アウトドアにプリムスのバーナーが人気
プリムス(PRIMUS)とは、スウェーデン発祥のPRIMUSストーブからスタートした燃焼器具メーカーで、1982年に誕生しました。プリムスでは、現在燃焼器具だけでなくさまざまなアウトドア用品を販売しています。
老舗燃焼器具メーカーなだけあって、プリムスのシングルバーナーはアウトドアを楽しむ人に人気です。一体型タイプのシングルバーナーや、分離型タイプのシングルバーナー、コンパクトサイズのシングルバーナーなど、さまざまな種類を販売しています。
プリムスのシングルバーナーを比較
この記事は、そんなプリムスから販売されているシングルバーナーを比較しながらご紹介している記事です。シングルバーナーを購入するとき、どの点を重視して購入を決めるかはその人によって異なります。安定性や燃焼時間、火力など、ポイントを絞ってバーナーを比較した際のおすすめ商品もご紹介していますので、参考にしてみて下さい。
プリムスの一体型シングルバーナー4選
まずは、プリムスから販売されている一体型のシングルバーナーのおすすめ商品をご紹介します。一体型のシングルバーナーは、ガス缶に直接バーナーをセットして使うものです。「ガス管とバーナーのセットが難しいのでは？」と思う方もいるかもしれませんが、簡単にセットできるのでバーナー初心者でも大丈夫。
一体型のシングルバーナーは、分離型と比較したときコンパクトで軽量なため携帯に便利、という特徴があります。
1.115フェムトストーブ
まず最初にご紹介する、比較検討したいプリムスの一体型シングルバーナーは「115フェムトストーブ」です。こちらのシングルバーナーの点火方法はとても簡単で、火力調整つまみを押し込むだけで完了。価格は6,930円(税込)～7,700円(税込)となっています。
軽量でコンパクト
プリムスの「115フェムストーブ」は点火装置も付いているのに57gと、超軽量なシングルバーナーとなっています。とても軽くて、手のひらサイズのコンパクトサイズになるので、ソロキャンプやデュオキャンプ、ちょっとしたアウトドアにおすすめです。
荷物を増やさずシングルバーナーを持ちたいという方や、とにかく小さなサイズのシングルバーナーが欲しい、という方にも人気となっています。
2.2243バーナー
続いてご紹介する、比較検討したいプリムスの一体型シングルバーナーは「2243バーナー」です。人気のプリムス伝統モデルの堅牢設計のシングルバーナーで、価格は8,100円(税込)～8,250円(税込)となっています。
高い火力と安定性が魅力
プリムスの「2243バーナー」は、シンプルなデザインですが火力が強いのが特徴。火力が弱いとお湯を沸かすのに時間がかかることがあるので、短時間でお湯を沸かしたい、という方には高火力のバーナーがおすすめです。
また、こちらのプリムスのシングルバーナーのゴトクはX字の形になっています。ゴトクがX字の形状なため、風の影響を受けにくいのもこちらのバーナーの特徴です。強風が吹いているときでも、X字のゴトクがしっかりと火力を保ってくれます。
3.エッセンシャルトレイルストーブ
続いてご紹介する、比較検討したいプリムスの一体型シングルバーナーは「エッセンシャルトレイルストーブ」です。プリムスが、アウトドア初心者からアウトドアのプロまで、アウトドアを楽しむ人すべての必須プロダクトになることを目標に、開発したシングルバーナーとなっています。価格は、4,717円(税込)～5,280円(税込)です。
低重心で安定性が高い
プリムスの「エッセンシャルトレイルストーブ」は、新開発のラミナー・フロー・バーナー・テクノロジーを採用。ラミナー・フロー・バーナー・テクノロジーとは、バーナーヘッドの内側に酸素とガスを混ぜて燃焼に最適な状態にするための通路を設計したつくりのこと。
この設計により空気取入孔がある管の長さを短くすることができ、その結果重心が下に下がります。重心が下の方にあるので、一般的なシングルバーナーよりも安定性が優れているのです。
4.153ウルトラバーナー
続いてご紹介する、比較検討したいプリムスの一体型シングルバーナーは「153ウルトラバーナー」です。スタイリッシュなデザインが人気のシングルバーナーで、価格は8,910円(税込)～9,900円(税込)となっています。
高火力なのにコンパクトで軽量
プリムスの「153ウルトラバーナー」は、ソロキャンプに便利なコンパクトボディ。さらに、軽量なのでリュックに入れておいても重さはそれほど感じません。こんなにコンパクトで軽量なのに、火力は3,600kcal/hと強いのが特徴です。
プリムスのこちらのシングルバーナーは、4本ゴトクなので安定性にも優れていて、コンパクトさ、軽量さ、高い安定性、強い火力、と良いところどりのバーナーとして人気があります。
プリムスの一体型シングルバーナー比較表
下記は、プリムスの一体型シングルバーナーを比較一覧表にしたものです。収納サイズや重量、燃焼時間、ガス消費量、ゴトク径などを比較検討することができるので参考にしてみて下さい。
| 商品 |  |  |  |  |
|---|---|---|---|---|
| 商品名 | 115フェムトストーブ | 2243バーナー | エッセンシャルトレイルストーブ | 153ウルトラバーナー |
| 出力 | 2.5kW／2,100kcal/h | 4.2kW／3,600kcal/h | 2.6kW/2,200kcal/h | 4.2kW／3,600kcal/h |
| ガス消費量 | 170g/h | 250g/h | 183g/h | 245g/h |
| 燃焼時間 | 約80分 | 約55分 | 約75分 | 約55分 |
| ゴトク径 | 大120mm／小80mm | 120mm | Φ110mm | 大148mm／小90mm |
| 収納サイズ | 5.4×7.4×2.7cm | 10.7×10.7×5.9cm | 9.5×7.1×9.0cm | 7.5×8.8×3.0cm |
| 重量 | 57g | 253g | 113g | 116g |
| 商品リンク |
安定性を比較しよう
おはようございます。今回のバーナーは、プリムスのエッセンシャルトレイルストーブ。軽くないし、小さくもないけど、そういう道具って使いやすいんだよな〜。安いし。 pic.twitter.com/bQf5uuLmse
— 田村浩 (@CYCLOTOURIST_t) March 23, 2021
安定性を比較して、プリムスの一体型シングルバーナーを検討している方には「エッセンシャルトレイルストーブ」がおすすめです。プリムスのこちらのバーナーは、独自のラミナー・フロー・バーナー・テクノロジーを採用し、管を短くすることでバーナーの重心を下に下げた商品。
他のバーナーと比較したときに安定性が高いので、バーナーの上に重たいものを乗せることが多い方には、プリムスの「エッセンシャルトレイルストーブ」がおすすめです。
燃焼時間を比較しよう
燃焼時間の長さを比較して、プリムスの一体型シングルバーナーを検討している方には「115フェムトストーブ」がおすすめです。こちらのプリムスのバーナーは、プリムスで販売しているバーナーの中で携帯に便利な最小・最軽量ですが、燃焼時間が一番長いのが特徴。
高火力のものと比較すると少し火力は弱く感じるかもしれませんが、「火力は強くなくていいので長時間燃焼できるバーナーが欲しい」という方には、プリムスの「115フェムトストーブ」がおすすめです。
火力を比較しよう
火力を比較して、プリムスの一体型シングルバーナーを検討している方には「2243バーナー」と「153ウルトラバーナー」がおすすめです。これらの2つのバーナーは、分離型タイプと比較しても遜色ないほど火力が強いのが特徴。
火力の強さに加えて、コンパクトさも兼ね備えたバーナーが欲しい方は「153ウルトラバーナー」、風への強さも兼ね備えたバーナーが欲しい方は「2243バーナー」がおすすめです。
プリムスの分離型シングルバーナー2選
続いて、プリムスから販売されている分離型のシングルバーナーのおすすめ商品をご紹介します。分離型のシングルバーナーは、ガス缶とバーナー部分がホースでセットされているバーナーです。分離型のバーナーは、一体型と比較したときに安定性がある、火力が強いものが多いなどの特徴があります。
1.エクスプレス・スパイダーストーブⅡ
まず最初にご紹介する、比較検討したいプリムスの分離型シングルバーナーは「エクスプレス・スパイダーストーブⅡ」です。脚部兼ゴトク部分を開いてロックすることのできるバーナーで、価格は9,900円(税込)～11,000円(税込)となっています。
コンパクトに収納可能
一般的に分離型シングルバーナーは、一般型のバーナーと比較したときにサイズが大きく携帯しにくいという難点があります。その点、こちらの「エクスプレス・スパイダーストーブⅡ」は、脚兼ゴトク部分を開いた状態でロックできるので、手のひらに乗るほどコンパクトになります。
2.ウルトラ・スパイダーストーブⅡ
続いてご紹介する、比較検討したいプリムスのシングルバーナーは「ウルトラ・スパイダーストーブⅡ」です。軽量な分離型のシングルバーナーで、価格は11,518円(税込)～14,080円(税込)となっています。
プリムスの分離型シングルバーナー比較表
下記は、プリムスの分離型シングルバーナーを比較一覧表にしたものです。収納サイズや重量、燃焼時間、ガス消費量、ゴトク径などを比較検討することができるので、参考にしてみて下さい。
| 商品 |  |  |
|---|---|---|
| 商品名 | エクスプレス・スパイダーストーブⅡ | ウルトラ・スパイダーストーブⅡ |
| 出力 | 2.8kW／2,400kcal/h | 3.6kW／3,000kcal/h |
| ガス消費量 | 155g/h | 210g/h |
| 燃焼時間 | 約70分 | 約65分 |
| ゴトク径 | 156mm | 大168mm／小118mm |
| 収納サイズ | 8.7×4.0×8.3㎝ | 9.3×10.0×3.5cm |
| 重量 | 195g | 167g |
| 商品リンク |
安定性で比較しよう
安定性を比較して、プリムスの分離型シングルバーナーを検討している方には「ウルトラ・スパイダーストーブⅡ」がおすすめです。「エクスプレス・スパイダーストーブⅡ」のゴトクが3本なのに対し、こちらのバーナーのゴトクは4本のブレードタイプとなっています。
さらに、ゴトク部分と脚部が一体化させることで調理時の安定性を実現しているので、安定性重視の方にはこちらのバーナーが選びましょう。
燃焼時間で比較しよう
燃焼時間の長さを比較して、プリムスの分離型シングルバーナーを検討している方には「エクスプレス・スパイダーストーブⅡ」がおすすめです。「ウルトラ・スパイダーストーブⅡ」と比較したときに燃焼時間がやや長いので、長い時間バーナーを使うことができます。
まとめ
今回は、プリムスから販売されているシングルバーナーを比較しながらご紹介しました。参考になるものはあったでしょうか。プリムスのバーナーは種類が多いので、気になるバーナーがあった方は、この記事を参考に比較検討してみて下さい。
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