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流行中のサーフドリフト!やり方とおすすめルアーをまとめて紹介!

流行の兆しを見せているサーフゲームのテクニック、ドリフトを詳しくご紹介!ドリフト戦略の代表的なルアーである、シンキングペンシルとミノーの釣りについて紹介しています。夜のシーバス、日中のヒラメに効果的!ぜひサーフで実践してみてください!
2021年12月2日
sim0223
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目次

この記事で紹介しているアイテム

サーフドリフトに挑戦してみよう

スローなアクションでサーフを攻略!

夜のサーフ、そして日中のサーフでも使える流行中のテクニック、サーフドリフトをご紹介します。タックルはいつものサーフタックルのままでOK、ドリフトしやすいルアーを選んで流すように釣ることで、早い動きに反応しない魚に対して効率よくアプローチできるテクニックです。

実戦するためにはサーフルアーの引き抵抗に対する慣れや釣り場の知識が必要になるテクニックですが、習得できれば実釣で大きな武器になります。タダ巻きの次のステップへ、脱初心者を目指す方はぜひチェックしてみてください!

サーフドリフトとは

ルアーを流れに乗せるドリフト

サーフ
Photo bymax_goessler

サーフドリフトは、シーバスゲームで多用されているルアーのドリフトテクニックを応用して、サーフでルアーを流すように釣る釣り方です。タダ巻きのようにリールでラインを巻いて、ルアーに抵抗を与えながら泳がせるスタイルではなく、風や波、流れを使って、ルアーを扇状に操作するのがこのスタイルの特徴。状況を選んで実践することで、スローかつ直線的ではない自然なアクションをルアーに与えます。

シーバスゲームでは主に河川の流れを使って行う釣り方ですが、オープンなサーフでは風や沖側で砕けた波といった要素もドリフトに使える要素です。離岸流以外の要素も上手に使いながら、一味違うルアーアクションを演出してみましょう!

混雑を避けた釣行におすすめ

サーフドリフトが特に効果を発揮する時間帯は、魚が手前側によりやすく、激しいアクションへの反応が薄くなるナイトゲーム。何度もキャストが繰り返された、マズメ過ぎのデイゲームにも効果があります。

混雑を避けたタイミングでの釣行にピッタリのテクニックなので、土日に人気のサーフへ出かける方は要チェック!もちろんマズメ前から入ったサーフゲームでも、いい時間を過ぎた後のフォローテクニックとして役立ちます!

サーフドリフトで釣れる魚

ナイトサーフの代表はシーバス系!

シーバス

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/4406318

サーフドリフトで狙えるターゲットは、サーフゲームで釣れる魚全般。中でも釣り方と魚種の特性がマッチしているシーバス系は、ナイトサーフでのドリフトゲーム定番のターゲットと言えます。マルスズキはもちろん、根が入ったサーフやゴロタ浜・砂利浜で登場するヒラスズキにも効果的です。

どちらもレンジが高い傾向があり、夜は特に上を意識して捕食活動を行っているケースが多い魚です。専門に狙うなら深く潜らないシャローランナー系のミノー、ヒラメと合わせて狙うときも、中層程度までとイメージしながらルアーを選ぶのがポイント。夜のヒラメは波打ち際近くまで入っている個体にも期待ができるので、シャローランナーでもヒラメの上1m未満というレンジを狙えます!

定番のヒラメ・マゴチにも効果アリ


ヒラメ

ドリフトはサーフの定番ヒラメ・マゴチにも効果があるテクニックです。ナイトゲームで浅瀬に入った個体を潜らないルアーで狙うスタイルだけでなく、日中にある程度沈むルアーを使って狙う釣り方も効果的。風や潮の流れが強い日は、自然とルアーが横方向に流されてこの釣り方になることも少なくありません。

スイッチがオフになっていつものルアーに反応が無くなるマズメ過ぎ、リアクション系のルアーもうまくいかない、というタイミングにはこの釣り方がおすすめ!ひたすらルアーのシルエットをヒラメやマゴチに見せ続けて、思わず口を使う瞬間を待つ釣り方ができるのもサーフドリフトの強みと言えます。

サーフドリフトの釣り方:ミノー編

ミノーでサーフドリフト!

まずはナイトゲーム、シーバス系におすすめのミノーを使ったサーフドリフトからご紹介します。

ミノーを使う釣り方ではフローティングミノーを選択するのが大きなポイントで、デッドスローなスピード感に対応できるリップレス系のミノーが人気です。河川のシーバスゲームと同じように、ゆっくり漂いながら弱弱しくローリングするルアーアクションが、夜のサーフでも高い効果を発揮します。

遠浅のサーフなら30cm程度まで潜るシャローランナー、水深があって、ヒラメも合わせて狙いたいときは、1m程度潜るルアーをセレクトして挑戦してみましょう!

フローティングミノーを投げて放置!

フローティングミノーをキャスト、少しリールを巻いて潜らせたら、流れや風に任せて放置するというのがサーフドリフトの釣り方イメージです。実際はルアーが受ける抵抗がポイントごとに変わるので、ルアーがギリギリレンジに留まる抵抗をイメージしながらリールを巻きます。リトリーブスピードは3秒~5秒に1回転程度、ルアーが寄ってきた分のラインスラッグを回収しているだけという状態に近いです。

離岸流など、陸側から沖側へ流れる流れがあれば分かりやすいですが、風や横方向の流れを使ってルアーに抵抗を掛けてもOKです。コントロールが難しくなったら、スピードを抑えたタダ巻きをしながらルアーを回収しましょう。

スピードの目安になるのはルアーから感じる抵抗感で、ラインの張り具合がスピードイメージに繋がる場合もあります。夜の砂浜へお出かけになるときは、赤い光で手元が照らせるヘッドライトを使いながらスピードを調整してみてください!

サラシ狙いが◎

サーフドリフトで必ず狙っておきたいのが、波が砕けて白い泡や波しぶきが広がるサラシ。沖側で波が砕けている場所を知っていれば、一か所で長時間粘るようなスタイルもアリです。シーバスやヒラスズキはこのサラシが大好きなので、見つけたら積極的に狙ってみてください。

サラシの中は砕けた波の力で流れが発生しているので、キャスト後ルアーがサラシの中に入ったら巻かずに放置でもOK!サラシが落ち着いてルアーの抵抗感が無くなったら、スピードを抑えたリトリーブで回収という流れがおすすめです!

サーフドリフトにおすすめのミノーをチェック!

おすすめのミノーもご紹介します!サーフドリフトでミノーに求められる性能は、放置していても根掛かりしない浮力と小さな抵抗を受けて動きが出るレスポンス性能。夜は岸近くでもバイトに期待ができるので、飛距離を妥協してスローなスピードへの適応能力を求めたルアーセレクトがおすすめです。

カラーはチャートやパールなど、シーバスナイトゲーム定番の夜釣りカラーがおすすめ!月夜や光が当たるサーフであれば、ブラックも魅力があります!

メガバス「カゲロウ 124F」

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定価での入手難易度が非常に高いものの、サーフドリフトの釣りと非常に相性がいいメガバスのシャローランナーです。潜行レンジは0cm~20cm、シーバス系に効率よくアプローチできるレンジ設定になっています。

このルアーの魅力は124mmでありながら、移動重心システム「LBOⅡ」と22gのウェイトを使ってしっかりと飛距離が出せるところ。アクションレスポンスやスロースピードでのアクションもバッチリです。サイズ展開が豊富なので、釣具店で見つけた方はぜひゲットしてチャレンジしてみてください!


ダイワ「SLSZ バーティスSD 140F」

ダイワ SLSZ バーティスSD 140F レッドヘッド

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon

ダイワの定番ミノー「ショアラインシャイナーZ」のSD(スロードライブ)バージョンです。スピードを抑えたリトリーブ専用がコンセプトで、弱弱しいウォブリングと小さな力で起こる千鳥アクションを持っています。

140mmで29g、移動重心搭載で飛距離はバッチリ!50cm~1mに設定された潜行レンジと合わせて、デイゲームでのサーフドリフトにも使えます!

エバーグリーン「ストリームデーモン」

エバーグリーン ストリームデーモン

出典:楽天

ランカーキラーとして開発された、大型シーバス向けのビッグミノーです。ドリフト系の使い方に対応するアクションとレスポンス、20cm~40cmの潜行レンジ、大きなシルエットは、サーフのナイトシーバスにも高い効果を発揮します。

180mm、140mm、ジョイントなどバリエーション豊かなルアーなので、大物に絞って狙いたい方はぜひチェックしてみてください!

サーフドリフトの釣り方:シンキングペンシル編

シンキングペンシルでサーフドリフト!

人気のシンキングペンシルも、サーフドリフトで使えるルアーのひとつです。水面付近を漂っていたフローティングミノーよりもレンジを入れて、底付近を漂わせるように使う釣りに適しています。デイゲームやヒラメメインでの釣行では、レンジを下げるローテーションのひとつとして必ず試しておきたいルアーです。

ドリフトでの使い方は、フローティングミノーの水面がボトムになったとイメージすればOK!着底~タダ巻きで浮き上がらせて、ラインを張らず緩めずとしながら風や波で抵抗を掛けてフォールスピードを落とします。サイド着底したら、もう一度タダ巻きで浮き上がらせればOKです。

扇状に流されるポイントを見つけよう!

シンキングペンシルのドリフトでおすすめの釣り方は、横方向へ広く探る扇状のアプローチ。左に投げたシンキングペンシルをスローに動かしていたら、回収時は右から戻ってきたというのが理想のリトリーブコースです。風でラインが引っ張られたり、流れで抵抗が掛かって浮き上がってしまうからリトリーブスピードを落とした、こんな形のタダ巻きとイメージしながら操作してみてください。

うまくドリフトできているときは横方向へ流される動きも大きいので、フルキャストでの遠投ばかりでなく、飛距離を抑えたキャストで手前側を探るのも大事なポイントです。

サーフドリフトにおすすめのシンキングペンシルをチェック!

シンキングペンシルはサーフ向けモデルの多くがドリフトテクニックに対応します。流れや風が弱くても流しやすいのは、浮き上がりが強く沈みが遅いものですが、抵抗が大きければヘビーなものやメタルジグでも、ドリフトで横方向への動きを加えながら操作できます。

まずはいつものシンキングペンシルから試してみてください!

ジャンプライズ「ぶっ飛び君 95S」


ジャンプライズ ぶっ飛び君95S

出典:楽天
出典:楽天

サーフ定番のシンキングペンシルですが、磯でのドリフトでも実績を持っているルアーです。風に引っ張られるラインを使って、流される小魚のようにアクションさせるスタイルは実績抜群。

ストップ&ゴー、タダ巻きといったシンプルな使い方でもヒラメ、シーバスがよく釣れる完成度の高いルアーです!

ダイワ「モアザン スイッチヒッター 105S」

ダイワ モアザン スイッチヒッター 105S

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

シャローやレンジを上げてシーバスを狙いたい方におすすめのシンキングペンシルです。ご紹介している「105S」モデルは沈降速度が遅いスローシンキングのモデルで、ドリフトさせやすく表層~中層を攻めやすいセッティングになっています。

遠投してボトムを釣る、というヒラメ狙いの釣りではややスローすぎるところがありますが、シーバス狙いなら持っておいて損はナシです!

サーフドリフトで大物をゲット!

タダ巻きと放置の中間となる感覚を覚えよう!

ドリフトのコツは、タダ巻きと放置の中間となる感覚をつかむことです。完全に放置して浮いているだけのルアーは棒になってしまいますが、ほんの少し抵抗が掛かって緩やかに揺れているルアーは、夜のシーバスやヒラメたちにとって非常に魅力のあるベイトに見えます。

ルアーが水を掴む重み、泳ぐ振動が手元に伝わってくるスピードよりも、もう一段階スピードを落とせるというのがポイント!放置状態で完全にルアーが泳いでいない、という一歩手前の感覚を探しながら、サーフドリフトを習得していきましょう!

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