観葉植物は植え替えが重要!
元気な観葉植物を育てるために重要となるのが、植え替えです。きちんと植え替えを行っていないと、いつの間に観葉植物が弱ってしまう可能性があります。いつまでも元気に育ってもらうために、基本的な作業方法を確認していきましょう。
植え替えをして観葉植物を元気に育てよう
本記事では、植え替えをする際にチェックしておきたい基本的な作業方法や手順をご紹介します。ポイントを踏まえた上で作業を行えば、初心者でも簡単に植え替えができるようになるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
また、植え替えに最適な時期や水やりのタイミングについても解説します。観葉植物について知っておきたい知識を集めたので、参考にしながら手順を確認してみてください。
どうして植え替えが必要?
「観葉植物は、どうして植え替えが必要なのだろう」と疑問に感じる方の多いのではないでしょうか。そこで、ここでは主な目的からご紹介します。目的を明確にした上で、きちんと作業が行えるようにしていきましょう。
栄養分の不足を補う
植え付けた直後の土には、さまざまな栄養分が含まれています。観葉植物は、その栄養分を吸い取りながら成長し、大きくなっていくでしょう。しかし、土に含まれる栄養分は徐々に少なくなり、土壌の質が悪くなります。
そのまま放置していると必要な栄養がなくなり、観葉植物が弱る原因になる場合も。植え替えをして、栄養分たっぷりの土に取り替えれば、元気な状態に戻せます。
根っこの詰まりを解消する
成長が進むごとに、観葉植物の根っこがどんどん伸びていきます。地植えであればそのままで問題ありませんが、鉢には限度があるので、次第に根っこが詰まるようになるでしょう。根っこが詰まった状態が続くと栄養分の吸収が悪くなるため、植え替えをして詰まりを解消する必要があります。
雑菌や虫を出す
長い時間が経過した鉢の中には、さまざまな虫が入り込む可能性があります。根っこを食い尽くす虫が土の中にいると、いつの間にか観葉植物が枯れてしまうので要注意。また、雑菌が増えすぎることで土の質が低下します。土を一新することで、育てる環境を改善することが大切です。
初心者でも簡単!具体的な作業方法
目的がはっきりとしたら、具体的な植え替え方法について確認していきましょう。ここでは、初心者でも簡単にできる作業手順をご紹介します。「植え替えは面倒だな」と感じることもあると思いますが、意外と手軽にできるので、ぜひ挑戦してみてください。
鉢植えから取り出す
土から株を取り出す作業を行います。段階で根っこを傷つけると、後で元気がなくなってしまうので、無理に出そうとしないでください。土をほぐしながら、少しずつ取り出していくのがポイントです。
また、根っこの状態によっては土がガチガチに固まり、鉢から出すのが困難な場合も。そんな時は無理をせず、鉢を割って株を取り出すようにします。鉢の下にビニール袋を敷き、ハンマーなどを使って割りましょう。
不要な土を取り除く
鉢から取り出した後の観葉植物には、根っこの部分にたくさんの土がついています。この土は不要なものなので、取り除きましょう。不要な土をつけたままだと、植え替えをしたとしても観葉植物が弱ってしまう可能性があります。
軍手をつけた手や割り箸で優しくほぐしてください。土が固まっている時は取りにくいと思いますが、根気強く作業するのがポイントです。
必要のない根っこをカットする
土を取り除いた後は、全体をよく観察します。ひょろひょろと長く伸びた根っこや、黒っぽくなった根っこはもう必要がないので、カットしておきましょう。カットすることで、観葉植物が再び元気を取り戻すきっかけになります。
植え替えを行って水やりをする
準備が整ったら、あらかじめ用意しておいた鉢を用意しましょう。鉢は、従来のものより大きめを選ぶと根っこが詰まるのを防げます。鉢の底にネットや小石を敷いた上で、観葉植物を乗せ、少しずつ土を入れてください。
しっかりと株を固定するために、隙間なく土を入れることが大切です。鉢を揺らしたり、叩いたりしながら土が満遍なく入るようにします。鉢の縁の3〜4cmくらいまで土を入れたら、たっぷりの水を与えて作業の完了です。
ベストな時期と水やりのタイミング
作業を滞りなく終えるためには、植え替えにベストな時期と水やりのタイミングの目安を把握しておくことが重要です。ここでは、作業におすすめの時期と水やりの方法について解説するので、参考にしてみてください。
春から夏前あたりの時期が理想的
一般的に、春から夏前あたりを目安に植え替えを行うとよいと言われています。観葉植物の成長スピードが早まる時期に作業をすることで、植え替えによるダメージを最小限に抑えるのがコツです。気温が下がった時期に作業を行うとダメージを回復できず、枯れてしまうこともあるので気をつけてください。
作業1週間前のタイミングで水やりをやめる
土が湿った状態で作業を行うと、根っこが傷つきやすくなります。作業の1週間前のタイミングで水やりをストップして、しっかりと土を乾かすようにしましょう。作業前に土が湿っていないか確認するのがおすすめです。もし湿っているようなら、もう少し時間を置いてください。
作業後に気をつけたいこと
作業が終わった後も、しっかりと観葉植物の様子を見るのを忘れないようにしましょう。ここからは、作業後に気をつけたいことについて解説します。植え替え後も問題なく植物が育つように、サポートして上げてください。
肥料は与えない
「元気に育ってもらうために、肥料をあげよう」と思うことがありますが、直後に肥料を与えるのはNGです。ダメージを受けた根っこに負担をかけることになります。
せっかく植え替えたのに、肥料で弱らせてしまっては大変。しっかりと根っこが張り、安定してから肥料の準備を始めるとよいでしょう。
観葉植物の場所を頻繁に変えない
置き場所を頻繁に変えるのも、観葉植物が弱る原因になります。最初に場所を決めたら動かさず、植物を落ち着かせましょう。柔らかな日差しが入り、風が通る場所がおすすめです。植物が心地よいと思える場所を厳選してください。
グラつくようなら支えをつける
背が高い観葉植物の場合、根っこが安定しないうちはグラグラと揺れてしまうことがあります。強い風が吹いたら根っこごと倒れてしまうこともあるので、支えをつけておきましょう。ホームセンターや園芸店などで手に入る支柱を活用してください。
観葉植物を植え替えよう!
鉢を変えずにそのままの状態で放置していると、観葉植物は弱ってしまうことがあります。根っこが詰まったり、害のある虫がついたり、さまざま原因で枯れてしまう可能性が高くなるので、特に理由がないのに観葉植物の元気がなくなったら早めに植え替えを行いましょう。
初心者だと難しく感じがちですが、実は作業内容はとてもシンプルです。「自分には荷が重い」と思わず、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。いつまでも観葉植物が元気でいられるように、植え替えをしてくださいね。
観葉植物の植え替えが気になる方はこちらもチェック!
問題なく植え替え作業を行うためには、基本の方法をきちんと覚えて観葉植物を管理することが大切です。関連記事でも観葉植物や多肉植物の植え替え方法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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