ベルモント ストリンガー100ロープ付セット5pcs
ゴールデンミーン GMストリンガー L
ベルモント フロートストリンガーセット
ストリンガーと防水バッグで冬の大物をキープ!
青物やサワラのキープにはストリンガー
青物やサワラなど、長さがあって重い魚のキープにはストリンガーが便利です。ポイントまで持ち込むのが難しい大型クーラーボックスの代わりに、ストリンガーと防水バッグを使って冬の大型魚をキープしましょう!
今回はストリンガーの選び方と使い方を初心者向けにご紹介!魚の持ち運びに便利な防水バッグについてもご紹介します。冬の大物狙いに挑戦してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ストリンガーとは
ロープと金具で魚を生きたままキープ!
ストリンガーは、ロープと金具を使って魚を生きたままキープするための道具です。クーラーボックスやスカリでのキープが難しいサイズの大型魚に対して使うことがほとんどで、冬の堤防ビッグゲームには欠かせないアイテムと言えます。
ルアー以外でも大型魚が狙える泳がせ系の釣りには必須!サーフでのヒラメやマゴチ、ウェーディングでのシーバスなど、他の釣りにも流用できるアイテムです。手軽な価格で試せるアイテムなので、大型魚を持ち帰って美味しく食べたい方は要チェックです!
ストリンガーを動画でチェック!
実際にストリンガーで魚をキープしている様子を動画でチェックしてみましょう。
ストリンガーはロープを岸側に結び、魚側は金属のパーツを使ってロックします。堤防からロープが伸びて、海中の魚を繋いでいる状態です。魚は自由に泳ぎ回れる、というほどの状態ではありませんが、呼吸ができていて数時間は生きています。キープした後も釣りを続けて魚を入れ替えたり、絞めた後の血抜きでも活躍できるアイテムです。
ストリンガーの選び方
ストリンガーの選び方を3つご紹介
これからストリンガーを導入する方向けに、選び方のポイントを3つご紹介!必要なものが全てセットになった、すぐに使えるおすすめ製品も合わせてご紹介します。
ストリンガー関連のパーツはどのパーツもバラ売りが行われているので、実際に使ってみて不足があった場合は追加、交換ができます。釣り場の状況によってオプションが必要なケースも出てきますが、まずは気軽に試せるセット製品を使って、ストリンガーの使用感を試してみてください!
①選び方:価格で選ぶ
ベルモント ストリンガー100ロープ付セット5pcs
ストリンガーのもっともシンプルな構成は、ロープとロープホルダー+ストリンガーフックです。価格はパーツのクオリティにも左右されますが、パーツの点数が少ないので、導入のための予算を抑えることができます。安いものはセットでも1,000円~1,500円程度です。
おすすめのアイテムとしてご紹介しているベルモント「ストリンガー100ロープ付セット5pcs」は、10mのロープにバネ式のストリンガーフックが5つ付いたシチュエーションを選ばない万能構成。ストリンガーフックはロックスナップ式とバネ式がありますが、冬の大型魚にはホールド力の高いバネ式フックが適しています。
②選び方:フロートやロープのタイプで選ぶ
ベルモント フロートストリンガーセット
耐久性の高いロープとフロートがセットになった製品も人気です。ストリンガーのロープは堤防の角に当たって擦れてしまうことがあるので、太いものや耐摩耗性に優れたものであれば信頼性はグッと高まります。消耗品と割り切るか、ある程度の期間使えるものを選択するか、釣りの頻度をイメージしながら検討してみてください。
セットになっているフロートは、魚をキープしているときにロープを誘導する役割があります。岸壁に付着した貝や海中の障害物にロープが引っかかるトラブルを低減するのがフロートの効果で、やや流れがある場所で魚をキープする場合は必須です。障害物が無ければ、ストリンガーはフロートが無くても十分に機能しますが、岸壁のえぐれ、沈んだテトラなどが気になる場合は追加のオプションとしてフロートを検討しておきましょう。
フロートより大きなブイを使うと、大型魚の引き込みを浮力で吸収する役割も果たします!
③選び方:ロープの長さで選ぶ
ゴールデンミーン GMストリンガー L
ロープの長さもストリンガー選びの重要なポイントです。必要なロープの長さは堤防の角から海面までの距離ではなく、結んだ地点から海中1m程度までの距離になります。堤防から海面までの長さをイメージして、プラス2m~3m程度で検討しておきましょう。
ロープの長さは10mあれば多くの釣り場で十分な長さを確保できますが、特別足場が高い釣り場では10mでも不足するケースがあります。ロープの長さが15mという製品もあるので、自分の釣り場に合うものを選択しましょう。ストリンガーはロープ長が足りないと機能しませんが、長い分にはロープホルダーに巻いておけば問題なく使えます。
ストリンガーの使い方
使い方を3つに分けて解説!
続いてはストリンガーの使い方についてです。
直感的に使用できるシンプルな構造なので、釣り具に不慣れな方でも使うのは簡単!注意したいポイントを少し知っていれば、初めての使用でも問題なく魚をキープできます。いつ大物が来るかわからない青物狙いの釣りには必須!持っていくと非常に便利なので、イナダ~ブリまで、堤防の青物釣りには狙うサイズを問わず持ち込むのがおすすめです!
①使い方:ストリンガーのロープを固定しよう
まずは使い方の基本!ストリンガーロープの固定方法についてです。ストリンガーのロープはロープホルダーに接続されていて、簡易な結び方で結びつけてもこのホルダーが引っかかりになって抜けを防止してくれます。
複雑な結び方は使用せず、回収時に簡単にほどける結び方で繋いでおきましょう。ロープホルダーが無い場合やしっかりした結びを覚えたい場合は、「もやい結び」などをチェックしてみてください。
ストリンガーのロープを結ぶ場所は、堤防であれば足元の突起を利用するのが一番簡単です。引っ掛けられる突起が無い場合は、亀裂に木やピトンを刺したり、岩を使って固定します。クーラーボックスやバッカンを使うと引き込まれる可能性があるので、この場合は魚を絞めてから利用しましょう。
②使い方:ストリンガーに魚を固定しよう
ストリンガーと魚のつなぎ方についてです。下あごの薄い部分を貫通させて繋ぐのが、正しいストリンガーフックの接続方法。バネ式の場合は、外れないようにしっかり接続を確認してください。魚体が重い場合は、抜き上げ時の負荷を考えて2本、3本と繋いでおくのもおすすめです。
エラを通して接続する方法は、魚にダメージを与えたり呼吸を妨げたりするリスクがあります。キャッチ前提でキープ時間も短い、血抜きのときだけであればこの方法でも問題ありませんが、まずは正式な下あごを貫通させる方法から覚えるのがおすすめです!
③使い方:ストリンガー使用時の注意点
ストリンガー使用時の注意点についてもチェックしておきましょう!
冬の青物、シーバス狙いは大物をキープしたいシチュエーションが多く、魚体の重さからコントロールが難しいケースも少なくありません。早く次のキャストをしたい気持ちで焦りますが、確実に魚をホールドすること、安全な場所に投入することを意識して、確実にストリンガーを掛けましょう!
結び先の探し方
できるだけ流れが穏やかな場所を選ぶというのも大切なポイント!堤防であれば内側が好ましく、流れが当たる先端やテトラ際は魚が流れに巻き込まれて奥に入り込み、回収できなくなる可能性があります。
足元で波が砕けていないような場所であれば問題ありませんが、気になる場合は少し離れていても穏やかな場所を探すのがおすすめです。流れがある場合はフロート付きを検討してみてください!
サメやウツボに注意
サメやウツボにも注意が必要で、岩やテトラ、岸壁のえぐれなど、硬い障害物まわりで魚を底まで沈めるのは得策ではありません。魚が見える程度、やや浮き気味にしておくと、かじられるリスクを低減できます。ウツボはエサ釣りなどの情報を集めてリスクが低い投入場所を事前に知っておくこと、サメは春以降の暖かい時期に要注意、投入場所は堤防内側を選ぶのがおすすめの対策方法です!
回収時はロープの擦れに注意
ストリンガーでキープした大物を回収するときは、ロープの擦れに注意が必要です。堤防際に立って手を伸ばし、ロープが障害物に接触しないように真っすぐ回収しましょう。堤防内側から角度を付けて引っ張ると、ロープがこすれて切れる可能性があります。
ウツボやサメが魚に噛みついたときは特に注意が必要で、魚が切れるよりもロープがこすれて切れるリスクの方が高いです。回収を試みるときはこの場合も真っすぐ上に引っ張りましょう。ウツボもサメも相手が大きいときに無理やり引き上げようとするのは危険なので、回収が難しい場合は入れっぱなしにして離すのを待つか、魚を諦めてロープを擦って切るようにしてください。
防水バッグで持ち運び!
駐車場から歩く場合は防水バッグがおすすめ
大型青物は一匹で8kg近く、サワラやシーバスも大物を2匹、3匹と釣ると、総重量が15kgを越えるケースは少なくありません。
ポイントから駐車場まで距離があって、戻るのに10分以上かかるようなケースでは、大物をストリンガーに吊るしたまま持って帰るのは難しいです。一往復で片付けを全て済ませるには、ロッドやルアーケースなど、道具類の運搬も考慮に入れておく必要があります。
この問題を解決してくれるのが、ビニール系の素材でできた防水バッグです。収納時は折りたためてタックルバッカンに入るサイズ、防水バッグ自体を道具入れとして使う方法もあります。大物のキープはストリンガー、運搬は防水バッグと揃えておけば、冬の堤防大物釣りの準備はばっちりです!
防水バッグのサイズについて
防水バッグのサイズ表記は、クーラーボックスと同じくリットル表記です。重量や厚み、長さは製品によって若干ことなります。
青物なら80cm前後、サワラは1m前後というのが釣れる可能性のある大物のサイズ感。しっぽが出てしまっても問題ないので、防水バッグの高さは70cm前後のものを選んでおけば問題ありません。製品によって形状に違いがありますが、このサイズ感はリットル表記で30L~40L程度になります。タックルバッグ兼用で検討する場合は、内容量を考えて40L以上を選びましょう。
魚をそのまま入れると防水バッグの中が汚れてしまうので、大きなビニール袋を事前に何枚か入れておくと便利です。ルアーケースや道具類を一緒に入れる場合も、汚れ対策でビニール袋を用意しておきましょう!
ストリンガーと防水バッグを揃えよう!
いつかに備えて先に準備しておこう!
ストリンガー、そして防水バッグは、大物が釣れたその日に必要になるアイテムです。釣れるまで使わないからと後回しになりがちですが、ランディングツールと同じように、大物が釣れるいつかに備えて、初心者の方もぜひ導入を検討してみてください。
他の釣りにも流用が効くアイテムなので、持っておいて損はありません!
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引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/4630381