東京から信州までの名物が満載!
MASAICHI甲府駅店は、小淵沢駅に本社を持つ「丸政」が運営する駅弁やお土産のお店です。甲府駅は信州や関東エリアへの特急の停車駅になっていて、多彩な駅弁が販売されています。
下には甲府駅周辺にある宿泊施設の情報をリンクしました。甲府駅からの旅行計画のご参考になさってください。
甲府駅のMASAICHIの絶品弁当をご紹介!
丸政は昭和4年に創業した駅弁販売や立ち食いそばのお店で、地元に関連のある商品を多数扱ってしています。
昭和時代には珍しかった生野菜たっぷりの駅弁や、テレビ番組とタイアップしてできた有名な商品、予約が必須の熱々サンドウィッチなどバリエーションも豊富です。そんな魅力的なMASAICHI甲府駅店の駅弁を、厳選してご紹介します(本記事は2021年12月2日の情報をもとにしました)。
MASAICHI甲府駅店の店舗情報!
老舗駅弁店の丸政ですが、昭和後半には駅の利用客が減り、売り上げが落ち込みます。そんな時にテレビ番組とタイアップして開発した「元気甲斐」という駅弁が大ヒットし、1日1000食以上も売れる有名店になりました。
2017年には小淵沢駅の改装とともにMASAICHI本店を立ち上げ、その後甲府駅にも2店舗を展開中です。下ではその甲府駅にある2つの売店のご紹介をします。
店舗情報
MASAICHI甲府駅店
- 住所〒400-0031
山梨県甲府市丸の内1-1-8JR甲府駅改札内 - 公式サイトURLhttps://www.ekibennomarumasa.com/%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E5%BA%97
- 電話番号055-228-1095
- アクセスJR甲府駅の改札内
1.MASAICHI甲府駅改札店
甲府駅改札内にある MASAICHI の販売店。丸政の駅弁屋さんです。甲府~新宿は特急で1時間30分。駅弁を買う機会はあまりないのですが…。駅弁にはコンビニ弁当とは違う美味しさがあります。 pic.twitter.com/8YL2qkZNXR
— 梧桐院 (@GotowinKcat) July 27, 2019
MASAICHI甲府駅改札店は2018年末にできた比較的新しい売店で、場所は甲府駅の改札に入ってすぐのところです。ブースは駅弁コーナーとお土産・おつまみコーナーに分かれ、駅弁はショーケース内にわかりやすく展示されています。
また、信玄餅をはじめとして、牛肉しぐれやほたて甲州煮などの山梨のお土産も豊富で、乗りかえ時間が少ない時の立ち寄りにも便利です。売店の営業時間は8時から19時までになります。
2.MASAICHI甲府駅上りホーム店
甲府駅2・3番線ホームの売店。自然食品系のお店が閉店したなと思っていたら…。改札口横にも売店がある駅弁丸政の“MASAICHI”がオープンしていました。 pic.twitter.com/EIC411JO2N
— 梧桐院 (@GotowinKcat) June 28, 2019
もう一つのMASAICHIの店舗は特急あずさやかいじが停車する甲府駅の2・3番ホームにあります。上の改札店から半年後の2019年6月にできた新しい売店で、改札店に比べてやや広めのスペースです。
通路の両脇に商品が並ぶ見やすいレイアウトで、定番の弁当以外にも、自社製の豆菓子やセレクトしたおつまみ、アルコールを含むドリンク類などを販売しています。甲府駅の上りホーム店の営業時間は8時から19時までです。
MASAICHI甲府駅店の駅弁6選!
1.元気甲斐
1985年にリリーズされ今でも、甲府駅のベストセラー駅弁の一つです。当時、愛川欽也さんがMCを務めた「探検レストラン」というテレビ番組で取り上げられ、料理評論家の山本 益博さんや、映画監督の伊丹十三さんなどのプロデュースで完成した2段構成の駅弁になります。
バランスのとれた上品な駅弁!
上段は京都の料亭「菊乃井」が担当し、くるみご飯のほか、「山女(やまめ)の甲州煮」や「カリフラワーのレモン酢漬」などが仕切りをはさんで並ぶ上品なつくりです。
また、東京の「吉左右」が整えた下段には「栗・しめじ・れんこんのおこわ」や、「鶏の柚子味噌あえ」、「アスパラの豚肉巻」などがきれいに盛り付けられています。値段は約1780円で、10時頃からの販売開始です。
2.高原野菜とカツの弁当
「高原野菜とカツの弁当」も甲府駅で大人気の駅弁になります。発売されたのは「元気甲斐」よりも古い1970年で、高原レタスや、カリフラワー、セロリ、きゅうりなどの八ヶ岳山麓の生野菜を使った当時としては画期的な食べ物です。
野菜やカツの歯ごたえのよい絶品駅弁!
採取の時期など工夫することにより、生野菜のシャキシャキ感があるのも魅力です。また、丁寧に筋きりされた鶏肉はやわらかく、冷たくなってもサクサクとしています。
塩やウスターソース、マスタードなども入っているので、それぞれの味付けでカツの食べ比べをするのもおすすめです。午前10時からの販売で、値段は1000円ほどになります。
3.甲州かつサンド
甲府駅で購入できる軽めのお弁当のひとつが「甲州かつサンド」です。注文を受けてから45分ほどかかる予約必須の駅弁になります。
予約を忘れてしまった場合には、八ヶ岳高原たまごサンド(750円ほど)はいかがでしょうか。こちらは、厚めの玉子焼をサンドし粒マスタード入りマヨネーズで味付けした商品で、ふんわりとした食感と優しい味わいが人気です。
2種類から選べるのも魅力!
甲州かつサンドのお肉は2種類です。豚カツサンド(750円ほど)は、山梨ブランドのフジザクラポークを薄いミルフィーユ状にサンドしたもので、冷めても柔らかいのが魅力になります。
また、鶏カツサンド(700円ほど)はしょう油ベースのあっさりした味付けです。柚子こしょうやマヨネーズなども添えられていて、味変も楽しめます。
4.そば屋の天むす
「そば屋の天むす」も甲府駅で購入できる比較的軽めの駅弁になります。こちらも知名度が高く、そのフィギュアがJR東日本のカプセル自販機で発売されたほどです。
ゴルフボールより少し大きめの一口サイズで、俵型おむすびのような海苔の巻き方をしたかわいい姿も人気があります。
さっぱり味の老舗のおにぎり!
この甲府駅名物は小さめのサイズですが、中央には大ぶりのプリプリな海老天が詰まっています。天ぷらの油分が気になるところですが、ご飯にまぶされた子持ちキクラゲの佃煮が中和してくれるので、後味もあっさりしています。
たくあん漬けも添えられお茶との相性も抜群で、値段は750円ほどとご紹介する中でコスパのよい駅弁です。
5.新宿弁当
甲府駅のある山梨県は長野だけでなく東京にも隣接しています。この新宿弁当は東京新宿の名物・内藤とうがらしを素材に取り入れた駅弁で、2018年に丸政の創業100周年を記念してリリースされました。
復活野菜を使った新東京名物!
内藤とうがらしは江戸時代に絶大な人気があった野菜です。地元プロジェクトにより復活し、JA(農業協同組合)指定の江戸東京野菜にもなっています。
この駅弁では椎茸煮に使われていて、旨味を引き立てほど、よい辛味を加えています。ほかにも、信州りんごだれの炭火焼肉や、信州の安養寺味噌で焼いた鮭など、多彩なメニューがあり、値段は1200円ほどです。
6.ワインのめし
「ワインのめし」は今年発売になったばかりの新しい駅弁です。丸政とJR東日本とが共同で開発したもので、山梨のJR社員へのアンケートで食材を選んだというユニークな商品になります。
また、地元の絵本作家が手がけたパッケージは、武田信玄やフジザクラポークなどが仲良く電車に乗っていて、ほっこりすると評判です。
ワインと相性抜群の食材が満載!
この甲府駅でも人気の駅弁のメニューは、フジザクラポークのカツサンドや、甲州鳥もつ煮、ほうとうグラタンなどの創作料理、ワインきのこと小エビのアヒージョなどで、いずれもワインにぴったりの料理になります。
ほかにも、クリームチーズ入りのレーズンパンや、ドライフルーツ&チョコレートなどのデザート類まで添えられ、1500円ほどとコスパも抜群です。
美味しいお弁当探しを満喫!
MASAICHI甲府駅店でおすすめの駅弁をピックアップしました。「高原野菜とカツの弁当」はシャキシャキの生野菜やサクサクのチキンカツといった食感が楽しめる駅弁です。
また、「元気甲斐」は有名料亭が手がけた少しずつ多品種を楽しめる上品な駅弁で、熱々の「甲州かつサンド」は予約をしてでも食べたい商品になります。甲府駅方面にお出かけの際は、このような魅力的な駅弁をご賞味ください。
甲府駅の駅弁が気になる方はこちらもチェック!
甲府駅の駅弁も魅力的ですが、周辺の散策も楽しめます。下には観光やランチの人気店の特集をリンクしました。また、甲府駅と同じく中央線沿いにある新宿駅の駅弁の記事を追記しますので、ご旅行のご参考になさってください。

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