコンポーネントにシマノ社のパーツが使われている本格的な仕様です。トップブランドのパーツは修理しやすかったりパーツが手に入りやすかったりするメリットがあります。また、ブレーキはママチャリやシティサイクルに多いキャリパーブレーキではなく、制動力の高い止まりやすいVブレーキ仕様で使いやすいです。
セミファットバイクの注意点
セミサイズでも高速走行には適さない
セミファットバイクは、ファットバイクよりもタイヤが細い3インチ前後となりますがロードバイクのように高速走行するには向いていません。ファットバイクとしてはタイヤが細身で軽量になりますが15kg以上のものが多く、スピード出すには重たいです。
タイヤの形状に適しているオフロードでも同じように高速走行するには向いていません。セミファットバイクはゆっくり走るシーンにおすすめの自転車です。
雪の上の走行について
ファットバイクは雪上でも走れるようになっていますが、セミファットバイクは注意しましょう。ファットバイクは4~5インチのかなり太いタイヤを使うため滑りやすい場所でも比較的グリップが効くのですが、セミファットバイクは3インチと細くなるためグリップ力が低下します。
雪上を走るときは注意しながらスピードを出さないようにしましょう。
オフロードでもオンロードでも使いやすい
セミファットバイクのまとめ
セミファットバイクはオンロード向きのファットバイクのタイヤを少し細めた3インチ前後のタイヤを使っている車種です。タイヤが細いと抵抗が減り漕ぎ出しやすくなりオンロードでも使いやすくなります。
また、軽快車と比べると接地面積が大きいためオフロードの場所でも走りやすい設計になっているものが多くセミファットバイクはどんな地形でも使いやすい車種です。また、ミニベロタイプのセミファットバイクは街乗りしやすくなります。
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