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【2021】秋冬の堤防マルチタックルまとめ!ミノーとメタルバイブを遊びつくそう!

秋冬の堤防ゲームでマルチに活躍!青物が狙えてミノーも使えるマルチルアータックルを紹介しています。ベイトが入れば様々な魚種が狙えるこの季節は、いろいろなルアーを使い分けるのが釣果アップのポイントです。今年はマルチなルアータックルで楽しみましょう!
2021年12月2日
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この記事で紹介しているアイテム

マルチルアータックルで冬の堤防を攻略!

冬の大物シーズンを1本で楽しめるタックルバランスを解説

冬は堤防からでも大物が狙える釣りのハイシーズンです。イワシをはじめとするベイトを追いかけて、さまざまな魚種が堤防近くの浅場に集まります。

今回は、冬の堤防で各種ルアーを1本でやりきるマルチタックルをご紹介!メタルジグだけでは攻略が難しいシチュエーションを、ルアーの使い分けで攻略できるタックルをご紹介します。中大型の青物を意識したタックル構成はややヘビーですが、しっかり準備をしておくだけの価値があるターゲットです。

大物シーズン向けに1タックル準備しておきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

マルチタックルとは

複数のジャンルを兼用で楽しめる

マルチタックルは、複数のジャンルの釣りを1本で楽しめるタックルの総称です。複数魚種兼用を意識した構成は全てマルチタックルで、1つの魚種に対し、複数のルアーやリグを使えるタックルもマルチタックルと呼びます。

近年は対応できる幅の広いものから入門向け、ハイエンドまで、このタイプのタックル構成が人気です。メーカーからもマルチな使用を強く意識したロッドが数多く展開されるようになりました。1魚種に対する専門性は低くなりますが、同じ時期に同じ場所でいろいろな魚が釣れる釣りなら大きな武器になります!

メインの釣りや対応できる幅をイメージしておこう

自分に合ったマルチタックルを手に入れるには、メインの釣りや対応幅といったタックルに求める条件を明確にしておく必要があります。どんな魚が釣れるのか、どんなルアーを使いたいのかしっかり検討しておきましょう。諦める釣りモノやルアーをイメージしておくことも大きなポイントです。

この記事でご紹介するタックル例は冬の堤防向け、大型青物とやり取りできて、ミノーなどシーバスルアーもある程度扱える構成を紹介しています。ナイトのシーバスゲームには繊細さが足りませんが、中大型青物をミノーやメタルバイブレーションで狙いやすい構成です!

冬の堤防には魅力的なターゲットが集まる

ベイトが入れば大チャンス!

本州の冬はカタクチイワシ、マイワシ、コノシロなど、フィッシュイーター達にとって魅力のあるベイトが集まるタイミングです。特に大型青物を狙うならこの時期が絶好のタイミングで、早朝の堤防やサーフには、多くのアングラーが集まります。

ベイトが入っていれば釣れる魚種も実に豊富で、ブリにサワラ、大型のシーバスやヒラメなど、冬の堤防外向きは魅力的な魚が集まっています。硬いロッドとメタルジグオンリーとせず、ミノーやバイブレーションを混ぜるなら、マルチなタックルの出番です!


ベイトパターンにルアーを合わせよう

ベイトのサイズ感や動き方、レンジにルアーを合わせるのも、冬の堤防で釣果をアップさせるポイントです。カタクチイワシなら10cm前後、マイワシなら15cm前後、コノシロパターンには大型のプラグが効果的で、ヒイラギは形状がメタルバイブレーションによく似ています。

メタルジグは各レンジをバランスよく、多くの魚が反応するフラッシングとフォールアクションで攻略できる魅力的なルアーですが、アピール力・存在感は波動が強いプラグやメタルバイブレーションに劣ります。冬はベイトの数が多すぎるシチュエーションも少なくないので、ぜひジグ以外のルアーも積極的にキャストしてみてください!

冬の堤防マルチタックルは巻きのルアーも使いたい!

青物・サワラにミノーは外せない!

「セットアッパー」で堤防から青物を狙うスタイルは今年も大人気。さまざまなエリアでワラサ、ブリの釣果が報告されています。水面直下よりもやや下のレンジを引けて、プラグ特有の魅力的なアクションでフィッシュイーターを刺激するこのルアーは、堤防青物ゲームで外せない定番になりました。

「セットアッパー」は125サイズでも26gと十分なウェイトがありますが、ブリを意識したヘビーなショアジギングロッドでのキャストは難しく、ジグに特化した硬いティップはミノーのアクションを上手く引き出せません。冬の堤防で各種ルアーを使いこなせるマルチなタックルを目指すなら、ミノーなど巻き系プラグのアクションを引き出す硬すぎないティップのロッドがおすすめです!

ブリまで狙えるパワーと軽いルアーへの対応力

釣れる魚種の項目でご紹介したサワラ、シーバスは、ヘビーなメタルジグよりもプラグに反応がいい魚です。ミドル~ビッグミノーや大型のトッププラグを釣りに取り入れてこれらの魚種をフォローしつつ、青物のバイトを待つというスタイルは近年のトレンドと言えます。

プラグ、そしてメタルジグで釣れるブリとやり取りできるパワーを確保しつつ、サワラやシーバスは軽いプラグ、ヒラメはジグやバイブレーションで狙うのが今回ご紹介するマルチタックルのバランスセッティング!強すぎて軽いルアーが扱えない、繊細過ぎてブリとのやり取りが難しい、この2つの要素をバランスよく解決できるタックルが、冬の堤防におすすめのマルチタックルです。

冬の堤防におすすめのマルチタックル構成例をご紹介!

マルチに遊べる冬の堤防タックルを3つに分けて解説

ここからは具体的なタックルの例をご紹介します。冬の堤防での大物狙いはどの程度のセッティングでバランスを取ればいいのか、迷う方はぜひ参考にしてみてください。

ランディングの条件や釣り場の潮流によって必要なタックルのパワーは異なりますが、PE1.5号から2号程度のバランス感が扱いやすく、多くの釣り場に対応できるセッティングになります!

①マルチルアータックル:ライン

エックスブレイド アップグレード X8 200m 1.5号

出典:Amazon

使用ルアーの範囲やタックル全体のバランス感の目安になるメインラインは、PEの1.5号から2号程度がおすすめです。足元まできっちり寄せられて障害物が少ない堤防であれば、飛距離やルアーの操作感を重視した1.5号がおすすめ。テトラなどの障害物があって、強度が欲しい場合は2号も検討してみてください。PE2号の強度は35lb程度、このクラスを選べば4kg近いドラグ設定にも対応できます。

巻き量は200mから300mがおすすめです。ロングキャスト直後にヒットして走られる、というケースを想定して、200m以上巻いておきましょう。冬に吹く強風でエアノットができてしまった場合などの対策にもなります。

リーダーは30lb程度がおすすめ

リーダーはメインラインの強度を活かせる30lb以上がおすすめです。サワラの歯が気になる場合は40lbまで引き上げてもOK、太さがあってプラグの動きを阻害してしまうと感じるかもしれませんが、デイゲーム向けでアクションが強いものなら問題なく泳いでくれます。

リーダーの素材はフロロカーボンを選択するのがスタンダードですが、40lbクラスになるとハリが強く、初心者の方はメインラインとの結束が難しいと感じるかもしれません。ナイロンであれば柔らかく結びやすいので、不安がある場合はナイロン30lbから始めてみてください!

②マルチルアータックル:リール

ダイワ 19 セルテート LT5000D-CXH

出典:Amazon
出典:Amazon

リールは選んだメインラインを巻きたい量巻ける番手が必要です。1.5号を200mなら、兼用でいろいろな釣りに使える4000番サイズで十分ですが、2号300mというセッティングを選ぶ場合は5000番のスプールが必要になります。

4000番ボディに5000番スプールがついたC5000番のリールもあるので、セッティングをイメージしながら検討してみてください。4000番とC5000番のリールを比較した場合、リールの自重はどのモデルもほとんど変わりません。

 

リールは高剛性タイプのHG・XGモデルを選ぼう

リールのタイプは、大型魚とのファイトに備えて高剛性タイプを選ぶのがおすすめです。ギアなど高負荷な状況でパーツに与えるダメージを考えると、信頼性の高いミドルクラス以上を選ぶのがベター。予算を抑える場合は、SW機など高耐久のモデルを検討してみましょう。サーフでのヒラメ兼用で使えます!

ギア比はライン回収力に優れ、ハイスピードなアクションを演出しやすいHGやXGのモデルがおすすめです。冬の強風下、ラインスラックが出やすい状況でも、高いライン回収力が頼りになります。

③マルチルアータックル:ロッド

ロッドは強めのシーバスロッドからヒラスズキロッド、ショアジギング向けのプラグロッドまで、さまざまなものが使えます。サワラ狙い、プラグやバイブレーションの使用を考慮すると、ティップが若干柔らかく、軽いルアーをしっかりキャストできるものがおすすめです。

「シーバスロッドテイストな青物ロッド」が各メーカーから展開されているので、ロッドにマルチな特性を求める方はぜひチェックしてみてください。ロッド選びが冬の堤防マルチタックルのキモ、次の項目で具体的なアイテムについてもご紹介します!

マルチルアータックル向けのおすすめロッドをチェック!

手頃な価格のおすすめロッド2本をご紹介!

プラグが使えて中大型青物ともファイトできる、マルチなロッドを2本ご紹介!入手が比較的簡単で、価格も手ごろなおすすめを2本ご紹介します。

どちらのロッドも堤防まわりの緩やかな潮流下であれば、メタルジグをリフト&フォールさせる釣りにも対応できます。青物をメインにいろいろ遊んでみたい入門の1本にも適しているので、初心者の方もぜひチェックしてみてください。

ダイワ「オーバーゼア」

ダイワ オーバーゼア 911M/MH

出典:楽天
出典:楽天

ダイワのマルチルアーロッドシリーズ、オーバーゼアのエントリーグレードモデルです。サーフ堤防の兼用をコンセプトとしているロッドで、ヒラメとの兼用を考えている方には特におすすめ。ミノーやメタルバイブレーションの使用感と、中大型青物への対応力を備えたロッドが並びます。

おすすめのモデルは21年追加モデルの「911M/MH」。60gまでキャストできて、MパワーのティップとMHのバットの構成でヒラメやシーバスにも使いやすい1本です。もっとパワーが欲しい場合は「103MH」もあるので、釣り場のシチュエーションに合わせて選んでみてください。

がまかつ 「ラグゼ コヨーテS」

がまかつ ラグゼ コヨーテS S96MH

出典:楽天

がまかつ 「ラグゼ コヨーテS」は、ライトショアジギングロッドにカテゴライズされるマルチタイプのルアーロッドシリーズです。シーバスロッド感覚で楽しめる曲がり、プラグも使いやすいティップ構成は、秋冬の堤防マルチゲームにピッタリ。サーフヒラメとの兼用も可能で、国産かつハイクオリティー&価格も手ごろです。

おすすめのモデルはMHの「96MH」、「100MH」で、メタルジグを柔らかくシャクったり、プラグでシーバスやヒラメを狙うスタイルに対応できます。パワーも十分の1本なので、サワラやワラサにも◎。ミノーのジャーキングもこなします!

マルチルアータックルで冬の堤防を楽しもう!

兼用の1本で楽しもう!

冬の堤防では特に出番が増えるマルチなルアータックル。青物がいい日、シーバスやヒラメが釣れる日、さまざまなシチュエーションをルアーの使い分けでサポートしてくれます。

釣り場に合わせたルアーセレクトという点からも融通が利くので、いろいろな場所に釣りに行く方にもおすすめ!今年の冬はぜひマルチなルアータックルで大物を狙ってみてください!

マルチルアータックルが気になる方はこちらもチェック!

マルチなルアータックルが気になる方は、下記のリンクをチェック!

昨年冬の堤防マルチルアーゲーム実釣レポートをご紹介します。タックルは記事中でも登場した「ラグゼ コヨーテS」のMH、リールは「20 ツインパワー」の4000XGで、ラインはPEの1.5号を組み合わせています。ワラサ、サワラをセットアッパーやジャーキングミノーで狙う釣り!タックル選びの参考に、こちらもぜひチェックしてみてください!