ロッジ スキレット L3SK3
ロッジ L10DCO3ダッチオーブン
スキレットとダッチオーブンの違いをご紹介
アウトドア調理に人気のスキレットとダッチオーブン
キャンプやバーベキュー用品として売られているスキレットやダッチオーブンは、ニトリや100円ショップなどでも取り扱いがはじまりアウトドアをしない方にとってもおしゃれな調理器具として注目されるようになってきました。
しかしこのふたつの道具の詳しい比較や使い分けのコツなどを知らないと、どちらが自分の作りたい料理に向いているのか?と悩むこともあるでしょう。
ふたつの調理器具の比較とおすすめのレシピを解説
ということで今回はスキレットとダッチオーブンの特徴や違い・便利なところ不便なところを徹底比較していきます!キャンプやバーベキューといったアウトドアだけでなく自宅でのおしゃれおつまみ作りにも使える、便利なふたつの道具の使い分け料理レシピも必見です!
スキレットとダッチオーブンの違い
まずはスキレットとダッチオーブンの見た目をご覧いただき、その特徴と利点欠点を解説します。その違いを知ればおのずと自分なりの使い方案も浮かんでくるでしょう!
スキレットとはどんなアウトドア調理器具か
ロッジ スキレット L3SK3
ロッジ スキレット L3SK3
スキレットの特徴として、見た目が小さな鉄製のフライパンのようであるというところでしょう。持ち手も鉄製で熱くなるため使用するにはオプション品の革製のカバーや耐熱のクッキングミトンなど手のひらを守るものが必要となります。
人気は一人用の鉄製器としても使える小さなサイズ
次に人気のスキレットサイズですが、6-8インチくらいが主流となっています。もちろん中にはもっと大きなサイズのスキレットも売られていますが、これも個人個人の使い方や調理したい量によって変わってくるでしょう。
1人用として使うか4人など家族全員で1つのスキレットから取り分けるかでサイズが選べます。
鉄製だが小さいのでコンパクトで持ち歩きしやすい
スキレットの良さは、鉄製でありながらサイズが小さいため持ち歩きに便利だという点も見逃せない部分です!屋外で調理をするときには家庭でおこなうよりも荷物が多く移動も大変になりがち。
何家族かで持ち寄る場合はよいとして、一人で何でもかんでも持っていくのは重いし限度がありますね。ソロキャンプではスキレットがお皿としても使える調理器具として重宝します。
サイズが小さいので家庭用五徳に乗りにくい場合も
小さい方が便利なスキレットと思われがちですが、家庭用コンロでも使用したいという場合は少し考えた方がよいこともあります。それはコンロの五徳に安定して乗るかどうかという点です。
五徳の大きさとスキレットの底の面の大きさを考慮しないと、調理する時に不安定で危険をともなうことがあるでしょう。ただし焼き網などを乗せた上にスキレットを置くことで、大きさ問題は回避できます。
ダッチオーブンとはどんなアウトドア調理器具か
ロッジ L10DCO3ダッチオーブン
ロッジ L10DCO3ダッチオーブン
ダッチオーブンの見た目はスキレットとはまったく別で、鍋のような深さと同素材のふた・持ち手(足はないものもある)が付いているのが特徴です。
この深さと同素材のふたのおかげで、熱く熱した炭や薪などを上に乗せ上下から同時に加熱する、簡易的なオーブンとしての役割りを果たすことができるようになっています。
吊り下げて使えるので火からの距離が調整しやすい
また吊り下げ式の持ち手が付いているのもダッチオーブンのスキレットとは違う点で、これにより少しの斜面であっても鍋を水平に保つことができるだけでなく、火元からの距離を簡単に調整することができます。
置くのと吊るすの2通りの使い方ができるのも、ダッチオーブンの魅力のひとつですね!
大きいので重く持ち運び面でスキレットよりも不利な点も
小型なものが多いスキレットと比較して、ダッチオーブンはその利用目的上大きめで深い作りが多いのに注意します。アウトドアでたくさん煮込み料理を作りたいからと大きなものを購入してしまうと、持っていくのに重くてだんだん使わなくなるということも考えないといけません。
スキレットとダッチオーブンの違い一覧
スキレット | ダッチオーブン | |
---|---|---|
主な材質 | 鉄 | 鉄 |
深さ | フライパン程度 | 一般的な鍋程度 |
主なサイズ | 6-10インチ程度 | 8-12インチ程度 |
特徴 | ふたなし | ふたあり |
どちらも鉄製なのでメンテナンスが必要
スキレットもダッチオーブンもどちらも一般的には鉄製です。近年軽めな素材としてアルミやステンレス製のダッチオーブンも販売されていますが、それでは鉄製の調理器具のよさが失われてしまいますので選択には注意が必要になるでしょう。
鉄製調理器具は錆びやすいのがデメリットなので、使用後には油を塗っておくなどの錆び防止メンテナンスを忘れずにおこなう必要がでてきます。
深さやふたのありなしにより向いている調理が異なる
スキレットとダッチオーブンの使い分け
スキレットとダッチオーブンの違いは向いている料理にもあらわれます。自分がアウトドアでどのような料理をメインで作りたいかによっても、スキレットとダッチオーブンどちらの方が出番が多いのか、手に入れても無駄になることがないかの判断もできます。
それぞれの調理器具に適した調理方法は?
スキレットは焼き料理と一人用煮込み料理に活躍する
スキレットは鍋の深さが浅いこともあり、主に焼き料理に適した調理器具となっています。小型のフライパンと考えて、少量の煮物料理を作るのにも煮汁が少なくて済むでしょう。
ほとんどの商品がふたがない状態で売られているため、蒸す・燻製を作るなどの調理方法には適していません。
ダッチオーブンはスキレットを兼ねる使い方が可能
料理道具としてフライパンとほぼ同じなスキレットと比較して、ダッチオーブンは鉄製の鍋と考えるとよいでしょう。材質は同じですので深さはあるものの焼き料理も作ることができますし、大量の煮込みや鶏を丸のまま蒸し焼きにするのにも重宝します。
大きさがあって重たいところがクリアできれば、スキレットの代用品としてアウトドアでの料理にいろいろと使うことができるでしょう。
おすすめ!スキレットレシピ1.
スキレットでおしゃれにステーキ肉を焼く
ステーキ肉(今回は牛肩ロース):300g
塩・胡椒:適量
玉ねぎ:1/4個
にんにく:1片
醤油:大さじ1と1/2
みりん:大さじ1と1/2
酒:大さじ1
バター:10g
味の素:4振り
スキレットを手に入れたら一度は試してみたいステーキ
焼き物料理に向いているスキレットなら一度は試してみて欲しいのが、シンプルに肉を焼くステーキのレシピです。アウトドアならば調味料としてハーブソルトなどを用意していくことにより、美味しさもさることながら荷物が少なくなるためおすすめです。
おすすめ!スキレットレシピ2.
人気食材3種をスキレットで簡単激ウマ調理!
じゃがいも 大きめのもの1個
ウィンナー 3本
チーズ 適量
ハーブソルト 適量
スキレットでおしゃれなおつまみ料理をつくろう!
じゃがいもは皮付きのまま食べやすい大きさにカット・いったん茹でて食べられる状態にしてから炒めたウインナーと一緒にスキレットの中で味付けをします。仕上げにチーズを乗せて美味しそうに溶けたら食べごろです。
おすすめ!ダッチオーブンレシピ1.
深さやオプションツールを活かした燻製づくり
アルミホイル・燻製チップ 適量
燻製したい食材 適量
深さとしっかりとした蓋を活かしたダッチオーブンの燻製づくり
ダッチオーブンで燻製を作る方も多く、多くのメーカーでダッチオーブンのオプションとして内網を用意しています。燻製チップを網の下で加熱・煙を出し網の上に燻製したい素材を乗せるだけの簡単な燻製づくりは、ダッチオーブンを手に入れたら一度は試してみたいレシピと人気です。
おすすめ!ダッチオーブンレシピ2.
ダッチオーブンで人気のアウトドアパンづくり
強力粉 300g
イースト 5g
砂糖 大さじ1
塩 4g
牛乳 200ml
無塩バター 30g
ダッチオーブンがあればアウトドアでもパンが焼ける!
アウトドアで多人数用のたくさんの炊飯は以外と場所を取るし手間も時間もかかります。パン種を自宅で準備して現地でダッチオーブンで焼くだけ簡単なちぎりパンづくりは、非常に人気のレシピとなっています。
まとめ
スキレットとダッチオーブンを使いこなそう
キャンプやバーベキューで使いたい、スキレットやダッチオーブンの違いや料理方法での使い分けレシピをご紹介してきました。同じ素材の調理器具でありながらも、そのサイズやふたの有無などにより適した料理は変わってきます。
どちらか片方だけ購入を考えている方は、そのあたりも考慮して選んでいくとよいでしょう。
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